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小林電人、書き下ろし官能羞恥小説の決定版
クライマックス直前!
羞恥の教室 番外編
未亡人肛虐地獄 【3】
著者= 小林電人
物語が収束へと向かうクライマックスの第3章開始を前に、番外編の連載開始!
番外編 未亡人肛虐地獄
「ふふふ、千春ちゃん。これがお前のお父ちゃんをくわえ込んだ場所や。女のお前が見てもうっとりするやろ」
「こんな綺麗なおまんこで誘惑されたら、堅物の憲司なんか一発ですよねぇ。奥さんがいても捨てたくなるのもわかりますよ」
山城と三浦は、有希子の股間を覗き込んでそんなことを言う。
「止めて、そんなこと、言わないで......」
有希子は呻く。二人の無神経な言葉が義娘の千春の心をどれだけ傷つけているかと考えると、いたたまれなくなる。どんな状況であれ、有希子が千春の実母から夫を奪ってしまったことは事実なのだから。千春が有希子を憎んでも仕方のないことなのだ。それなのに、千春は自らの体を捨ててまで有希子を救おうとしてくれたのだ。
「おじさま、ママの悪口は言わないで」
千春はそう言いながらも、じっと有希子の恥裂を見つめている。山城の指によって押し開かれたその部分は妖しく濡れ光り、千春は一瞬たりとも目が離せないかのように惹きつけられている。
自分をかばってくれる千春の言葉は嬉しかったが、はらわたにまで突き刺さってくるその熱い視線はたまらなかった。
「ああ、千春ちゃん。お願い、見ないで。ママ、恥ずかしい......」
「ひひひ、千春ちゃんはずいぶんと有希子さんのここが気に入ったみたいやな。どうや、少しママを気持ちよくしてあげたらどうや?」
「な、何てことを! や、やめて千春ちゃん!」
山城に促されると、千春はおずおずと有希子の股間へと指を伸ばしていった。
「だ、だめぇ!」
千春の細い指先が有希子の最も敏感な肉芽に触れた瞬間、全身を快感が貫いた。ビクン、とM字型に拘束された体が仰け反った。
千春はさらに指を動かす。肉唇をなぞり、蜜壺をかき回し、そして肉芽を摘む。その動きはぎこちなかったが、恐ろしいほどに有希子の性感のポイントを押さえていた。千春の指が動く度に有希子は、激しい快感に襲われる。必死に声を押し殺そうとしても漏れてしまう。
い、いけない......。娘に触られて、そんなはしたない声を上げるなんて......。有希子は耐えようとするが、その強烈な快感はこれまで味わったことのないものだった。荒々しくも愛情に満ちた亡夫とのセックスでは一度も感じたことのない快感だった。
有希子は自分で自分の体が信じられなかった。中学生の娘の指戯でこんなに感じてしまうなんて。
山城と三浦は顔を見合わせて笑う。
「ひひひ。すごい感じっぷりやないか。自分の娘にいじくりまわされて、こんなに感じるなんて、母親として恥ずかしいと思わんのか」
「まったくはしたないママですねぇ。有希子さんがこんな淫乱だとは思いませんでしたよ。なるほど、確かにこれならうちの店でも十分働けそうですねぇ」
有希子の反応を見て、千春も嬉しそうだった。
「ねぇ、ママ。そんなに気持ちいいの? ここ? ここが好きなのね」
千春の指はさらにスピードを上げながら、有希子の快楽のツボを的確に責めてくる。肉芽を少しきつめに摘まれるのが、有希子は好きだった。千春はそれを見事なタイミングで愛撫の中に挟み込んでくる。
「だ、だめ、やめて千春ちゃん......」
全身がカッと熱くなり、体の奥から淫蜜がトロトロと流れ出していく。少しでも気を抜いたら、絶頂を迎えてしまいそうだった。それを最後の理性が必死に食い止めていた。いくらなんでも、娘にイカされてしまうなどという恥ずかしい姿はさらせない。
「ああ、ママ。好きよ。大好き。だから、こんなことも出来るわ」
千春は有希子の股間に顔を埋めた。
「だめっ、千春ちゃん! それは駄目っ!」
千春はヌルヌルになっている有希子のその部分に唇を押しつけ、そして舌を這わせた。滑らかで温かい少女の舌の感触。それが肉芽に触れた瞬間、有希子の中で何かがはじけた。
