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こうして、私の和歌山刑務所での女囚生活が始まったのです。もっとも、日本中どこの刑務所であろうと、女囚の日常に変わりがあるはずがありません。センセイ(看守)に口汚くののしられながら作業をこなし、終われば、センセイの吹く呼子の命令に追われて、ズロースも脱いで浅ましいカンカン踊りを踊ってから居住区へかえる、という生活の繰り返しなのです。

3カ月ほどで栃木刑務所の改修が終わり、私たちは栃木へもどされました。もちろん私たち女囚は、もう一度、あの哀れな手錠の旅と、恥ずかしい四ツン這い検身の屈辱を味わったわけです。




【8】仮釈放
自由そして哀しい癖


刑務所で過ごす冬ほどつらいものはありません。部屋の暖房は、ほんの申しわけ程度、洗濯、掃除、洗面などは、手が切れそうなほど冷たい水を使わなければなりません。何よりも、冬の最中でも、毎日の帰房検身(あのカンカン踊り)では、暖房ひとつない検身通路で、一糸纏わぬ全裸にならなければなりません。寒々とした、あのヘンな横棒を渡した通路でズロースまで脱ぐとき、私たち女囚はみんな、寒さと恥ずかしさで全身鳥肌がたち、歯の根もあわずにガタガタ震えるのでした。

犯した罪を償うために刑務所に入れられている身としては、年末だからといって家へ帰してもらえるわけもなし、とうとうお正月も家族と別れ別れで、鉄格子のなかで迎えることになってしまいました。お正月といっても、形ばかりのお餅やおせち料理が支給され、作業がお休みというくらいなもので、お酒や晴れ着など、とんでもない話でした。

それでも集会所のテレビを観ることを許されて、いつも通り灰色の囚衣(居房着)姿で、テレビに映るシャバの女の人たちの振袖姿を羨ましく眺めるのでした。

こうして悲しい正月もすぎ、春が目に見えてくるようになると、最初は死ぬほど長く感じられた私の刑期も、ようやく半分を越えるのでした。

刑法28条では、刑期の三分の一が過ぎると仮釈放の申請ができます。あの恐ろしい懲罰を味わったあとは、反抗心などかけらもなく吹き飛んで、もう何もかもセンセイ(看守)の命令通り、「申告!」と言われれば大声で自分の称呼番号(囚人番号)を叫び、「身体検査!」と言われれば人より先にズロースを脱ぐ「模範囚」になっていた私は、三級囚に昇格していました。

担当の看守にいろいろ教わって仮釈放申請書を提出した夜は、一晩中シャバの夢を見て眠れませんでした。それから毎日、今日こそは、という希望と、もしかして何かあって却下になってしまったのでは、という不安との間を行ったり来たりする日が続いて、半月あまりたった日、所長室に呼ばれました。許可だろうか、却下だろうか、興奮で胸が痛くなり、所長室の人口で、

「865号丸矢くみ子、参りました」

と申告する声が震えました。




「入りなさい」

許可を得て部屋へ入ります。机の前に所長、そのわきに戒護課長が立っていました。机の前の所定の位置にキヲツケの姿勢で立ちます。所長がおもむろに机の上の書類を取りあげ、もったいぶった口調で、

「865号丸矢くみ子だね。仮釈放の申請が、今日許可されました」

いっぺんに緊張がとけ、私は、その場に座りこみそうになりました(あとで気がついてみますと、恥ずかしい話ですが少しオシッコをチビッていました)。戒護課長がそばにきて、いつになくやさしい声で、「おめでとう」と言いながら肩をたたかれたときには、私は思わずオイオイ声をあげて泣いてしまいました。

だれかが釈放になるという話は、すぐ房内に広がります。その夜は、同房の女囚たちも興奮気味で、シャバに出たら真っ先にどうする、何を食べる、どこへ行く、という話を消灯時間までしゃべりつづけました。

それから釈放までの期間、何より恐かったのがこの仮釈放の取り消しでした。私は、どんなささいな規則違反も犯すまい、模範囚と見られたいと必死で「素直なよい女囚」を演じました。

担当看守の靴までなめかねないような態度で、屈辱的な規則や取り扱い(この第二部でお話したカンカン踊りや全裸の身体検査のほか、第一部でお聞き頂いた毎朝の下着姿の体操、お乳丸出しの乾布摩擦から医学資料提供までありました)に先頭にたって従う私に、ほかの女囚たちは呆れ顔でしたが、事情をわかってくれたのか、あまり意地悪もされなかったのは本当に幸せでした。

