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小林電人、書き下ろし官能羞恥小説の決定版
羞恥の教室 第三部
第十三章 淫獣たちの宴 【1】
著者= 小林電人
現実と妄想が欲望のもとに交錯する第3部!
淫獣たちの手に握られた忍と藤井の運命は!?
第十三章 淫獣たちの宴
I 宴への招待状1
ゆりを駅まで送り、その帰り道。藤井の携帯電話にメールが着信した。最初、藤井はゆりからのメールだと思っていた。
「今日は楽しかったです。また明日、学校で」
そんな少々こそばゆくなるようなメールを、ゆりはよく別れた後に送ってくる。その度に、藤井の心の中で、ゆりの存在が少しだけ大きくなり、そして忍の存在はその分だけ小さくなる。
忍という少女は、今でも藤井にとって理想の恋人であり、究極のM女だった。ゆりも素晴らしい女性だし、アナル感覚も開発されつつある。それでも、忍とのプレイほどの興奮と快感には及ばない。
ただ、今になって思えば、あの数カ月は夢だったのではないかという気すらしていた。自分が前から目をつけていた教え子が、自分の理想通りのM女で、自分に愛と忠誠を誓う奴隷に自らなってくれる。そんな都合のいい話があるはずもない。あれは、なかなか理想のパートナーに巡り会えない自分が妄想した白日夢だったのではないか。
いや、それが本当に夢であれば、どれだけ楽だろう。その後に藤井と忍を襲った恐怖を考えれば、最初から何もなかった方が、ずっとマシだったと思う。
藤井と忍の運命は、見たこともない「脅迫者」たちの手に握られたままだ。彼らは、飽きることなくジワジワと藤井を追い詰めてくる。恐らく、忍の身にも何かが起きているに違いない。しかし、今の藤井には、それを知ることすらできないのだ。
忍のことを思うと、胸が締め付けられる。何も出来ない自分が歯がゆくて仕方がない。それでも藤井には、何も打つ手が見つからないのだ。
それなのに、ゆりにも心を奪われつつある自分を情けないとも思う。いや、藤井はゆりに逃避しているのだ。忍のことを忘れるために。忍が、今、どんなひどい目にあっているかを考えないために。
それが自分にもわかっている。自分は最低な男だと思う。その気持ちが、より自分をゆりに逃避させているのだ。
しかし、今、藤井の携帯電話に届いたメールは、その逃げ場さえも失ったことを知らせるものだった。
そのメールには2枚の画像が添付されていた。一枚目は、騎乗位でペニスに貫かれている少女が移っていた。後ろ手に拘束され、両脚を大きく開かせられているために、下から突き上げているペニスが肛門に突き刺さっている様がはっきりと確認できる。その上でうっすらと口を開き、桃色の内壁を覗かせている肉裂は、ヌラヌラと濡れ光っている。そして少女の表情は、切なげではあるが、確かに快感に酔っているものだった。
それは紛れもなく忍だった。しかし、これは藤井が撮影したものではない。見知らぬ誰かが、忍の肛門を犯している写真だった。
恐らく、この相手はあの脅迫者たちだろう。自分の大切な宝物を奪われた現実を目の当たりにして、藤井は怒りに震えた。脅迫者たちを許せない、と思った。
しかし、もう一枚の画像を見た時、藤井は愕然とした。頭の中が真っ白になった。ついさっき感じていた怒りなどどこかへ消え、恐怖に襲われた。
そこには、藤井の部屋で絡み合う全裸の藤井とゆりの姿が映し出されていたのだ。
盗撮用のカメラで撮影されたと思われる画質の悪い画像だったが、それでも藤井とゆりの顔ははっきりと識別できた。
いつこんな写真が撮られたのか? ベッドの後ろに写っている紙袋を見て、藤井はそれが今日、つい数時間前に撮影されたということに気づく。この紙袋は今日、ゆりが手みやげに持ってきたフルーツが入っていた果物屋のものだ。
藤井は駆け足で自部屋に戻る。アングルから判断してカメラが置かれていたと思われる位置の棚を調べる。しかしそこには怪しいものは何もなかった。
誰がいったいどうやってこの写真を撮ったのか。この部屋には藤井の他にはゆりしか足を踏み入れていないはずだ。何者かが、自分の留守中にこっそりと忍び込んでカメラを設置し、そしてついさっき、ゆりを駅まで送るために家を出た直後に再び忍び込み、カメラを回収したというのか?