「ひ、ひぃっ! だめぇ!」
千春の舌はうねうねと動き回り、有希子の蜜壷をかき混ぜ、奥まで入り込み、そして猛烈なスピードで振動させるようにして肉芽を舐めあげた。それはとても中学生の少女のテクニックとは思えなかった。百戦錬磨の遊び人が磨き上げた女殺しの技としか思えない。
「あっ、あっ、ああっ」
愛情には満ち溢れていたものの、テクニック的には凡庸な憲司とのセックスしかほとんど知らない有希子は、ひとたまりもなかった。
頭の中が真っ白になり、全身に電流が走った。それは処女を失ってから今に至るまで有希子が一度も味わったことのない強烈なエクスタシーだった。
ビクンビクンと縛り上げられた体が激しく痙攣した。普段の貞淑な有希子の佇まいからは想像もつかない獣のようなうなり声があがる。
「おう、こりゃあすごい......」
その壮絶な反応に、山城も三浦も言葉を失う。しかし千春はまだ有希子の股間に吸い付いたままだ。冷めた目で、有希子の反応を伺っている。
数十秒たって、ようやく有希子の体が落ち着きを取り戻したことを確認すると、千春は唇を離し、立ち上がった。満面の笑みを浮かべている。
「ママ、気持ちよかった?」
まだぼんやりした意識のままで、有希子は千春を見上げる。千春の笑顔は、これまで有希子が知っていた彼女の表情とは違っていたが、どこか見覚えがあった。それは何度か会ったことのある亡夫の前妻、そして千春の実母である美千代のものだった。
「いやぁ、すごかったな。血がつながっていないとはいえ、正真正銘の母娘のレズプレイなんて、なかなか見られるものじゃあないわ」
「しかし、娘に舐められてイッてしまうとは、まったくはしたない母親ですな。そんな話、聞いたことがありませんよ」
「縛られてみんなに見られながらということで、さらに興奮してたのと違うか? 有希子さんは、マゾの素質があるっちゅうことや」
「おお、そうですね。有希子さん、もしかして憲司君に縛られたり、叩かれたりして調教されてたんですか?」
縄をほどかれたものの、信じられない痴態をさらしてしまったことで茫然自失している有希子は、全裸のままソファの上でぐったりしていた。
「どうなんや、有希子さん?」
山城が顔を覗き込んでも、答えない。
「無視ですか? 素直にならないと、また千春ちゃんに登場してもらうことになりますけど、いいんですか?」
千春は有希子を絶頂に追いやった後は、別の部屋に消えていた。しかし、また千春に責められることを考えると、有希子は震え上がる。
「ああ、もう千春ちゃんにあんなことをさせるのは止めて。なんでも言うことは聞きます。だからそれだけは......」
有希子の怯えた表情を見て、山城と三浦は満足げな笑みを浮かべた。
「じゃあ、質問にちゃんと答えてくださいね。憲司君とSMプレイをしたことはあるんですか?」
「え、SMだなんて、私たちはそんな変態じゃありません!」
有希子は怒りを浮かべて言う。大切な亡夫との思い出を汚されたような気がしたのだ。
「おやおや、あんな恥ずかしい姿で縛られて、自分の娘におめこ舐められて、すごい声あげてイキまくるってのは、十分変態やと思うけどなぁ」
「ええ、プロの私から見ても有希子さんは十分マゾの素質がありますよ」
「そうや、三浦はんのとこでも、SMクラブがええんやないか?」
「おお、『肉奴隷館』ですね。うん、あそこは少々プレイ内容はハードですが、金額も高いですからね。借金を返さなくちゃいけない有希子さんにとっては、趣味と実益をかねたいい方法かもしれませんね」
「実益も兼ねてか。ひひひ、確かに客にいっぱいいじめてもらえて、お金までたくさんもらえるというのは、有希子さんにはぴったりだな」
男たちの恐ろしい言葉に有希子は怯える。SMクラブがどんなことをする店なのかはわからないが、それが変態的な行為を売りにする風俗店なのであろうことは予想がついた。
「え、SMクラブなんて、いやです......」
「ほう、有希子さんはSMクラブがどんなことをするところだか知ってるのか?」
「い、いえ......。でも......」
