女王様・M男動画サイト 1 本家三行広告 1 ミストレスランド 2
最新記事20件
2ページまんが 酒場の女【28】
「あぶらいふ」新着投稿作品展示室 2019年2月号
特選AVレビュー『中出しスキャンダル 青の夕陽 蓮美なお』(HMJM)
特選AVレビュー 『スーパーヒロイン裏コード 華翔戦隊クリスタルファイブ』(GIGA)
特選AVレビュー『おなら少女 まなかかな こんなにおならが止まらないのって変かな?お兄ちゃん!』(RADIX)
特選AVレビュー『絶対服従願望の女 令嬢チャタレイの恋人』(シネマジック)
読者代表 豊田がイク! 第27回 東京・池袋「無我」まろんさん【3】
読者代表 豊田がイク! 第27回 東京・池袋「無我」まろんさん【2】
読者代表 豊田がイク! 第27回 東京・池袋「無我」まろんさん【1】
特選AVレビュー『髪射【はっしゃ】 原美織 抵抗しない困り顔美女の黒髪にたっぷり特濃ザーメン発射』(RADIX)
特選AVレビュー『受付嬢in...(脅迫スイートルーム)皆野あい』(ドリームチケット)
特選AVレビュー『たかーい たかーい!ロ●ータ 空中パンパン 小西まりえ』(MILK)
特選AVレビュー『〜平成のエロ事師〜 縛屋 - 里美まゆ』(ドグマ)
特選AVレビュー『博多の伝説スカウトマンから「スゴい逸材入りました」と連絡があり、いざ福岡ヘ!産地もぎたてHカップギャル即撮り電撃AVデビュー!!』(ファーストスター)
インベカヲリ★ 第43回伊奈信男賞受賞・写真集『理想の猫じゃない』『ふあふあの隙間』(赤々舎)出版記念 インベカヲリ★×三木学 特別対談!!
2ページまんが 酒場の女【27】
「あぶらいふ」新着投稿作品展示室 2019年1月号
特選AVレビュー『農家の義母』(HOT ENTERTAINMENT)
特選AVレビュー『新・素人娘、お貸しします。 VOL.79 仮名)朝香ひなた(マンガ喫茶店員)23歳。』(PRESTIGE)
読者代表takashi部長がイク! 第10回 鶯谷「いけない痴女倶楽部」まきさん【3】
アクセスアップ
新刊情報
スナイパーEVE Vol.71(ワイレア出版)
激エロ×激かわいい(大洋図書)
臨時増刊 ラヴァーズ Vol.6(大洋図書)
艶熟SPECIAL Vol.39(大洋図書)
アップル写真館特別編集 変態熟女ナマ投稿(大洋図書)
ナックルズ極ベスト Vol.25(大洋図書)
平成生まれの浮気ママ(ワイレア出版)
漫画奥様のエロス Vol.20(大洋図書)
柔肌まさぐる夜這いEX(大洋図書)
俺の旅 2019年3月号(大洋図書)
カテゴリー
特集記事
体験取材記事
お尻の学校
アーカイブス
フォトギャラリー
ニッポンの年中行事
食卓リンガフランカ
御菓子司 なゝた
あぶらいふ
雪村春樹・現代成熟交合
濡木痴夢男の猥褻快楽遺書
芳野流人生相談
官能小説
口中の獄
百鬼女衒とお化け医師
稲荷山デイドリーム
赤い首輪
監禁志願アリス
セックス・ムーヴィー・ブルース
セックス・マイナス・ラヴマシーン
レビュー
美少女ゲームの哲学
現場から遠く離れて
エロティカルパレード・ジャポン
オナニー平和主義!
やる夫がSM風俗に興味を持ったようです
カヲリチャンネル
青山正明の世界
舞姫爛漫
イベントレポート
女性向けAVの現在形
Twitter
毎週日曜日更新!
The text for reappraising a certain editor.
ある編集者の遺した仕事とその光跡

