2016.2.10 Wed-2.19 Fri
2016年2月10日(水)~19日(金)東京・神楽坂「えすぱす ミラボオ」にて開催
長きにわたって「下水道」を撮り続けてきた写真家・白汚零がいざなう新たなる別世界。今回はテーマを「水とコンクリート」に絞り、「導」「蝕」「脈」という3つのキーワードで未知なる光景を拓きます。第1章「導」 ビルの裏側のコンクリート壁にまるで蔦がはびこるごとく、這わされた水道管群。なかなか人が入ってメンテナンスすることもないようで、汚れをまとい、壁と同化しているが、内部では人の生活に欠かせない水が大量に運ばれている。
第2章「蝕」 コンクリートの内部に存在する炭酸カルシウム等の成分が雨水や漏水によって表面に溶け出し流痕を描く。さらに、漏水を防止するため、薬剤を注入するのだが、これもまた、時間とともに溶けだし、異様な風貌を示すことがある。
第3章「脈」 ダムもまた、コンクリートと水の関係性を顕著に示す存在だ。しかし今回は、ダム堤体そのものよりも、そこから放出される水の百態を追った作品のみを展示する。コンクリートダム以外は対象外で、植物などの写り込みも極力避けている。(白汚零)
以上、プレスリリースより
白汚零写真展『脈 ~Hydrography~』
開催日時=2月10日(水)~19日(金)
11:30AM~7:00PM ※最終日5:00PMまで
会場・問い合わせ先=
東京・神楽坂『えすぱす ミラボオ』
〒162-0825
東京都新宿区神楽坂6-36-1 神楽坂ビル2F
TEL&FAX:03-6228-1884
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16.02.08更新 |
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