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小林電人、書き下ろし官能羞恥小説の決定版

羞恥の教室 第三部
第十二章 奴隷少女たちの乱舞 【4】


著者=
小林電人


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第十二章 奴隷少女たちの乱舞

IV 忍と絵里香 4

「な、仲村さん......」

両腕を天井から吊られて立ったままで、泣きじゃくりながら排泄する教え子の姿を、ゆりは呆然と見ていた。忍は羞恥の涙で顔をぐしゃぐしゃにしながら、それでも自分の身体から流れ出すものを止めることは出来ない。少女の菊花を押し広げて、流動物はとめどなく噴き出していた。

「ああ、いや、見ないで。見ないで下さい」

もう何回、浣腸されて男たちの目の前で排泄を強制させられたのだろう。しかし、何度経験しても、この恥ずかしさに慣れることは出来なかった。毎回、死にたくなるほどの羞恥に襲われてしまう。そして、それは凌辱者たちが飽きもせず忍に浣腸責めを繰り返させる理由でもあった。

「ふふふ。いつまでもそんなに出して、恥ずかしくないのかしら、仲村さん。やっぱりあなたは変態なのね。ウンチしているところを、みんなに見てもらうのが好きだなんて」

絵里香にそんな言葉を投げつけられると、忍は顔を真っ赤にしながら否定する。

「違います。こんなの、こんなこと、本当にイヤなんです。ああ、もう許して......」

しかし忍の意志とは裏腹に、噴出が止まったかと思えば、また勢いよく薬液が飛び出し、そしてまた流動物が音を立てて流れ落ちる。この少女の華奢な体のどこにこれだけのものが入っていたのかと驚くほどの量だった。

「ああ、いや。もう、いやぁ......」
「いやじゃないわよ。見てるこっちの方がいやになるわ。こんなに臭いものを、こんなにたくさん出して......。やだ、まだ出るの? 少しは恥を知りなさいよ」
「ああ、ごめんなさい、ごめんなさい......」

涙を流し、許しを乞いながら忍は排泄を続ける。その二人の姿を、木村たちはゲラゲラ笑いながら見ていた。

「ははは、すごいね、絵里香。本当に見事な女王様っぷりじゃないか」
「それにしても、忍ちゃんはずいぶん溜め込んでたみたいだな。いつもよりも凄いぞ」

そして呆然と立ちすくむゆりにも話しかける。

「どうだい? 可愛い教え子たちが浣腸プレイに興じている姿は?」
「自分も仲間に入りたくなってきたんじゃないのかい」
「ゆり先生も、忍ちゃんに浣腸してあげたいかい? それとも浣腸されたいか?」

ゆりは唇を噛んで、そんな恐ろしい木村たちの言葉を聞いていた。彼らが自分をこの場に呼んだ理由を考えると、恐ろしくなる。

忍はようやく全てを絞りきったようで、汗まみれになった身体を震わせて荒く呼吸をしていた。痛々しいその姿を、ゆりは直視できない。なにしろ、この少女をこんな地獄へと堕とした手助けを自分はしてしまったのだから。いや、それだけではなく、絵里香に対してもゆりは負い目がある。自分は教職者としてはあるまじき女なのだ。

木村は、忍が足下の洗面器にひりだした大量の排泄物を、絵里香に命じてトイレに捨てさせてくると、改めて二人の少女に、ゆりを紹介した。

「お前たちの学校の谷口ゆり先生だぞ。ほら、ちゃんと挨拶しろ」

そう言われても、忍も絵里香もどうしていいかわからず、とまどうばかりだった。なぜ、ここにゆりがいるのか、それすら理解できないのだから。

「ほら、忍ちゃん。挨拶しないと、また浣腸だぞ」

そう高村に脅されて、慌てて忍は頭を下げる。しかし、全裸で両腕を吊られ、足はがに股という恥ずかしい格好のままでは、何をしても滑稽なばかりだ。

「い、1年S組の仲村忍です」

続いて絵里香もペコリと頭を下げる。絵里香はさっきまでサディスティックに忍を責めていたため、自分がどういう態度を取ればいいのか、混乱していた。

「2年B組、坂本絵里香です......」

そんな二人の表情を見て、木村はさも面白そうに笑う。

「ははは、ゆり先生も俺たちの奴隷だと知って驚いたろ? でも、ゆり先生は二人が奴隷だってことは知ってたんだぜ。何しろ、忍ちゃんに至っては......」
「い、言うんですか?」