藤井は脅迫者たちの、底知れぬ力に心の底から震え上がった。奴らは自分の行動を全て監視し、どこへでも忍びこんでしまう。彼らの前にはプライバシーなど存在しない。
藤井は部屋の中で、がっくりと膝をつき、頭を抱え込んだ。きっとこんなおれの姿も、奴らは見ているんだ。見て、笑っているに違いない。藤井は絶望的な気持ちになる。犯されている忍の画像を見た時の怒りなどは、もうどこかへ消え失せていた。
そして、あのメールに書いてあった一文を思い出す。
「まもなく藤井先生を、素敵なショーに招待いたします」
メールにはそれだけ書かれていた。それがどんなショーなのかは、わからない。しかし、藤井には拒否権などないのだ。
「アナルにしか興味がない奴かと思ってたけど、お前とのセックスだと、割とノーマルだよな。あれを忍ちゃんが見たら、なんかガッカリするんじゃないの? なんだ、普通のなんじゃないかって」
木村にそう言われて、ゆりはうつむいて唇を噛みしめる。駅で藤井と別れた後、ゆりは木村たちの車に乗り込み、回収した小型カメラを返した。
恐ろしく小さいそのカメラは、撮影した映像を電波で飛ばす。木村たちは藤井のマンションの近くに車を止めて、その映像を受信していたのだ。藤井とゆりの一部始終を彼らはゲラゲラ笑いながら見ていた。
「ゆり先生も、おれたちに見られてると思うと、一段と燃えたんじゃないの? 露出の快感には、ずいぶん目覚めて来てるもんな」
「というか、藤井に気持ち入って来てるだろ。あれは愛情のあるセックスの反応だよ。俺たちに犯される時とは全然違うもんな」
「まぁ、ゆり先生は、忍ちゃんなんかと違って、基本ノーマルな人だからな。アナルもかなり感じるようになってきたとは言え、やっぱり前の方が好きだろ? 忍ちゃんみたいな天然変態少女とは、ちょっと違うんだよ」
「じゃあ、ショーの時は両方アナルだと、ハンデありすぎるな。ゆり先生は前、忍ちゃんは後ろでやればちょうどいいか」
「あ、それがいいや」
「あの......、ショーって何なんですか?」
ゆりは恐る恐る聞く。最近、木村たちの会話でよく出てくる「ショー」とは何なのか、ゆりは知らなかった。
「ん? まぁ、ちょっとしたイベントだよ。ゆり先生にも協力してもらうからね。楽しみにしててよ」
「............」
何であれ、それが恥ずかしく恐ろしいものであることは、ゆりにもわかっている。しかし、どうしたところでそれを拒否する権利はゆりにはないのだ。
「見られるのは、嫌いじゃないんだろ? たくさんの人に、ゆり先生の恥ずかしい姿を見てもらおうと思ってさ」
「そ、それは困ります。もし誰かに知られてしまったら......」
ゆりは狼狽する。やはりショーとは、自分たちが観客の前で責められることなのだろう。
「大丈夫だよ。お客さんは信用できる人だけだからさ。絶対に秘密が漏れる心配はないよ。安心して恥ずかしい姿を晒せばいい」
「............」
「ユリ先生のおっぱいも、おまんこも、お尻の穴も、思いきりおっぴろげて、何十人って人に見てもらおうね。ゆり先生くらいの美人だと、みんな目をギラギラさせて覗き込むぜ。たくさんの視線が、おまんこの奥まで降り注ぐんだ。どうだい、うれしいだろ?」
ゆりはゴクンと唾を飲み込んだ。そんな恥ずかしい目にあわせられるなんて、絶対に嫌だ。恥ずかしくて死んでしまう。そう思えば思うほど、自分の体の奥が熱くなってくるのがわかる。
ゆりが太腿をもじもじさせているのを、木村たちは見逃さなかった。高村がハンドルを握り、後ろの座席では木村と吉村がゆりを挟むように座っている。車内に、ぷんと牝の匂いが漂った。
