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「GORO」1976年1月号
出版社=小学館

special issue for Golden Week in 2012
2012ゴールデンウィーク特別企画/特集:セックス表現の現在形2012
孤高のセンズリランナー・36 年目のズリネタを求めて 文=ゴールドマン
かつては秘匿されてきた性の営みがメディアと技術の発展で白日の下に晒されている現在、様々なジャンル・作品においてセックスはどのように表現されていくのでしょうか。これまでの描かれ方も含めて改めて検証していく連休特集企画――。第4弾はAV監督・ゴールドマン氏によるズリネタ遍歴の披露。オナニー歴35年間という大きな切り口で、昭和から現在に至る時代の断面を剥き出しにします!!
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Ah、いつまでシコシコするのか〜♪
Ah、すり切れちまうぜ〜オレのチンコ〜♪
Ah、眠れぬ夜にしごきまくるのさ〜♪
Ah、永遠に〜共に〜チンコシコシコリ〜ン♪

みなさん、こにゃにゃちは! ゴールドマンです! 私、ゴールドマンは、おかげさまで今年でセンズリ35周年を、無事むかえることができました(パチパチパチ......自画自賛!)。中学2年生の頃からつづく、オレのセンズリライフ! どこかでピリオドを打とうと思いつつ、気がつけば早35年もの歳月が経っていました。その間、恋をしたり、結婚したり、ハメ撮りしたり、離婚したり、NYに移住したり、五十肩でリハビリしてみたり......、いろんなことがありましたが、結局はセンズリ街道まっしぐらの人生でした。途中、ギターの研究に没頭した時期もありましたが、耳の具合が悪化して、今では音楽を聴くことすら苦痛となってしまい、やはり、唯一つの趣味として、センズリの道だけが残ったのでありました。
フフフッ、笑いたいだけ笑うがいいさ!
あわれと思う輩は、勝手に思うがいいさ!
同情するならズリネタをくれ!(本心です)

これまで幾千もの女どものマンコが、オレのエレクトした肉棒の上を、わなげの輪のようにくぐりぬけていったはずだが、今じゃも〜連絡のとれる女は一人もいやしねえ! 愛のささやきなんて、全部ウソっぱちさ!
でも、センズリだけは、オレを裏切りはしない! そうさ、センズリこそが、オレの最後のパートナなのだ!
フフフッ、うらやましいと思うなよ!(たぶん思ってる人間は、地上に一人もいない)
そんなオレのセンズリライフも、すべてが順風満帆だったわけじゃ〜ない。山あり谷あり、雨の日もありゃ嵐の夜だって......、センズリするのも楽じゃねえのさ、兄弟たちよ! 甘ったるい気持ちでいちゃ〜35年間もチンコをしごきつづけることは〜できるもんじゃねえ! 断崖絶壁、生きるか死ぬかのギリギリのところで、常にシコシコやりつづけたオレのセンズリ人生なのさ〜コンチクショー!!

ま〜、なにを言ってみても、しょせんは淋しがり屋のエロオヤジの遠吠え!
そーゆーわけで、今回は、オレの35年にわたるセンズリの歴史をふり返ってみたいと思いま〜す!(パチパチパチ......誰も期待はしていないのだが......)

