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小林電人、書き下ろし官能羞恥小説の決定版 いよいよ第2部連載開始!
羞恥の教室 第2部
第六章 開花する羞恥のつぼみ 【3】
著者=小林電人
第1部の登場人物とあらすじはこちら>>
第六章 開花する羞恥のつぼみ
III 絵里香 3
また木村からの呼び出しメールが来ていた。放課後、絵里香は急いで木村のマンションへ向かった。連日のように木村たちの呼び出しがあるため、書道部の部活には全くといいほど出られなくなってしまった。仕方なく、退部届けを出した。副部長まで務めていた絵里香の退部願いに部員たちも驚いていたが、最近の絵里香の様子がおかしいことには誰もが気づいていたので、理由をあまり追求して聞いては来なかった。みんなは恐らく恋愛がらみの悩みとでも思っていたのだろう。
絵里香は以前よりも、木村の「調教」に抵抗を感じていた。それは、木村の仲間に新也が加わったからだ。
新也は中学の時の同級生だ。傲慢でねちっこい性格なので女子の間では評判の悪い少年だった。そんな新也が自分に告白してきた時には絵里香も驚いた。当然、その場で断ったのだが、粘着質の新也は、しばらくも諦めずにしつこく言い寄ってきたものだ。
木村のマンションで、全頭マスクをかぶせられ、視覚を奪われた状態で犯された時、その相手が新也だと知った時は、心臓が止まりそうなほど驚いた。なぜ、ここに新也がいるのか。絵里香は混乱した。そして、以前にこれまでの恋愛歴や性体験数を全て告白させられた時に、新也の事を話したことを思い出した。一番最初に告白されたのは中学二年生の時だったけれど、その相手がとても苦手なタイプだったから断った、と。その時に新也の名前も言ったのかもしれない。木村たちは、わざわざその告白相手を探してきたのだ。女を辱めて愉しむためなら、どんなことでもやる連中だ。絵里香は改めて木村たちの恐ろしさを思い知った。
全頭マスクで視覚を、そして革手錠で身動きの出来ない状態にされた上で、絵里香は新也に犯された。新也は実際の女体に触れるのは初めてだったらしく、不器用ながら丁寧に愛撫してきた。じっくりと時間をかけて絵里香の体を調べた後、一気に挿入し、そして早々に果てた。
新也も自分の初体験の相手が、中学の頃に告白した絵里香だとは全く知らされていなかったらしく、行為が終わった後に、マスクが取られてその正体を知った時は驚いていた。
絵里香も、自分を犯した相手が、あの新也だと知った時は驚き、そして何とも言えない不快感を覚えたのだ。全身に寒気が走り、鳥肌が立った。
その日から、絵里香の「調教」には新也がメンバーとして加わった。何をするかは木村たちが命令するのだが、実際に手を下すのは新也が多かった。
「しかし、あの頃からは想像できないような巨乳になったよなぁ、絵里香」
そう言いながら、新也は得意気に絵里香の豊か過ぎる乳房を揉みしだく。
「これまで、ずいぶん男に揉ませてきたんだろ? そうじゃなくちゃ、こんなオッパイには成長しないもんなぁ。まったくとんでもない淫乱女だったんだな。あやうくだまされるところだったよ」
弱みを握られ、抵抗することの出来ない絵里香を新也はネチネチといたぶる。まるでご主人様気取りだ。その幼稚なサディストぶりを、木村たちは面白がって見ているのだ。
「遅いじゃないか、絵里香。10分も遅刻だ。これは罰が必要だな」
新也はにやにや笑いながら、絵里香に言う。絵里香は怒鳴り返したい衝動を必死に押さえ込みながら、フローリングの床に座り込んで、新也たちに土下座して許しを乞う。
「申し訳ありませんでした。ちょっと用事があって学校を出るのが遅くなってしまいました」
「うるさい、言い訳するな。ねぇ、木村さん、どんなお仕置きがいいと思いますか?」
ソファに座った新也は、隣の木村に尋ねる。
「そうだな。新也君が考えてみろよ。その前に、あそこのチェックをしておかないとな」
