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小林電人、書き下ろし官能羞恥小説の決定版

羞恥の教室 第三部
第十四章 淫獣たちの宴・承前 【7】


著者=
小林電人


現実と妄想が欲望のもとに交錯する第3部!
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第十四章 淫獣たちの宴・承前

VII 沙耶の羞恥 2

場内の男女からの熱い視線を浴びながら、沙耶は震える手で着物を脱ぎ捨てていく。そして薄桃色の長襦袢に手がかかった時、沙耶は一瞬躊躇した。

しかしステージ脇の椅子に座っている清島が冷酷に言い放つ。

「何してるんだ。さっさと脱げ。みなさんをお待たせするんじゃない」
「あ、ああ......」

沙耶は頭を垂れると、羞恥に震えながら長襦袢、そして白い肌襦袢を脱ぎ捨てた。沙耶の白い肌が露になる。女盛りのふっくらとした曲線を描いた上半身。そして豊かな二つの乳房。ブラジャーなどという無粋なものをつけることなど、清島が許さないのだ。

「おおーっ」

場内から歓声が上がる。沙耶は思わず胸を両腕で覆い隠し、しゃがみ込もうとするが、首輪を鎖で背後の鉄柱に繋がれているために、途中までしか身体を下げられない。仕方なく観客側に背を向ける。その染み一つない真っ白な滑らかな背中に観客は見惚れた。

残るは下半身を覆う湯文字と白足袋のみ。そしてこれを脱いだら、股間にローターが仕込まれていることも観客に知られてしまう。

身体を縮こませて、羞恥にぶるぶると震える沙耶。これまでにも清島のマンションで、見知らぬ男女の前で辱めを受けたことは何度も経験しているが、これだけ大勢の前で肌を晒すのは、比べものにならないほどの羞恥だった。好色な視線が自分の肌に注がれているのが痛いほどにわかった。

「ほら、まずは足袋から脱げ」

清島から命令が飛んだ。

「は、はい」

一年間にわたる調教は、清島の命令に逆らうことなどできない奴隷へと沙耶を変えていた。どんな命令でも、従うしかないのだ。

沙耶は、左手で豊かな乳房を隠しながら、右手でゆっくりと両脚の足袋を脱いでいった。隠しながらもチラチラと腕からはみ出る乳房がなんともエロティックだった。

苦労して足袋を脱ぎ終わった沙耶に清島は言う。

「よし、そのまま立ち上がって、湯文字を脱ぐんだ」

沙耶は小さな声で「はい」と返事をすると、全てを諦めたかのような悲しげな表情で立ち上がった。もう胸も隠さない。剥き出しになった乳房に観客の視線が集中する。

たっぷりの質感をもった白い肉の膨らみ。ずっしりと重そうだが、垂れることはない。丸く柔らかそうに盛り上がっている。そしてその頂点には薄い桜色の乳輪と、小さくも固そうに飛び出した乳首。

男なら誰もが激しく揉みしだきたくなるような魅力的な乳房だった。

沙耶は紐に手をかけ、ゆっくりとほどいていく。そして最後の一枚がはらりとステージ上に落ちた。

「おおーっ」

肌襦袢を脱いだ時以上の歓声が上がる。耐えられなくなった沙耶は思わず両腕で胸と股間を押さえ、身体を折った。むっちりとした肉付きの尻が観客の目に晒された。

一年間の淫らな調教が、沙耶の身体をより官能的に成長させていた。沙耶が身をよじる度にむんとする色気がこぼれ落ちる。身体を隠そうとすればするほど、その恥じらいと官能美が男たちの劣情をかき立てる。

