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小林電人、書き下ろし官能羞恥小説の決定版 いよいよ第2部連載開始!

羞恥の教室 第2部
第六章 開花する羞恥のつぼみ 【2】


著者=
小林電人

 | 

第1部の登場人物とあらすじはこちら>>

第六章 開花する羞恥のつぼみ

II 沙織 1


「いやぁっ、先生許して下さいっ」

しのぶの悲痛な叫びが教室に響き渡る。定期テストで基準点を取ることができなかった高橋しのぶは、規則どおりにおしおきを受けていた。教壇の上で全裸にされ、まんぐり返しという女性として最も恥ずかしいポーズで縛り付けられてしまったため、しのぶの前後の秘奥は無惨にさらけ出されている。男子生徒の欲望剥き出しの視線が容赦なくその部分に注がれる。一方、女子生徒は、クラスメートの可哀想な姿に同情し、目をそらしている。同情しているだけではない。明日は我が身なのだ。自分もいつ、しのぶのような恥ずかしい姿にされるか、わかったものではないのだ。

しかし、そんな女子の中でも男子と同じく容赦ない視線を浴びせ、さらにしのぶを辱めるような言葉を投げつける少女たちがいた。

「うふふ、相変わらず見事に広げられちゃったわね、高橋さん。いつ見ても可愛らしいお尻の穴よねぇ」
「しのぶちゃんは、みんなにアソコやお尻の穴を見られるのが好きな変態っ子なんだもんね。こういうの露出狂のマゾっていうんでしょ。同じ女として信じられないなぁ」
「でも、こう毎回しのぶちゃんのアソコを見せられると、さすがに男子も飽きてきちゃったんじゃないの?」

成績優秀者である沙織、麗子、彩佳の三人だった。男子を凌ぐ学力を持ち、お嬢様育ちの三人は、当然のことながら今まで学園のおしおきを受けたことなどないし、これからも自分には無縁だと思っている。だから、ここまでしのぶに対して冷酷な態度を取ることができるのだ。

勝ち気な三人は普段でも高飛車な態度を取ることが多く、1年S組の女王様トリオなどと呼ばれていた。抜群の学力だけではなく華やいだ美貌を持った三人には相応しいあだ名だと言えた。特にリーダー格である沙織は、170センチ近くある長身とスレンダーな体型、そしてハーフではないかと思うほどの彫りの深い顔立ちで、まるでファッションモデルのような素晴らしいルックスをしていた。沙織の持つ高貴な傲慢さは、時として学園の教師を気後れさせるほどだった。

「ひひひ、今日はお前の大好きなお尻の穴のおしおきをしてやろう。こんなものが入るかな?」

教師の船村が、恐怖に怯えるしのぶに一本の器具を見せつける。それは数個のボールを串刺しにしたような奇妙な形状で、ボールの直径は2センチ以上もあった。船村はこれをしのぶの肛門に入れるというのだ。

「いやっ、そんなもの入れないで、先生っ!」
「ふふふ、お前のお尻の穴は、もっと広げられたことだってあるだろう? これぐらいは楽に飲み込めるはずだぞ」
「いやっ、いやっ、先生、許して下さい」

泣き叫ぶしのぶを無視して、船村は学園特製の媚薬入り潤滑剤をしのぶの窄まりへと塗りつける。

「あ、ああっ」

船村の指が肛門に触れた途端に、しのぶの身体に電流が走る。もともと敏感だったところへ、何度も執拗な快感責めのおしおきを受けたことで、しのぶの肛門性感は開花しつつある。自分では決して認めたくはないものの、しのぶは確実に快感を覚えていた。