天災編集者!
青山正明の世界 第40回


ホラー/カルト映画における青山正明(3)

取材・構成・文=ばるぼら

21世紀を迎えてはや幾年、はたして僕たちは旧世紀よりも未来への準備が整っているだろうか。乱脈と積み上げられる情報の波を乗り切るために、かつてないほどの敬愛をもって著者が書き下ろす21世紀の青山正明アーカイヴス!
『The Psychotronic Encyclopedia of Film』
1987年発行/Ballantine Books
 | 

<< 前回の記事を読む

ホラー/カルト映画における青山正明(3)

『Hey!Buddy』誌での「グログロビデオ評」は1985年11月号まで、つまり終刊号まで続けられた。前回に引き続き取り上げた作品を見ていく。

1985年1月号ではコンチネンタル・ゾンビ(イタリアのゾンビ映画)「Night of the Zombies」。監督はヴィンセント・ドーン。イタリア映画のサントラに著作権がないらしく、この映画の音楽が「ゾンビ」と同じものが使われているなど、小ネタの方が面白い評である。2月号は再びクローネンバーグを取り上げ、スティーヴン・キングのベストセラーの映画化作「The Dead Zone」をレビュー(略年表付)。「世でアウトサイダーと呼ばれる人々。彼らは、人、家、社会から切り離され、悩み、苦しむ。正に、この映画を見つつ、主人公ジョニーのヴィジョンを肯定してしまったあなたは、アウトサイダーを疑似体験したと云える」。“狂人”ではなく真実を貫く“アウトサイダー”を描く監督として、青山はこの後も度々言及することになる。

3月号ではルチオ・フルチの「ゲイツ・オブ・ヘル(地獄の門)」を取り上げ、フルチの映画独特の、窮地から解放される時の快感を高評価している。「一般のSF、ホラー、失恋ドラマ、戦争物等が醸成する悲惨、窮地は、あまりにもリアリティに富んでいて、見終わった後もそこから解放されず、現実は重い負担となる。ところが、フルチのドラマには、全くリアリティが欠如している。フィルムを見終わったあなたは、それまでの恐怖が跡形も無く消え失せ、作品を見る前以上に高揚している自分に気付く事だろう」。

4月号は監督がマイケル・ウィナー、SFX担当がディック・スミスの「センチネル」を取り上げ、「フリークス」「ミューテイションズ(悪魔の植物人間)」「ファンハウス」と並べて“フリークス映画の四天王”と絶賛した。5月号はトビー・フーパーのスプラッター映画の古典「悪魔のいけにえ」を取り上げているが、フーパーは実際はスプラッターにあまり興味がなかっただろうと分析。6月号はカール・ライナー「2つの脳を持つ男」をホラーをプロットにしたコメディであると解説し、「抱腹絶倒、89分タップリと笑える事間違いなし!」と太鼓判を押している。この号は他に『特殊メイクの世界』(竹書房)の書評でこの本の洋書パクリを指摘している。7月号ではカナダのホラー映画「血のバレンタイン」(英国の伝説のバンド、My Bloody Valentineの名前の由来)を、スプラッター・ムービーの系譜における良質の作品であると解説。

8月号は日本版のビデオを紹介するのは初めてだなとダグラス・マッケオン監督「デッドリー・スポーン」を取り上げた。「まっ、正直に申しまして、カメラワーク、脚本、SFX、どれをとっても、いかにも素人っぽく、低予算映画の印象は拭えません」と、正直すぎる感想を書いているものの、続けて「けれども、画面から溢れるパワー、(略)スタッフの熱気がヒシヒシと感じられ、僕は終始圧倒されっぱなしでした」と持ち上げている。この号は他に、初の自著になる予定だった『HORROR FILMS』(未刊)のためのクローネン・バーグ・インタビューのレポートが掲載されている(通訳の女性の要領の得なさ加減に腹が立ち罵倒しまくっている)。

