異端のAV監督・ゴールドマンが放つ待望の新作小説 毎週木曜日更新!
Interview with Love-Storyteller by Goldman [SEX・MINUS・LOVE-MACHINE]
数々の伝説に彩られた異端のAV監督・ゴールドマンによる書き下ろし小説第2弾! 金も地位も名声も手に入れたはずの美人恋愛小説家。しかし彼女には男運だけがなかった。その秘められたる理由とは――。一度ハマッたら二度と抜け出すことができない、対話形式で繰り広げられるエクストリームな愛の語らい!!
いつの時代においても、
女と男のセックスと恋愛に関する悩みは、
永遠に尽きることのない泉のようなものだが、
近代にあっては、
ことさら複雑で、
とても奇妙な味わいに満ちている。
それらは、 決して甘ったるいだけのものではなくて、 ベットリと舌の上にこびりついて離れない、 ひどく後味の悪いマーマレードみたいなものなのだ。
第五章 恋愛小説家「ふたつめの恋・早すぎたつぼみ」
それらは、 決して甘ったるいだけのものではなくて、 ベットリと舌の上にこびりついて離れない、 ひどく後味の悪いマーマレードみたいなものなのだ。
ふたつめの恋は、いつ頃ですか?
「はい、社会人になってからですから、22〜3歳の頃ですね」
ちゃんと就職したんですか?
「はい、本当は出版関係に行きたかったんですけど、それはムリで……」
それで?
「芸能界にも興味があったので、そっちのほうに決めました」
芸能人になったんですか?
「まっ、まさかっ! プロダクションです、いわゆる芸能プロです」
あ〜っ、ビックリした。芸能人やってたのかと思った。
「そんなはずあるわけないじゃないですか、ふふふっ」
まあ、でもあなたくらいチャーミングなら、あり得ますよ。
「ふふっ、やっぱり、お上手ですね」
仕事の内容は、どんなものだったんですか?
「主に事務なんですけど、タレントのスケジュール管理とかもやりました」
大変でした?
「ええ、基本的にタレントが動いている限り、休みはありませんから」
そこのタレントさんと恋に落ちたと?
「いいえ、違います」
よそのタレントさん?
「いいえ、そうじゃないんです」
じゃあ、誰なんですか?
「プロダクションの社長さんです」
えっ、それはすごいっ!
「たくさんいるキレイなタレントさんよりも、私のほうが……」
私のほうが?
「輝いて見えるって、言ってくれたんです」
また、向こうから告白された?
「はい、……うれしかったです」
また、泣いちゃった?
「いいえ、今度は、もうちょっと大人になってましたから」
社長さんて、どんな感じの人でした?
「いつもは、サングラスとかしてて、コワいイメージなんですけど……」
いかにも業界人ぽいね。
「二人っきりになると、すごく甘えてくるんです」
はあ?
「会社では、もちろん社長ですから、怒鳴ったりもするんですが……」
するんですが?
「二人でいる時は、すごく甘えんぼになるんです」
そのギャップが、よかったと?
「そうですね。たまらなく愛しく想えました」
それで、すぐに男と女の関係に?
「いいえ、例の“ちんかす”の件がありましたから……」
そこは、慎重にと?
「はい、とにかく気持ちはあったので、あとはオチンチンを確認する作業だけで……」
どうやって確認したんですか?
「ちょうど、バレンタインデーがあったんです」
2月14日ですよね?
「それで、社長にブリーフを3枚プレゼントしたんです」
チョコじゃなくてブリーフ?
「はい、それで、私の目の前で、穿いて見せて欲しいって、おねだりして……」
場所はどこですか?
「会社の会議室です」
大胆ですね。
「まあ、中から鍵がかかるようになっていたので……」
それで、どうだったんですか?
「……ずるむけでした」
おめでとうございます!
「ありがとうございます」
大きさは?
「これが、かなりすごくて、兄の1.5倍はありました」
ブラボーッ!!