「ふふふ、縛ったり、ムチで叩いたり、ローソクを垂らしたり、ローターやバイブでイカせたりと、ありとあらゆる方法で女の人を辱めるお店ですよ」
「ひっ、そんな......」
「でも、大丈夫。体には極力傷がつかないように気をつけますし、なにより、うちのお店はちゃんと法律を守ってますからね。本番はありませんよ。憲司君に操を守りたい有希子さんにはありがたりでしょう?」
もう自分は汚れるしかない体なのだ。肌をさらしたり、触られることには耐えようと、有希子はあきらめていた。それでも、セックスそのものがないというのであれば、それはわずかな救いである。
「本当に、それは守ってくれるのですか......」
「もちろんですよ。私たち真面目な風俗経営者にとって、本番行為を行って摘発されてしまうのは、何よりも怖いことですからね。私の経営するお店では、本番行為は一切ありません」
「はい......」
SMプレイというものが、どんなに淫らで辛いことなのか有希子にはわからない。しかし、もう自分には選択肢はないのだ。そして有希子はどこか捨て鉢な気持ちにもなっていた。
「ほお、有希子さんが『肉奴隷館』で働くことになるのか。これだけ美人の未亡人、しかも真性マゾとくれば客が押しかけるのは間違いないわ。借金もすぐに返せるで。まずはワシが一日借り切りコースや。ははは」
「ふふふ、ぜひよろしくお願いしますよ、山城さん」
「しかし、『肉奴隷館』で働くとなると、あっちの方が使えないと仕事にならんが、有希子さんは大丈夫か?」
「あ、あっちの方?」
「おお、そうですね。『肉奴隷館』はそっちのプレイが売りですからね」
二人は怯える有希子の顔を見て、ニヤニヤ笑う。
「いったい、何のことですか?」
山城は軽く有希子の尻を叩いた。
「ここや、こっちのことや」
「ふふふ、お尻のことですよ。『肉奴隷館』はアナルプレイが人気なんですよ」
有希子は、二人が何を言っているのは、よく理解できていなかった。
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「こんな綺麗なおまんこで誘惑されたら、堅物の憲司なんか一発ですよねぇ。奥さんがいても捨てたくなるのもわかりますよ」
山城と三浦は、有希子の股間を覗き込んでそんなことを言う。
「止めて、そんなこと、言わないで......」
有希子は呻く。二人の無神経な言葉が義娘の千春の心をどれだけ傷つけているかと考えると、いたたまれなくなる。どんな状況であれ、有希子が千春の実母から夫を奪ってしまったことは事実なのだから。千春が有希子を憎んでも仕方のないことなのだ。それなのに、千春は自らの体を捨ててまで有希子を救おうとしてくれたのだ。
「おじさま、ママの悪口は言わないで」
千春はそう言いながらも、じっと有希子の恥裂を見つめている。山城の指によって押し開かれたその部分は妖しく濡れ光り、千春は一瞬たりとも目が離せないかのように惹きつけられている。
自分をかばってくれる千春の言葉は嬉しかったが、はらわたにまで突き刺さってくるその熱い視線はたまらなかった。
「ああ、千春ちゃん。お願い、見ないで。ママ、恥ずかしい......」
「ひひひ、千春ちゃんはずいぶんと有希子さんのここが気に入ったみたいやな。どうや、少しママを気持ちよくしてあげたらどうや?」
「な、何てことを! や、やめて千春ちゃん!」
山城に促されると、千春はおずおずと有希子の股間へと指を伸ばしていった。
「だ、だめぇ!」
千春の細い指先が有希子の最も敏感な肉芽に触れた瞬間、全身を快感が貫いた。ビクン、とM字型に拘束された体が仰け反った。
千春はさらに指を動かす。肉唇をなぞり、蜜壺をかき回し、そして肉芽を摘む。その動きはぎこちなかったが、恐ろしいほどに有希子の性感のポイントを押さえていた。千春の指が動く度に有希子は、激しい快感に襲われる。必死に声を押し殺そうとしても漏れてしまう。
い、いけない......。娘に触られて、そんなはしたない声を上げるなんて......。有希子は耐えようとするが、その強烈な快感はこれまで味わったことのないものだった。荒々しくも愛情に満ちた亡夫とのセックスでは一度も感じたことのない快感だった。
