The
ABLIFE―Abnormal Dilettante Magazine―
新装開店! 月一更新で贈るオール・アバウト・インモラル人生!
読者投稿欄「あぶらいふ」は、「この場」があることで生まれる創作意欲、コミュニケーション欲、そして読者を交えたフラットな交流に意味を求めるインターネット上の広場です。同性愛・自慰妄想・緊縛・露出・各種フェティシズムにまつわる体験談、小説、意見、呟き、絵画、写真など、貴方の個性的な性表現を、ジャンルを問わず募集&掲載しています。「スナイパーSNS」と併せてパワフルにご活用下さい。
※東京・銀座「ヴァニラ画廊」にて室井亜砂二氏、サイモン・ベンソンの作品を中心とする異端のグループ展「女犬夢図鑑」が開催!!
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2012年10月の投稿作品 NEW!
「百鬼夜行」 NEW!画=カツ丼小僧
「耳を澄ます」 NEW!画=照Q
「ザクロの神隠し First victim」 NEW!画=VULGAR
「革ベルトで打たれる快感と自分の『素質』への恐怖」 文=マゾ美咲
会社の同僚と関係を持っている25歳のOLです。2年前の忘年会の帰りにホテルへ誘われて目隠しプレイをして以来、少しずつSMの楽しみを教えられています。
彼が言うには、私には生まれつきの素質があるのだそうです。自分では気づいていませんでしたが、私は苦痛を快感に変えるのがとても上手なのだそうです。
今、私が一番感じるのは革ベルトでのスパンキングです。彼のベルトには鋲が打ってあります。それで何発もお尻を打たれた後、四つん這いのまま髪を掴まれて後ろから犯されると、私は別世界に飛びます。彼はその間も片手でお尻を打ち続けます。最後にはお尻の右側だけが真っ赤に腫れ上がって、私は狂ったように泣き叫びます。
それは頭の中をホースの水でジャブジャブ洗われるような気持ちよさです。パァンッと打たれた瞬間、脳のヒダヒダに詰まった黒い汚れが全部流れてしまい、快感だけが神経を支配するのです。
次の日会社へ行くと、スカート越しにも腫れたお尻を見透かされるのではないかと緊張します。彼との関係、SM行為については、もちろん誰にも教えられません。
お尻がまだ痛む時、仕事をしていると「あの子マゾなんだって」と噂されている気がします。嫌ではありません。そうやって周りの人たちに秘密を持っているという快感も私を虜にしています。
ただ、彼の言う「素質」が私を勝手に動かして、このままだとどんどんハードな世界に行ってしまうような気がします。叩くのが好きな彼の趣味もあって、今の私はスパンキング命です。お尻が腫れるのも構わないと思っています。でも、いくら気持ちいいからって、これ以上体を傷めつけるようなプレイは怖いのです。怖いのに、それを望んでしまうのです。
「親の置く読物雑誌に凌辱の挿絵探せし暗き六畳 その一」 NEW! 文=端井譲治
あるとき親に連れられて行つた親戚の家でのことです。大人たちが酒を飲み喋つてゐるのに退屈し、隣の部屋に一人で入りそこにあつた雑誌をパラパラとめくつてゐました。その挿絵は、物心ついたころから夜な夜な現われるあの幻想とまるでそつくりの場面でした。かどわかされ、縛られ、土蔵に閉ぢこめられたお姫さま。
その前後二、三ページの本文を夢中で読みましたが、扇情的に描かれた挿絵とは裏腹に文章は淡白な表現しかなく、がつかりした記憶があります。でもそれを発見してからは親とは別に一人でもその家に行き、大人の目を盗みつゝ、新しい雑誌はないか、あればその中に凌辱的な場面はないかと探したのでした。
そこにあつたのは通常の読物雑誌であり、普通の人が読むもので、その一場面に特殊な興奮を覚える自分は他の人とは違ふ異常者だと、これもあなたと同じやうに、子供の私は考へてゐました。世の中に、少数派であり、アブノーマルと自分たちのことを卑下してゐるにせよ、SMと呼ばれるれつきとした世界があることはまだ知りませんでした。