「あ、そうだ。忘れてました。絵里香、ちゃんと手入れはしてきただろうな?」
新也の言葉に、絵里香は哀しそうな表情で立ち上がり、制服のスカートをめくりあげた。薄ピンク色のショーツに包まれた下半身が露になる。乳房の発育ぶりに比べると、下半身はまだ未成熟な印象だ。
「は、はい。綺麗にしてまいりました。ご確認下さい」
新也は嬉しそうに絵里香の下半身に顔を近づける。そしてショーツに手をかけて、一気に引きずり下ろした。無毛の恥丘が顔を出した。つるつるの白い下腹部の中央に、くっきりと深い一本線が刻まれている。
「ふふふ、ちゃんと剃ってきているな」
新也はその縦筋を指で左右に広げた。初々しい性器が丸見えになった。愛らしい木の芽、そして鮮やかなピンク色の粘膜までが顔を覗かせる。そこには一本の陰毛も生えていない。
数日前の調教で、絵里香は陰毛を全て剃り上げられてしまったのだ。そしてそれから毎日自分で剃って、無毛のままでいるようにと命令されている。
新也は淫裂を調べながら、指先で絵里香の敏感な部分を刺激する。嫌だと思いながらも、開発されつつある絵里香の肉体は、敏感に反応してしまう。その部分は潤いを見せ、膝がガクガクと震えてしまう。
「なんだよ、調べているだけなのに、もう感じてるのかよ。全く淫乱な女になっちゃったんだな、絵里香は。ほら、もっと、ちゃんと立ってろ」
新也は絵里香の尻を思い切り叩く。パシーンと派手な音が上がった。
「へぇ、新也君、スパンキング、上手いじゃないか。そんなに綺麗な音が出るように叩くのって、なかなか難しいんだぜ」
吉村が褒められて、新也は嬉しそうだ。
「そうですか? じゃあ、今度、ケツが真っ赤になるくらいにスパンキングしてやろうか。なぁ、絵里香」
そう言いながら、絵里香の小振りの尻肉を撫で回す。
「そうだ。こっちの方までちゃんと剃れてるか確認しないとな。よし、ケツをこっちに向けるんだ」
言われて絵里香は素直に後ろを向き、そして体を前に倒して手をつく。四つんばいで腕と脚を伸ばした姿勢になる。尻を上に突き出すという女性としては極めて屈辱的なポーズだ。脚を肩幅まで広げ、スカートもめくりあげられているので、白い尻の狭間から菊花も淫裂も、剥き出しになっている。
「ようし、よく調べてやるからな」
新也は絵里香の尻肉を左右にくつろげた。可憐な窄まりは、皺が伸びきるまでに広げられてしまう。排泄器官をあからさまに晒されるという恥ずかしさに絵里香は歯を食いしばって耐えていた。もう何度も菊花を責められているが、そんなところを嬲られる恥ずかしさは到底慣れられるものではない。
「ん、ここに少し、剃り残しがあるぞ」
新也は、窄まりのすぐ横に短い陰毛を数本発見した。絵里香は年齢の割に毛深い方で、肛門の方まで陰毛が生えていた。最初に剃毛された時には「ケツまで毛が生えている」「女子高生のくせにこんなにケツ毛を生やしているなんて」と、しつこいほどに言葉責めをされた。絵里香は、その屈辱にむせび泣きながら陰毛を剃られたのである。
「す、すいません。どうしても、そっちの方は自分では上手く剃れなくて......」
絵里香は顔を真っ赤にしながら許しを乞う。
「まぁ、ケツの方は自分では剃りにくいよな。そっちは新也君が剃ってあげなよ」
ちゃかすように木村が言う。
「しょうがないなぁ。じゃあ、おれがお前のケツ毛を剃ってやるよ」
新也は責め道具が一式揃えられた戸棚から、安全剃刀とクリームを持って来た。
「ほら、剃ってやるから自分でケツを思い切り広げるんだ」
新也に命令されるがままに、絵里香は床に膝をつき、体を前に倒して尻を高く上げる姿勢を取る。肩で体を支え、両手は自ら尻肉を左右に広げる。
「ようし、思い切り広げたな。それじゃあ、ご主人様がお前のケツ毛を剃ってやるからな。ほら、お願いするんだよ」
絵里香は屈辱に涙を浮かべながらも、恥ずかしいおねだりを口にする。新也たちに逆らうことなど出来ないのだ。