釈放の日、朝食を終えると、所長室で仮釈放の書類を受けとり、いろいろな注意がありました。刑の執行を停止するわけではないから、規則違反や再犯があればすぐに収監されること。居所を所轄の警察署に届け出ること。二十四時間以上居所を留守にするときには事前に届け出ること。など、まだ女囚の身分から完全に解放されたわけではないことを言い渡されましたが、何にしても、鉄格子のなかに閉じこめられ、朝晩自分の囚人番号を大声で唱えさせられ、日に一度下穿きまで脱がされて身体検査される生活から抜け出せるのです。

本当に天にも登る心地でした。看守さんたちも途端にやさしくなって、おめでとうといってくれます。

領置室で官給の囚衣を全部脱いで返納します。大勢人が見ている前で腰のものまで脱いでマッパダカになるのも、これが最後なのです。お乳からお尻から、下腹の茂みまで風がなぶっていく恥ずかしい感覚をあらためてかみしめます。腰につけていた、あの、ぶざまなズロースも脱いでお返しします。

穿いていた下穿きを、脱いだそのままで差し出すのは、さすがに恥ずかしい思いでした。この穿き古しの不格好なズロースを、まただれか別の女囚が穿くのです。一年前の私のような新入り女囚が、恥ずかしさ、気色悪さに鳥肌たてながら、このズロースを穿くのだろうかと思うと、胸が痛みました。

出所の日のために送ってもらった衣類、新品のパンティの肌ざわりのよさ、ガードルが心地よく体を締める感触など、すべて一年ぶりの感覚でした。

家族に刑務所まで迎えにきてもらうのは嫌で、東京で落ち合うことにして、駅までの道を一人で歩きました。手錠も腰縄もつけられず、看守の先生に縄尻を取られてうしろから追いたてられることもなく、自由に歩くことができるうれしさ。私は、一度もうしろの高いコンクリートの塀と頑丈な鉄の扉のほうを振り返らず、小走りで刑務所を離れました。刑務所のなかでは、走るということ自体が規則違反だったのです。

これも一年ぶりに、一人で乗った汽車。だれも見ていないのに、なにか人目が怖くてなりません。だれかが大声で、「あの女は受刑者だ。囚人だ!」と叫びだしそうな気がして、私は、車室のすみに小さくなっていました。突然頭の上で大きな声がして私は飛びあがりました。

「オッ、丸矢くみ子......クンだね。そうかそうか、おめでとう」

最初に拘置所から栃木に送られたとき、護送を担当した黒岩看守さんでした。

「......ご出張ですか......」
「ああ、例の......また受領さ」

自分が「受領」され、手錠腰縄をつけられて送られてきたときのことを思い出して、カッと顔が熱くなりました。手錠の感覚がマザマザと思い出されて、私は、手首を自分で押さえました。

「ここに掛けていいかな。結構混んでるんでね」

看守さんに言われ嫌とも言えず、私は、身をずらせて席を空けました。隣に座った黒岩看守は、さすがに刑務所内の話は避けてくれましたが、そうするといよいよ共通の話題などないわけで、じきに黒岩さんは鞄から新聞を出して読みはじめ、私は身を縮め、うつむいて時間を過ごしていました。

単調な列車の音に、私は、いつかボンヤリと半ば意識が遠のいていたようです。何十分かして、下腹部を圧迫する尿意にフッと我に返った私は、思わず、隣の黒岩看守さんに言ってしまいました。

「アノ......、トイレを......お願いします」

黒岩さんは、反射的に、新聞を置いてポケットに手を入れて手錠の鍵を探しかけ、そのまま二人はジッと顔を見あわせました。それから黒岩さんはプッと吹きだし、私は、耳まで真っ赤になってうつむきました。





「さあさあ、どうぞご遠慮なくご自由に」

おどけた声で言う黒岩看守にポンとお尻を叩かれて、私は、真っ赤になった頬を押さえてトイレに立ちました。しっかりとトイレの扉を閉めて、カチリと内鍵をおろしたとき、私は、思わず涙が出ました。だれからも見られる心配なしに用が足せるのも一年ぶりなのです。

忘れもしない一年前に、この黒岩看守さんに腰縄をとられ、両手首を噛む手錠の固さを哀しく噛みしめながら栃木へ送られてきたときに、小用を願い出た私は、腰縄をつけられたまま、片手だけ手錠をはずしてもらってトイレに入ったのです。