有希子は自分で自分の体が信じられなかった。中学生の娘の指戯でこんなに感じてしまうなんて。
山城と三浦は顔を見合わせて笑う。
「ひひひ。すごい感じっぷりやないか。自分の娘にいじくりまわされて、こんなに感じるなんて、母親として恥ずかしいと思わんのか」
「まったくはしたないママですねぇ。有希子さんがこんな淫乱だとは思いませんでしたよ。なるほど、確かにこれならうちの店でも十分働けそうですねぇ」
有希子の反応を見て、千春も嬉しそうだった。
「ねぇ、ママ。そんなに気持ちいいの? ここ? ここが好きなのね」
千春の指はさらにスピードを上げながら、有希子の快楽のツボを的確に責めてくる。肉芽を少しきつめに摘まれるのが、有希子は好きだった。千春はそれを見事なタイミングで愛撫の中に挟み込んでくる。
「だ、だめ、やめて千春ちゃん......」
全身がカッと熱くなり、体の奥から淫蜜がトロトロと流れ出していく。少しでも気を抜いたら、絶頂を迎えてしまいそうだった。それを最後の理性が必死に食い止めていた。いくらなんでも、娘にイカされてしまうなどという恥ずかしい姿はさらせない。
「ああ、ママ。好きよ。大好き。だから、こんなことも出来るわ」
千春は有希子の股間に顔を埋めた。
「だめっ、千春ちゃん! それは駄目っ!」
千春はヌルヌルになっている有希子のその部分に唇を押しつけ、そして舌を這わせた。滑らかで温かい少女の舌の感触。それが肉芽に触れた瞬間、有希子の中で何かがはじけた。
「ひ、ひぃっ! だめぇ!」
千春の舌はうねうねと動き回り、有希子の蜜壷をかき混ぜ、奥まで入り込み、そして猛烈なスピードで振動させるようにして肉芽を舐めあげた。それはとても中学生の少女のテクニックとは思えなかった。百戦錬磨の遊び人が磨き上げた女殺しの技としか思えない。
「あっ、あっ、ああっ」
愛情には満ち溢れていたものの、テクニック的には凡庸な憲司とのセックスしかほとんど知らない有希子は、ひとたまりもなかった。
頭の中が真っ白になり、全身に電流が走った。それは処女を失ってから今に至るまで有希子が一度も味わったことのない強烈なエクスタシーだった。
ビクンビクンと縛り上げられた体が激しく痙攣した。普段の貞淑な有希子の佇まいからは想像もつかない獣のようなうなり声があがる。
「おう、こりゃあすごい......」
その壮絶な反応に、山城も三浦も言葉を失う。しかし千春はまだ有希子の股間に吸い付いたままだ。冷めた目で、有希子の反応を伺っている。
数十秒たって、ようやく有希子の体が落ち着きを取り戻したことを確認すると、千春は唇を離し、立ち上がった。満面の笑みを浮かべている。
「ママ、気持ちよかった?」
まだぼんやりした意識のままで、有希子は千春を見上げる。千春の笑顔は、これまで有希子が知っていた彼女の表情とは違っていたが、どこか見覚えがあった。それは何度か会ったことのある亡夫の前妻、そして千春の実母である美千代のものだった。
「いやぁ、すごかったな。血がつながっていないとはいえ、正真正銘の母娘のレズプレイなんて、なかなか見られるものじゃあないわ」
「しかし、娘に舐められてイッてしまうとは、まったくはしたない母親ですな。そんな話、聞いたことがありませんよ」
「縛られてみんなに見られながらということで、さらに興奮してたのと違うか? 有希子さんは、マゾの素質があるっちゅうことや」
「おお、そうですね。有希子さん、もしかして憲司君に縛られたり、叩かれたりして調教されてたんですか?」
縄をほどかれたものの、信じられない痴態をさらしてしまったことで茫然自失している有希子は、全裸のままソファの上でぐったりしていた。
「どうなんや、有希子さん?」
山城が顔を覗き込んでも、答えない。
「無視ですか? 素直にならないと、また千春ちゃんに登場してもらうことになりますけど、いいんですか?」
千春は有希子を絶頂に追いやった後は、別の部屋に消えていた。しかし、また千春に責められることを考えると、有希子は震え上がる。
「ああ、もう千春ちゃんにあんなことをさせるのは止めて。なんでも言うことは聞きます。だからそれだけは......」