9月号は特にグロでもない(衣装、演出はケバケバしいが)古典的作品「ロッキー・ホラー・ショー」を紹介している。特に「僕は、「ロッキー・ホラー・ショー」の熱烈ミーハーだからして、冷静なる評価は下せそうにありません」と熱狂的姿勢であることを告白している点は見逃せない。10月号はジャック・クレイトン監督「何かが道をやって来る」を、ウォルト・ディズニーの冷凍死体が甦えるらしいというウワサ話と関連して解説し、突拍子のなさとそれの(屁)理屈づけが、ある意味で本領発揮とも感じられる。そして終刊号となった11月号では、自身が解説を担当したルチオ・フルチの未公開3作品のビデオを取り上げている(本連載「ホラー/カルト映画における青山正明」第1回で紹介した)。

長々と作品名を挙げてきたが、ここで重要なのは、青山がどこでこうした日本未公開の作品の情報を得ていたのかである。つまりタネ本は何だったのかという問題だが、実は青山は律儀に「ここからパクった/参考にした」と文中で説明することがあるので、ひとまずそれをチェックするといいだろう。まず最重要文献だと考えられるのがマイケル・ウェルダン著『The Psychotronic Encyclopedia of Film』だ。当該書はあの中原昌也が12歳の時に購入し衝撃を受けたという、ホラー、怪獣、セクスプロイテーション、ロックその他のカルトな作品ばかりが詰まった、当時としては画期的な映画ガイドの定本である。

またアメリカのホラー映画専門誌『ファンゴリア』(1979年創刊)も定期的にネタ元にしていたと見られる。特にルチオ・フルチの記事はこれ一冊で書いていたという。やけにフルチの話が出てくるのは『ファンゴリア』の記事がよく出来ていたからだろうか。特殊メイクの話題はトム・サビーニ『Grande Illusions』を参照している模様。日本のものも『フィルム・ファンタスティック』(中子真治)などは一通り目を通しているようだ。

文献以外でも、「カルト・ディストリビューション」というところとつながりがあったようである。ここは「安価でホラー、オカルト、ポルノ、グロテスク・ビデオを楽しんでもらう為の機関です」と説明がある。資料請求のお問合せは東京都の中野郵便局止めになっているので、都内の私設ビデオ・サークルだろう。また海外への通販ビデオ問合せ窓口として名前があるのが、ロスの「MERLIN MAIL」とロンドンの「CIC VIDEO」。どれだけ実際に注文していたのかは不明だけども、中学生の頃から海外のエロ本を通販で購入していたというから、洋書や洋ビデオも同じ様に取引していたであろうと想像はつく。

青山の80年代の映画紹介記事は、言ってしまえば海外文献の翻案で成り立っている。関係者の経歴・フィルモグラフィや一般的なデータなどをそうしたものから拾い、そこに自分の感想を付与する。これだけで成り立つのは80年代のビデオ黎明期ゆえだろうが、しかし単なるマニア向けのデータ原稿には終らない、青山独特の視点というものも短いが読み取れる。ひとまず断言は避け、次回からはもう少しマクロに、青山のホラー/カルト映画へのスタンスを見ていこうと思う。


(続く)


『Grande Illusions』
Imagine


関連記事

新宿アン ダーグラウンドの残影 〜モダンアートのある60年代〜
【プロローグ】 【1】 【2】 【3】 【4】 【5 】 【6】  【7】 【8】 【本文註釈・参考文献】

man.gif ばるぼら ネッ トワーカー。周辺文化研究家&古雑誌収集家。著書に『教科書には載らないニッポンのイ ンターネットの歴史教科書』『ウェブアニメーション大百科』など。なんともいえないミ ニコミを制作中。

「www.jarchive.org」 http://www.jarchive.org/

 | 
09.01.11更新 | WEBスナイパー  >  天災編集者! 青山正明の世界