「ふふ、ちょっと触られただけで感じてやがるな。これで、こんなものを入れられたら、どうなることやら」

残酷な責め具を手にした船村は、ちょっと考えてから言った。

「今回のテストで、最高点は二之宮の94点だったな。よし、お前が高橋におしおきしてやれ」

名前を呼ばれて沙織が前に出てくる。

「私ですか? 男子ならよだれを垂らして喜ぶでしょうけど、女の私じゃ迷惑なだけよねぇ。でも、先生の命令ですから、従わなくちゃね。ごめんなさいね、高橋さん」

船村に手渡された責め具をわざと見せつけながら、沙織はしのぶに言う。言葉とは裏腹にその表情はサディスティックな喜びに満ちていた。

「いやっ、ねぇ、沙織さん。やめて、やめて下さい」
「行くわよ、高橋さん」
「ああ......」

沙織は責め具の先端を、しのぶの可憐な窄まりに触れさせた。潤滑剤を塗り込められて十分にほぐされた菊花は、さしたる抵抗もなく責め具を受け入れた。

「やだ、スムースに入っちゃう。高橋さんのお尻って、ちょっとおかしいんじゃないの」

先端の一つめのボールが完全に飲み込まれる。ボールの最大直径の部分が通過する瞬間、しのぶの肛門は2センチ以上に広げられた。

「ああっ......」

身体を引き裂かれるような苦痛と共に、痺れるような快感がしのぶを襲う。

だめだ、感じちゃいけない。私はそんな変態じゃないのに。もし感じちゃったことが、沙織さんに気づかれたら、何を言われるかわからない......。

そんなしのぶの葛藤を知ってか知らずか、沙織はどんどん責め具を沈めていく。二個、三個、ボールはしのぶの肛門に埋没していく。ボールが通過する度に、しのぶは悲鳴を上げる。しかし、その悲鳴が苦痛に対するものだけではなく、甘いニュアンスが混じっていたことを、教室にいる全員が感じとっていた。

しのぶが感じ始めていることを知ると、沙織の瞳がさらにサディスティックな輝きを増していく。押したり、引いたりと微妙な動きをつけている。

「あんっ、んんっ......」
「あら、どうしたの、高橋さん。なんだか、声が変よ。まさかクラスメート全員の前でお尻の穴をいじくられて感じちゃうなんてことはないわよね。もしそんな女の子がいたら、変態よ。お尻の穴で感じる変態なんて、このクラスにはいないわよね」

しのぶは、沙織にそんな言葉を浴びせられて羞恥に身悶えしながらも、絶妙の責め具さばきに追い詰められていた。秘裂から、蜜が溢れている。

こいつの責めっぷりは、おれたち以上だな。こいつはきっといい教師になれるな......。しのぶを見事に責める沙織の姿を見て、船村は感心していた。

しのぶが、間もなく絶頂を迎えるであろうことは、誰の目にも明らかだった。



事件は1年S組の担任である今田の数学の授業中に起きた。

「1350です」

今田に指名された沙織が自信たっぷりに答えた。

「違う。2540だろう」

今田に解答を否定されて、沙織がすぐに言い返す。自分が間違えるなどということは考えもしない沙織なのだ。

「そんなはずがありません。1350です」
「2540だと言っているだろう」
「先生、恐縮ですがもう一度計算し直していただけませんか?」
「おれが計算間違いをしたというのか?」

今田がギロリと睨んだが沙織はひるまない。教室の空気が凍りついた。

「もう一度計算し直してください」

渋々、今田が手元のノートで計算をし直す。

「お、これは先生のケアレスミスだったか」

決まり悪そうに今田が言う。

「先生、しっかりして下さいね」

沙織のその一言が命取りとなった。今田は教壇を強く手で叩いて、怒鳴った。

「なんだ、その態度は!」

いきなり怒鳴られて沙織は呆然とする。

「貴様、教師を舐めているのか!」
「いえ、そんなつもりでは......」
「だいたい以前から、お前の教師に対する態度はなってないと思っていたんだ」

スパルタ教育をモットーとするこの学園では、教師の権威は絶対でなければならない。万が一にも教師が生徒に舐められるようなことは許されない。いくら成績が優秀であろうと、生徒のくせに高飛車な態度を取っている沙織を今田は以前から忌々しく思っていたのだ。学園の校風になじまない生徒は、矯正しなければならない。