扉の外から看守さんが、扉が全部は閉まらないように扉に靴をはさんで監視しています。それが規則だと言われて抗議もならず、不自由な手でパンティをおろし、丸出しのお尻をのぞかれる気配に身を切られる思いをしながら用を足したあのときの、恥ずかしさ、惨めさがあらためて思い出されて胸が熱くなりました。




用がすんで席に戻ったときも、黒岩看守さんの前に立つと、両手を差し出して手錠をはめてもらわないのが、何か落ち着かない気分なのです。あんなに嫌だった手錠に、いつの間にか慣れてしまっている自分が本当に哀しく思えました。

女囚はみんなこうなるのでしょうか。さっき黒岩看守さんが、鞄から新聞を取り出したとき、鞄のなかに捕縄つきの手錠が鈍く光っているのが、チラリと目に入ってしまいました。どんな女の人がこの手錠で両手をつながれて曳かれてくるのでしょう。自分の手首に食い込んだ手錠の固さを思い出して身をよじりながら、その人の哀しい運命に心から同情するのでした。

上野に着いて、黒岩さんが、あまり余計なことを言わずに、

「じゃあ、元気でな」

と手を振って、行ってしまったときにも、ホッとすると同時に、それまではいつも看守さんに付き添われていたのが、なにか置き去りにされたような奇妙な寂しさを味わったのです。これは何なのでしょう。

恋人とは結局別れました。一度は故郷へ帰りましたが、田舎はかえって「前科もの」に対する人の目が冷たく、また東京に出て、知人をたよって小さな会社に勤めました。ここでは社長さん以外は、私が女囚だったことなどだれも知りません。

仕事にも慣れ、会社の人たちとも、まずはうまくいっていて、やっと平穏な日がもどってきたようにも思えます。しかし、出所してから半年以上もたつのに、あの一年ちょっとの女囚生活が、私の心に、いつまでも消えない烙印を残していることを、自分の奇妙な癖で思い知らされているのです。

朝、アパートで目が覚めると、布団をあげたあと、扉のほうを向いて正座している自分に気づくことがあります。毎朝看守さんがまわってきて扉を明けると、

「865号、異状ありません」

と、大声で囚人番号を申告する儀式がありました。扉を明けられたとき正座していなかったら、飛び上がるほど大きな声で怒鳴りつけられ叱られる。その繰り返しで身にしみついた哀しい癖なのです。そのほかにも、人と歩くとき絶対横に並ばず、前後に並ぼうとするとか、終業のベルが鳴った瞬間、思わず立ち上がって、帰房検査を受けるために整列する場所を探すとか、銭湯の湯舟の前で立ち止まって「入りなさい」の号令を待ってしまうなどの癖もいつまでも抜けません。

本当にやっちゃったら受刑者だった前歴がわかってしまいそうで怖いのが、仕事中席を立とうとするときなど、直立不動の姿勢をとって、

「865号丸矢くみ子、OOOへ行きます」

と称呼番号を申告しそうになること。男性の上司にうしろから、

「さあ、行こうか」

などと声をかけられると、慌てて立ちあがって、手錠を受けるために両手を揃えて差し出しそうになることなどです。

そして何より恥ずかしい癖は、トイレの鍵を掛けるのを忘れる癖です。女囚にとって鍵、錠というのは自分を閉じ込めるために看守さんが掛けるもので、自分が扱うことなど絶対にありません。

そして刑務所のトイレと言えば、独房のトイレには囲いさえありませんし、雑居房のトイレだって鍵のついた扉などなくて、しゃがんだお尻のあたりだけ隠れる小さな目かくしはありますが、そばに立てば何をしているかが丸見えになるようになってます(中でオナニーなどの違反行為をしないように監視するためなのです)。

従って女囚には、トイレでズロースをさげて用を足すときに鍵を掛けるなどという習慣は、まったくないのです。毎日こういう暮らしをしていたのですからシャバヘ出ても、つい鍵を掛けずにパンツをおろして、しゃがんでしまうのです。

会社では、二、三度、同僚の女の子にドアを開けられ、とうとう先輩の女性主任に、

「あんたって、見かけによらずウッカリ屋さんなのね。開けたほうだって恥ずかしいんだからチャンと鍵を掛けなさい」

と注意されてしまいました。そして一度は公園のトイレで鍵を掛け忘れ、男の人にドアを開けられて、若い娘がお尻を出してしゃがんでいる格好をシッカリ見られてしまったときには、本当に自分が情けなくなりました。

