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(C)2013 RADAR FILMS EPITHETE FILMS GAUMONT M6 FILMS ROHNE-ALPES CINEMA

WEB SNIPER Cinema Review!!
往年のテレビアニメ『名犬ジョリィ』の原作を実写映画化!
アルプスの麓の小さな村で暮らす孤児セバスチャン(フェリックス・ポシュエ)は、山で一匹の野犬と出会う。村人たちはその犬を凶暴な「野獣」と誤解していたが、セバスチャンはその犬をベルと名づけて心を通じ合わせる。そんな折、小さな村にも戦争が影を落とし始めて......。ナチスに追われるユダヤ人一家を救うべく、セバスチャンとベルは道案内人として危険な冬のアルプス越えに挑む。

9月19日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー
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(C)2013 RADAR FILMS EPITHETE FILMS GAUMONT M6 FILMS ROHNE-ALPES CINEMA

子供の頃っていうのは、誰でも「すごい友達ができたらいいよな」って夢想する。『ナイトライダー』を観たら「こんな喋る車が相棒だったらいいよな」と思うし、『E.T.』を観たら「俺も宇宙人と友達になりたいな」と思う。この映画では、でっかいモフモフの牧羊犬がその役を引き受ける。
原作はセシル・オーブリーによる『アルプスの村の犬と少年』。60年代にフランスで連続TVドラマとして人気を博し、過去日本でも『名犬ジョリィ』としてシリーズアニメ化された物語が、冒険家にして映画監督のニコラ・ヴァニエによって実写映画化された。ちなみにバンドのベル・アンド・セバスチャンも、この原作からその名前を取っている。

(C)2013 RADAR FILMS EPITHETE FILMS GAUMONT M6 FILMS ROHNE-ALPES CINEMA

舞台は、スイス国境にほど近い、ピレネー山脈の小さな村。老人(チェッキー・カリョ)と少年(フェリックス・ボシュエ)が山道を歩いていると、シカの子供が崖に取り残されてしまうのを発見する。すると老人が「いけるか!?」とか言い出して、子供を荒縄で縛って下ろし始めるではないか! カメラが引きになるととんでもない崖に少年が吊るされている。あれ?これ『エベレスト3D』だったかな?みたいな気分にいきなり引きまれ、さすが冒険家監督、サバイバル描写が容赦ないなという始まり方をするわけです。
その一帯では最近、家畜が襲われる事件が相次いでいて、どうも虐待された牧畜犬が逃げて野生化しているらしい。2人は「野獣」と呼ばれるその犬を狩り出すために歩いていたんだけど、見つからずに少年だけが家に戻ることになる。そこで彼はその犬に出会ってしまうんですね。しかし孤独な者同士、少年と犬は心を通じ合わせることができた。「野獣」が悪い奴ではないことを確信した主人公は、彼女(メスなんです)にワナの存在を教え、隠れ場所を教え、やがて2人は親友同士になっていく......。

(C)2013 RADAR FILMS EPITHETE FILMS GAUMONT M6 FILMS ROHNE-ALPES CINEMA

この「野獣」がかわいい。そもそも最初の登場から、恐ろしいシーンのつもりなんだけど、もう隠しきれないイイ奴オーラが漂っちゃってる。そして仲良くなってからは、完全に「これ言葉通じちゃってますわ」レベルの相棒具合になるわけです! しかしこの少年と犬の友情が続けば続くほど、胸に一つの不安が去来する。大人によってこれ引き裂かれちゃうんじゃないですかと。『風の谷のナウシカ』でいえば、子供王蟲と子供ナウシカの悲しい出会い的なことになっちゃうんじゃないですかと! あー2人はどうなってしまうんだと不安になってきたところでこの映画、こんどはナチスがやってくるんですね。ハウス名作劇場みたいな世界観だったのに、けっこうシビアな状況がからんでくる。
スイス国境に位置するこの村にはどうも、「亡命者」の手助けをしている人間がいるらしい。それを調べに来たと言って、ナチスの一団が駐留し始める。すると、ナチスと村人、大人と少年と、隠蔽の力関係が二重構造になる。そんな緊張感がもう存分にこんがらがったあげく、少年を殴ったナチス兵に、モフモフ犬が二重構造特進ジャンプ!......と映画は続いていきます。

この少年とおじいさん、話が進むうち、どうも血が繋がっていないことがわかってくる。それどころか、同じ家に住んでいる大人の男女も本当の両親じゃない、少年は結構シビアな過去の中を生きていた。おじいさんは頑固な一方、密造酒とか作って酔っ払っていて、かなりダメな感じもある。でも「クリスマスにはお母さんに会いたい」という少年のために、木を削って犬の人形を作ってあげる。ちょっとしか映らないんだけど、この人形がまためちゃくちゃかわいくて、一発でおじいさんの優しさが伝わってくるわけです。宣伝会社の人はあれを3名様にプレゼントとかしてほしい。

(C)2013 RADAR FILMS EPITHETE FILMS GAUMONT M6 FILMS ROHNE-ALPES CINEMA

映画の後半には、冬のピレネーを越える、密出国シーンがある。ナチス、亡命ユダヤ人、手引きをする村人に、少年や犬まで加わり、緊迫のチェイスが始まる。道中にはクレバスが出てきて、そこにかかった雪の橋を渡らなければいけないんだけど、これがまた見るからに恐ろしい。雪崩とかもエグい感じで、監督の「ひひひひ、死んじゃうよ、死んじゃうよ」という興奮が伝わって来ました。犬に限らず、マーモットに、ウサギに、イノシシにと登場する本作の「かわゆす動物大集合!」から、いきなり「ガチ死レベルの大自然」へと振れる演出に、冒険家ニコラ・ヴァニエ監督の狂気を見ましたね。
とはいえ、犬が困った顔をする演出から、劇中に何度も流れる主題歌まで、本作にはやっぱり子どものころ観ていた名作アニメの空気感が満ちている。犬と抱き合う少年を前にしていると、引き戻されるんです、あの頃に......。学校から帰ってTVの前に座り、お母さんの晩御飯の匂いがしてきて......、パトラッシュ......、もう疲れたよ、僕なんだかとても眠いんだ......、ああ......(それは別のアニメ)。

(C)2013 RADAR FILMS EPITHETE FILMS GAUMONT M6 FILMS ROHNE-ALPES CINEMA

文=ターHELL穴トミヤ

アルプスにしのび寄る戦争の影は、
孤独な彼らにさえ過酷な試練を与えた――。


『ベル&セバスチャン』
9月19日(土)より新宿武蔵野館ほか全国順次ロードショー

(C)2013 RADAR FILMS EPITHETE FILMS GAUMONT M6 FILMS ROHNE-ALPES CINEMA
原題=『Belle et Sebastien』
原作=セシル・オーブリー『アルプスの村の犬と少年』
監督=ニコラス・バニエ
出演= フェリックス・ボシュエ、チェッキー・カリョ、マルゴ・シャトリエ、ディミトリ・ストロージュ、アンドレーアス・ピーチュマン

配給=ミッドシップ、コムストック・グループ
宣伝協力=ブラウニー
後援=フランス観光開発機構

2013年│フランス│フランス語、ドイツ語│99分│シネスコ

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ターHELL 穴トミヤ  ライター。マイノリティー・リポーター。ヒーマニスト。PARTYでPARTY中に新聞を出してしまう「フロアー新聞」編集部を主催(1人)。他にミニコミ「気刊ソーサー」を制作しつつヒーマニティー溢れる毎日を送っている。
http://sites.google.com/site/tahellanatomiya/
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