異端のAV監督・ゴールドマンが放つ待望の新作小説 毎週木曜日更新!
Interview with Love-Storyteller by Goldman [SEX・MINUS・LOVE-MACHINE]
数々の伝説に彩られた異端のAV監督・ゴールドマンによる書き下ろし小説第2弾! 金も地位も名声も手に入れたはずの美人恋愛小説家。しかし彼女には男運だけがなかった。その秘められたる理由とは――。一度ハマッたら二度と抜け出すことができない、対話形式で繰り広げられるエクストリームな愛の語らい!!
いつの時代においても、
女と男のセックスと恋愛に関する悩みは、
永遠に尽きることのない泉のようなものだが、
近代にあっては、
ことさら複雑で、
とても奇妙な味わいに満ちている。
それらは、 決して甘ったるいだけのものではなくて、 ベットリと舌の上にこびりついて離れない、 ひどく後味の悪いマーマレードみたいなものなのだ。
第八章 元恋人・美術商の証言「危険すぎる愛」
それらは、 決して甘ったるいだけのものではなくて、 ベットリと舌の上にこびりついて離れない、 ひどく後味の悪いマーマレードみたいなものなのだ。
はじめまして! 迎えに来ていただいて申し訳ありませんでした。
「いや、こちらのほうこそ遠いところを申し訳ない」
すばらしいアトリエですね?
「ああ、2年前に改築したばかりなんだ」
絵描きさんなんですか?
「いや、本業はオークションがメインで……」
絵画のですか?
「そう、たとえばピカソとか、シャガールだとか……」
すっごいですねえ?
「まあ、億単位の金が動くので、それなりの緊張感はある仕事だよ」
大人のビジネスですね?
「はっはっはっはっ!」
ところで、彼女のことなんですけど?
「……」
最近は、連絡とかありますか?
「……」
すいません! 不愉快な思い出でした?
「不愉快どころじゃないよ! 最低・最悪の思い出だよ!!」
なにが、最低・最悪だったんですか?
「あのヤロウの存在そのものだ! ヘドが出るっ!!」
でも、そうとう愛しあっていたんじゃないですか?
「あのヤロウ! そんな妄想語ったのかっ!!」
結婚も意識してたらしいですよ?
「地球が滅びたとしても、ありえないでしょう」
最初の出会いは、パーティーですか?
「それはあってる。そこで名刺を渡したのが、失敗だった」
どんな失敗だったんですか?
「一週間ぐらいして……」
一週間ぐらいして?
「突然、あのヤロウが、ここにやって来た」
突然ですか?
「そう、それも嵐の夜にズブぬれで……」
何時ぐらいだったか覚えてます?
「深夜2時は、過ぎていたはずだ」
それで、どうしたんですか?
「あのヤロウ、道に迷ったとかぬかしやがって!」
ここは、たしかに山の中の一軒家ですが?
「この家に来る目的以外に、迷うなんてことはありえないだろっ!」
そりゃあ、そうですよね?
「でも、びしょぬれだったから、とりあえず介抱してやったんだ」
それで?
「それで、ぬれた服を脱がせて、バスタオルでふいてやってると……」
タオルでふいてると?
「いきなり、あのヤロウが全裸で、しがみついてきやがったんだ!」
全裸ですか?
「そう、それで大声で『メチャクチャにしてえっ!!』なんて叫んで……」
なんだかドラマみたいですね?
「こっちは寝てるところを起こされて、なにがなんだか……」
ものすごい迷惑ですよね?
「それだけだったらいいけど……」
いいけど?
「あのヤロウ、調子に乗って、くさいまんこを押しつけてきやがったんだ!」
どこにですか?
「顔だよ、顔! この世のものとは思えない、凄まじいくさすぎるまんこだった!」
そんなにくさいんですか?
「それで『なめて! なめて!』ってしつこいから、舌でなめたら……」
くさすぎるまんこをなめたら?
「舌の上に、黄ばんだマンカスみたいのが、大量にたれ落ちてきて……」
おえ〜っ!!
「思わず、まんこなめながらゲロ吐いたよ!」
気持ち悪すぎますねえ?
「後にも先にも、あんなマズイまんこはなかった!」
その後、どうなったんですか?
「あのヤロウが、勝手に一人だけ盛り上がってきて……」
一人で盛り上がって?
「『あなたの赤ちゃんが産みたい! 中に出してっ!!』って叫んで……」
コワすぎますね?
「で、こっちも絶対、妊娠なんかしてほしくないし……」
ごもっともですよね?
「あのマンカスまみれの穴に入れたら、命のキケンもありそうだから……」
得体の知れない病気になりそうですよね?
「だから、とりあえずペニスを、あのヤロウのケツの穴につっこんだんだ!」
グッド・アイディア!
「そしたら、ビックリするくらいケツの穴がゆるゆるで……」
肛門なのに、ゆるゆる?
「そう、ゆるゆるというよりも、ガバガバって感じ!」
それもまた、イヤ〜な感じですね?
「それで、とにかくあのヤロウが、おとなしくなるまで……」
おとなしくなるまで?
「そう、次の日の昼の2時くらいまで、ガムシャラにピストン運動をつづけて……」
耐久レース並みですね?
「それで、ムリヤリに射精して、そのまま気絶したんだ!」
大変な重労働でしたね?
「身も心も、ヌケガラのようだった……」
それで、彼女は?
「あのヤロウは、子宮に出してもらったとカン違いしたらしく……」
カン違いして?
「たぶん、大満足して帰っていったはず……」
そうとうアホですね?
「帰った後も、最悪だった……」
えっ、帰った後もですか?
「ああ、あのヤロウのケツのゆるさのおかげで、リビングと玄関がクソだらけだった」
げげっ!!
「ほんとに、なにからなにまで最低・最悪の生物だったよ!」
ご愁傷さまでした。
「それから何年経っても、くさすぎるまんこのニオイが消えないから……」
えっ、ずっとくさかったんですか?
「そうだよ! それで仕方なく改築までしたんだよ!」
ひえ〜っ! 迷惑すぎますね?
「今度会ったら、まちがいなく刑務所に叩き込んでやるっ!!」
最後に、ペニスの直径をはからせてもらっていいですか?
「ああ、ご自由に……」
ふ〜ん、けっこう太めですね?
「何センチある?」
ボッキしてなくて、7センチもあります!
「はっはっはっはっ!」
今回は、本当に、ありがとうございました!!
(続く)
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ゴールドマン 87年にアートビデオより「電撃バイブマン」で監督デビュー。その後、実験的な作品をリリースするなどAV業界に対して常に挑戦的な姿勢を持ち続ける。中でも89年に発表された60分ワンカットの8ミリビデオ作品「なま」は伝説級。近年はハメ撮りでの言わせ系淫語で独自の世界を展開。20年間で約1500人の女とハメ撮りし、300本以上のハメ撮り作品を制作してきたAV業界の巨頭。
12.02.02更新 |
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