読者告白手記 男の人に命令されないと燃えない私 私は多情な悦虐人形 第4回 投稿者=西本加代(仮名・28歳) 田上さんは私のお尻の方から手を差入れて秘所をまさぐるのです。 |
軽井沢の別荘で
もちろん男性自身は年の若い植木さんと同じように立派で、行為そのものでも私をじゅうぶんに感激させてくれたのですけと、余裕って言うのでしょうか、性に没頭するというより、性を通じて私の女としての精神的な部分と遊ぶ、っていう感じなんです。
「久しぶりでワシ好みの女に出会ったナ」
そう言って、田上さんは私を褒めてくれました。
クラブへ通ってくださるのは週に二、三度という熱心さでしたけど、さすかに、私のからだを求めてくれるのは月に二、三度という割合です。
二度目は、軽井沢の別荘に誘われて、一泊しました。
「加代にも気に入ってもらえると思うんじゃが、特別注文の別荘でな、いろいろと工夫がこらしてあるんじゃよ」
大きな敷地には二棟の建物があって、洋風のほうへ社長室のGさんが行ってしまうと、和風の建物の玄関を開けて)、田上さんは、そう言うと、たのしそうに笑いました。
くわしいことはわかりませんけど、その建物には江戸時代、罪人を拷問にかけるときに使った道具をまねていろいろな器具が備えてあったのです。
建物の造りそのものもよく見ると何だか牢屋のようにも見えるのです。
「なんじゃね、その不安そうな顔つきは!?安心せい、何も加代をこの拷問具にかけるつもりはない。
よっぽど、これが十年前なら、少々、加代を痛めつける気にもなっただろうがな。
今はただ雰囲気をたのしむだけじゃよ」
そう言って、ひとつひとつの拷問具の使いかたを説明してくれたのでした。
その説明は、女の拷問方法に終始して、拷問にかけられる女たちの苦悶の表情を微に入り細に入り表現されたのです。
その話を聞いている私は立っていることができないほど感じていました。
落ち着いた部屋は茶室のような感じでした。
「今じゃ、こういった簡素な部屋が好きになってな……」
私はホッとするやら、物足りないやら、変な気持ちでした。
ところか、田上さんは隠し棚からいろいろな麻縄を取り出すと、
「加代、今までになかった歓びをワシが教えてやるぞ」
と言うが早いが、私を着物(田上さんの注文で着物を着ていました)の上から縛り始めたのです。
何が起きるのか不安でしたけど、恐くはありませんでした。
私はアッと言う間に、後手に縛られ、胸にもキリキリと縄を巻きつけられたのです。
心地よい圧迫感というものはありましたけど、痛くはありませんでした。
田上さんは私を縛りあげると、さらに、床柱に私を縛りつけたのです。
「フッフフ、どうじゃね、緊縛の味は?……そんなことは言葉で訊くものじゃなくて、加代のからだに直接訊くもんじゃな……」
床柱に戻ったまま縛りつけられている私にそう言うと、田上さんは、私の着物の裾を器用に縄で縛って、グイッと引っぱりあげ、縄尻を鴨居に固定しました。
田上さんの注文通りパンティを着けていなかったので、私のお尻が剥き出されてしまいました。
「加代の尻は、ほんとうに淫らな感じだな」
うれしそうに呟くと、田上さんは、私のお尻の方から手を差し入れて、秘所をまさぐったのです。
「ああ、や、やめてくださいッ!」
私は思わずそう言ってしまいました。
ふつうのセックスのときなら、男の人(そんなに多い体験ではありませんが……)の求めるまま、いろいろな姿勢をとってしまう私でしたけと、そのときは、今までに感じたことのない羞恥をおぼえたのです。
田上さんはそのときの私の感覚を、
「あれはな、快感と羞恥がブレンドされたもんなんじゃよ。
男では味わえない最高の感覚しゃ……」
と、コーヒー好きらしく、シャレた説明をしてくれました。
思ったとおり、グッショリじゃな……」
田上さんの言葉どおり、私はそこをあふれさせていました。
自分でも信じられないほどの潤いでした。
それから一枚ずつ漬物を脱がされ、いろいろな姿勢で緊縛されたのです。
田上さんのひとつひとつの素振りや、ちょっとした肌の接触でさえ、私は、セックスのときと同じように敏感に反応してしまうのでした。
(続く)
関連記事
読者告白手記 犬になった美少年 【1】【2】【3】【4】【5】
08.02.13更新 |
WEBスナイパー
>
スナイパーアーカイヴス