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『S&Mスナイパー』1980年7月号 読者投稿小説
「女学生エネマ地獄」
「女学生エネマ地獄」
スキャンダルを飯の種にするルポライター・山本和彦が味わう、悪徳にまみれた蜜の味。罠に落ちた女学生を脅迫して行なう、濃厚且つ執拗な加虐の数々とは……。『S&Mスナイパー』1980年7月号に掲載された読者投稿小説を、再編集の上で全7回に分けてお届けします。
山本和彦はフリーのルポライターである。しかし、今の世の中、山本のような新人はまじめなルポルタージュでは生活するだけの仕事の依頼がない。
大学を卒業した山本は、二流どころの出版社である春冬社に就職した。そしてそこのドル箱的大衆雑誌『週刊スキャンダル』の記者として、芸能界、スポーツ界の裏の記事、つまりスキャンダルを担当した。3年ほどそこで仕事をした山本和彦は、その経験を生かし、フリーのルポライターになった。
名もないルポライターは、フリーになるととたんに仕事がなくなるものだが、山本の場合、陰の仕事が生活を支えていた。名声を高める意志のない山本は、世の中の陰にこもった部分を、遠慮なく記事にする。露骨な表現も敢えて拒まない。そんな記事に世間は興味を示すのだろう、フリーになって2年経つが、次から次と依頼がくる。
記者仲間の中には、山本を批判する者も多い。だが彼は恥部に潜入し、書きまくる。
時々、山木の追求を受けた者が、金で女で記事を買い取ろとする。そんな時は記者にあるまじき取り引きを、条件如何によってする。
そういうことが、山本和彦のいい暮らしを保障しているのである。
芸能関係という仕事柄、取引きの条件は金と女の両方が多い。新人の歌手に金を持たせて処女をどうぞ、と電話で連絡してくるプロダクションもある。また、今をときめく流行歌手のスキャンダルともなると、本人が取り引きにくることもある。
そういう場合、山木和彦は、相手が性体験豊富な歌手なので普通のセックスでは取り引きに応じない。弱みを握られたプロダクション側は、社長自ら山本の要求を女たちに説明して、結局山本の意のままになるのである。
去年新人賞を取った、19歳の歌手M子の場合もそうである。彼女の高校生時代の不良行為を記事にすると、暗にプロダクション側に伝えたところ、さっそく山本のマンションにM子がきた。仕事の依頼者には悪いが、山本和彦は生活を豊かにするために取り引きに応じたのである。
M子は1人の無名の男性を連れてきた。それが取り引きの条件である。
山本は彼らに自分の眼の前でセックスをするように命じた。途中で山本は、M子のアヌスにイチヂク浣腸を注入した。30ccの浣腸を2個注入されて、M子は男とセックスするわけである。
便意をがまんしてM子は一所懸命にセックスする。早く男をいかせないと、自分が排泄しなければならない。トイレ以外の場所で、しかも2人の男性の眼の前で排泄をするなど、耐えられない。
結局、M子は山本の見ている前で、男とセックスをしながら、泣きわめき、汚物を出してしまった。こんなことは、それこそいいスキャンダルの種である。
“新入賞歌手「M子」、ルポライターのマンションで無名歌手とセックス中、たれ流し”
そんな「M子」は山本にとって懐かしい女だった――。
「ねえ、この前のこと記事にしない約束、ちゃんと守ってくれるわネ」
浜木由美は、山本和彦の首に両腕をまわして、甘ったるい声でそう言った。
「ああ、約束するさ。しかしこれから俺のすることに、君は耐えられるかな」
やや皮肉っぽく由美の眼をみながら、山本は彼女の湯上がりの悩ましい裸の腰に手を差しのべて言った。
まだ乳房は未発達だった。
「それどういう意味」
由美は一瞬ハッとした表情になり、山本の顔を凝視した。
「俺の部屋に来て、一晩俺のなすがままになる。それが条件のはずだったと思うがね」
「それは……そうだけど」
「じゃあ約束どおり、そうさせてもらうよ」
腰から手を離してそう言うと、由美も首にまわしていた両腕を山本から外して、恥ずかしそうに両方の乳房を隠した。
陰毛もかなり薄いほうである。真ん中の亀裂がよくわかった。
「ちょっとそこで待ってな。何も身に付けちゃだめだ。ま、棚の中にブランデーが入ってるから、飲めるんだったら、それでも飲んでなよ」
「……いただくわ」
由美は豊かな尻を山本のほうに向けると、棚からブランデーとグラスを出した。振り返った時、山本を睨んだような恰好になったが、すぐ傍らのソファに腰を下ろし、グラスにブランデーを注ぐ。
それを見届けると、山本和彦は隣の寝室に入った。そしてシングルのベッドが置いてあるだけの8畳の部屋の押し入れを開けて、中に入っているダンボール箱を取り出した。
みかん箱ぐらいのダンボール箱の中には、大人のおもちゃ類がいっぱい入っている。その中から山本は、これから使用するものを数種類選んだ。
山本和彦にとって、一番の楽しみが、これから始められるのである。
浜木由美は、池袋にある私立T女子高校の3年生である。まわりの友だちはもうみんな性体験をしたという者ばかりであった。遅い者でも、今年の夏休みにキャンプ地や、海水浴場で男性と関係を持ち、ほとんどが「女」になっていた。
相手の男性も高校生から35歳ぐらいのサラリーマンまで、様々である。ほとんどが、その時だけの交際であった。
9月に入ってから、由美の友だちは彼女に早く「女」になりなさいよ、とたびたび言うようになった。何としても高校時代に一人前にならなければ……と恥ずかしい気持ちになった由美は、その機会を待ちこがれていた。
そんな毎日がつづいた10月の下旬のことである。由美の友だちの1人の裕子が、ある男子校の生徒を彼女に紹介した。アキラと名のった男子生徒は、裕子の最初の男であるらしい。
ハンサムな好感の持てそうなその男は、由美の好みのタイプでもあった。
「今度の土曜日に、パーティをやるんだ。君も参加しなよ」
とアキラは由美と2人になった時、言った。
「パーティって何の」
由美は好奇心を押さえて、アキラに一応訊ねてみた。
「みんなが集まるだけだよ。そこの仲間に君を紹介して……君がパーティの中心になるんだ。モデルみたいにみんなの中心になって……わかるだろう」
アキラは何となく言葉を曖昧にした。
「モデルって、何の?」
「ただ単なる中心人物ってことさ。そこで君はじっとしていればいいさ。行くだろう?」
浜木由美はそれ以上深く追求せずに、「じっとしてればいいのね、行くわ」
と承諾した。
(続く)
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