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小林電人、書き下ろし官能羞恥小説の決定版
第十五章 再会
II アポクリファ10
ステージの上では着々とおしおきの準備が進んでいく。中央には、恐ろしげな木製の板が置かれた。三角形に削られた木の棒を五つ並べたもので、鋭い角がそれが拷問道具であることを物語っていた。
十露盤と呼ばれるその板の後ろには太い柱が立っている。さらに後ろには分厚い石の板が何枚も台車に乗っていた。凄惨な拷問の予感に観客もシンと静まり返る。
十露盤を挟むようにして、その左右には、ついさっきまで景子としのぶの肛門性感テストが行なわれていた拘束台が再び引き出された。女性を最も恥ずかしいまんぐり返しの姿勢に拘束してしまう悪魔の台だ。同時に運ばれてきた台車には巨大なガラス瓶、そして巨大なガラスの浣腸器が載せられていた。浣腸器は、かつてしのぶが景子の手によって地下矯正室で浣腸された時のものの倍以上の大きさがあった。
磔台に磔られた三人は、息を呑んでその恐ろしい拷問器具を見つめた。
「さぁ、いよいよ本格的な公開おしおきの開始です。女生徒と女性教師、そして男性教師の同時執行という前代未聞のおしおきとなったわけですが、小林先生。藤井先生が受ける石抱きとはいったいどんな刑罰なのでしょうか?」
明智アナの問いに、小林が答える。
「石抱きは江戸時代に行なわれた代表的な拷問ですね。あのギザギザの板は十露盤板と言って、この拷問自体を十露盤責めと呼ぶこともあったと言います。罪人をあの十露盤板の上に正座させ、そして腿の上に石の板を乗せていくわけです」
「あのギザギザの板は、ただ座るだけでも痛そうですね。しかもその上に石なんか乗せられたら......」
「当時の石版の重さは一枚十二貫、つまり45キログラムあったようです。それを何枚も乗せていくんですね」
「ええっ、何枚もって......。下の十露盤なしでも45キロの石を乗せられるだけでたまらないですよ。昔の人は本当に恐ろしいことをやったものですね」
「ただ今、入ってきた情報によりますと、使用する石板は江戸時代のものとは違い20キロほどのものらしいですが......。それでもかなりの苦痛でしょうね」
「一方、景子先生と高橋さんへの浣腸責めですが、これまたずいぶん大きい浣腸器が用意されていますね」
「はい。どうもあれは500ミリリットル用の浣腸器のようです。さらに用意された浣腸液は10リットル。これを二人に注入しようということでしょうか?」
「一人あたり5リットルということですか? そ、そんなに入るもんなのですか?」
「いやぁ、普通の人間には不可能でしょうね。高橋さんは以前に矯正室でのおしおきで一度浣腸責めの経験があるようですが、景子先生はこれが初めて。到底耐えられるものではないでしょうね」
ステージでは、係員によって3人が磔台から、それぞれの場所へと移動させられていた。藤井は十露盤板の上に正座させられ、後ろ手で縛られた縄尻を背後の柱に結び付けられた。しのぶと景子は、肛門性感テストの時と同様に股間を天井へ向けて大きく両足を開くという屈辱的な姿勢で特殊な台の上に拘束された。もちろん女性として隠しておきたい二つの器官は、あまるところなく晒け出されている。
二人の菊花は、先ほどまでの性感テストで蹂躙されたことが嘘のように可憐な佇まいを見せていた。
「もはやおなじみとなった景子先生と高橋さんのおまんことお尻の穴ですが、何度見てもいいもんですねぇ。美しく愛らしく、そして卑猥。いくら見ても見飽きませんね。これから、あの可憐な窄まりが大量の浣腸液を注入され、どのような変化を見せるのか、実に楽しみですね」
「そうですね、小林先生。悶え苦しむ二人の姿態が目に浮かぶようですね」
「全校生徒の目の前で浣腸されてしまうという恥ずかしさ。そして注目されながら、人間として最も隠しておかねばならない姿を晒さなければならないという苦しみ。どこまで頑張ってくれるか期待したいですね。悶え苦しむ女性の姿は何よりも美しいものですからね。ひひひ」
係員が二人がかりで石板を持ち上げた。いよいよ石抱きの刑が始まるのだ。
「や、やめろ。やめてくれ」
全裸で十露盤板の上に正座させられている藤井が叫んだ。しかし、屈強な係員たちは意に介せず、ゆっくりと藤井の腿の上へと、一枚目の石板をおいた。
「ぐっ、ぐうっ!」