「隠すんじゃない。両腕を頭の後ろで組んで、まっすぐ立つんだ」

死刑宣告のような清島の命令だった。そして沙耶はそれに従うしかないのだ。

「あなた、助けて......」

誰にも聞こえないような小さな声で、そう呟くと、沙耶はゆっくりと両腕を上げ、頭の後ろで組んだ。

ついに沙耶の一糸まとわぬ全身が、観客の目の前に晒されたのだ。今度は歓声は上がらず、誰もが唾を飲み込んだ。

とろけるように柔らかそうな白い肌。腰のくびれから豊かな尻へとつながる艶めかしい曲線。そしてぴったりと閉じられた太腿の付け根には、あるべき陰りがなく、そこにはくっきりとした肉の溝が走っていた。

沙耶の肉体に見とれていた観客たちは、しばらくして拍手と歓声を上げた。沙耶はその恥辱に顔を歪ませ、清島は満足そうな笑顔を浮かべた。

「素晴らしい身体ですね、ガース様。なんとも羨ましい奴隷です」

司会者の男が感極まったように言った。

「ふふふ、みなさまに喜んでいただけて光栄ですよ。さぁ、沙耶。今度は足を開いてみなさまに、もっと恥ずかしいところをお見せするんだ!」

沙耶は涙をにじませながら、奥歯をぐっと噛みしめ、それから揃えた足をゆっくりと左右に広げていった。

その時、何かが落ちた。小さな青い箱だった。それは沙耶の股間から伸びた紐につながっていて、ぶらんとぶら下がった。それまでそこ箱は沙耶の太腿に挟まれていたらしい。

「おや、なんでしょうか......? これは......」

司会者が、沙耶の股間を覗き込んだ。

「どうやらローターのようですね」

それは車に乗せられる前から二つの穴に仕込まれ、ひたすら沙耶を刺激しつづけたローターの電池ボックスだった。ローター部分は二つの穴の中でしっかりと締め付けられているため、コードでつながれた電池ボックスだけがぶら下がったのである。

全裸の美女の股間から伸びたコードに小箱がぶら下がっているという光景は卑猥であり、ユーモラスですらあった。

「これはいつから入っているんですか? 沙耶さん」

司会者がわざとらしく沙耶に問いかける。恥ずかしさに目をつぶり、答えられるはずもない沙耶。しかし清島から怒鳴り声が飛んでくる。

「ちゃんと答えるんだ、沙耶!」

清島にそう言われれば、従うしかない。

「は、はい......。朝からです」

蚊の鳴くような声で答える沙耶。しかしその声はマイクで拾われて会場中に響きわたっている。

「朝から! もう何時間も入れられっぱなしだったんですね。ずっと刺激されていたんですね、沙耶さん」
「は、はい......」
「それじゃあ、もうそこは濡れ濡れになっているんじゃありませんか?」
「え......、それは......、あの、自分ではわかりません」

やっとそれだけ答える。司会者はステージ脇の清島を見る。清島は満足げな表情で頷く。

「そうですか。それでは私が確認してあげましょうね」
「え、そ、それは......」

動揺する沙耶に、清島が命令する。

「動くな、沙耶。言われる通りにするんだ」
「は、はい......」

司会者は、しゃがみ込んで沙耶の股間に顔を近づける。

「確かにジジジジと音がしてますね」

サングラスをしていても、顔がにやけているのがわかる。司会者はローターの電池ボックスを手に持った。

「ほう、意外にずっしりとしてますよ。これだけのモノを落とさずにぶらさげていたんだから、沙耶さん、前も後ろもずいぶん締まりがよいようですね。ふふふ」

司会者は下品に笑い、そしてコードを軽く引っ張った。

「ほら、ビクともしないですよ。すばらしい締め付けですね。元々がよかったのか、ガース様の締め付けがよかったのか」

司会者はさらに顔を沙耶の股間に近づけた。

「おやおや、十分に濡れているようですね。ワレメの外まで濡れ光っていますよ。これだけ濡れているのに、それでも滑らないでしっかり締め付けているというのは、すごいもんですね。もう少し力を入れてみましょうか」

