Lovely-Candle 1 ミストレスランド 1 本家三行広告 1 女王様・M男動画サイト 2
最新記事20件
いなくなってしまったSMAPと新しい地図
特選AVレビュー『田舎から上京してきた変態むっつり巨乳ちゃんにリモコンバイブ着けっぱにして東京姦光したらスゴいエロくなっちゃいました。 愛乃はるか』(ファーストスター)
Kinoko Hajime rope artwork【15】みんなは学校
特選AVレビュー『獄門大八車 - 夢野りんか』(ドグマ)
特選AVレビュー『となりの女子大生 しずか』(HMJM)
特選AVレビュー『驚異のLcup 123cm! メガボインギャル 大阪在住のヤリマン&パイパン女 なおこ(27歳)』(マザー)
Gallery Zaroff 企画 西牧徹・黒戯画展『艶画と福画/ふたつの黒』開催!!
特選AVレビュー『ねぇアナタ、私ね、酷いコトされないとイケないカラダになりました。/杏璃さや 』 (光夜蝶)
特選AVレビュー『名家の箱入り娘 厳格な父親の下で育った門限19時の日本人形のようなパイパン貧乳少女 篠田カナ』(ファーストスター)
特選AVレビュー『レズタチアニマルエクスタシー 』(レズれ!)
特選AVレビュー『アナタごめんなさい...。わたし寝取られました...。 [沙羅]Gカップ』(BIGMORKAL)
インターネットラジオ番組「村上裕一のゴーストテラス」第62回
2ページまんが 酒場の女【14】
特選AVレビュー『喉奥属性シャブリスト004/枢木みかん 』(ワープエンタテインメント)
ゴールドマンのロックンロール・エロ漫画【40】『痴母相姦』 著者=夏のおやつ(三和出版)
特選AVレビュー 『一見清楚に見える人妻は「メス豚」と罵られたいお下劣なSEXをする異常性欲女 - 明星ともか』(ドグマ)
ドキュメンタリーの鬼といえば原一男!頭が原一男でいっぱいの男が、テキサスの男性ストリップ劇場のドキュメンタリーを観たらどうなるか? 映画『ラ・ベア マッチョに恋して』公開中!!
とりあたまちゃんシーズン4 日常【3】「飲み会」
「あぶらいふ」新着投稿作品展示室 2017年12月号
村の子種で赤ん坊さつぐれ――色狂い集落の「泥々」調教ウェディング 『花嫁崩壊 奴隷のまぐわい 春菜はな』(大洋図書)発売!!
アクセスアップ
新刊情報
ふきげんなディア(大洋図書)
鳩恋荘 バースデイ(大洋図書)
まちがいさがしパーク&ファミリーDX Vol.9(ミリオン出版)
お絵かきパークminiDX Vol.12(ミリオン出版)
実話ナックルズ 2018年2月号(ミリオン出版)
まちがいさがしパーク 2018年2月号(ミリオン出版)
BITTER 2017年2・3月号(大洋図書)
MEN'S KNUCKLE 2018年2月号(大洋図書)
六十路妻 七十路妻(ミリオン出版)
エロ大好き四十路マダム(ミリオン出版)
カテゴリー
特集記事
体験取材記事
お尻の学校
アーカイブス
フォトギャラリー
ニッポンの年中行事
食卓リンガフランカ
御菓子司 なゝた
あぶらいふ
雪村春樹・現代成熟交合
濡木痴夢男の猥褻快楽遺書
芳野流人生相談
官能小説
口中の獄
百鬼女衒とお化け医師
稲荷山デイドリーム
赤い首輪
監禁志願アリス
セックス・ムーヴィー・ブルース
セックス・マイナス・ラヴマシーン
レビュー
美少女ゲームの哲学
現場から遠く離れて
エロティカルパレード・ジャポン
オナニー平和主義!
やる夫がSM風俗に興味を持ったようです
カヲリチャンネル
青山正明の世界
舞姫爛漫
イベントレポート
女性向けAVの現在形
Twitter
The ABLIFE January 2012
「あぶらいふ」厳選連載! アブノーマルな性を生きるすべての人へ
縄を通して人を知り、快楽を与えることで喜びを得る緊縛人生。その遊行と思索の記録がゆるやかに伝える、人の性の奥深さと持つべき畏怖。男と女の様々な相を見続けてきた証人が、最期に語ろうとする「猥褻」の妙とは――
 | 
旅に出てすでに五、六日たち、もう慣れてもいいころなのに、
私の縄のかけ方は、いつもゆるいのだった。
それは、彼女を「縛る」という行為に対しての
おそれとか、おびえもあったが、
彼女の体に触れる、ということに対してのためらいだった。

私は自分が登場し、私自身が縄を握って女を縛ったりする「緊縛ドラマ」には、ほとんど興奮しないし、欲情もしない、と前回書いた。
「SM雑誌」や「SMビデオ」の製作現場で、これまで数千人のモデルを縛ってきたのだが、そういう場所で、私は股間のものを勃起させたことは一度もない。
つまり、自分その種の現場に参加してしまうと、とたんに欲情する気持ちは消滅してしまう。

私は過去に「撮影同行記」とか「モデルさまざま」などという文章を、数え切れないほど量産してきた。
そういう文章は、現場の写真に添えられて雑誌に掲載され、多くの読者の目に触れた。
私がモデルを縛るとき、そしてカメラマンがシャッターを押すときの興奮状態、さらに彼女たちのエロティックな反応を、私はでき得るかぎり誇張して、扇情的に書きつらねた。