「臨界絶頂-死の人体モルモット- 第1話」 NEW! 文=VULGAR
-プロローグ-
非合法薬物の調合・製造・流通。タイやブラジル・その他アジア各国を中心に密売ルートを拡散、移動させながら薬を売買し、暗躍する地下組織がある。その本拠地内部への過酷な潜入捜査は危険を極めた。任務に就くのは選び抜かれた特殊捜査員。男性3名・女性2名から成るエキスパートで編成が組まれていた。
国家警察の威信を賭けた任務である。その任務に係わる全ての情報は機密とされ、外部に漏れることなど有り得るはずもなかった。わずかな矛盾や一瞬の油断も許されない死線の中での駆け引き。長期に渡る潜入捜査は後半に差し掛かり、すでにほぼ成功していたかに思われていた。
しかし、1人の男性捜査官が発したたった一言のミスにより、綱渡りのタイトロープは一瞬の緩みを見せてしまう。そこからどれだけの集中力を結集しても、再び元の態勢を持ち直すことは出来なかった。潜入捜査の失敗――。その悪夢が現実になった時、5人の捜査員は拘束された。それは終わりを意味した。任務の終わり・命の終わりを......。
【第1話】
捜査員への尋問は凄惨を極めた。まず睾丸と両目を押し潰す拷問の最中で1人の男性捜査官が口内に隠していた毒物を噛んで自害していた。
また1人の男性捜査員は「皮剥ぎ」と呼ばれる拷問により、顔面のみを残して全身の皮が剥ぎ取られた状態で薬物や熱湯を浴びせられた。しかし彼はパクパクと口を上下させるばかりで虚ろな視線を天井に向けるだけだ。
情報を吐かないのではなく、吐けないのだった。核心に迫る情報は初めから与えられていないからだ。
そして泣きながら命乞いするもう1人の男性捜査官は、わざと急所を外されながら拳銃で撃たれている。撃っているのは彼を嘲り笑う地下組織の構成員たちだ。
そして1人の女は知っている情報を洗いざらい吐いたが、40半ばに差し掛かるその肉体を20人以上もの構成員から一晩に亘って輪姦され続けて絶命した。
残るもう1人の女性捜査官・薫は、仲間4人が無残な形で絶命していく姿を何人もの男たちに犯されながら見ていた。薫は全てを諦めて放心し、抜け殻のように宙を見つめながら尚も犯されている。
28歳という薫の肉体に男たちは狂喜し、群がり、貪った。そんな地獄もすぐに終わると薫は信じて疑わなかった。この後、女であるという宿命が、死よりも恐ろしい運命を自分にもたらすことに薫はまだ気付いていなかったのだ。
「変態の部屋着」 NEW! 文=秋山たつや
こんにちは、変態Mの秋山たつやです。
先日SMバーで飲んでいたら、素人女性客から「秋山さんって、ひとりで部屋にいる時も変態なんですか?」と、質問されました。
答えはイエスです。
私は部屋に戻ると着ていた物を全部脱ぎ、最初にDカップのオッパイを装着します。それから女物のスケスケランジェリー、網タイツ、Tバックパンティも身につけます。
これが私の定番の部屋着です。気分を高めるために、ボールギャグを装着することもあります。
その格好でマニア系のDVDや雑誌を見ます。ジャンルは、女王様物とホモSM物が多いです。
DVDや雑誌で興奮したら、張り形をしゃぶりながら、パイパンペニスをしごいてオナニーします。でも「射精は人前でする」が私のルールなので、発射はナシです。
SMバーやホモハッテンバに出かける予定がなく、ホモ男性との約束もない日は、いつもこんな感じです。
自分でも最低の変態なのは分かっています......でも、やめられません......。だって、変態行為こそが、私が生きている証だから......。
私の実際の部屋着写真を同封しますので、顔出し公開で笑い者にして下さい。よろしくお願いします。
「誘拐プレイで活かす猿轡の被虐効果」 文=雪穂主人
猿轡好きのマゾ女、雪穂の好むプレイです。猿轡を活かすプレイの一つとして同好の方に勧めます。