『少女菜美 思春期調教編』著者=三条友美 発売日=2010年3月30日 出版社=久保書店
『美・サイレント』(EP盤)歌=山口百恵 発売日=1979年3月1日 レーベル=CBS SONY
『水沢アキの情熱』著者=篠山紀信 発売日=1986年2月 出版社=小学館
『レイコの恋』著者=つつみ進 発売日=1986年11月1日 出版社=司書房
『SM陰獣図鑑12 痴虐の罠』(VHS)監督=黒田透 発売日=1989年1月1日 メーカー=アートビデオ 
『綺羅光セレクション 女教師二十三歳&新妻・凌辱の標的』著者=綺羅光 発売日=2001年12月 出版社=フランス書院
『MOMONE』(1)著者=友永和 発売日=1995年04月 出版社=無双舎
『MAX PRESENTS LIVE CONTACT 2009 "NEW EDITION"』(DVD) 出演=MAX 発売日=2009年8月5日 販売元=エイベックス・エンタテインメント
『TATOO』(CD) 歌= 中森明菜 発売日=1998年11月2日 レーベル=ダブリューイーエー・ジャパン 
まず中学生の頃は、エロまんがだよね。当時は、空前の官能劇画ブームだったからね。学校の帰り道、よく近所の本屋でエロまんがを立ち読みしまくったもんだな〜。やっぱり、その中でも三条友美はインパクトあったよね〜。処女の学級委員みたいなまじめな娘が、変態オヤジが送りつけてきたザーメンを、カラダじゅうにぬりたくりながら、オナニーしまくって淫語をさけびながらオルガに達するという、まだ女の子と手もつないだことのない純情な中学生だった自分としては、超衝撃的な内容だったんだよね〜。AVなんて20年以上遅れてるよね〜。そんな強烈なエロが、センズリ原体験だったから、たぶん、こんなオトナになっちゃったんだよね〜。困ったもんだね〜、三条先生には責任とってほしいよね〜!
基本的には、中高時代はエロまんがでヌイてたけど、たまには浮気もしてたよね〜。「GORO」の山口百恵も使ったよね〜。そういえば、「ザ・ベストテン」の中で百恵ちゃんが『美・サイレント』の衣装で、階段をのぼっていくのを後からカメラが追いかけた時があって、その白いタイトスカートのお尻がムチムチプリプリエロかったので、家族が寝しずまってから、一生懸命思い出してオナニーしたのを覚えてる。不思議と芸能人でヌクと、得した気持ちになるよね〜。なんか勝ったよ〜な〜。逆に、安っぽいエロモデルでヌクと、負けた気がするな〜。なんでだろ〜? でも、街で見かけた制服のOLとかでヌクと、やっぱりちょっと得した感じだな〜。ビミョーなセンズリ気分ってあるよね〜。
グラビアだと〜、水沢アキとか、早乙女愛とか、深野晴美とか、巨乳の女も若干つかえたな〜。でも写真だけだとフルボッキは難しかったな〜。コレって、エロまんが依存症なのかな〜? う〜む......。
19才で童貞を失ってからも、セックスした後でも、口直しでセンズリしたよな〜。セックスとオナニーはベツバラだよね〜。若かったから回復力もあったからね〜。
やっばり20歳前後も、エロまんが中心だったよね〜。特に、つつみ進が好きだったな〜。レイコという女が出てきて、そのカラダつきといい、むしゃぶりつく感じといい、ヌケたよね〜。でも、やっぱり異常者の話ばっかりで、色情狂とか、誇大妄想狂とか、多重人格とか、犯罪っぽいのが多かったな〜。
オレの青春って、ゆがんでるよね〜。
つつみ先生にも責任とってほしいよね〜。

23才で結婚した時、はじめてビデオデッキを買って、AVを観るようになったんだよね〜。AVっていっても、普通のセックスものには全然興味がなくて、アートとかシネマジックのSMものばっかり熱心に観てたよね〜。アートの黒田透は、カッコよかったよね〜。すさまじい執念とドライブ感があったな〜。あのハードボイルドチックな責めが、オレのセンズリ魂に火をつけたよね〜。最近も、海外ドラマの『CSI:マイアミ』のホレイショ警部が、ものすごく好きなので、結局オレって、精神的にはホモなのかもしないな〜。そういえば、『バキ』も大好きだもんな〜。
あと、中野D児のインディーズレーベルものが、たまたま家の近くの近所のレンタル屋にあって、暑い夏の日の午後に、感激しながらヌイたのを覚えてるな〜。今でもD児さんには、感謝しちゃってるよね〜。
肉屋のバイトで、通勤時間が長かった頃は、フランス書院文庫をよく読んでたよね〜。あの黒いカバーが、当時はアヤシくてよかったよね〜。特に、綺羅光の女教師ものが大好きで、バイトの休憩中に読んでボッキしてたよね〜。スタイル抜群の美人教師が、下劣な連中にダマされて、メス奴隷に堕ちていく様が、確実にヌケるんだよね〜。それにしても、官能小説の日常世界への入り込み方って、スゴイよね〜。綺羅光先生は今だに、すごい尊敬しています! 文章だけで、あんなに欲情させて、射精まだ導いてしまうなんて......! まさしく、せんずりの神に近い存在だな〜。アハハハハッ!
それから、AVの仕事をするようになってからも、やっぱりエロまんがはよく使ったよね〜。伊駒一平のザーメンのこだわりは、よかったよね〜。友永和の『MOMONE』も新鮮だったよね〜。センズリもしたけど、淫語の勉強にもなったよね〜。学習できるセンズリってスバラシ〜よね〜。