「なんだよ、想像して興奮してるのかい、ゆり先生」
「ち、違います。イヤです。そんなショーは勘弁して下さい」
「そんなこと言っても、もう決まったことだからね。君たち奴隷のお披露目会だからさ。ふふふ、素敵なゲストも出てくれる予定だしね。きっと楽しめると思うよ」
「ああ......」
ゆりは顔を伏せて、なおも下半身をもじもじさせていた。木村はいきなり手をゆりのスカートの中に突っ込む。
「あっ」
太腿の付け根に指を潜り込ませ、そしてショーツ越しに股間に触れた。指先に湿り気を感じた。
「ふふふ、やっぱり」
木村は指をさらに押しつける。ゆりは真っ赤になった顔を左右に振る。
「ああ、だめ......」
「なんだよ、びしょびしょだぜ」
指先は布地越しに、ゆりの敏感な肉芽を的確に捉える。
「だ、だめ......」
「何十人もの人に、おまんこやお尻の穴を見られること、想像して興奮したんだね、ゆり先生」
「いや、そんなことありません、そんなの嘘です」
「嘘って言ったって、すごいぜ、ここ。触る前からビショビショだったぞ」
「なんだ、すっかり立派なM女になってたんだな、ゆり先生」
今度は吉村がブラウスの上からゆりの乳房を揉み始める。
「ああ......」
ゆりは熱い吐息を漏らした。体の力が抜けていく。もう木村たちのなすがままだ。
「ちぇっ、ずるいな、お前たち」
一人ハンドルを握っている高村がバックミラーで後部座席の様子をチラリと見てぼやいた。
「悪いな。部屋についたら、ゆり先生にたっぷりサービスさせるからさ」
そういいながら木村は、ゆりのショーツを脱がしてしまう。そして広げて、大きな染みを見つけると嬉しそうにゆりに見せつけた。
「こんなにベットリと濡れてるぜ。ほら、こうやると糸を引くくらいだ」
「ああ、やめて下さい」
ゆりは木村の手からショーツを取り返そうとする。
「ふふふ、これは俺がもらっておくよ。今日はこれからノーパンのままでいな」
「いや、返して下さい」
「そうだ、いっそ明日から学校もノーパンで行くといい。ノーパンのままで授業するんだ」
「そんなことできません......」
言いながらも、ゆりは本当にノーパンのままで授業をする自分の姿を想像してしまう。しかも、なぜかその教室は杉村東女子高ではなく、男子校なのだ。坊主頭の男子生徒が好色な視線で自分を見ている。ノーパンであることを、みんな知っていて、スカートの中を透視するかの如くじっと下半身を見つめている。
そんな光景が、ゆりの頭の中に浮かぶ。そして、肉裂はさらにぬかるんでいく。木村の指は再び、そこへ沈んでいく。
一方、吉村はブラウスのボタンを外して、ブラジャーをずらすと、ゆりの乳房を露出させてしまった。
「だ、だめです。外から見えちゃいます......」
「いいじゃないか。杉村東女子高の谷口ゆり先生が車の中でオッパイ丸出しにして、ノーパンのままで男たちに触りまくられてるって、街中の人に知ってもらえば」
「いや、いや、そんなことになったら......」
そう言いながらも、ゆりは露出の快感に陶酔していた。教室いっぱいの男子生徒の前で、全裸にされて体を弄くり回される自分の姿が、頭の中に浮かんでいた。
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ゆりを駅まで送り、その帰り道。藤井の携帯電話にメールが着信した。最初、藤井はゆりからのメールだと思っていた。
「今日は楽しかったです。また明日、学校で」