「新也様、絵里香のケ、ケツ毛を剃って下さい。お願いします」
剃り残しと言っても、わずか数本が一ミリほど生えているだけだ。ちょっと剃刀の刃を動かすだけで、剃り終わってしまう。しかし、新也はわざと剃刀の刃を肛門周辺にゆっくりと這わせていた。危険な刃を、恥ずかしくも敏感な部分に当てられて、緊張している絵里香の表情を面白がっているのだ。
「ようし、綺麗に剃れたぞ」
そして絵里香は、屈辱的な感謝の言葉を言わされるのだった。
「絵里香の毛むくじゃらの汚いお尻を綺麗に剃ってくださってありがとうございました」
「た、確かにライトに照らし出されたしのぶのちょ、腸壁は、そこが排泄器官の内側だとは信じられないほどに艶めかしかった......。『ああ、いやっ、もう許して下さい、早く抜いて......』。こ、肛門を押し広げられる苦痛よりも、担任の教師に、体の......深奥までのぞき込まれる恥辱の方が......、あああ、だめ、ああっ、いやぁ......」
膣の中でローターが最高出力で暴れると、絵里香はもう手にした小説を読み上げることは出来なかった。膝をガクガクとさせて、呻くだけだ。もう文字は目に入ってこない。
「ほら、どうした、どうした。まだ読み終わってないぞ。せめてその章の最後まで読めなかったら、また学校でローター責めだぞ」
木村が叱責する。しかし、絵里香はもう限界だった。頭の中が真っ白になっていた。全裸で立たされた絵里香の股間からは一本のコードが伸び、それは首からぶら下げられているプラスチックの小箱につながっている。ラジコンローターである。木村が持っているコントローラーで、絵里香の膣内のローターを自由に操作することが出来るのだ。
SM小説を読み上げさせながら、ラジコンローターで嬲るというのが木村のお気に入りの責めだった。前にもこの責めを完遂できなかった絵里香は、罰として学校内でのラジコンローター責めを受けさせられた。
それは恥ずかしく辛い責めだった。ラジコンローターを膣内に入れたまま授業を受けさせられたのだ。誰にも気づかれないように平然とした顔をしながら、ローターの快感と戦わなければならない。そして毎休み時間には、トイレでローターを入れた自分の濡れ具合を携帯電話で撮影して、木村にメールで送ることを命じられていた。
しかし、その時に不思議だったのは、誰がローターのラジコンを操作していたかだ。それほど強力ではないラジコンの電波は学校外からは届かない。しかし、学校内に木村たち部外者が平然と入れるとは思えない。しかも、その時のローターのオン・オフは見事なくらいにタイミングが合わせられていたのだ。絵里香が指名されて解答している時に合わせて振動するなど、教室内の様子を見ているとしか思えなかった。この教室の中に、木村の仲間がいるとしか思えない。新也以外にも、高校生を仲間に引き込んでいるのだろうか。それが誰なのかわからないというのが、絵里香には恐ろしかった。この教室の中にいるその誰かは、絵里香が奴隷として連日、恥ずかしい調教を受けている事実を知っているのだ。
「どうした、また学校でローター責めに合いたいのか?」
「そ、それは、いやです。読みます、読みますから許して下さい。......い、一秒でも早くこの地獄から、抜け出したかった。しかし、その、こ......懇願は今田の言葉によって、無惨に打ち砕かれ、し、しのぶは自分が......、さらに恐ろしい、しゅ、羞恥地獄へ堕とされることを知った......」
その瞬間、ローターが再び最大出力で暴れ回った。
「あーっ、だめぇっ」
強烈な快感が脳天まで突き抜けた。絵里香は、手に持っていた小説がプリントアウトされた紙をまき散らし、床に崩れ落ちた。薄れゆく意識の中で、木村の「失格だな。また学校でローター責めだ」と言う言葉が聞こえてきた。
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III 絵里香 3
