最新記事20件
特選AVレビュー『くちびる 立花くるみ』(ワープエンタテインメント)
大肛門大学|第123講「特別集中講座・キン潰しの自作」【3】
ゴールドマンのロックンロール・エロ漫画【8】『フェラピュア』 著者=Fue (ティーアイネット)
特選AVレビュー『世界弾丸ハメドラー 湿原恥帯 今井乃愛(HMJM)』
首狩り族の襲撃により、日本人の首が飛びまくり! 台湾で大ヒットした対日本軍アクション巨編の主人公の論理はよく観たら日本軍と一緒だった 映画『セデック・バレ』公開中!!
インターネットラジオ番組「四日市のエヴァエヴァ60分」第84回/生活向上委員会
特選AVレビュー『働く美女と性交 みなみ愛梨(ドリームチケット)』
「あぶらいふ」新着投稿作品展示室 2013年5月号
喧嘩! 仲直り! 号泣! そして豪雨の中の正座......、日本よこれがスポ根映画だ! そして統一朝鮮の仮想敵国は中国だった 映画『ハナ~奇跡の46日間』公開中!!
大肛門大学|第123講「特別集中講座・キン潰しの自作」【2】
特選AVレビュー『恥辱の女潜入捜査官7 人格破砕(シネマジック)』
ヴァニラ画廊 古川沙織個展『獣林譚~少女百態』(コラボレーション展示・森馨)開催中!!
特選AVレビュー『人妻と熟女はねちっこいのがお好き 夫がいる女とする情事の48手 (FAプロ)』
坂口安吾の世界を大胆にアレンジして映像化 予算1200万でも映画はここまでつくれる! 映画『戦争と一人の女』公開中!!
特選AVレビュー『中出しグラマラス コスプレ遊戯 玲奈(HMJM)』
雪村春樹FLASH緊縛グラビア「現代成熟交合」【9】騙されやすい女 A good-natured woman
特選AVレビュー『地下牢の倒錯魔13(アートビデオ)』
大肛門大学|第123講「特別集中講座・キン潰しの自作」【1】
特選AVレビュー『女子校生恥肛調教』(小林電人)
ゴールドマンのロックンロール・オナホール【1】
新刊情報
SOUL JAPAN 2013年7月号(ミリオン出版)
MEN'S KNUCKLE 2013年7月号(ミリオン出版)
BITTER vol.8 2013年7月号 (大洋図書)
神嫁♂ですけどっ!~クロマメオトコの娘作品集~/クロマメ(ミリオン出版)
やり過ぎミスキャンパスVol.02(大洋図書)
スナイパーEVEVol.48(ワイレア出版)
いいなり人妻お貸しします(ミリオン出版)
MAZI ! 2013年7月号(ミリオン出版)
極撰人妻ものがたり 2013年7月号(ワイレア出版)
ジゲン EX 2013年7月号(大洋図書)
カテゴリー
特集記事
体験取材記事
お尻の学校
アーカイブス
フォトギャラリー
ニッポンの年中行事
食卓リンガフランカ
御菓子司 なゝた
あぶらいふ
雪村春樹・現代成熟交合
濡木痴夢男の猥褻快楽遺書
芳野流人生相談
官能小説
口中の獄
百鬼女衒とお化け医師
稲荷山デイドリーム
赤い首輪
監禁志願アリス
セックス・ムーヴィー・ブルース
セックス・マイナス・ラヴマシーン
レビュー
美少女ゲームの哲学
現場から遠く離れて
エロティカルパレード・ジャポン
オナニー平和主義!
やる夫がSM風俗に興味を持ったようです
カヲリチャンネル
青山正明の世界
舞姫爛漫
イベントレポート
女性向けAVの現在形
Twitter
『自殺されちゃった僕』
『自殺されちゃった僕』
2004年11月発行/飛鳥新社
毎週日曜日更新!
The text for reappraising a certain editor.
ある編集者の遺した仕事とその光跡

天災編集者!
青山正明の世界 第6回


吉永嘉明インタビュー part1

取材・構成・文=ばるぼら

21世紀を迎えてはや幾年、はたして僕たちは旧世紀よりも未来への準備が整っているだろうか。乱脈と積み上げられる情報の波を乗り切るために、かつてないほどの敬愛をもって著者が書き下ろす21世紀の青山正明アーカイヴス、今週から5回にわたって吉永嘉明氏のインタビューを掲載いたします。
 | 

<< 前回の記事を読む

青山正明について一番知ってる人、と考えて最初に頭に浮かんだのは『危ない1号』の副編集長だった吉永嘉明氏だった。吉永氏の著書『自殺されちゃった僕』(飛鳥新社)には、自殺した友人として青山正明との関わりが淡々と綴られている。そこには『危ない1号』をはじめとするメディアを介した「悪趣味・鬼畜のカリスマ」という理想上の青山正明とは違った、ナマの人間味ある姿が描かれていた。