20キロの重圧が藤井の腿にかけられた。十露盤板の角が臑へと食い込む。
「先生!」
「藤井先生!」
まんぐり返しにされたまま、しのぶと景子が叫んだ。特に愛する男が苦痛に喘いでいることに、しのぶの胸はしめつけられる。
「ふふふ、他人のことを心配している余裕はないぞ。お前たちもこれから恐ろしいおしおきを受けるのだからな」
学園長の言葉もしのぶの耳には入らない。
「お願いです! 先生を助けて下さい。代わりに私が罰を受けます。どんなことをされてもいいわ。だから、先生を許して!」
そんな少女の悲痛な叫びに、藤井はうめきながらも虚勢を張った。
「だ、大丈夫だ、しのぶ。せ、先生は頑張れるから......」
「先生っ、先生っ」
「ふふふ、まだ根をあげられても面白くないからな。さぁ、二枚目だ」
学園長の指示により、二枚目の石板が乗せられた。
「ぐぁーっ!」
思わず藤井は叫ぶ。40キロの重さは容赦なく藤井の足を責め立てる。角が肌を突き破りそうに食い込む。足が痺れ、脂汗が滲んでくる。
そしてさらに三枚目の石板が乗せられる。痛みは想像を絶するものとなり、下半身が強く痺れていった。息が苦しい。もはや悲鳴も上がらず、藤井は低いうめき声を上げるばかりだった。
「ああっ、先生っ、先生っ!」
しのぶは不自由な姿勢のまま、ぶんぶんと頭を振って泣き叫んだ。
「ふふふ、江戸時代の囚人は、もっと重い石板を乗せられていたんだぞ。さぁ、もう一枚行こうか」
学園長がそういうと、忍が叫んだ。
「やめて下さい! お願い、先生が、藤井先生が死んじゃう。私が代わりにおしおきされますから! だから先生を許して!」
学園長は涙でぐしゃぐしゃになったしのぶの顔を覗き込む。
「そうか。藤井先生を助けたいのか? 代わりにお前が罰を受けるというのか?」
「はい。私が先生の分もおしおきされます。だから先生をこれ以上いじめないで下さい」
「そうか、そうか」
学園長はにやりと笑った。
「それならば、お前が一リットルの浣腸を受け入れるなら、藤井先生にもう一枚の石板を乗せることは中止してやるが......?」
学園長の恐ろしい提案に、しのぶは即答した。
「はい。......それで先生が助かるなら」
藤井が叫んだ。
「やめろ、しのぶ。そんなことはやめるんだ。おれは、おれは大丈夫だから......」
そう言いつつも、藤井の肉体が限界なことは一目でわかった。脂汗にまみれた顔は、血の気を失って青くなっている。意識も途切れ途切れになっていた。
「学園長、お願いします」
しのぶは、学園長を見つめてはっきりと言った。それは自己犠牲をもいとわない恋する乙女の強さだった。
「よし、高橋。それならば、ちゃんとお願いするんだ。私に一リットルの浣腸をして下さいと」
そう言われて、しのぶは一瞬躊躇したものの、その恥ずかしい言葉を口にした。
「学園長、わ、私に一リットルの、か、浣腸を、して下さい......」
「ふふふ、前に600ミリリットルでも悲鳴を上げていたお前が、一リットルもの浣腸に耐えられるのか?」
「は、はい......。大丈夫です。がんばりますから、藤井先生をこれ以上いじめないで......」
その時、それまで藤井に加えられる凄惨な拷問から目を背けていた景子が口を開いた。
「学園長......。私が、私が代わりに浣腸されます。だから高橋さんは、許してあげてください」
「ほう、夏川先生が高橋の代わりにね......」
「はい。だから高橋さんは......」
学園長たちに追い込まれたためとはいえ、矯正室でしのぶに浣腸をしてしまった記憶は、景子をずっと苦しめていた。その贖罪をしたいという気持ちが、景子にそんな言葉を吐かせたのだった。
「夏川先生。浣腸されるということは、全校生徒の目の前で、恥ずかしい姿を晒すということなんですよ。いいんですか?」
「は、はい......」
景子は目をつぶり、唇を噛んだ。浣腸という辱めの後、自分の体がどうなってしまうのかはわかっている。あの時のしのぶの悲鳴は、今も生々しく耳に残っている。あの、恥ずかしい姿を自分も晒さなければならない。しかも全校生徒の目の前で。それでも、見過ごすことの出来ない景子だった。
「ふふふ、面白いな。しかし、どちらもそんなに浣腸して欲しいとはな。ならば、こうしよう。500ミリリットルづつ分け合えばいいということだな。この浣腸器一本づつということだ」