また木村からの呼び出しメールが来ていた。放課後、絵里香は急いで木村のマンションへ向かった。連日のように木村たちの呼び出しがあるため、書道部の部活には全くといいほど出られなくなってしまった。仕方なく、退部届けを出した。副部長まで務めていた絵里香の退部願いに部員たちも驚いていたが、最近の絵里香の様子がおかしいことには誰もが気づいていたので、理由をあまり追求して聞いては来なかった。みんなは恐らく恋愛がらみの悩みとでも思っていたのだろう。
絵里香は以前よりも、木村の「調教」に抵抗を感じていた。それは、木村の仲間に新也が加わったからだ。
新也は中学の時の同級生だ。傲慢でねちっこい性格なので女子の間では評判の悪い少年だった。そんな新也が自分に告白してきた時には絵里香も驚いた。当然、その場で断ったのだが、粘着質の新也は、しばらくも諦めずにしつこく言い寄ってきたものだ。
木村のマンションで、全頭マスクをかぶせられ、視覚を奪われた状態で犯された時、その相手が新也だと知った時は、心臓が止まりそうなほど驚いた。なぜ、ここに新也がいるのか。絵里香は混乱した。そして、以前にこれまでの恋愛歴や性体験数を全て告白させられた時に、新也の事を話したことを思い出した。一番最初に告白されたのは中学二年生の時だったけれど、その相手がとても苦手なタイプだったから断った、と。その時に新也の名前も言ったのかもしれない。木村たちは、わざわざその告白相手を探してきたのだ。女を辱めて愉しむためなら、どんなことでもやる連中だ。絵里香は改めて木村たちの恐ろしさを思い知った。
全頭マスクで視覚を、そして革手錠で身動きの出来ない状態にされた上で、絵里香は新也に犯された。新也は実際の女体に触れるのは初めてだったらしく、不器用ながら丁寧に愛撫してきた。じっくりと時間をかけて絵里香の体を調べた後、一気に挿入し、そして早々に果てた。
新也も自分の初体験の相手が、中学の頃に告白した絵里香だとは全く知らされていなかったらしく、行為が終わった後に、マスクが取られてその正体を知った時は驚いていた。
絵里香も、自分を犯した相手が、あの新也だと知った時は驚き、そして何とも言えない不快感を覚えたのだ。全身に寒気が走り、鳥肌が立った。
その日から、絵里香の「調教」には新也がメンバーとして加わった。何をするかは木村たちが命令するのだが、実際に手を下すのは新也が多かった。
「しかし、あの頃からは想像できないような巨乳になったよなぁ、絵里香」
そう言いながら、新也は得意気に絵里香の豊か過ぎる乳房を揉みしだく。
「これまで、ずいぶん男に揉ませてきたんだろ? そうじゃなくちゃ、こんなオッパイには成長しないもんなぁ。まったくとんでもない淫乱女だったんだな。あやうくだまされるところだったよ」
弱みを握られ、抵抗することの出来ない絵里香を新也はネチネチといたぶる。まるでご主人様気取りだ。その幼稚なサディストぶりを、木村たちは面白がって見ているのだ。
「遅いじゃないか、絵里香。10分も遅刻だ。これは罰が必要だな」
新也はにやにや笑いながら、絵里香に言う。絵里香は怒鳴り返したい衝動を必死に押さえ込みながら、フローリングの床に座り込んで、新也たちに土下座して許しを乞う。
「申し訳ありませんでした。ちょっと用事があって学校を出るのが遅くなってしまいました」
「うるさい、言い訳するな。ねぇ、木村さん、どんなお仕置きがいいと思いますか?」
ソファに座った新也は、隣の木村に尋ねる。
「そうだな。新也君が考えてみろよ。その前に、あそこのチェックをしておかないとな」
「あ、そうだ。忘れてました。絵里香、ちゃんと手入れはしてきただろうな?」
新也の言葉に、絵里香は哀しそうな表情で立ち上がり、制服のスカートをめくりあげた。薄ピンク色のショーツに包まれた下半身が露になる。乳房の発育ぶりに比べると、下半身はまだ未成熟な印象だ。
「は、はい。綺麗にしてまいりました。ご確認下さい」