そんな少々こそばゆくなるようなメールを、ゆりはよく別れた後に送ってくる。その度に、藤井の心の中で、ゆりの存在が少しだけ大きくなり、そして忍の存在はその分だけ小さくなる。
忍という少女は、今でも藤井にとって理想の恋人であり、究極のM女だった。ゆりも素晴らしい女性だし、アナル感覚も開発されつつある。それでも、忍とのプレイほどの興奮と快感には及ばない。
ただ、今になって思えば、あの数カ月は夢だったのではないかという気すらしていた。自分が前から目をつけていた教え子が、自分の理想通りのM女で、自分に愛と忠誠を誓う奴隷に自らなってくれる。そんな都合のいい話があるはずもない。あれは、なかなか理想のパートナーに巡り会えない自分が妄想した白日夢だったのではないか。
いや、それが本当に夢であれば、どれだけ楽だろう。その後に藤井と忍を襲った恐怖を考えれば、最初から何もなかった方が、ずっとマシだったと思う。
藤井と忍の運命は、見たこともない「脅迫者」たちの手に握られたままだ。彼らは、飽きることなくジワジワと藤井を追い詰めてくる。恐らく、忍の身にも何かが起きているに違いない。しかし、今の藤井には、それを知ることすらできないのだ。
忍のことを思うと、胸が締め付けられる。何も出来ない自分が歯がゆくて仕方がない。それでも藤井には、何も打つ手が見つからないのだ。
それなのに、ゆりにも心を奪われつつある自分を情けないとも思う。いや、藤井はゆりに逃避しているのだ。忍のことを忘れるために。忍が、今、どんなひどい目にあっているかを考えないために。
それが自分にもわかっている。自分は最低な男だと思う。その気持ちが、より自分をゆりに逃避させているのだ。
しかし、今、藤井の携帯電話に届いたメールは、その逃げ場さえも失ったことを知らせるものだった。
そのメールには2枚の画像が添付されていた。一枚目は、騎乗位でペニスに貫かれている少女が移っていた。後ろ手に拘束され、両脚を大きく開かせられているために、下から突き上げているペニスが肛門に突き刺さっている様がはっきりと確認できる。その上でうっすらと口を開き、桃色の内壁を覗かせている肉裂は、ヌラヌラと濡れ光っている。そして少女の表情は、切なげではあるが、確かに快感に酔っているものだった。
それは紛れもなく忍だった。しかし、これは藤井が撮影したものではない。見知らぬ誰かが、忍の肛門を犯している写真だった。
恐らく、この相手はあの脅迫者たちだろう。自分の大切な宝物を奪われた現実を目の当たりにして、藤井は怒りに震えた。脅迫者たちを許せない、と思った。
しかし、もう一枚の画像を見た時、藤井は愕然とした。頭の中が真っ白になった。ついさっき感じていた怒りなどどこかへ消え、恐怖に襲われた。
そこには、藤井の部屋で絡み合う全裸の藤井とゆりの姿が映し出されていたのだ。
盗撮用のカメラで撮影されたと思われる画質の悪い画像だったが、それでも藤井とゆりの顔ははっきりと識別できた。
いつこんな写真が撮られたのか? ベッドの後ろに写っている紙袋を見て、藤井はそれが今日、つい数時間前に撮影されたということに気づく。この紙袋は今日、ゆりが手みやげに持ってきたフルーツが入っていた果物屋のものだ。
藤井は駆け足で自部屋に戻る。アングルから判断してカメラが置かれていたと思われる位置の棚を調べる。しかしそこには怪しいものは何もなかった。
誰がいったいどうやってこの写真を撮ったのか。この部屋には藤井の他にはゆりしか足を踏み入れていないはずだ。何者かが、自分の留守中にこっそりと忍び込んでカメラを設置し、そしてついさっき、ゆりを駅まで送るために家を出た直後に再び忍び込み、カメラを回収したというのか?
