THE ABLIFE November 2010
「あぶらいふ」読者投稿連載!
秘密教団「赤満講」が、生け贄となった哀れな少女たちを使って荒ぶる神々を鎮める背徳と暴虐の歳時記。ジャパニーズ・カルトの新境地、雑誌未公開ゾーンを公開中!!聖穴に 蝋燭立てて クリスマス
残虐な私刑でもっとも多いのは宗教上の争いです。特に異教徒に対する処刑は、生け贄を神様にささげる神聖な儀式として行なわれたのですから、供物にされた異教徒はたまったものではありませんでした。キリスト教が普及するまでは、キリスト教徒が迫害され、キリスト教が普及してからは、他の教徒たちが迫害されました。
処刑は見世物の一つで、大競技場に素っ裸の信者を放ってライオンの餌にしたり、鋭い刃の滑り台に真っ裸の少女を跨らせて滑らせ、少女の身体が満幸を境に真っ二つに割れ血塗れになって地面に叩きつけられるところを晒すなど、身の毛もよだつような処刑が大衆の面前で行なわれました。
我が国でも徳川初期には、キリスト教の信者たちが、あるいは焼き殺され、あるいは引き裂かれたのでございます。
世界的にとくに有名なのは魔女裁判です。当時ペストが大流行したのは魔女の仕業と言われて各地で魔女狩りが行なわれました。実際は、教会に満足な寄付が行なえない貧しい家庭や、父親のいない不幸な娘が魔女の疑いをかけられました。
牧師によって構成された捜査官は泣き叫ぶ少女を家の中で丸裸に剥いて首に鎖をつけ、馬の尻尾に括りつけて教会まで引き摺っていきます。教会では全身に針を刺したり、乳房や満幸を炙ったり、ありとあらゆる拷問によって、少女に「私は魔女です」と自白させるのです。
半狂乱になった少女に対して鋸引きの刑が言い渡されます。まずは少女の耳、鼻、手の指、足の指と進み、陰核や陰唇が千切られると、「ギャーギャー」と大声を上げて泣き叫ぶのですが、周りを取り囲んだ群集は、悪魔の断末魔の呻きとしか見てくれないのです。
裏神道ではキリスト教が異教徒ですから、捕まえてきた生け贄が、もしキリスト教徒の場合は魔女なみの拷問にかけますが、流石に処刑することはありません。ただし、キリストの誕生日であるクリスマスには、少女を丸裸にしてツリーの側に吊るします。そして十三本の蝋燭で逆さ吊りの小娘を苛めるのです。
両足を固定した棒に六本の蝋燭を、乳房に渡した棒に五本の蝋燭を取りつけます。そして直径五センチの太い百匁(ひゃくめ)蝋燭が無理矢理少女の小さな満幸と幸門に突っ込まれます。
「熱い、熱いよー、許してー」と生け贄にされた早川有紀チャン(仮名・×四歳)は悲しい叫び声を上げますが、責めている信者たちには心地よい歌でしかありません。
可哀相に少女の胸は真っ赤に灼け、満幸や幸門に突っ込んだ百匁蝋燭は一番恥ずかしい部分を容赦なく焦がしていくのです。
やがて蝋燭は燃え尽きて、「聖しこの夜」は有紀チャンの啜り泣きとともに更けていくのでした。
(続く)
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