新也は嬉しそうに絵里香の下半身に顔を近づける。そしてショーツに手をかけて、一気に引きずり下ろした。無毛の恥丘が顔を出した。つるつるの白い下腹部の中央に、くっきりと深い一本線が刻まれている。
「ふふふ、ちゃんと剃ってきているな」
新也はその縦筋を指で左右に広げた。初々しい性器が丸見えになった。愛らしい木の芽、そして鮮やかなピンク色の粘膜までが顔を覗かせる。そこには一本の陰毛も生えていない。
数日前の調教で、絵里香は陰毛を全て剃り上げられてしまったのだ。そしてそれから毎日自分で剃って、無毛のままでいるようにと命令されている。
新也は淫裂を調べながら、指先で絵里香の敏感な部分を刺激する。嫌だと思いながらも、開発されつつある絵里香の肉体は、敏感に反応してしまう。その部分は潤いを見せ、膝がガクガクと震えてしまう。
「なんだよ、調べているだけなのに、もう感じてるのかよ。全く淫乱な女になっちゃったんだな、絵里香は。ほら、もっと、ちゃんと立ってろ」
新也は絵里香の尻を思い切り叩く。パシーンと派手な音が上がった。
「へぇ、新也君、スパンキング、上手いじゃないか。そんなに綺麗な音が出るように叩くのって、なかなか難しいんだぜ」
吉村が褒められて、新也は嬉しそうだ。
「そうですか? じゃあ、今度、ケツが真っ赤になるくらいにスパンキングしてやろうか。なぁ、絵里香」
そう言いながら、絵里香の小振りの尻肉を撫で回す。
「そうだ。こっちの方までちゃんと剃れてるか確認しないとな。よし、ケツをこっちに向けるんだ」
言われて絵里香は素直に後ろを向き、そして体を前に倒して手をつく。四つんばいで腕と脚を伸ばした姿勢になる。尻を上に突き出すという女性としては極めて屈辱的なポーズだ。脚を肩幅まで広げ、スカートもめくりあげられているので、白い尻の狭間から菊花も淫裂も、剥き出しになっている。
「ようし、よく調べてやるからな」
新也は絵里香の尻肉を左右にくつろげた。可憐な窄まりは、皺が伸びきるまでに広げられてしまう。排泄器官をあからさまに晒されるという恥ずかしさに絵里香は歯を食いしばって耐えていた。もう何度も菊花を責められているが、そんなところを嬲られる恥ずかしさは到底慣れられるものではない。
「ん、ここに少し、剃り残しがあるぞ」
新也は、窄まりのすぐ横に短い陰毛を数本発見した。絵里香は年齢の割に毛深い方で、肛門の方まで陰毛が生えていた。最初に剃毛された時には「ケツまで毛が生えている」「女子高生のくせにこんなにケツ毛を生やしているなんて」と、しつこいほどに言葉責めをされた。絵里香は、その屈辱にむせび泣きながら陰毛を剃られたのである。
「す、すいません。どうしても、そっちの方は自分では上手く剃れなくて......」
絵里香は顔を真っ赤にしながら許しを乞う。
「まぁ、ケツの方は自分では剃りにくいよな。そっちは新也君が剃ってあげなよ」
ちゃかすように木村が言う。
「しょうがないなぁ。じゃあ、おれがお前のケツ毛を剃ってやるよ」
新也は責め道具が一式揃えられた戸棚から、安全剃刀とクリームを持って来た。
「ほら、剃ってやるから自分でケツを思い切り広げるんだ」
新也に命令されるがままに、絵里香は床に膝をつき、体を前に倒して尻を高く上げる姿勢を取る。肩で体を支え、両手は自ら尻肉を左右に広げる。
「ようし、思い切り広げたな。それじゃあ、ご主人様がお前のケツ毛を剃ってやるからな。ほら、お願いするんだよ」
絵里香は屈辱に涙を浮かべながらも、恥ずかしいおねだりを口にする。新也たちに逆らうことなど出来ないのだ。
「新也様、絵里香のケ、ケツ毛を剃って下さい。お願いします」
剃り残しと言っても、わずか数本が一ミリほど生えているだけだ。ちょっと剃刀の刃を動かすだけで、剃り終わってしまう。しかし、新也はわざと剃刀の刃を肛門周辺にゆっくりと這わせていた。危険な刃を、恥ずかしくも敏感な部分に当てられて、緊張している絵里香の表情を面白がっているのだ。
「ようし、綺麗に剃れたぞ」
そして絵里香は、屈辱的な感謝の言葉を言わされるのだった。