藤井は脅迫者たちの、底知れぬ力に心の底から震え上がった。奴らは自分の行動を全て監視し、どこへでも忍びこんでしまう。彼らの前にはプライバシーなど存在しない。
藤井は部屋の中で、がっくりと膝をつき、頭を抱え込んだ。きっとこんなおれの姿も、奴らは見ているんだ。見て、笑っているに違いない。藤井は絶望的な気持ちになる。犯されている忍の画像を見た時の怒りなどは、もうどこかへ消え失せていた。
そして、あのメールに書いてあった一文を思い出す。
「まもなく藤井先生を、素敵なショーに招待いたします」
メールにはそれだけ書かれていた。それがどんなショーなのかは、わからない。しかし、藤井には拒否権などないのだ。
「アナルにしか興味がない奴かと思ってたけど、お前とのセックスだと、割とノーマルだよな。あれを忍ちゃんが見たら、なんかガッカリするんじゃないの? なんだ、普通のなんじゃないかって」
木村にそう言われて、ゆりはうつむいて唇を噛みしめる。駅で藤井と別れた後、ゆりは木村たちの車に乗り込み、回収した小型カメラを返した。
恐ろしく小さいそのカメラは、撮影した映像を電波で飛ばす。木村たちは藤井のマンションの近くに車を止めて、その映像を受信していたのだ。藤井とゆりの一部始終を彼らはゲラゲラ笑いながら見ていた。
「ゆり先生も、おれたちに見られてると思うと、一段と燃えたんじゃないの? 露出の快感には、ずいぶん目覚めて来てるもんな」
「というか、藤井に気持ち入って来てるだろ。あれは愛情のあるセックスの反応だよ。俺たちに犯される時とは全然違うもんな」
「まぁ、ゆり先生は、忍ちゃんなんかと違って、基本ノーマルな人だからな。アナルもかなり感じるようになってきたとは言え、やっぱり前の方が好きだろ? 忍ちゃんみたいな天然変態少女とは、ちょっと違うんだよ」
「じゃあ、ショーの時は両方アナルだと、ハンデありすぎるな。ゆり先生は前、忍ちゃんは後ろでやればちょうどいいか」
「あ、それがいいや」
「あの......、ショーって何なんですか?」
ゆりは恐る恐る聞く。最近、木村たちの会話でよく出てくる「ショー」とは何なのか、ゆりは知らなかった。
「ん? まぁ、ちょっとしたイベントだよ。ゆり先生にも協力してもらうからね。楽しみにしててよ」
「............」
何であれ、それが恥ずかしく恐ろしいものであることは、ゆりにもわかっている。しかし、どうしたところでそれを拒否する権利はゆりにはないのだ。
「見られるのは、嫌いじゃないんだろ? たくさんの人に、ゆり先生の恥ずかしい姿を見てもらおうと思ってさ」
「そ、それは困ります。もし誰かに知られてしまったら......」
ゆりは狼狽する。やはりショーとは、自分たちが観客の前で責められることなのだろう。
「大丈夫だよ。お客さんは信用できる人だけだからさ。絶対に秘密が漏れる心配はないよ。安心して恥ずかしい姿を晒せばいい」
「............」
「ユリ先生のおっぱいも、おまんこも、お尻の穴も、思いきりおっぴろげて、何十人って人に見てもらおうね。ゆり先生くらいの美人だと、みんな目をギラギラさせて覗き込むぜ。たくさんの視線が、おまんこの奥まで降り注ぐんだ。どうだい、うれしいだろ?」
ゆりはゴクンと唾を飲み込んだ。そんな恥ずかしい目にあわせられるなんて、絶対に嫌だ。恥ずかしくて死んでしまう。そう思えば思うほど、自分の体の奥が熱くなってくるのがわかる。
ゆりが太腿をもじもじさせているのを、木村たちは見逃さなかった。高村がハンドルを握り、後ろの座席では木村と吉村がゆりを挟むように座っている。車内に、ぷんと牝の匂いが漂った。
「なんだよ、想像して興奮してるのかい、ゆり先生」
「ち、違います。イヤです。そんなショーは勘弁して下さい」