トイレの鍵は、刑務所の設備の状態から生まれた癖ですが、ほかはみな、女囚として毎日繰り返して命令され、グズグズしたりチャンとできなかったりすれば厳しく叱られ怒鳴られ、ときには恐ろしい懲戒をくわえられて体で覚えさせられた、哀れな女囚の動作なのです。

多分私は、この女囚だったころの哀しい癖をいくつか残して一生を過ごすことでしょう。それが、私が人間ではなかったあの一年間の、死ぬまで消えない傷跡なのです。


「くみ子も、どうにか釈放されて、まずはおめでとう」

「おかげさまで......アラどうして私がお礼を言わなきゃならないの。それにしても、女囚ってやっぱり大変な目にあうのね。昼間作業をさせられて、夜は鍵のかかる部屋に入れられてっていう程度のものかと思っていたけど。しょっちゅうマルハダカにされて、身体検査されちゃうんだ」

「脱走や暴動を防ぐという保安上の見地から、ある程度は必要なことなんだろうけどね」

「マッパダカで四ツン這いって残酷よね。あの格好させられると、女の人の体って、うしろから全部見えちゃうのね。写真見て息が止まったわ。卑猥の極致って感じだもの」

「女の体ってのが物を隠せるようにできているだけに、女囚は恥ずかしい目にあわされることになるわけだ」

「刑務所のトイレって本当にドアがないの?」






「本当だね。独房にはドアどころか囲いもなくて、周りから丸見えのところでシャーッでやるしかない」

「ヤーネエ」

「雑居房には一応囲いがあるが、扉というほどの物はないし、もちろん鍵などついてない。その気になれば簡単に覗ける」

「プライバシーなんて許されないのね」

「出所したあと、トイレに鍵を掛けない癖が残って困ったっていう受刑者は結構多いようだ。そのほかの癖だって、団体生活である程度は必要なことなんだが、屈辱的な動作なだけに頭で考えていたら惨めでノイローゼになってしまう。体で覚えた反射的な動きにすることで、精神の安定を保っているのだろうね」

「フーン」

「どんな惨めな格好でも、繰り返しやらされているうちに、人間は結局慣れてしまう。女奴隷のくみ子だって、もうスッパダカに首輪と鎖だけの暮らしに慣れて、抵抗感がなくなってきただろう。そのままうっかり外へ出ようとするとか」

「エヘヘ、実を言うとそうなのよ。もちろん裸で外へ出るなんてことはないけど、パンツをはいてないことは、つい忘れていることがあるの。つまずいたりした途端にハッと思い出して、転んだらとんでもないことになると、慌てたりするの。一度なんか、首輪をしたまま外へ出ようとして、慌ててドアのところではずしたことがあるわ」

「羞恥心を忘れるとは、奴隷心得に違反する最も重い罪だ。今夜は、女囚のくみ子と同じに懲罰房入りだな」

「エエッ、そんなの狡いわ。誘導尋問しておいて罰だなんて。許して、お願い。あれはつらいのよ。たくさんお水飲まされるから、どんなに我慢しようとしてもオシッコ粗相しちゃうし......。でも、女囚のくみ子も泣いてお願いしたけど許してもらえなかったのね。お尻丸出しで手錠を掛けられて。オシッコ必死に我慢して結局洩らしてしまって、それをみんな見られて笑われて。どんなに恥ずかしかったでしよう......。アアもうだめ、お願い、うんときつく縛ってお仕置きをしてッ」


絵と文=浜不二夫


※「女囚くみ子」は、1990年代(監獄法廃止以前)に書かれた、浜不二夫氏によるSM創作物語です。一組の男女の会話から想起される獄中の描写、法律談義は、くみ子を責めるためのプレイトークとしてお楽しみ下さい。

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浜不二夫
異端の作家。インテリジェンス+イマジネーション+ユーモアで描く羞美の世界は甘く、厳しく、エロティック。
「 悪者に捕らわれた女性は、白馬の騎士に助けてもらえますが、罪を償う女囚は誰にも助けてもらえません。刑罰として自由を奪われ、羞恥心が許されない女性の絶望と屈辱を描きたかったのです。死刑の代わりに奴隷刑を採用した社会も書いてみたいのですが――」
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