ゆりは哀しそうな目で木村を見た。このことを知られたら、自分は少女たちに軽蔑されるだろう。仕方なかったとはいえ、許されることではないのだ。

「ふふふ、知られたくないよな、ゆり先生。自分が忍ちゃんを罠にかけたなんて......」
「えっ!」

忍はその言葉に驚き、うつむいて立ちすくんでいるゆりを見た。

「忍ちゃんと藤井先生の関係を俺たちが知ったのは、ゆり先生のおかげなんだよ。あのいやらしい画像を手に入れられたのもね」
「ど、どういうことですか?!」

細心の注意を持って隠していたはずの藤井との関係が、なぜ木村たちに知られたのか、そして藤井とのプレイの写真がなぜ木村たちの手に渡ったのか。それは忍にとって大きな謎だった。それにゆりが関与していたというのだろうか。

「簡単なことだよ。忍ちゃんのクラスが体育かなんかの授業で教室を開けた時に、ゆり先生に忍び込んでもらって、携帯電話を盗み出してもらったのさ」
「ええっ!!」

確かに体育の授業などの時は、着替えた制服などと共に教室へ携帯電話を置いていくことになる。教師という立場ならば、こっそり無人の教室へ入り込むことも可能だろう。

「でも、携帯電話がなくなったことなんか、ありませんでしたけど......」
「授業時間の間にゆり先生から受け取って、データを丸々コピーしてから、戻しておいてもらったからね。なんかちゃちなロックがかけてあったりしたけど、あんなのは簡単に解析できちゃうからさ」
「そ、そんな......」

藤井との間で交わされたメール、そして藤井とのプレイ写真は携帯電話のロックをかけたフォルダーの中に隠しておいた。だから、もし携帯電話を落として誰かに拾われたりしても大丈夫だと思っていたのだ。

藤井には、絶対に携帯電話の中には残しておくなと命令されていたのだが、藤井とのつながりをいつも感じていたかった忍は、学校などでも一人になった時などに、そのメールや写真を見て、ひとり思いをはせていたのだ。忍はロックを過信していた。

「いやぁ、はじめは忍ちゃんを呼び出すためのきっかけでも何かあるかと思って、ゆり先生に携帯電話を盗み出させて来たんだけどさ、そうしたらとんでもないことがわかってね。本当にびっくりしたよ。あんなに清純そうな女の子が、教師と変態プレイに明け暮れてたなんてねぇ......」
「ああ......」
「ご、ごめんなさい、仲村さん......」

ゆりはうつむいて震えていた。

「先生......」

怒りがないかと言えば嘘になる。ゆりが生徒の携帯電話を盗み出すなどということをしなければ、自分と藤井の幸せな時間は続いていたはずなのだ。自分がこんな地獄のような日々を過ごさなくてもすんだはずなのだ。

しかし、ゆりが木村たちにどんな卑劣な手で脅されて、無理矢理に言うことをきかされたであろうことは容易に想像がつく。ゆりも被害者なのだ。

「あと、絵里香に学校でローター責めをした時に、ラジコンでスイッチ入れてたのも、ゆり先生だよ。すました顔で授業しながら、ローターで絵里香を責めてたんだぜ」
「あっ、あの時の......」

絵里香はラジコンローターを股間に入れられて、授業を受けさせられたことがあった。そして絵里香が指名された時などにタイミングよくローターは作動した。誰かが、どこからか覗きながらラジコンのスイッチを操作していたのかと思ったのだが、まさか授業を行っている女教師が犯人だったとは......。

「ゆ、許せないわ。教師のくせに、そんなことしてたなんて......」

同情すら感じていた忍とは対象に、絵里香はゆりにストレートな怒りを感じていた。もし教師ならば、自分の身を犠牲にしてでも、教え子を助けるべきではないのか。いくら脅されているからといって、悪事の片棒を担ぐようなことは許されることではない、と。

「ごめんなさい、坂本さん」

ゆりは涙を浮かべながら謝罪する。しかし、絵里香はそんなゆりを憎しみのこもった目で睨みつけた。

「仲村さんも怒るべきよ! こんな人、教師の風上にも置けないわ!」

言われて、忍はとまどう。

「でも、ゆり先生もきっと無理矢理やらされたんだと思うし......」
「何よ、なんでかばうのよ。そりゃあ、あなたはいいわよ。もともと変態ですもんね。こうやって木村様たちに責められても、嬉しいんでしょ。気持ちいいんでしょ。でも、私は、普通の、普通の女の子だったんだから......」