「絵里香の毛むくじゃらの汚いお尻を綺麗に剃ってくださってありがとうございました」
「た、確かにライトに照らし出されたしのぶのちょ、腸壁は、そこが排泄器官の内側だとは信じられないほどに艶めかしかった......。『ああ、いやっ、もう許して下さい、早く抜いて......』。こ、肛門を押し広げられる苦痛よりも、担任の教師に、体の......深奥までのぞき込まれる恥辱の方が......、あああ、だめ、ああっ、いやぁ......」
膣の中でローターが最高出力で暴れると、絵里香はもう手にした小説を読み上げることは出来なかった。膝をガクガクとさせて、呻くだけだ。もう文字は目に入ってこない。
「ほら、どうした、どうした。まだ読み終わってないぞ。せめてその章の最後まで読めなかったら、また学校でローター責めだぞ」
木村が叱責する。しかし、絵里香はもう限界だった。頭の中が真っ白になっていた。全裸で立たされた絵里香の股間からは一本のコードが伸び、それは首からぶら下げられているプラスチックの小箱につながっている。ラジコンローターである。木村が持っているコントローラーで、絵里香の膣内のローターを自由に操作することが出来るのだ。
SM小説を読み上げさせながら、ラジコンローターで嬲るというのが木村のお気に入りの責めだった。前にもこの責めを完遂できなかった絵里香は、罰として学校内でのラジコンローター責めを受けさせられた。
それは恥ずかしく辛い責めだった。ラジコンローターを膣内に入れたまま授業を受けさせられたのだ。誰にも気づかれないように平然とした顔をしながら、ローターの快感と戦わなければならない。そして毎休み時間には、トイレでローターを入れた自分の濡れ具合を携帯電話で撮影して、木村にメールで送ることを命じられていた。
しかし、その時に不思議だったのは、誰がローターのラジコンを操作していたかだ。それほど強力ではないラジコンの電波は学校外からは届かない。しかし、学校内に木村たち部外者が平然と入れるとは思えない。しかも、その時のローターのオン・オフは見事なくらいにタイミングが合わせられていたのだ。絵里香が指名されて解答している時に合わせて振動するなど、教室内の様子を見ているとしか思えなかった。この教室の中に、木村の仲間がいるとしか思えない。新也以外にも、高校生を仲間に引き込んでいるのだろうか。それが誰なのかわからないというのが、絵里香には恐ろしかった。この教室の中にいるその誰かは、絵里香が奴隷として連日、恥ずかしい調教を受けている事実を知っているのだ。
「どうした、また学校でローター責めに合いたいのか?」
「そ、それは、いやです。読みます、読みますから許して下さい。......い、一秒でも早くこの地獄から、抜け出したかった。しかし、その、こ......懇願は今田の言葉によって、無惨に打ち砕かれ、し、しのぶは自分が......、さらに恐ろしい、しゅ、羞恥地獄へ堕とされることを知った......」
その瞬間、ローターが再び最大出力で暴れ回った。
「あーっ、だめぇっ」
強烈な快感が脳天まで突き抜けた。絵里香は、手に持っていた小説がプリントアウトされた紙をまき散らし、床に崩れ落ちた。薄れゆく意識の中で、木村の「失格だな。また学校でローター責めだ」と言う言葉が聞こえてきた。
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著者=小林電人 長年夢見ていた自分の「理想のSMビデオ」を自主制作したことがきっかけで、AV&SM業界のはじっこに首をつっこむことになった都内在住の40代自営業。ひたすら羞恥責め、アナル責めを好み、70年代永井豪エッチ漫画の世界を愛する。これまでの監督作品として「1年S組 高橋真弓のおしおき」「同2」「穴牝奴〜町内会人妻肛虐倶楽部 」がある。以前、永井漫画をモチーフにした小説をネットに発表したことはあるが、オリジナルは本作が初めて。 |