司会者は膣に入っている方のローターのコードを強く引っ張った。

どんなに締め付けたところで、男の力にかなうはずもない。ローターはゆっくりと外へ向かって動き出した。

「あっ、あっ、ああっ」

その摩擦が沙耶に快感をもたらす。思わず力が緩んだ。

ズルっ、カプセル状の物体が沙耶の深部から抜き出された。ウィーンと低いモーター音を立て、コードの先で震えながらぶら下がっている。

「やっと出てきましたね。ああ、すごく濡れてます。ビショビショですね」
「ああ、いやぁ......」

まるで自分の排泄物を見られているような気分だった。沙耶は顔を肩に埋めてイヤイヤと頭を振った。

「さあて、もうひとつ入っているようですね。こちらはお尻の穴ですね。沙耶さん、お尻の穴にまでこんなものを入れられているんですか。すごいですね」

司会者はそんなことを言いながらツンツンと軽くローターのコードを引っ張る。

「そういえば、沙耶さんの性感帯は肛門。好きな責めは浣腸責めということでしたね」
「ああ、そんなことありません......」
「ふふふ、この可愛いお尻の穴がそんなに感じるんですか。もっとよく見せてもらいたいですね」
「いや、いやです」

すぐさま清島が怒鳴った。

「言うとおりにするだ、沙耶! 後ろを向いて自分でケツを開いて、みなさまに見てもらうんだ!」
「あ、ああ......、許して......」

清島の命令には逆らえない沙耶だった。くるりと後ろを向くと、身体を前に倒し、観客の方へ尻を突き出す。

「こんなこと......、ああ、いや......」

涙を浮かべながら、沙耶は清島の命令に従う。突き出した尻肉に回した自らの手で、左右に割り開く。

豊かな双丘がぱっくりと割られた。沙耶の菊花が丸出しになる。型くずれひとつなく、色素沈着も薄い綺麗な肛門だった。そしてその窄まりの中央からはコードが突き出しているのが、卑猥極まりない光景だった。

尻肉が大きく割られているため、つられるようにその下の淫裂も口を開けていた。濡れ光る桃色の肉壁までが露になっている。

「ほおおお。これは、絶景ですね」

その部分に顔を近づけて、司会者はヨダレを流さんばかりに顔を崩す。しかし、自分の頭が邪魔になって観客からその部分が見えなくならないように気を配っているのは、さすがだった。

大勢の観客の視線が自分の最も恥ずかしい部分に集中しているのが沙耶にはわかった。その部分が熱く火のように燃えている。しかもお尻の穴にローターを入れられているのまで見られているなんて......。気が遠くなってしまいそうな恥辱に膝がガクガク震える。

そしてそんな恥ずかしい目にあえばあうほどに身体の奥から愛液がわき出してしまう自分の肉体が悔しかった。

「さぁ、こっちも抜いてあげようね」

司会者が菊花から付きだしたコードをゆっくりと引っ張り始めた。

「ああ、いやぁ......」

それはまさに排便の感触だった。腸壁を擦り、肛門を押し開かれる感覚。そして沙耶はそれを快感として感じるように調教されていた。

「ああっ、あはぁん」

ローターが菊花を押し広げて飛び出した。その瞬間、沙耶は強烈な快感を覚え、甘い声を漏らしてしまった。そんな自分を恥じた。

すぐ後に、沙耶は慌てて振り向き、抜き出されたローターを見た。もしそれに汚れがついていたらどうしよう。

幸い、司会者の手からぶら下がっていたローターには、汚れはついていなかった。沙耶は少しホッとする。

しかし司会者はそのローターを持ち上げてしげしげと眺めた。

「ふうむ、汚れはついていないようですが、やはり少し匂いますね。これはお掃除が必要なようですね。沙耶さんが一番好きだというプレイをしてあげましょうか」

「ひ、ひぃっ! いや、いやです!」

こんな大勢の前で浣腸責めをされる。それだけは避けたかった。すがるような気持ちで清島を見る。しかし、清島は運び込まれた浣腸器のシリンダーを何度も空押しして、その使い勝手を試しているところだった。

(続く)

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08.12.29更新 | 小説  >  羞恥の教室