同人ソフトレビュー『生えてる痴女の扱い方』(圏外さん)

アダルトショップを営む老人の店にコート姿の若い女性がやって来る。店の商品を試用したいと言って女性がコートを開くと、そこには亀甲縛りが施されたふたなりのあられもない姿が。仕事柄マニアックな性癖を持っている老人と根っからの変態ふたなり痴女、二人の奇妙な生活が始まる――。基本枚数12枚+差分53枚+テキスト差分+おまけ、合計枚数139枚のCGノベル!!
さて、いきなりなのですが「痴女」が嫌いな男性はほとんどいないでしょう。しかもそれが「生えてる痴女」なら......？　というワケでこちら「ふたなり」かつ「痴女」なステキな作品。いいですね、ふたなり。とってもイイ。ふたなりの何が良いのでしょう。ペニスなんて自分にもあるじゃないかと。だからです。「ふたなり少女」はたいてい、無尽蔵に精液が出せます。仕組みはわかりませんが、なぜか出せます。もしも無尽蔵に射精し続けたら......？　途轍もないことになってしまうでしょう。そう、ふたなり少女は欲情の対象であると同時に感情移入の対象でもあるのです。


さて本作はスタンダードなCG集となっております。各シーンごとに、CGが1枚と、そのCGの上をほぼまるごと隠すようにテキストの載ったCGが1枚。非常に枚数が多く、またテキストもセリフではなく情景描写も含んだ小説の形式ですから密度たっぷりとなっております。


さて本作のストーリーですが......アダルトショップを経営する老人のもとに、少女が訪れます。少女はバイブレーターをカウンターに並べて言いました。「そちらの商品を試用させてもらえませんか？」そう言うと彼女はコートのボタンを外し、老人に裸体を晒しました。その子感には、女性器と、雄々しく勃起した男性器が生えていたのです。　


老人は彼女が望むままに調教を行ないました。老人の独身生活は長く、当然、彼女の若い体に猛りまくりです。彼女も彼女で、すでに完全に変態ドM。バイブレーターを数本まとめてねじ込まれる苦痛に喜び、大量の浣腸に嬌声をあげます。しかし、彼女はなんと処女でした！　バイブで処女膜は喪失していたものの、彼女の初めての男性はこの老人だったのです！！


老人は彼女を気に入り「学校を卒業したら、うちで働け」と言いました。彼女はそれを承諾しました。なるほど、これであとは性奴隷として調教され尽くして終わりのかな、と私は思いました。しかし！　しかしです。ここまでで、この物語はまだ序章が終わったばかりだったのです！！


めくるめく調教の日々......ある日、老人は彼女に言います。「お前とは、セックスをしたことがなかったの」「普通のセックスというのは、こういうものじゃよ」老人は彼女に口付けます！　醜く太り、頭も完全に白く染まり禿げかけた老人と、ふたなり少女の甘い口づけ。素晴らしい！　このエロくも感動的な一場面！　こんなに醜く美しい口づけはなかなか見られませんよ。愛です！


無論、このあとも調教は続きます。けれども、それは今までの調教ではありません。快楽を望み、それを与え合う同士ではなく、お互いを信頼し、愛し合う調教です。これはアダルト版美女と野獣です！　おまけとして付け足されている後日談も微笑ましい限り。皆さん、この美しくエロい愛を是非ともご照覧ください！！

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『生えてる痴女の扱い方』(圏外さん)

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「圏外さん」公式サイト

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