「ありがとうございます」
あっ、でも勃起してなくても、そんなに大きかったんですか?
「そうですね。ボッキすると、500mlのペットボトルくらいになりましたね」
うらやましいですね〜っ!
「ええ、モノだけは、すばらしかったです」
はあっ!
「結局、大きさだけじゃ、どうしようもないんです」
えっ、ずるむけてても?
「そうです。ちんかすなんて、あってもなくても、カンケーないんです」
どういう意味ですか?
「その社長のオチンチンは、デカいだけで、まったく使えない役立たずの肉の塊でした」
具体的には、どういうことですか?
「異常にビンカンで、すぐイッちゃう肉棒でした」
早漏ってことですか?
「いやっ、超・超・超・超・超早漏です」
そんなに、早いんですか?
「女遊びとかも、けっこうしてたはずなのに、ほんと情けないです」
どのくらい、早かったんですか?
「最初の時なんて、ベロで一回ペロンとなめた瞬間に射精しました」
それはちょっと早すぎるかも?
「ひどい時は、ブリーフをおろした時の摩擦だけでイキました」
ひょえ〜っ!!
「いちおう、上司でもあるから、あんまり怒ったりもできないし……」
怒られても困るでしょ?
「それは、そうなんですけど……、やっぱり虚しいですよね」
じゃあ、結局、セックスは?
「一度だけ、真剣に、挿入しようとチャレンジしたんですけど……」
どうやって?
「とにかく、前戯的なことは一切なしで、ハメてみようと……」
それで、ハマりました?
「ダメでした。カレは、女性器を見ただけで、どぴゅっと果てました」
カッコイイッ!!
「カッコ悪すぎですよ〜っ、も〜うっ!」
それが原因で、破局?
「まあ、それだけでは、ないですけど……」
でも、それが根本的な原因でしょ?
「もっと修行してほしいです!」
えっ、なんの修行?
「射精の技術です」
射精の技術?
「なんでも努力すれば、ある程度は克服できるはずです」
そりゃ、そうだけど……。
「日頃、なまけているから、あんな役立たずの肉棒になっちゃうんです」
オチンチンには、きびしいですね?
「オチンチンだけじゃ、ありません!」
まあ、あなたが魅力的すぎたってことかもしれませんよ?
「あらっ……」
まんざらでもないんでしょう? 男が早くイッちゃって。
「そりゃあ、魅力がないよりも、魅力があるほうがいいに決まってます」
たぶん、フェロモンがすごかったんじゃないんですか?
「う〜ん、そうかしら……」
女の評価としては、最高ですよ! 早くイカせまくるなんて。
「そう言われると、すごくうれしいです」
でも、まだ、この時点では、処女のままなんですよね?
「……」
それでも、フェロモンが出まくってるんだから、すごいですよ!
「本当ですか?」
そう、女としては、サイコー!!
「まあ、お上手すぎますよね、ふふふふっ」
女性として、どんどんステキになってますよね?
「いえいえ、それほどでも」
もっと、いろいろなこと、ちんかす、超早漏男以外のことも知りたくなっちゃいました。
「光栄です」
もうちょっとだけ、お話を聞かせていただけますか?
「はい、よろこんで」
じゃあ、お茶でも飲みながら、ゆっくりお聞きしましょう!
(続く)
関連記事
異端のAV監督・ゴールドマンが放つ衝撃の告白小説
セックス・ムーヴィー・ブルース
ゴールドマン 87年にアートビデオより「電撃バイブマン」で監督デビュー。その後、実験的な作品をリリースするなどAV業界に対して常に挑戦的な姿勢を持ち続ける。中でも89年に発表された60分ワンカットの8ミリビデオ作品「なま」は伝説級。近年はハメ撮りでの言わせ系淫語で独自の世界を展開。20年間で約1500人の女とハメ撮りし、300本以上のハメ撮り作品を制作してきたAV業界の巨頭。
12.01.12更新 |
WEBスナイパー
>
セックス・マイナス・ラヴマシーン
|
|