絵里香は怒鳴りながら、感極まってしまったのか、泣き出してしまった。ゆりも忍も黙ったうつむくばかりだ。

そんな3人の女を木村たちは、面白そうに見ている。そして、天井から吊られていた忍の手枷を外した。忍はよろよろと立ち上がり、手で胸と股間を隠した。これだけ責められ続けても、忍は羞恥心を忘れないのだ。

「じゃあ、絵里香と忍ちゃんで、ゆり先生を責めてみるか?」

木村の提案に、3人はバラバラの反応をした。ゆりは、一瞬ビクっと震えたものの、後はうつむいていた。

「そうね、それは面白いわ」

絵里香は、まだ涙の残る顔に残酷な笑みを浮かべた。

「そんなこと......、私はできません......」

忍はおろおろするばかりだった。

「やらなかったら、忍ちゃんもゆり先生と一緒に責められることになるぜ」
「で、でも......」

そんな忍を尻目に絵里香は、ゆりの前に立ち、堂々と宣言した。

「悪いけど、ゆり先生。少しいじめさせてもらうわ。私たちがこんなことになってることを知っていながら、学校では平然と教師面してるなんて、許せないわ」

ゆりはうなだれて、絵里香の言葉を受け止める。甘んじて罰を受けよう。ゆりはそう決意した。

「まず、服を脱いでちょうだい。すっぱだかになって、私たちに謝ってちょうだい」

ゆりは哀しそうな目で、ゆり、忍、そして木村たちを見回すと、黙って服を脱ぎ始めた。成熟した大人の白い肌が露わになって行く。



「あああっ。も、もう許してぇ......」

汗と涙でぐちゃぐちゃになった顔を上げて、ゆりは許しを乞う。もう息もまともに出来ない。少しの力も入らない。

「まだまだよ。そうね、あと10回はイッてもらおうかな」
「もう、本当にだめなの。お願い絵里香さん、少しだけでも休ませて......」

その言葉が終わらないうちに、絵里香は電動マッサージ機の先端を、大きく広げられたゆりの股間へとあてがった。

「ひぃ! あああああっ」

ゆりは全裸で一人掛けソファに縛り付けられていた。両の肘掛けに両膝が乗るようにM字型で開脚させられている。その剥き出しのクリトリスに、さっきから何十回と電動マッサージ機の強烈な振動が与えられている。

「だ、だめ、また、またイッちゃいそう......」

絵里香はゆりが一度絶頂を迎えても、マッサージ機を止めることなく、ひたすら責め続けていた。そのため、ゆりはもう数え切れないほどイカされてしまっていた。二十回は優に超えているだろう。何度もイッているうちに、身体はさらに敏感になり、いわゆるイキっぱなしの状態になっていた。頭の中は真っ白になり、口元からはよだれまでがこぼれていた。すでに限界は超えている。

「ほら、仲村さん。ちゃんと当たってないわよ。乳首もしっかり責めて」
「は、はい......」

忍も電動マッサージ機をもたされてゆりの乳房を責めるように絵里香に命令されていた。やや小さめなれど形のいいゆりの乳房もまた感度が素晴らしく、忍のつたない電マ裁きでも、激しく反応していた。

しかし、これ以上、ゆりを責めることに忍は躊躇してしまう。サディストとしての才能を秘めていた絵里香と違って、忍は根っからのマゾだったのだ。

そんなとまどいを見せる忍のことを、ゆりは僅かに残った理性で考える。

仲村さんは、優しい子なのね。でも......私が今、あなたの最も大事な藤井先生を奪おうとしていることを知っても、そんなに優しくしてくれるのかしら......。


(続く)

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著者=小林電人 長年夢見ていた自分の「理想のSMビデオ」を自主制作したことがきっかけで、AV&SM業界のはじっこに首をつっこむことになった都内在住の40代自営業。 「羞恥の教室」をモチーフにした自主制作DVD最新作「1年S組 仲村忍 セーラー服肛門調教」が完成しました! 藤井と忍のアナル調教の模様を実写で再現しています。購入ご希望の方はhttp://denjin.5.dtiblog.com/blog-entry-136.htmlをご覧下さい。
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08.09.22更新 | 小説  >  羞恥の教室