監督として自分が撮影したAVでも、編集中にヌイたことはもちろんあるけど、やっぱり、センズリは自分の生活と、ちょっと遠いところにあるもののほうが、コーフン度が高いよね〜。
そうそう、夜中に事務所で一人になった時に、MAXのライブビデオでヌイたこともあったっけ〜。『Give me a Shake』だったかな〜? スカートよりも、へその露出したパンツのほうが、下半身の動きがよくわかって、性的コーフンが高かったよね〜。リーダーのNANAは、今だに男に縁がないそうなので、スナイパー編集部まで連絡もらえれば、いつでもクンニリングスぐらいしますよ〜!(ケッコーでございます! by NANA)

そういえば、芸能人ってゆーと、中森明菜でもヌイたな〜。『TATTOO』の衣装ってスカート短かったし、それに明菜の乳房って下のほうについてて、なんかそれがミョーにエロかったな〜。その後、売れなくなったり、病気になったりの人生なんだったら、オレとハメ撮りしとけばよかったのにな〜(それだけは、ケッコーです! by明菜)

35才を過ぎると、それまで毎日センズリしてたペースが、一日おきとかになってきたよね〜。やれば毎日でもできるんだろうけど、やっぱザーメンフル充電には時間がかかるようになっていったんだよね〜。
年齢とともに、過去をふり返るセンズリもしたよね〜。
22才の時につきあっていた、Fさんていうすごい巨乳でHな女子がいて、そのコが一番最初にラブホに行ってフェラする時に、「私、あんまりそういうのしたことないから......」なんて、恥ずかしそうに言ってたのに、いざ、しゃぶりはじめるとスゴいフェラチオだったというのを思い出して、ヌイたことあったよね〜。あと、そのFさんって、木更津のほうに住んでいて、着てる服のセンスとかちょっとダサいんだけど、セックスして3回目ぐらいにラブホ行ったら、洋服をぬがしたら白のスケスケのレースの下着とかつけてて、巨乳のデカい乳首がまる見えで、"この人ほんとにイヤラシイんだな〜!"と感動したのを覚えてる。たぶん、今でも彼女のことを思い出せば、いつでもオナニーできると思うよね〜。
でも、そういうセンチメンタルなセンズリって、自分的にはよくないって思うんだよね〜。やっぱり、つねに前進する息吹がないと、センズリもやがて行きづまってゆくよね〜、きっと。だから、前だけを見て、シコシコしたいんだよね〜!

『強制フェラ・ベスト vol.3』発売日=2006年8月19日 メーカー=ドグマ
AVの仕事をしていたわりには、AVでヌイたことは少ないんだけど、それでも、お世話になった女優はいるよね〜。友田真希は、かなりセンズリさせてもらったな〜。普通の企画モデルから、SM方面にシフトしていく途中が一番ヌケたよね〜。やはり、あのちょっとダラしないカラダつき、あえぎ声、のめりこみ方は、独特でよかったよね〜。でも、あんまりハード系になってくと、なんかパフォーマンスっぽくなっちゃったので、限界ギリギリでムリな感じの頃が、最もセンズリできたよね〜。ドグマの『強制フェラ・ベストvol.3』は、ずいぶん使わしてもらいました。友田以外に、小泉キラリのイラマチオで、口もとにヨダレのあぶくができてる場面が、サイコーにヌケました! あれは、どうやっても、演技では出せないからね〜!