「二之宮! ちょっと前に来いっ」

頭ごなしに怒鳴りつけられて沙織は反発した。プライドの高い彼女には、こんな理不尽な仕打ちは耐えられるものではない。どう考えても自分に非はない。

「先生、逆ギレは見苦しいですよ」
「なんだと! 貴様」

怒りに顔を真っ赤にした今田が沙織を前に引きずりだそうと近づき、腕をつかんだ。沙織は反射的にその腕を振り払った。

「いやっ、止めてっ」

そのはずみで、沙織の手が今田の顔に当たってしまった。

「貴様っ!」

沙織は、偶発的とはいえ自分がしてしまったことにおののいた。この学園で、生徒が教師に手を上げるなどということは、考えられない不祥事だった。

「す、すいませんっ。わざとじゃないんですっ!」

慌てて謝り、故意ではないことを告げるが、逆上している今田には無駄だった。

今田は沙織につかみかかり、身体を押さえつけた。

「いやぁっ、先生っ。許して!」

今まで、しのぶたち劣等生の女生徒たちが何度も口にしてきた言葉だ。そうやって許しを乞いながらも恥ずかしい目に合わされる彼女たちを、面白がって見ていた自分が、まさか同じ台詞を言うことになるとは。

「お前、自分がどんな恐ろしいことをしたかわかっているな。生徒が教師の顔を殴るなどとは、この学園の歴史の中でも前代未聞の出来事だよ。これがどんなことを意味しているのか、頭のいいお前なら、理解できるな」
「せ、先生、違うんです。偶然手が当たってしまっただけなんです。そんなつもりなんてなかったんです」
「うるさい、故意だろうが偶然だろうが、関係ない。お前が俺の顔を叩いた。その事実が問題なんだ。教師の威厳を傷つけたものには、それ相応の罰を与えなければならない。それがこの学園の決まりだ」
「そ、それ相応の罰って......」

沙織の胸の中がスーッと冷たくなった。

「公開しおきは、免れないだろうな」
「ひっ、公開しおきっ、それだけは、それだけはいやですっ」

公開しおきは、この学園の中で最も厳しいおしおきだ。全校生徒の見守る中で、つらく恥ずかしいおしおきを受けなければならない。日常茶飯事のようにおしおきが行われるこの学園でも、公開しおきを受けるものは年に1〜2人しかいない。そしてそれを見た女生徒は例外なく恐怖心を擦り込まれる。公開しおきだけは受けたくない。その恐怖心が、生徒を従順な犬へと変えるのだ。

「先生、いや、いやです。他のおしおきなら、何でも受けます。だから、公開しおきだけは許して下さいっ」

泣き叫ぶ沙織。そこには、もうあの女王と呼ばれた少女の威厳はない。

その沙織の堕ちた姿を見て、可哀想と思う者、ざまあみろと内心喝采する者、あの沙織のあられもない姿が見られると秘かに勃起する者、生徒たちの反応は様々だった。

「さぁ、これから懲罰委員会に報告して、急いで公開しおきの準備をしてもらうか。お前のような美しい娘だと、楽しい見せ物になると思うぞ。全校生徒の前で、どんなおしおきを受けることになるか、楽しみに待つんだな。女王などと言われていい気になってたお前には、人一倍つらいことになるだろうよ」
「あ、ああ......」

今田の腕の中で、沙織がぐったりと倒れ込んだ。恐ろしさの余りに失神してしまったのだ。

そして沙織が再び意識を取り戻した時、処刑の準備は着々と進んでいた。

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著者=小林電人 長年夢見ていた自分の「理想のSMビデオ」を自主制作したことがきっかけで、AV&SM業界のはじっこに首をつっこむことになった都内在住の40代自営業。ひたすら羞恥責め、アナル責めを好み、70年代永井豪エッチ漫画の世界を愛する。これまでの監督作品として「1年S組 高橋真弓のおしおき」「同2」「穴牝奴〜町内会人妻肛虐倶楽部 」がある。以前、永井漫画をモチーフにした小説をネットに発表したことはあるが、オリジナルは本作が初めて。
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07.11.26更新 | 小説  >  羞恥の教室