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『S&Mスナイパー』1988年7月号
緊縛モデルたちの縛られレポート
「被縛報告」ゆかり編
緊縛モデルたちの縛られレポート
「被縛報告」ゆかり編
SM雑誌のグラビアに登場するモデルってどんな人? 数多いるモデルの中には「緊縛、大好き!」という生粋のマニア女性もいれば、「SM? ナニソレ」「初めて縛られるんですけど……」と戸惑いを隠せない人や、初めてなのにとんでもなく乱れてしまう隠れマゾ女性もいたりしす。そんな十人十色のグラビアモデルたちが、自ら綴る撮影後記「被縛報告」。今回は『S&Mスナイパー』1988年7月号に掲載された「被縛報告」、ゆかり編を再掲載いたします。
当時つきあらていた彼がそれっぽい人だったというか、SEXする前に必ずエロ本を見せられて、それを見ただけで私が濡れてしまうものですから、前戯の手抜きだったのでしょうが、中でも特に激しく濡れてしまうのがSMっぽい写真で、それ以来、よく浴衣のヒモなどで縛りのマネをされました。
マネと言っても、ウエストや手首、足首などを縛る程度の幼稚なのでしたが、それでも結構ドキドキしましたし、クリトリスが痛くなるくらいキューンとなって、恥ずかしいほど濡れてしまっていました。
普通の女の子が感じるようにSM=汚いというようなイメージは、全然持ったことがありません。もともと早熟でしたし、中学1年のときにヴアージンのままフェラチオさせられていたことから、SEXに対しては、何でも割とすんなり受け止められるようなフリーな考え方の女の子になっていたのです。
今でも、それはあまり変わっていないようです。ビデオ女優やヌードモデルも、好きだからやっているのです。それに、今の仕事が気に入っているもうひとつの理由は、いろいろなSEXや性技を愉しみながら、「お仕事ですから」と言えることです。
本当は何人の男の人とどんなことをしようと勝手だと思うのですが、“男好き”“ブレイガール”などと悪口を言う人達がいるのです。そんなことを言われたら、やっぱり落ち込んでしまいます。
SMだって、プライベートでしたとしたら“変態”と言われてしまいそう。でも、SM愛好家も女装マニアも、ホモセクシュアルもレズビアンも、そういう辛さをエネルギーに昇華させているのでしょう? すごいなあと感心してしまいます。
もっとも、それくらいのエネルギーがないと身が持たないのかもしれないと、今回、SMの仕事をしてみて思いました。肉体労働なんですよね。SMのモデルって。ノーマルなSEXでは考えられないような体位で縛られるんですもの。
私は“縛り”だけでしたが、それでもかなり辛くて、撮影の後も4〜5日は筋肉痛が治りませんでした。ハードなSMなら、ムチ、ローソク、あるいはグリセリン液やアルコールで浣腸されると聞きましたが、並のエネルギーではとても耐えきれないだろうと思います。
撮影でも、服の上から縛られているうちは、(この程度なら楽シしめそう……)などと考えていたのですが、裸になっていくにつれて、縛り方がどんどん複雑なものになっていくのに戸惑いました。
肘掛けのないイスに斜めになって、片方のお尻だけで全身を支えたまま、両脚をM字型に開き、乳房の上と下と股間に縄がかけられ、その上に後ろ手縛り(どんな格好か、おわかりいただけるでしょうか?)。それは、SMと言うよりヨガに近いポーズでした。
こんなスタイルを何分間も続けさせられていると、体のあちらこちらが痺れてきます。この“痺れ”が、あと少しガマンすれば快感に変わるかもしれないのだから、と思っても、体力がとても続きません。
歯を食いしぼって耐えていたので、カメラマンの望んでいる表情などする余裕がなく、結局、快感を知る前にーのポーズでの撮影が終わってしまいました。
それにしても、こういう複雑な体位は、やはりSEXのように四十八手のようなマニュアルがあるのでしょうか? とっても卑猥で、身動きも出米ないという、SMにはピッタリのポーズだったので、このまま礼房を痛いくらい揉まれたり乳首を引っぱられたり、股の間を指でいじくり回されたり舐められたりしたら、どんなに興奮するだろうかと思いました。
「イヤー やめて!」
などと叫ぶのが精一杯で、少しでも体を動かそうものなら、バランスを失って床に転げ落ちてしまうでしょう。それだけなら打撲で済むけれど、複雑に縛られているのですから、胸部圧迫、両腕及び股関節脱臼というところでしょうか。まさにスリルとエロスの絡み合いで、SMって面白いと思いました。
その後も、次から次へと苦しいポーズをさせられて疲れてはいたのですが、乳房は、縛られているからというだけではなく明らかに感じているときの張り具合になっていましたし、乳首も触られてもいないのにカチカチに固くなっていました。
性器はそれよりもっと敏感になっていて、小陰唇の間に通されていた縄はグチョグチョに濡れていました。愛液が縄を伝わってクリトリスやお尻のほうまで濡らすので、あまりよい気持ちではなかったのですが、快感という意味では、縄に舐められているような不思議な心地よさがありました。
撮影とは言っても、そんなふうに少しずつ少しずつ興奮させられていたので、終わりの頃になるとSEXがしたくてたまらなくなっていました。
性器全体も厚ぼったくふくれ上がっていて、こんな状態になったときにオナニーをしたら、ほんの何秒かクリトリスやヴアギナを指で擦るだけで、すぐにいい気持ちになれそう。誰か、「オナニーしてもいいよ」と言ってくれないかしら、などと身勝手なことまで考えてしまいました。
そんな具合でしたから、何かチャンスさえあれば、“感じてしまう”つもりではいたのです。もう恥ずかしくない……というわけではないんですけど、大きな楕円形のテーブルの上に後ろ手縛りで仰向けに寝かせられ、股間にもう一度縄を通されたときは、本当にうれしかった。しかも、股間の部分の縄に3カ所ほど結び目が作ってあって、それがクリトリスとヴアギナの入り口と肛門を、より強く刺激してくれたのです。
苦しいポーズでしたが、少し腰を浮かすようにして、自分で改めて脚を開いた後、縄をより深く沈ませてから、浮かした腰を上下左右に動かし始めてしまいました。刺激が強すぎて痛いくらいでしたが、ものすごく高まっていたので、もう止めることが出来なくて……。
「あ〜ん、あーっ、いっ、いく〜ん!」
夢中でそんな言葉を口に出してしまったような気がします。私は、男性スタッフが5人も見ている中、そうしろと言われたわけでもないのに、縄で自慰を愉しんだんです。しかも、一度登りつめた後も止められなくて、二度、三度と続けてエクスタシーを味わってしまいました。
もともと興味があったSM。私が体験したのは、たぶんその世界のほんの入り口のことだろうとは思っています。でもまさか、お仕事中にこんなに快感が高まってしまうなんてびっくりです。
(もう少し、深く知ってみてもいいかな……)
撮影が終わった後、私はさっそくマネージャーに「SMの仕事、もっと増やしてもいいよ。ううん、増やして!」と、手を合わせてお願いしていたのでした。
告白=ゆかり
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