読者告白手記 男の人に命令されないと燃えない私 私は多情な悦虐人形 第6回 投稿者=西本加代(仮名・28歳) 田上さんは私のお尻の方から手を差入れて秘所をまさぐるのです。 |
快感と羞恥のブレンド
公衆トイレの前で会うと、
「さあ、行きましょう、二度と戻ってこないこの時間をもっとも有意義に、かつ、たのしく過ごすために!」
私の手を引っぱってズンズン歩き出したんです。
「どこへ?」
私が尋ねると、
「もちろん、ボクのお城へ、あなたのクソを見るために!」
ですって……。
華岡さんの“お城”っていうのは、新宿駅からそれほど遠くないところにある、信じられないほど汚なくて古い木造アパートでした。
でも、彼の六畳一間の部屋は、油絵具の匂いが満ちていて、いかにも芸術家の部屋っていう感じでとても素敵でした。
ところが、ひとつだけ変わっているものが部屋の真ン中に置いてあったんです。
それはオマル!私、油絵のことを知りたくて、彼にいろいろな質問を浴びせかけたんです。
華岡さんったら、そんな話はウンザリだ、といった顔をしながらも私の質問にくわしく答えてくれました。
そしていつの間にか、私、裸にされていたんです。
彼の言葉っていったら、まるで魔力があるようで、私、絵のモデルになったような気分だったんです。
華岡さんの愛撫は全てお尻やアヌスに集中していました。
アヌスを愛されるなんて、私は初めてだったから、このときばかりは、ずいぶんと抵抗しました。
「そこは、よごれているから、イヤッ!お願い、やめてッ」
生まれて初めて私は男の人の求めを拒んだのです。
華岡さんは、さすがにムッと怒りを顔に浮かべて、
「加代さんッ、ボクがやりたいって言ってるんだから、何も問題はないだろう」
って言いながら、力づくで赤ちゃんのオムツを取り換えるときのようなポーズをとらせたんです。
田上さんに緊縛されたときの羞恥心は、遊戯のような余裕があったのですけど、華岡さんに要求されたポーズは、からだの芯を突き刺されるような羞恥でした。
華岡さんの指が私のアヌスをクリクリと揉みました。
「あッ、ああ!は、恥すかしい……」
私はほんとうに身も世もない、といった声をあげてしまいました。
でも、そのくせ、目のくらむような興奮とも快感ともつかない感情を味わっていたのです。
そのとき田上さんが言った
「快感と羞恥のブレンド……」
という言葉が浮かんできました。
ところが私は華岡さんにこの上ない羞恥を吹きこまれながら、田上さんの言葉にふと疑問を覚えました。
私は羞恥そのものが快感であるような不思議な感覚を味わっていたのです……。
(続く)
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08.02.20更新 |
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