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『S&Mスナイパー』1982年12月号 読者投稿小説
「H感覚な午後」
「H感覚な午後」
好奇心旺盛でちょっとHな19歳の女の子・真理にふりかかる、かなりアブない凌辱体験。年頃の乙女はショックの中で何を思い、何を感じたのか……。『S&Mスナイパー』1982年12月号に掲載された読者投稿小説を、再編集の上で全6回に分けてお届けしています。
真理はニンマリほくそ笑みながスーとその子の後ろから近付くと、体を密着させ、耳元近くに囁いた。
「ボク……凄い眺めね」
ビキニの胸をその子の背に押しつけてやった。
その子は吃驚したように目を大きく見開いて、真っ赤な顔で振り向いた。
「ボク、知ってるの? 女のあそこの割れ目のこと……」
真理はその子のパンツの前を弄ってやった。その子の物は、思った通りギンギンに勃起していた。
「マッ、もうすっかり固くしちゃって……。これを、今ボクの見ていた女のあそこに刺し込むのよ」
真理は激しく手を動かしてパンツの上から撫でさすると、頃合を見計らってグイと力一杯に握り締めてやった。真理の目は憎い物でも見るように、しっかりと壁に立つ男の巨大な脹らみに向けられたままだ。途端に男の子の勃起が力強く脈打つのが分かった。
「あっ……あっ……きっもちん、いい……」
真理はふざけたような甘い口調でそう囁くなり、いきなりその子から離れると水を蹴った。
仰向けに背泳ぎのバタ足だけで進みながら、今、確かに真理の手で激しく勃起を打ち震わせた男の子が、慌てて水から這い上がると、腰を後ろに引き加減にしてアヒルのように駆けていくのを見てニヤッと笑った。
――しかし、おっきかったなあ。
真理は店からの続きの部屋の上がり口に腰掛けて、先日のプールでの回想にニヤニヤしながら、今更のようにしげしげとコーラの壜を見詰めると、そっと下腹部に押し当てた。
脚を開き加減にして、壜を下げると力を入れる。得も言われぬ狂おしい戦慄が、微かではあるが股間から全身に向けて走る。
「ああ……したいなあ」
思わず洩れた呟きに真理は顔を赤らめた。真理はここ数カ月というもの男の愛撫に接する機会がない。この気怠さは確かに暑さのためだけではないようだ。
「あああ……やるせないなあ」
真理は上擦った声で、もう一度、呟いた。
「ごめんよ」
不意に勢いよく戸が開けられた。客だ。真理は慌てて立ち上がった。
「ビール、くんない」
「は、はい……」
真理は、いささか狼狽気味。
「大壜一本。飲んでくからよ。あけてくれや」
熊みたいな労務者風の男だ。真っ黒に日焼けした顔は髭で埋まっている。ランニングを着た厚い胸元からも黒々と胸毛が覗いている。
男はビールを飲みながら、真理の顔から胸へと絡みつかせるような粘っこい視線を送っていた。
「いいオッパイしてるねえ。なんといっても若い娘は体中はちきれそうでよ。堪んねえよな」
薄い夏物のワンピースなど男の卑猥な目にかかると、てんで無防備なものに思われる。見る見る男の視線に脱がされているような気にさせられて、真理は思わず身を竦めた。男には、そんな真理の心が読めるのだろうか……。
「姐ちゃんみてえなプチプチした肌の女を抱きしめてよ。こうやってグイッと刺し入れたら堪んねえだろうな。グフフ……」
男は卑猥な腰付きで前へグイと突き上げるような仕種をすると、嫌らしい笑いに顔を歪めた。
「お父さん。お父さーん」
真理は勢いっぱいの黄色い声を張り上げて、奥の部屋を覗き込むように大きく叫んだ。
「おいおい、冗談。冗談だよ。そう邪険にするなよ」
男は慌てて残ったビールを飲み干すと、カウンターに500円札を放り出し、
「ツリはいらないよ。姐ちゃんが艶っぽいからあげるよ」
と、大きな紙袋を手に照れ隠しの笑いを浮かべて外に出かかった。
「あっ、そうそう。この近くに真宮組って土建屋があるだろう。どの辺になるのかな?」
「その道を真っ直ぐ公園に突き当たって左へ10分も歩けば分かるわよ」
真理は脹れっ面でとげとげしい。
「ありがとよ……」
男が出ていくと真理は大きく溜め息をついた。居もしないお父さんを呼んで、咄嗟の機転をきかせたからいいようなものの……、男の目には、確かに険悪さを秘めた無気味に光るものがあった。
真理の思いすごしかも知れないが、もしコーラの壜を股間に押し当てているのを見られていたら……そう思うと、背筋を冷めたいものが走った。
店と真理の座っていた部屋の上がり口との間には、腰の辺りまでの高さにカウンターがある。外から見られるはずはないのだが……。もしも、と思いをはせていく真理の体を不可解な戦慄が駆け巡っていた。
ひとり店番をしていた真理は、熊を思わせる醜い大男に乱暴に裸に剥かれて這わされると、容赦ない男の一撃に打ち据えられていく。そしてその男の風貌に見合った凄まじいイチモツで……。
空想癖の強い真理は、白日夢にも似た妖しい思いに胸を高鳴らせ始めていた。
遠くに雷鳴が轟き始めていた。
まだ12時を過ぎたばかりだ。父も母も、まだまだ帰りそうにない。真理はコーラの残りを飲み終えると、空壜を手に部屋に上がり、店と境の障子を閉めた。
ひとしきり雷鳴が鳴り響いていた。雨脚は早く、激しい雨音が叩きつけるように屋根を打っている。薄暗い部屋の中には、真理の呻きが小さく聞こえていた。
「嫌……嫌よ。オジサン……止めて……」
真理以外には誰も居ない。真理は自分の妄想のままに振る舞っているのだ。
ワンピースの胸を大きくはだけ、首筋と膝で支えた俯せの姿勢で腿を割り、高々と持ち上げた双臀の狭間に、両手でしっかりと握ったコーラの壜を突き立てている。傍に白いパンティが脱ぎ捨てられていた。
「嫌……嫌ぁ……ああぁ」
狂おしい叫びとともに、コーラの壜がズブズブと呑まれていく。
異様な振る舞いを見せる真理を包み込むように、妖かしの時が過ぎていった。
(続く)
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