まずは緊縛した雪穂の口に彼女の穿いていたパンティを詰めて粘着テープで覆い、上から一重目の手拭いをかけます。鼻は覆わず、テープの効果を絶対的なものにする意味を持たせて首の後ろできつく結びます。二重目もきつくしたいので鼻は敢えて覆いません(鼻をきつく覆うと息苦しくなりすぎるようです)。
一重目の手拭いよりやや幅広に口元を覆い、猿轡をさらに厳重なものにします。この時、「まだこれからだぞ、苦しいか?」と話しかけてみたり、声を出させるような責めを与えると、雪穂は自分が喋れないことを意識して一層の被虐感を覚えると言います。
ここからが私たちのプレイです。私は雪穂を担ぎ上げると、ガレージに停めてある車のトランクに放り込みます。そして、一人の誘拐犯として彼女を連れ去るのです。
トランクには通気性があります。私は右に左にと複雑に走ると、わざと人通りのある歩道脇に停車したり、コンビニに駐車して買い物をして戻ってきたりします。その間、雪穂はトランクの蓋一枚の下で通行人の声を聞きつつ、下半身丸裸で縛られて猿轡をされたまま、被虐の妄想に巻かれてもがき続けているという次第です。
約30分が限界と考えていますが、走行中は思い切り猿轡越しの悲鳴を上げることができますし、暗闇が妄想を手助けすることから、非常に深い被虐感が得られると雪穂は言います。
私としましては、トランクを開けた時に見られる彼女の憔悴感、その濃厚なマゾ臭が魅力の気に入りのプレイです。
「押入れに閉じ込められると感じる」 文=ちぃ
23歳の女です。私は子供の頃、いたずらをした時によく押入れに閉じ込められていました。私が怖がるので、親が罰として閉じ込めるのです。でも、私はなんとなく「押入れってエッチ」と思っていました。なので、初めてのオナニーも、小学生の頃に押入れに閉じ込められていた時にしました。怖いのとエッチなのが入り混じった、不思議な空間......。実は、今でもオナニーは「あぁ、押入れに閉じ込められてしまったなぁ」と強引に思い込みながら身体を丸めてするのが一番気持ちいい私です。こんなフェチの人いますか?
「変態M男の晒し旅 パート11」 NEW!文=醒ドール
Mである私が、まさかドSな奥様とSEXが出来るとは思いませんでした。
奥様の「誠心誠意尽くせる?」のお言葉に私が絶対服従を誓った時、奥様が見せた勝ち誇った表情。それは私たちの主従関係が決定した瞬間でした。しかし奥様は明らかに私に異性を感じておられるのが解りました。
人は興味のある相手を見ると自然と体が反応します。特に変化する箇所は目です。本人が気持ちを隠しても興味がある相手を見ると瞳孔が大きく開きます。
私は普段から奥様の側で他の人と私を見る時の瞳孔の開きの違いをハッキリと確認していました。
奥様はもともと、欲しい物は絶対に自分の物にするという我が儘な性格。決定的だったのが、ビールを飲みながら挑発的なお言葉を発せられた際、私が初オナニーを披露した時でした。
奥様は冷静を粧いながら缶ビールを手に見物されていましたが、奥様の黒い瞳の奥にある瞳孔は大きく開き、動作にも徐々に落ち着きがなくなっていっているのが解りました。それを知りながら勃起をしごき続けた私は確信犯かも知れません。
初SEXの後、奥様がお風呂場で浴槽にお湯を入れられ、「早く来なさい」とのお言葉に私がお風呂場へ入ると、奥様は体を密着してこられ、私の肩と首筋に舌を這わせて舐め廻してこられました。
直ぐ横に全身鏡があり、私は自分の体を見て驚きました。沢山のキスマークの痕。もちろん奥様がおつけになったものです。
「お前、彼女もいないから欲求不満でこんな体にしてストレス発散しているんじゃないのか」
私はパイパンで、Tバックの日焼け痕をくっきりとつけています。奥様はその恥ずかしい体を罵られ、さらに「(キスマークを)もっと沢山付けてあげるからね」とおっしゃいました。
「奥様にもキスマークを付けて良いですか?」
「それは無理」
体を洗いお風呂場を出ると、私たちが初めてSEXをした御夫婦の寝室を過ぎ、2階にある一室へ通されました。そこにもベッドがあり、私が全裸でベッドに座ると、奥様は「ここは主人も入れない私の部屋なの」と言われ、やる気満々で野獣のように私の肉棒に喰らい付き、激しくフェラチオをされたのです。