学園長は用意された特大の浣腸器を二人に見せつけた。その恐ろしいまでのサイズに、二人は息を呑飲んだ。本来は動物用に使う特別製の浣腸器である。
「や、やめろ......。しのぶ......」
藤井がうめくが、その声はもはや力がない。意識は朦朧としているようだ。
「いいんだな。早く返事をしないと、藤井先生にもう一枚の石板を乗せるぞ」
「ああ......。わかりました学園長、私に、私に浣腸して下さい」
しのぶが言うと、景子も負けじと叫んだ。
「私もお願いします。私にも浣腸して下さい」
可憐な美少女と、美しい女教師が自ら浣腸をせがむ。その発言に観客の全校生徒は大きく沸いた。
「ようし、よく言った。それでは高橋しのぶと、夏川先生に500ミリリットルの浣腸液を注入せよ!」
学園長の指示により、2人の係員がそれぞれ巨大な浣腸器を構えて、その中に液体を吸い上げ、満たしていった。
ガラスの嘴管が、恐怖にふるふると震える窄まりに向けられる。
「あ、ああ......」
しのぶと景子は思わず声を漏らす。しかし嘴管は容赦なく、二人の菊花へと沈んでいった。
「ひっ」
「い、いやぁ......」
可憐と呼ぶに相応しい少女の窄まりが、嘴管の先端を飲み込んだ。ガラスの冷たさがしのぶに、以前に矯正室で受けたおぞましい記憶を呼び覚まさせる。
一方、初めて浣腸器を受け入れた景子は、その感触に震え上がった。性感テストの時のアナルスティックや舌などとは違う冷酷な感触。それは浣腸という行為の恐ろしさを景子に実感させた。
ふふふ、どっちにしろ浣腸のおしおきは決まっていたんだがな。これはこれで面白い展開になってきた......。巨大な浣腸器をつきたてられる二人の姿を見て、学園長は薄気味悪い笑いで口元を歪ませた。
そして、嘴管がしっかりと奥まで飲み込まれたことを確認した係員たちは、同時にシリンダーを押した。冷たい液体が、勢いよく二人の直腸へと送り込まれた。
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ステージの上では着々とおしおきの準備が進んでいく。中央には、恐ろしげな木製の板が置かれた。三角形に削られた木の棒を五つ並べたもので、鋭い角がそれが拷問道具であることを物語っていた。
十露盤と呼ばれるその板の後ろには太い柱が立っている。さらに後ろには分厚い石の板が何枚も台車に乗っていた。凄惨な拷問の予感に観客もシンと静まり返る。
十露盤を挟むようにして、その左右には、ついさっきまで景子としのぶの肛門性感テストが行なわれていた拘束台が再び引き出された。女性を最も恥ずかしいまんぐり返しの姿勢に拘束してしまう悪魔の台だ。同時に運ばれてきた台車には巨大なガラス瓶、そして巨大なガラスの浣腸器が載せられていた。浣腸器は、かつてしのぶが景子の手によって地下矯正室で浣腸された時のものの倍以上の大きさがあった。
磔台に磔られた三人は、息を呑んでその恐ろしい拷問器具を見つめた。
「さぁ、いよいよ本格的な公開おしおきの開始です。女生徒と女性教師、そして男性教師の同時執行という前代未聞のおしおきとなったわけですが、小林先生。藤井先生が受ける石抱きとはいったいどんな刑罰なのでしょうか?」
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「石抱きは江戸時代に行なわれた代表的な拷問ですね。あのギザギザの板は十露盤板と言って、この拷問自体を十露盤責めと呼ぶこともあったと言います。罪人をあの十露盤板の上に正座させ、そして腿の上に石の板を乗せていくわけです」
「あのギザギザの板は、ただ座るだけでも痛そうですね。しかもその上に石なんか乗せられたら......」
「当時の石版の重さは一枚十二貫、つまり45キログラムあったようです。それを何枚も乗せていくんですね」
「ええっ、何枚もって......。下の十露盤なしでも45キロの石を乗せられるだけでたまらないですよ。昔の人は本当に恐ろしいことをやったものですね」
「ただ今、入ってきた情報によりますと、使用する石板は江戸時代のものとは違い20キロほどのものらしいですが......。それでもかなりの苦痛でしょうね」
「一方、景子先生と高橋さんへの浣腸責めですが、これまたずいぶん大きい浣腸器が用意されていますね」
「はい。どうもあれは500ミリリットル用の浣腸器のようです。さらに用意された浣腸液は10リットル。これを二人に注入しようということでしょうか?」
