スナイパー・アーカイブギャラリー 1980年7月 読者告白手記【2】
読者告白手記 男の人に命令されないと燃えない私 私は多情な悦虐人形 第2回 投稿者=西本加代(仮名・28歳) 田上さんは私のお尻の方から手を差入れて秘所をまさぐるのです。 |
スパンキングは前戯
そうこうするうちに私は高校を卒業して、ある銀行で働くようになったんです。
そこで私をとてもかわいがってくれたのが上司の植木さんでした。
植木さんは、奥さまも子供さんもある人で、そのとき四十歳でした。
とても気持の大きな人で、銀行でも実力者として一目置かれていました。
入行当初から私をかわいがってくれて、一、二カ月もたったころは、もう、ベッドを共にしたのです。
「おい、こんばん、メシをつきあえよ」
から始まって、
「きょうは黙って俺について来いよ」
と言って、ラブホテルに誘うまで、私の返事を待つということがありませんでした。
植木さんは自分の言葉に私が従うものと決めこんでいるんです。
それが私にはとても頼りがいがあるように見えるのです。
植木さんの行為は初めから変わっていました。
ホテルの一室に落ちつくと、いきなり、
「おい、ちょっとスカートをめくれよ」
って言ったんです。
言われるままに私がスカートを腰までめくりあげて次の言葉を待っていると、
「なんだなんだ、デクノボーじゃあるまいし、その次に何をするかわかってるんだろう。このご時世だ、どうせ、加代も処女じゃないんだろう」
って言うんです。
銀行で働いているときの植木さんとはあまりにも違う言葉づかいや態度に私がドギマギとしていると、
「ホラ、こうやって、パンティを膝まで下げるんだよ」
って、私を後ろ向きにさせると植木さんは足の指を使って、私のパンティを下げたんです。
私、とても恥ずかしくて脚をふるわせていました。
でも、植木さんの乱暴な態度や行為が少しも不愉快じゃありません。
それどころか胸をときめかせて、次の言葉を待っていたんです、私……。
「何をしてるんだよ。ケツを突き出すんだよ」
植木さんが……また言いました。
こう書くと、何だか植木さんか苛立っているようですけど何て言うのでしょう……そう、ゲームをたのしんでいるような口調と言えばわかっていただけるでしょうか……。
とにかく植木さんはとてもたのしそうに命令するのです。
私がソッとお尻を植木さんの方へ突き出すと、いきなり、ピシャッって、ぶたれたんです。
「キャッ!?」
私は予想もしなかった植木さんの行為に悲鳴をあげました。
するとどうでしょう。
植木さんったら、
「フッフフ、期待した通り、いい声を出すねえ」
ですって……。
その日はこうしてお尻を何度もぶたれて、植木さんに命じられるまま初体験のいきさつや、そのときの行為を細かい部分まで告白させられてしまったのです。
これがスパンキングというSM行為の中のひとつだと知ったのは、ごく最近のことでした。
植木さんはいつも私を抱く前に私のお尻をぶちながら、いろいろなことを言わせるのです。
「おい、加代、あの人事課員のT君、お前好きなんじゃないか」
とか、
「きょう、電車で痴漢にあったたろう。そのときのこと、詳しく話すんだ。感じたんだろう」
とか、ほんとうにあったこともなかったこともゴチャまぜなのですけど、植木さんは私が何を言っても、
「ウソだろう、それはッ」
って、私を責めるんです。
私はそれが植木さん流の愛しかたなんだって気がついていたので、とても幸せでした。
こんなスパンキングが私と植木さんの前戯とでもいうものなのです。
そのあとはふつうの行為で私に何度もすばらしい絶頂を味あわせてくれるのです。
(続く)
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