吉永氏と青山氏は、80年代末の旅行雑誌『エキセントリック』にはじまり、編集プロダクションの東京公司での活動、『危ない1号』の編集まで、10年以上の付き合いである。仕事以外にもよくつるんで遊んでいたというから、今から青山正明の人となりを正確に記述するには、まず吉永氏の言葉が必要だった。このインタビューは出来れば『自殺されちゃった僕』を手に取りながら読んで欲しい。


『自殺されちゃった僕』が出版されるまで


──奥様に自殺された直後に書き始めたという『自殺されちゃった僕』が出たのは2004年ですね。この本には吉永さんの奥様、漫画家のねこぢる、そして編集者の青山正明の、3人とのエピソードが率直に書かれています。最初にこの本が出版されることになったきっかけを改めてお話いただけたら。

吉永:死なれた直後にそれにすがるように書き始めたので、まあ普通の状態ではなくて、どん底でした。食欲も味覚も、音楽を聞く耳も性欲も何もかも無くなってる状態で、何もすることが無かった。それでもう自殺の念が強く出て、遺書ばっかり書いてたんで、遺書を書くよりは本を書こうって。

──それで編集の赤田祐一さんから執筆依頼をされたんですか?

吉永:いや、赤田さんとは別の本の企画を進めてて、その取材をしてたんです。けど僕の家に赤田さんが来た時に、僕があまりに壊れてる状態なのを見て、これはちょっと準備してた仕事は無理だなって判断されたんだと思うんですね。それで作業中の本の企画は棚上げにして「今起こったことを本に書いたらどうですか」と言って頂いて。

──内容の方向性について何か具体的な指示はされましたか?

吉永:内容に関しては何も、ありのままを好きなように書いてくれと。ただショック状態というか、異常な状態で書いてるので、冷静に分析はできないんですよ。だから分析よりも読者の感情に訴える本にする、感情に訴えるにはパンツを脱いで率直に書かないとダメかなと、壊れた環境の中で、かろうじてそういう心構えを持ちましたね。


読者からの反応


──実際に読者からの反響はいかがでしたか?

吉永:サブカル業界ゴシップみたいなところがありますから、業界の人にはよく読んでいただいてるみたいですけど、どうでしょうね。読みましたとはよく言われますね。だからまあ、僕のどん底の感情に移入できるかどうか半々じゃないですか。自殺願望がある人・ない人とか。

──最近になって読み返したりはしたんですか。

吉永:三年経ちましたし、まだ完全復調はしてないんですけど、今年に入ってから仕事を再開し、昔のように元気になってきてはいるんで、現金なもので、そのぶん本の内容は忘れてます。もし今書き直すとすれば、ねこぢると青山さんのところは変わらないと思うけど、僕と妻のところは大分書き直すと思う。間違ってるから書き直すんじゃなくて、考え方が変わるんですね。

──本としても、奥様についての文章がメインですよね。

吉永:精神的にも妻に死なれて僕も壊れたわけですから、青山さんやねこぢるのところを書くときはまあなんとか義務的に上の空でやりすごして、結局気持ちは妻のところにしかない。なので、テンションが、感情の重みが違うと思いますね。妻の部分が長いので、前と後の二つに分けて離して載せたんですが、読者の手紙では、それを続けて読むという人が多かったですね。


周囲からの反応


──周りから「書くのが早いんじゃないか」と言われたと思うんですが。

吉永:それは結構ありましたね。僕にとって親のように頼りになるというか支えてくれた人なんですけど、山野(一。ねこぢるの旦那)さんは六年経ってからようやく描いたんですね。でもそれは全くパンツを脱いでなくて、多分ふっきれなかったんでしょうね。だから山野さんはもう教えない・書かないという風に決めたんでしょうね。僕は出すからには売らなくちゃ、赤田さんが担当してくれるんだから売らなくちゃというプレッシャーもありましたから、とにかくギリギリ、パンツ一枚穿いてるつもりで脱いでる、そんな書き方をしてますね。

──データハウスの鵜野さんからは何か感想は?

吉永:まあもう辛い人生を振り返るのはこれでおしまいにして、新しい本を出そうよって、とにかく書いてくれれば本出すからって心強いことを言ってくれました。

──内容は結構奥深いところにまで触れてますが、これを書いたことで苦情が来たりはしなかったですか?

吉永:他人を攻撃しないっていうスタンスで書いてたんですけど、鶴見(済。『完全自殺マニュアル』著者)君のところはちょっとシビアになってるかもしれない。でも出版パーティに鶴見君は来てくれて、それで「俺はもう何書かれてもOKです!」って、そういう言い方をしてました。

次回の記事を読む >>


関連記事

新宿アンダーグラウンドの残影 〜モダンアートのある60年代〜
【プロローグ】 【1】 【2】 【3】 【4】 【5】 【6】 【7】 【8】 【本文註釈・参考文献】


man.gif ばるぼら ネットワーカー。周辺文化研究家&古雑誌収集家。著書に『教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書』『ウェブアニメーション大百科』など。なんともいえないミニコミを制作中。

「www.jarchive.org」 http://www.jarchive.org/

 | 
08.04.27更新 | WEBスナイパー  >  天災編集者! 青山正明の世界