「一人あたり5リットルということですか? そ、そんなに入るもんなのですか?」
「いやぁ、普通の人間には不可能でしょうね。高橋さんは以前に矯正室でのおしおきで一度浣腸責めの経験があるようですが、景子先生はこれが初めて。到底耐えられるものではないでしょうね」
ステージでは、係員によって3人が磔台から、それぞれの場所へと移動させられていた。藤井は十露盤板の上に正座させられ、後ろ手で縛られた縄尻を背後の柱に結び付けられた。しのぶと景子は、肛門性感テストの時と同様に股間を天井へ向けて大きく両足を開くという屈辱的な姿勢で特殊な台の上に拘束された。もちろん女性として隠しておきたい二つの器官は、あまるところなく晒け出されている。
二人の菊花は、先ほどまでの性感テストで蹂躙されたことが嘘のように可憐な佇まいを見せていた。
「もはやおなじみとなった景子先生と高橋さんのおまんことお尻の穴ですが、何度見てもいいもんですねぇ。美しく愛らしく、そして卑猥。いくら見ても見飽きませんね。これから、あの可憐な窄まりが大量の浣腸液を注入され、どのような変化を見せるのか、実に楽しみですね」
「そうですね、小林先生。悶え苦しむ二人の姿態が目に浮かぶようですね」
「全校生徒の目の前で浣腸されてしまうという恥ずかしさ。そして注目されながら、人間として最も隠しておかねばならない姿を晒さなければならないという苦しみ。どこまで頑張ってくれるか期待したいですね。悶え苦しむ女性の姿は何よりも美しいものですからね。ひひひ」
係員が二人がかりで石板を持ち上げた。いよいよ石抱きの刑が始まるのだ。
「や、やめろ。やめてくれ」
全裸で十露盤板の上に正座させられている藤井が叫んだ。しかし、屈強な係員たちは意に介せず、ゆっくりと藤井の腿の上へと、一枚目の石板をおいた。
「ぐっ、ぐうっ!」
20キロの重圧が藤井の腿にかけられた。十露盤板の角が臑へと食い込む。
「先生!」
「藤井先生!」
まんぐり返しにされたまま、しのぶと景子が叫んだ。特に愛する男が苦痛に喘いでいることに、しのぶの胸はしめつけられる。
「ふふふ、他人のことを心配している余裕はないぞ。お前たちもこれから恐ろしいおしおきを受けるのだからな」
学園長の言葉もしのぶの耳には入らない。
「お願いです! 先生を助けて下さい。代わりに私が罰を受けます。どんなことをされてもいいわ。だから、先生を許して!」
そんな少女の悲痛な叫びに、藤井はうめきながらも虚勢を張った。
「だ、大丈夫だ、しのぶ。せ、先生は頑張れるから......」
「先生っ、先生っ」
「ふふふ、まだ根をあげられても面白くないからな。さぁ、二枚目だ」
学園長の指示により、二枚目の石板が乗せられた。
「ぐぁーっ!」
思わず藤井は叫ぶ。40キロの重さは容赦なく藤井の足を責め立てる。角が肌を突き破りそうに食い込む。足が痺れ、脂汗が滲んでくる。
そしてさらに三枚目の石板が乗せられる。痛みは想像を絶するものとなり、下半身が強く痺れていった。息が苦しい。もはや悲鳴も上がらず、藤井は低いうめき声を上げるばかりだった。
「ああっ、先生っ、先生っ!」
しのぶは不自由な姿勢のまま、ぶんぶんと頭を振って泣き叫んだ。
「ふふふ、江戸時代の囚人は、もっと重い石板を乗せられていたんだぞ。さぁ、もう一枚行こうか」
学園長がそういうと、忍が叫んだ。
「やめて下さい! お願い、先生が、藤井先生が死んじゃう。私が代わりにおしおきされますから! だから先生を許して!」
学園長は涙でぐしゃぐしゃになったしのぶの顔を覗き込む。
「そうか。藤井先生を助けたいのか? 代わりにお前が罰を受けるというのか?」
「はい。私が先生の分もおしおきされます。だから先生をこれ以上いじめないで下さい」
「そうか、そうか」
学園長はにやりと笑った。
「それならば、お前が一リットルの浣腸を受け入れるなら、藤井先生にもう一枚の石板を乗せることは中止してやるが......?」
学園長の恐ろしい提案に、しのぶは即答した。
「はい。......それで先生が助かるなら」
藤井が叫んだ。
「やめろ、しのぶ。そんなことはやめるんだ。おれは、おれは大丈夫だから......」
そう言いつつも、藤井の肉体が限界なことは一目でわかった。脂汗にまみれた顔は、血の気を失って青くなっている。意識も途切れ途切れになっていた。
「学園長、お願いします」