「そんなこと言っても、もう決まったことだからね。君たち奴隷のお披露目会だからさ。ふふふ、素敵なゲストも出てくれる予定だしね。きっと楽しめると思うよ」
「ああ......」
ゆりは顔を伏せて、なおも下半身をもじもじさせていた。木村はいきなり手をゆりのスカートの中に突っ込む。
「あっ」
太腿の付け根に指を潜り込ませ、そしてショーツ越しに股間に触れた。指先に湿り気を感じた。
「ふふふ、やっぱり」
木村は指をさらに押しつける。ゆりは真っ赤になった顔を左右に振る。
「ああ、だめ......」
「なんだよ、びしょびしょだぜ」
指先は布地越しに、ゆりの敏感な肉芽を的確に捉える。
「だ、だめ......」
「何十人もの人に、おまんこやお尻の穴を見られること、想像して興奮したんだね、ゆり先生」
「いや、そんなことありません、そんなの嘘です」
「嘘って言ったって、すごいぜ、ここ。触る前からビショビショだったぞ」
「なんだ、すっかり立派なM女になってたんだな、ゆり先生」
今度は吉村がブラウスの上からゆりの乳房を揉み始める。
「ああ......」
ゆりは熱い吐息を漏らした。体の力が抜けていく。もう木村たちのなすがままだ。
「ちぇっ、ずるいな、お前たち」
一人ハンドルを握っている高村がバックミラーで後部座席の様子をチラリと見てぼやいた。
「悪いな。部屋についたら、ゆり先生にたっぷりサービスさせるからさ」
そういいながら木村は、ゆりのショーツを脱がしてしまう。そして広げて、大きな染みを見つけると嬉しそうにゆりに見せつけた。
「こんなにベットリと濡れてるぜ。ほら、こうやると糸を引くくらいだ」
「ああ、やめて下さい」
ゆりは木村の手からショーツを取り返そうとする。
「ふふふ、これは俺がもらっておくよ。今日はこれからノーパンのままでいな」
「いや、返して下さい」
「そうだ、いっそ明日から学校もノーパンで行くといい。ノーパンのままで授業するんだ」
「そんなことできません......」
言いながらも、ゆりは本当にノーパンのままで授業をする自分の姿を想像してしまう。しかも、なぜかその教室は杉村東女子高ではなく、男子校なのだ。坊主頭の男子生徒が好色な視線で自分を見ている。ノーパンであることを、みんな知っていて、スカートの中を透視するかの如くじっと下半身を見つめている。
そんな光景が、ゆりの頭の中に浮かぶ。そして、肉裂はさらにぬかるんでいく。木村の指は再び、そこへ沈んでいく。
一方、吉村はブラウスのボタンを外して、ブラジャーをずらすと、ゆりの乳房を露出させてしまった。
「だ、だめです。外から見えちゃいます......」
「いいじゃないか。杉村東女子高の谷口ゆり先生が車の中でオッパイ丸出しにして、ノーパンのままで男たちに触りまくられてるって、街中の人に知ってもらえば」
「いや、いや、そんなことになったら......」
そう言いながらも、ゆりは露出の快感に陶酔していた。教室いっぱいの男子生徒の前で、全裸にされて体を弄くり回される自分の姿が、頭の中に浮かんでいた。
(続く)
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著者=小林電人 長年夢見ていた自分の「理想のSMビデオ」を自主制作したことがきっかけで、AV&SM業界のはじっこに首をつっこむことになった都内在住の40代自営業。 「羞恥の教室」をモチーフにした自主制作DVD最新作「1年S組 仲村忍 セーラー服肛門調教」が完成しました! 藤井と忍のアナル調教の模様を実写で再現しています。購入ご希望の方はhttp://denjin.5.dtiblog.com/blog-entry-136.htmlをご覧下さい。 |