有希子の怯えた表情を見て、山城と三浦は満足げな笑みを浮かべた。
「じゃあ、質問にちゃんと答えてくださいね。憲司君とSMプレイをしたことはあるんですか?」
「え、SMだなんて、私たちはそんな変態じゃありません!」
有希子は怒りを浮かべて言う。大切な亡夫との思い出を汚されたような気がしたのだ。
「おやおや、あんな恥ずかしい姿で縛られて、自分の娘におめこ舐められて、すごい声あげてイキまくるってのは、十分変態やと思うけどなぁ」
「ええ、プロの私から見ても有希子さんは十分マゾの素質がありますよ」
「そうや、三浦はんのとこでも、SMクラブがええんやないか?」
「おお、『肉奴隷館』ですね。うん、あそこは少々プレイ内容はハードですが、金額も高いですからね。借金を返さなくちゃいけない有希子さんにとっては、趣味と実益をかねたいい方法かもしれませんね」
「実益も兼ねてか。ひひひ、確かに客にいっぱいいじめてもらえて、お金までたくさんもらえるというのは、有希子さんにはぴったりだな」
男たちの恐ろしい言葉に有希子は怯える。SMクラブがどんなことをする店なのかはわからないが、それが変態的な行為を売りにする風俗店なのであろうことは予想がついた。
「え、SMクラブなんて、いやです......」
「ほう、有希子さんはSMクラブがどんなことをするところだか知ってるのか?」
「い、いえ......。でも......」
「ふふふ、縛ったり、ムチで叩いたり、ローソクを垂らしたり、ローターやバイブでイカせたりと、ありとあらゆる方法で女の人を辱めるお店ですよ」
「ひっ、そんな......」
「でも、大丈夫。体には極力傷がつかないように気をつけますし、なにより、うちのお店はちゃんと法律を守ってますからね。本番はありませんよ。憲司君に操を守りたい有希子さんにはありがたりでしょう?」
もう自分は汚れるしかない体なのだ。肌をさらしたり、触られることには耐えようと、有希子はあきらめていた。それでも、セックスそのものがないというのであれば、それはわずかな救いである。
「本当に、それは守ってくれるのですか......」
「もちろんですよ。私たち真面目な風俗経営者にとって、本番行為を行って摘発されてしまうのは、何よりも怖いことですからね。私の経営するお店では、本番行為は一切ありません」
「はい......」
SMプレイというものが、どんなに淫らで辛いことなのか有希子にはわからない。しかし、もう自分には選択肢はないのだ。そして有希子はどこか捨て鉢な気持ちにもなっていた。
「ほお、有希子さんが『肉奴隷館』で働くことになるのか。これだけ美人の未亡人、しかも真性マゾとくれば客が押しかけるのは間違いないわ。借金もすぐに返せるで。まずはワシが一日借り切りコースや。ははは」
「ふふふ、ぜひよろしくお願いしますよ、山城さん」
「しかし、『肉奴隷館』で働くとなると、あっちの方が使えないと仕事にならんが、有希子さんは大丈夫か?」
「あ、あっちの方?」
「おお、そうですね。『肉奴隷館』はそっちのプレイが売りですからね」
二人は怯える有希子の顔を見て、ニヤニヤ笑う。
「いったい、何のことですか?」
山城は軽く有希子の尻を叩いた。
「ここや、こっちのことや」
「ふふふ、お尻のことですよ。『肉奴隷館』はアナルプレイが人気なんですよ」
有希子は、二人が何を言っているのは、よく理解できていなかった。
(続く)
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著者=小林電人 長年夢見ていた自分の「理想のSMビデオ」を自主制作したことがきっかけで、AV&SM業界のはじっこに首をつっこむことになった都内在住の40代自営業。ひたすら羞恥責め、アナル責めを好み、70年代永井豪エッチ漫画の世界を愛する。これまでの監督作品として「1年S組 高橋真弓のおしおき」「同2」「穴牝奴〜町内会人妻肛虐倶楽部 」がある。以前、永井漫画をモチーフにした小説をネットに発表したことはあるが、オリジナルは本作が初めて。 |