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WEB SNIPER Cinema Review!!
『キック・アス』『キャリー』のクロエ・グレース・モレッツが挑むSFミステリー!!
圧倒的な知的生命体「アザース」による4度の攻撃を受け、人類の99%が死滅した地球。生き残った女子高生キャシー(クロエ・グレース・モレッツ)は、離れ離れになってしまった弟を救うため、たった1人で子どもたちが拉致された基地へと向かう。またいつくるか分からない襲撃の恐怖と、人類に紛れこんだ「アザース」によって敵と見方の区別がつかなくなっている危機的状況の中、キャシーは旅の途中である男に命を助けられる。少しずつ彼に惹かれていくキャシーだったが、心から信用することはできなくて......。果たしてキャリーは「アザース」を見抜き、致命的となる第5の攻撃"フィフス・ウェイブ"を止めることができるのか!?

全国公開中
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第1波、電磁パルス。第2波、災害。第3波、ウィルス。第4波、直接攻撃......。そして映画の題名にもなっている「5番目の攻撃」とはなんなのか?!というのが、本作最大のミステリーとなっているのだが、そんなことよりクロエ・グレース・モレッツちゃんの鼻腔の動きがすごい。本作で彼女はついに「鼻腔女優」としての活路を見出したのではないか。思えば、彼女の出世作となった『キック・アス』(マシュー・ヴォーン監督)にすでにその萌芽があった。父親のエリート教育によって快進撃を続けていたヒット・ガールことモレッツちゃんが、マフィアによってついに返り討ちに遭ってしまう。ラバー・コスチュームに包まれたその身体が、容赦なく机の上に叩きつけられる!苦悶に歪む彼女の表情に嗜虐的な興奮を覚えながら、観客たちはその鼻腔が膨らむのを目撃していたはずだ。ツンと上に向いたモレッツちゃんの鼻頭を、最大限に魅力的に見せる動き、それこそが鼻腔ヒクヒクだと、今思えばなぜこの時に気づかなかったのか。



実は近年、クロエ・グレース・モレッツは「生理キャラ」としての演出が目立っていた。その皮切りとなるのが、オムニバス型のコメディ映画『ムービー43』で、公開当時モレッツちゃん16歳。彼女が突然生理になって、周りの男がひたすら「血が出て死んじゃう!」とか「きもい!」とか喚きちらすだけというひどい内容ながら、モレッツちゃんと生理を結びつけるというインパクトはでかかった(監督はエリザベス・バンクス)。出演時11歳の『キック・アス』で彼女の虜になった世界中のファンたちは「モレッツちゃんが、生理に......」と、人知れずショックを受けていたに違いないのである。
そして、同年に公開されたリメイク版『キャリー』(キンバリー・ピアース監督)は言うまでもなく、初潮ホラームービー。思えばこの2作で、5歳でデビューし、11歳でスターになった子役キャラからの脱却を、モレッツちゃんは狙っていたのに違いない。その路線は今作でも踏襲され、この映画の最初の字幕は何を隠そう「タンポン」である。銃を片手に、廃墟となったスーパーに侵入したモレッツちゃんが、究極のサバイバル状態で集めていく物資。そのなかのひとつとして鷲掴みにされる謎の包みがタンポンなのだ。
この怒涛の生理おし、さすがアメリカらしい大胆な脱・子役キャラ戦略なのだが、しかしあたりまえの現象がわざわざ強調されるのは、「元子役なのに」というエクスキューズありきでもある。それでは真の脱却とはなりえず、そこでこれからの女優業の軸足とすべくモレッツちゃんが見つけたのが、鼻腔演技なのではないか。



映画はタンポンを回収したあと、さかのぼって、世界がなぜ崩壊してしまったのか?その過程を見せていく。空中に突然あらわれた巨大な構造物から、次々と繰り出される攻撃。なかでも巨大津波と、それにともなう大都市の崩壊を描く、ディザスタームービーとしての前半はよくできていた。両親と弟、4人家族の長女だったモレッツちゃんは、いつしか難民キャンプ住まいになり、ついには弟ともはぐれてしまう。
一人になったモレッツちゃんのサバイバルが始まると、そこに謎の年上男子(エヴァン・ウォーカー)があらわれる。整えられた髪、チェック柄シャツに、おしゃれ髭。その見た目は『フィフス・ウェイブ』ならぬサードウェーブ系男子といった趣なのだが、彼はモレッツちゃんが危機になるたびに助けに現われる、いわば王子様なのだ。一方には、世界が崩壊する前、高校で気になっていたさわやか系の同級生(ベン・パリッシュ)もおり、モレッツちゃん果たしてどっちを取るのか!映画は、学園ものじみた恋愛要素をはらみ出す。ここにきてやっと「原作、ヤングアダルト小説なの!?」と気がついた。ということは、ここから『メイズランナー』シリーズのような子供たちが主人公となって世界を救っていく展開に、『トワイライト』シリーズのような王子様キャラを1滴垂らした感じで続くんだな......。そう思った私の大脳新皮質がいつしか「敵の正体」や「謎」への興味を失い、モレッツちゃんにしか反応しなくなっていってしまったのを、どうか責めないでほしい。



そんな中で、思わず身を乗り出したのがエヴァン・ウォーカーの脱いだらすごいんですシーン。サードウェーブ系男子だと思っていた彼が、川で水浴びを始めると、超マッスルな上半身をしている。男ですら思わず「すごっ!」となってしまうその裸体を、モレッツちゃんも木陰から眺めていた。そのあきらかに「ムラっ」ときている、女の匂いたつような表情の素晴らしさ!
本作では、モレッツちゃんの気持ちが動く時、まるで脳みそが酸素を必要とするがごとく、鼻腔を収縮させるのが基本路線になっている。しかしこのときはさらなる演技の幅を見せ、ヒクヒクをあえて封印して心の動きを表現していた。これこそ子役モレッツちゃんが真の「鼻腔女優」へと羽化した瞬間ではなかったか。ジャック・ブラックの眉毛、シャーロット・ランプリングの血管、それらはいつも映画を盛り上げこそすれ、「ここぞ!」というタイミングでは封印されていた。それこそが、飛び道具の扱い方にちがいない。クロエ・グレース・モレッツは鼻腔ヒクヒクを片手に、本作でついに子役から女優への道を歩みだした。その収縮のたびに鼻腔から放たれる「そよ風」こそが、真のフィフス・ウェイブだったのだ......。私はそんな気がして仕方がないのである。

文=ターHELL穴トミヤ

知的生命体「アザース」vs「人間」の謎めいた心理戦が
驚愕のディザスター映像と共に描かれる話題作!


『フィフス・ウェイブ』
全国公開中

原題=『THE 5TH WAVE』
原作=リック・ヤンシー
監督=J・ブレイクソン
脚本=スザンナ・グラント、アキヴァ・ゴールズマン、ジェフ・ピンクナー
出演=クロエ・グレース・モレッツ、ニック・ロビンソン、ロン・リヴィングストン、エヴァン・ウォーカー

配給=ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

2016年│アメリカ│カラー│112分

関連リンク

映画『フィフス・ウェイブ』公式サイト

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ターHELL 穴トミヤ  ライター。マイノリティー・リポーター。ヒーマニスト。PARTYでPARTY中に新聞を出してしまう「フロアー新聞」編集部を主催(1人)。他にミニコミ「気刊ソーサー」を制作しつつヒーマニティー溢れる毎日を送っている。
http://sites.google.com/site/tahellanatomiya/
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