それと、最近では、亜希菜ってゆ〜単体女優はヌケましたね〜。そんなに特徴があるコじゃないんだけど、めずらしくヌケるコだったよね〜。結局オレは、"あきな"ってゆ〜名前だけでヌケるのかな〜? ハハハッ!
WAAPの『早漏チ○ポを玩ばれて、強制的に連続射精させられちゃった僕。亜希菜』とゆ〜作品では、5回以上はヌイたな〜。痴女系の責めで、素人男優をイカせるやつなんだけど、ふだん痴女モノって全然観ないし、観てもボッキしないんだけども、この亜希菜ちゃんのはヌケたんだよね〜。ま〜、顔も声もベロもカラダも好きだし、やたらキモイ男たちに接吻しまくるのもコーフンするし、ハメながらヨダレを異常にたらすところもヘンテコリンでいいよね〜。単体女優では、35年間で亜希菜だけだよな〜こんなにセンズリできたのは〜!
どこかで会うことがあったら、表彰状でもあげたいよね〜センズリ大賞とかいって〜!
アハハハッ! むこうは迷惑だろうけどね〜!

まー、全体のセンズリ量の中では、AVの比率って20%以下だと思うので、やっぱり動画が苦手なんだろうね〜。思春期にエロまんがでセンズリの基礎を作っちゃったからね〜。古いタイプのセンズリストだよね〜。
あっ、でもマンハッタンに住んでる時は、テラ・パトリックのAVでよくヌイたな〜。エロまんががなかったからな〜。テラが接吻とフェラを交互に何度もくり返すシーンがあって、それはスゴくヌケたよね〜。外人のキスって、やっぱりディープだよね〜。

結局、ある時期からエロまんががおもしろくなくなっちゃって、いろいろ浮気もしてきたけれども、2000年以降、またまたスバラシーエロまんが家たちが活躍してくれちゃってます! 特にオススメの何冊かを紹介しちゃいましょ〜!

『イノセント・チルドレン』

著者=みやびつづる
発売日=2000年12月
出版社=司書房
『イノセント・チルドレン』 著者=みやびつづる
エロまんがでしか描けない独創的な世界、なおかつ実用的!

『女子穴・志穂-人妻キャスター肛辱痴獄』

著者=飛野俊之
発売日=2009年8月17日
出版社=エンジェル出版
『女子穴・志穂―人妻キャスター肛辱地獄』 著者=飛野俊之
古き良き官能劇画のテイストを継承しつつも、アナル描写、汁描写等、現代的なエロスが炸裂!

『フェラマニアックス』

著者=みきかず
発売日=2005年1月27日
出版社=一水社
『フェラマニアックス』 著者=みきかず
シンプルな構成ながら巨根とフェラとザーメンにこだわりまくった作品。もはやエロというよりは、現代美術!?

『人妻を輪姦す8つの方法』

著者=葵ヒトリ
発売日=2011年9月2日
出版社=一水社
『人妻を輪姦す8つの方法』 著者=葵ヒトリ
とにかく女の表情とカラダと性器が切なくアエいで官能的! 今、一番オススメの作家さん!

『まりこさん-人妻欲情視線-』

著者=板場広し
発売日=2011年12月2日
出版社=クロエ出版
板場広し『まりこさん』 著者=板場広し
イラマと中出し描写がハンパない! くびれ巨乳の奥さんがステキです!

やっぱり、エロまんがはいいよね〜!
おもしろいし、ヌケるし、センズリの未来を感じるよね〜! エロまんがサイコー!! 
でも、時には、夏目理緒や井上和香の写真集でもヌイてしまっている、なんだかんだ言っても、ミーハーチックなオレのセンズリライフでした〜! ハハハハハ〜ッ!!

追伸
こないだBSで観た八神純子が、熟女になってスゴくエロいフェロモンが出まくっていたので、今度『パープルタウン』のCDを聴くだけで、発射までたどりつきたいと、思案中です。あっ、そういえば、レインボーのおへそダンスでもヌコうと思ってたんだけど〜......、あ〜、やっぱりセンズリするのも楽じゃないよね〜! それじゃ、また〜バイナラ〜!!

文=ゴールドマン

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ゴールドマン 87年にアートビデオより「電撃バイブマン」で監督デビュー。その後、実験的な作品をリリースするなどAV業界に対して常に挑戦的な姿勢を持ち続ける。中でも89年に発表された60分ワンカットの8ミリビデオ作品「なま」は伝説級。近年はハメ撮りでの言わせ系淫語で独自の世界を展開。20年間で約1500人の女とハメ撮りし、300本以上のハメ撮り作品を制作してきたAV業界の巨頭。
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