はじめから終わりまで、嘘ばかり書いたこともある。
縛り係である私も、カメラマンも、つねに現場では冷静であった。

考えてみれば、それは当然のことである。
私たちは、商品をつくっているのである。
売れる商品を製作するためには、いかなる場合でも、客観的な、冷静な姿勢が必要である。
油断はゆるされない。
私たちが油断して遊び心なんかを生じたりすると、緊迫したエロティシズムの客観性は消失して、売れる商品はつくれなくなる。
かといって、「緊縛」に趣味性も情熱も持たない人間には、できない仕事である。



話をふたたび十七歳の少年のころにもどす。

アメリカとの戦争が終わって間もないころ、私は或る劇団の研究生として、約二年間、舞台に出ていた。

研究生ではあったが、私は薬師やとして、芝居の中で女優を縛っていた(この劇団については、以前「おしゃべり芝居」の中ですこしのべたが、舞台で女優を縛る役を演じていたということは、まだどこにも書いていない)。
正確にいうと、舞台へ出ていく前、上手の袖の黒幕のかげで一人の女優を縛る、その縄尻をつかんで登場する役である。

その芝居は「ドン・キホーテ」であり、私は役人に扮して片手に槍を握り、女優は、税金を納められないために引き立てられていく貧しい村娘であった。

劇団はこの芝居で、一年間、東北の町々を巡演した。
一つの町で昼夜二回上演し、ときには三回のときもあった。
芝居の中とはいえ、私は佐々木洋子というその女優を一年間、毎日毎日縛りつづけたことになる。

地方の町の食糧も乏しい敗戦直後の時代だったが、空襲による焼け跡だらけの東京よりはよかった。
交通事情も悪く、劇団員たちは鈍行の満員列車で町から町を移動した。
海のむこうの戦地から引き揚げてきて、疲れた黒い顔でそれぞれの故郷へ帰っていく兵隊服姿の復員兵たちと同じ列車に乗ったりした(この時代の私の日記が最近みつかったので、風俗資料館へ持っていこうかと思っている)。

佐々木洋子というその女優は、私よりも二つか三つ年上の、やせた体つきの背の高い人だった。首が折れそうなくらいに長かった。
どこか弱々しい感じの、胸のうすい細い体だが、目の大きい美人だった。

彼女は貧しい百姓娘に扮しているので、私に縛られるときの衣装は、半袖のすり切れたような裾の長い、よれよれのワンピースだった。
出番が近づいてくると、彼女は黒幕のかげで、私に背を向け、両手首を腰の後ろにまわして言うのだった。

「えんりょしなくていいのよ。舞台で解けたりしたらみっともないから、しっかり結んでね」

それでも私は、もじもじとためらっていた。

旅に出てすでに五、六日たち、もう慣れてもいいころなのに、私の縄のかけ方は、いつもゆるいのだった。
それは、彼女を「縛る」という行為に対してのおそれとか、おびえもあったが、彼女の体に触れる、ということに対してのためらいだった。

「早くして。トチッたらどうするのよ」

と彼女は背後に交差させた手首を動かしてさいそくする。
舞台では、先に登場しているドン・キホーテと、その従者のサンチョ・パンサが、セリフのやりとりをしている。
彼女は舞台に目をやりながら、また、

「早く!」

とさいそくする。
私はいっそうどぎまぎして、動作が鈍くなる。
勇気を出して、私は彼女の両手首を縄でひと巻きする。
それは縛るというより、巻きつけるといった感じだった。
すると彼女は、じれったそうに細い指でその縄をつかみ、自分で体をぐるぐるまわして胸へ縄を巻きつけるのだった。

巻き終えると、自分でまた縄をつかんで体をひねって引き締める。
そして、役人にひかれる哀れな百姓娘の足どりで舞台へ出ていく。
私は彼女のあとからその縄尻をつかんで、

「早く歩け! ぐずぐずするな」

とセリフを言いながら登場するのだった。
役人と百姓娘は、ドン・キホーテとサンチョの前で一度立ちどまり、チラと二人を見てふたたび歩き、通りすぎていく、という通行人のような役なのだった。


旅から旅へと巡演する舞台の上で、佐々木洋子という女優を、数えてみればおよそ五百回以上も縛っているのである。
だが、そのときの私は、縛るという行為に関しての興奮度は、ほとんどゼロに近い。



いまから六十年以上もむかしの話である。
しかし、六十年前の黒幕のかげでの、緊縛情緒らしきものは何もない、幻影のようなワンショットでも、いま思い出すと、妙に興奮し、欲情する。
それは、あのときの「縛り」は、観客に「縛り」を見せるためのものでなかったからであろう。
そして、あれが、夢かまぼろしのような思い出だったからである。

夢かまぼろしのような緊縛シーンのほうが、快楽度は強く、深いということであろうか。

(続く)

『濡木痴夢男の秘蔵緊縛コレクション1「悲願」(不二企画)


品番:KC-01
発売:2010年06月24日
収録時間:91分
販売元:不二企画

メーカーサイトで作品詳細を確認・購入する>>>こちら

※当欄で使用しているイメージ写真は本作のキャプチャ画像です

関連リンク

緊美研.com

濡木痴夢男のおしゃべり芝居

風俗資料館

関連記事

緊縛美研究会『濡木痴夢男の秘蔵緊縛コレクション“悲願”』 撮影現場フォトレポート 前編>>>後編


nurekiplof.jpg
濡木痴夢男 1930年、東京都生まれ。SM雑誌『裏窓』『サスペンス・マガジン』の編集長を務めるかたわら、『奇譚クラブ』他三十数誌に小説を発表。1985年に「緊縛美研究会」を発足し、ビデオ製作や『日本緊縛写真史』(自由国民社)の監修にあたる。著書多数。近著に『緊縛☆命あるかぎり』(河出文庫)。
 |