私も奥様の腰や尻を舐め廻しました。すると奥様は感じて声を出しつつ、手の届く戸棚からコンドームを取り出されました。
奥様が私の勃起した肉棒へコンドームを装着してこられます。その間、私が何気なく半開きの戸棚に目をやると、中に数本のバイブが見えました。私はそれを見て奥様のオナニーを想像していましたが、そんなことなど知らない奥様は直ぐさま肉棒を挿入、「あっ、いい」と腰を動かされました。
ところが奥様のオナニーを想像して興奮していた私は10秒と持たずに肉棒をヒクヒクさせて射精、奥様は「あっ、あっ」と声を出して感じながらも私を見詰め、"えっ"といったような顔をされ、肉棒がフニャフニャになるまで腰を動かされました。
そして不満そうな顔で肉棒を抜かれ、自分より先にイッた私の腕を平手で叩きつつ、「まだする、ほら色っぽい姿を見せてあげるから自分で大きくしなさい」とおっしゃいました。
奥様が挑発するように厭らしいポーズを取られます。私はそんな奥様を見ながらオナニーをして肉棒を勃起させました。
新しいコンドームを装着して再びSEX。奥様は大声で悶えては果て、私が直後に奥様の体を厭らしく舐め廻すと直ぐに感じられ、再びSEX三昧となりました。
「まだ帰さないわよ」
時間がどんどん経過して、3日目の夜。全裸でベッドに横たわる奥様に私がアロマオイルを塗ってマッサージをしていた時でした。外でヘッドライトの明かりが煌き、奥様が「ヤバイ」と身を起こされました。
奥様は私を連れて全裸のまま1階へ下りられ、玄関の靴や服を急いで回収して再び2階へ。その直後、ワンちゃんの鳴き声と一緒に社長の「帰ったよ」の声が聞こえました。
「ここに居れば大丈夫」
奥様は小声でおっしゃり、全裸にバスローブを羽織って1階へ下りていかれました。
私は直ぐに服を着て、床に耳をあててお二人の会話を聞いていましたが、ふと戸棚に目が行って、その中にあるものを見たのです。
電動バイブやシリコン製極太バイブなどがあり、中にはバイブクリーナーまでありました。
さらに周りを見渡し、私は見覚えのある機械を発見しました。それは監視カメラのハードディスクです。
1階では会話が弾んでいるようでテレビの声もします。私は音を立てないように注意しながら部屋のテレビモニターで録画内容を確認しました。すると、中には駐車場での私のオナニーシーンや2階から私の寮の部屋を録画した映像があったのです。
私は一通りの確認をしてからモニターを切り、しばらく床に耳をあてて1階の様子を窺いました。やがて長い時間が過ぎていって会話も聞こえくなった頃、階段を上がる音がして部屋に奥様が入ってこられました。
奥様は部屋に鍵をかけられ、ニヤリとされながら小声で「あのバカ寝たわ」と、ご自身のバスローブを脱がれて私の服も脱がせました。そうして声を押し殺しながらSEX。奥様はより興奮して何回もイッていらっしゃいました。
その後、私と奥様は、そーっと1階へ下り、私は寮へ帰ったのです。
(「あぶらいふ」新着投稿作品展示室 2012 Novemberに続く)
【応募要綱】
「あぶらいふ」では皆様からの力作投稿を募集しています!
★体験談、告白、写真、イラスト募集、貴方のアブノーマルライフをお好きな形で表現して下さい。
SM、フェチ、同性愛などジャンルは問いません。他の投稿者へのご意見、ご感想も大歓迎です。
★投稿はこのページ下段の投稿フォームもしくは郵送にてお願い致します。
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★恐縮なのですが、いずれの作品に対しましても、原稿料・謝礼等をお支払いすることができません。
ご了承の上、是非「WEBスナイパー」並びに「あぶらいふ」が目指すサイト作りへのご協力をお願い致します。
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