しのぶは、学園長を見つめてはっきりと言った。それは自己犠牲をもいとわない恋する乙女の強さだった。
「よし、高橋。それならば、ちゃんとお願いするんだ。私に一リットルの浣腸をして下さいと」
そう言われて、しのぶは一瞬躊躇したものの、その恥ずかしい言葉を口にした。
「学園長、わ、私に一リットルの、か、浣腸を、して下さい......」
「ふふふ、前に600ミリリットルでも悲鳴を上げていたお前が、一リットルもの浣腸に耐えられるのか?」
「は、はい......。大丈夫です。がんばりますから、藤井先生をこれ以上いじめないで......」
その時、それまで藤井に加えられる凄惨な拷問から目を背けていた景子が口を開いた。
「学園長......。私が、私が代わりに浣腸されます。だから高橋さんは、許してあげてください」
「ほう、夏川先生が高橋の代わりにね......」
「はい。だから高橋さんは......」
学園長たちに追い込まれたためとはいえ、矯正室でしのぶに浣腸をしてしまった記憶は、景子をずっと苦しめていた。その贖罪をしたいという気持ちが、景子にそんな言葉を吐かせたのだった。
「夏川先生。浣腸されるということは、全校生徒の目の前で、恥ずかしい姿を晒すということなんですよ。いいんですか?」
「は、はい......」
景子は目をつぶり、唇を噛んだ。浣腸という辱めの後、自分の体がどうなってしまうのかはわかっている。あの時のしのぶの悲鳴は、今も生々しく耳に残っている。あの、恥ずかしい姿を自分も晒さなければならない。しかも全校生徒の目の前で。それでも、見過ごすことの出来ない景子だった。
「ふふふ、面白いな。しかし、どちらもそんなに浣腸して欲しいとはな。ならば、こうしよう。500ミリリットルづつ分け合えばいいということだな。この浣腸器一本づつということだ」
学園長は用意された特大の浣腸器を二人に見せつけた。その恐ろしいまでのサイズに、二人は息を呑飲んだ。本来は動物用に使う特別製の浣腸器である。
「や、やめろ......。しのぶ......」
藤井がうめくが、その声はもはや力がない。意識は朦朧としているようだ。
「いいんだな。早く返事をしないと、藤井先生にもう一枚の石板を乗せるぞ」
「ああ......。わかりました学園長、私に、私に浣腸して下さい」
しのぶが言うと、景子も負けじと叫んだ。
「私もお願いします。私にも浣腸して下さい」
可憐な美少女と、美しい女教師が自ら浣腸をせがむ。その発言に観客の全校生徒は大きく沸いた。
「ようし、よく言った。それでは高橋しのぶと、夏川先生に500ミリリットルの浣腸液を注入せよ!」
学園長の指示により、2人の係員がそれぞれ巨大な浣腸器を構えて、その中に液体を吸い上げ、満たしていった。
ガラスの嘴管が、恐怖にふるふると震える窄まりに向けられる。
「あ、ああ......」
しのぶと景子は思わず声を漏らす。しかし嘴管は容赦なく、二人の菊花へと沈んでいった。
「ひっ」
「い、いやぁ......」
可憐と呼ぶに相応しい少女の窄まりが、嘴管の先端を飲み込んだ。ガラスの冷たさがしのぶに、以前に矯正室で受けたおぞましい記憶を呼び覚まさせる。
一方、初めて浣腸器を受け入れた景子は、その感触に震え上がった。性感テストの時のアナルスティックや舌などとは違う冷酷な感触。それは浣腸という行為の恐ろしさを景子に実感させた。
ふふふ、どっちにしろ浣腸のおしおきは決まっていたんだがな。これはこれで面白い展開になってきた......。巨大な浣腸器をつきたてられる二人の姿を見て、学園長は薄気味悪い笑いで口元を歪ませた。
そして、嘴管がしっかりと奥まで飲み込まれたことを確認した係員たちは、同時にシリンダーを押した。冷たい液体が、勢いよく二人の直腸へと送り込まれた。
(続く)
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著者=小林電人 長年夢見ていた自分の「理想のSMビデオ」を自主制作したことがきっかけで、AV&SM業界のはじっこに首をつっこむことになった都内在住の40代自営業。 「羞恥の教室」をモチーフにした自主制作DVD最新作「1年S組 仲村忍 セーラー服肛門調教」が完成しました! 藤井と忍のアナル調教の模様を実写で再現しています。購入ご希望の方はhttp://denjin.5.dtiblog.com/blog-entry-136.htmlをご覧下さい。 |