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『S&Mスナイパー』1981年8月号 読者投稿小説
「悦虐天使の初体験」
「悦虐天使の初体験」
実母の浮気現場を目撃してしまった少女が自覚した変態性癖。ショックの中で秘裂に指を這わせてしまう彼女が妄想し始めるアブノーマル快楽の世界、そして現実に迫り来る貞操の危機とは……。『S&Mスナイパー』1981年8月号に掲載された読者投稿小説を、再編集の上で全6回に分けてお届けします。
沙知子は、重い足取りで我が家へ向かっていた。
陽は、まだ高かった。しかし、彼女には午後の陽射しは苦痛に感じられた。
この日、沙知子は躯の具合がおもわしくなく、その理由で学校を早退したのだった。
沙知子は、ある県立高校の一年に通っていた。沙知子は高校生活に大きな期待を抱いていた。だが、その期待も入学早々に裏切られてしまった。
沙知子ら新一年生は、入学試験の成績によってクラス分けされた。彼女は成績のいいクラスになったものの、一緒に入学した友人たちの多くとは別々になってしまった。
そのうえ、生徒たちのほとんどは、いわゆる点取り虫で、暇さえあれば参考書を開いている始末だった。
沙知子の描いた高校生活は、こんなに暗いものではなかった。多くの友人を作り、クラブ活動に青春のエネルギーを燃やすことだった。
しかし、現実には全く逆の高校生活が待っていたのである。
沙知子は毎日が憂鬱だった。時には今の高校を選んだことに後悔さえした。
足を引きずるように勝手口の扉を開け、台所の上がり口に腰を下ろした沙知子は、大きく溜息をついた。
すると、廊下の奥から物音がした。物音に混じって何やら話し声も聞こえた。
(男の人の声だわ。……お客さんかしら?)
声の主は茶の間にいるようだった。
沙知子は、しばらくして茶の間の様子が妙なのに気づいた。そして、部屋の前に立って、初めて尋常でないことを知った。
茶の間には間違いなく男がいた。しかし、その男の声は聞き憶えのないものだったし、それよりも沙知子を驚かせたのは母の苦しそうな声だった。
「いやです。やめて下さい!」
「ああ、もう勘弁して下さい」
母は恐怖にかられた声で助けを求めていた。沙知子は足がすくむのを感じた。
(強盗だわ! 誰れかを呼ばなくちゃ。でもお母さんが)
沙知子は迷った。人を呼べば母がどうなるか分からなかった。強盗は刃物で母をおどしているに違いなかった。
沙知子は決断のつかぬまま、恐る恐るふすまに穴を開け、中をのぞいてみた。
茶の間に強盗はいなかった。しかし、沙知子には余りに衡撃が大い光景があった。
茶の間では目を覆いたくなるような痴態が繰り広げられていた。
沙知子は我が目を疑った。今、自分の目には、母が素っ裸で見知らぬ男の前にあられもない姿でいるのが映っていた。母は両腕を縄で縛り上げられ、女の最も大切な所をもてあそばれていた。
沙知子は動くことが出来なかった。声をあげようにも、余りの驚きで声が出るべくもなかった。秘所を嬲られ喘いでいる母を喰い入るように見つめているだけだった。
「そ、そこはやめて。ああ、そんな恥ずかしい所を……」
「笑わせるな。そんな心にもないことを言ってもいいのか。フフフ、躯は正直なもんだぜ。お前のここはもうグショ濡れだ」
「いや……」
男はもてあそんでいた指を母の眼前に持っていった。
指は窓から差し込む陽の光にキラキラと輝いた。雫が指をつたって母の唇に落ちた。
「なめてみな。お前のここの蜜だ」
「いやよ! そんな汚いもの……」
ところが、そう言う母は唇に落ちた雫を、その途端になめてしまっていた。
「汚い? 自分のものがどうして汚ない? つべこべ言わずになめるんだよ」
男は強引に指を突っ込んだ。
「ウググゥ、苫しい!」
お構いなしに男はのどもとまで指を入れた。
「どうだ自分の蜜の味は?」
男はようやく指を抜いた。母の胸は大きく波打ち、よだれが頬をつたった。
「ん? もっと欲しい? よし、今度は俺のジュースを御馳走してやろう。ただし少し水っぽいジュースだがな」
男は母の髪をわしづかみにすると、手に握った自分のモノを唇に圧しつけた。
「な、何をするの?」
「もっと欲しいとお前が言ったから、俺のジュースをやろうというのさ」
「わたし言いません!」
「俺には聞こえたんだよ。さっさと口を開きな」
母は顔をそむけた。
「嫌か? 嫌ならこうだ」
男は力まかせに母の乳首をつねった。
「ヒィー!」
男は何度も乳首をつねった。
「わ、分かりました。言う通りにしますから、やさしくして下さい」
男の口もとが笑った。
「駄目だな。逆らった罰に……、丁度いい、この洗濯バサミで乳首を飾ってやる」
「い、いや、いやよ! お願いだからやめて下さい!」
沙知子は思わず部屋に飛び込んで行きそうになったが、その躯はピクリとも動こうとはしなかった。男は母の訴えに耳をかそうともせず洗濯バサミを手にした。
「ヒィー! 痛い! もう許して。お願いですから勘弁して下さい。何でもしますから許して下さい」
「初めからそう言えばよかったんだよ。ほれ、口を開けな」
母は観念したように口を開いた。すると、男のそれは待ちかねたかのように、荒々しく口内に侵入した。
「グウ、ウググ」
「歯を立てるんじゃないぞ」
男のものはのどを激しく突き上げた。その度に母の悲鳴にならない声を、沙知子は聞いた。
突然、男は放尿した。
母を鼻をつままれ、顔を振って逃れようとしたが、口には勢いよく尿が流れ込んだ。
「俺の特製ジュースだ。ほら、ほら、まだ出るぞ。いいか、こぼすんじゃないぞ」
「グウ、ゴボゴポ、ウググウゥ」
こらえ切れずに母は尿を飲まずにはいられなかった。
沙知子は、見知らぬ男に凌辱される母を喰い入るように見つめていた。一体どのくらいの時が経ったろうか。母への暴行は、脳髄をするどく突き刺すような衝撃を沙知子に与えた。
そのうちに、男は最後の性的欲求を満たすと母の躯を離れ、その側に横たわった。
「今日はすごかったわ。自分がどうなるのか分からなかったほどよ」
「フフ、そうか。今度は気がふれちまうくらいのをやってやる」
「まあ、こわい。ねえ、次はいつ来て下さるの?」
こう尋ねた母の声は男に甘えていた。
「近いうちにな。それよりも亭主のほうは大丈夫か? まさかばれてはいないだろうな」
「だいじょうぶ。あんな伝書鳩の亭主に何が分かるもんですか。セックスも義務と考えている人なんだから。わたしが好きなのはあなただけよ。ねえ、捨てたりしないでね」
「ああ、捨てたりなんかするものか」
男は意味ありげな笑いを浮かべ、母の乳首を指ではじいた。
「痛いわ」
男はさっさと服を着始めた。
「おい、そろそろ娘が帰って来る頃じゃないか? こんな恰好を見られたらえらいことだぞ」
「そ、そうね」
沙知子は忍び足で勝手口に戻った。そして音をたてぬよう扉を閉めると、近所の公園まで一目散で駆け出した。
(続く)
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