読者投稿不定期連載 北陸在住マニア画家の美少女羞恥緊縛図絵
Specially selected abnormal maniac exhibitionl
北陸在住のマニア絵師が描く背徳的な鉛筆画と掌篇バックストーリー。責められる肉感美女たちの恥じらいと諦観は、どこまでもあいまいで広大深淵なファンタジーを紡ぎだす――
夜の間に、全身の肉と皮を裏返して、内臓や脳の襞に溜まっていたドロドロしたものを全て洗い流す。そんなすばらしいことが出来たら苦しまないで済むものを、日夜、のたうちまわって、肌から悪汁を搾り出す。
これをしないではいられないのに、すればするほど、海の水を飲んでますます咽喉が渇いてしまうように、キリキリと絞って欲しくて仕方がなくなる。ドロドロしたものは、むしろ体内で増していく。
やがて女は自分のすべてがドロドロしたもので満ちているように感じられ、意識の上で徐々に身体の形状を失っていく。縛られても絞られても、自分があまりにも柔らかすぎて手ごたえというものが得られなくなり、「もっともっと」と厳しい戒めを望み始める。
いつしか朝がやってくると、暗がりで蠢き続けていた女は差してきた一条の光に己の身体の形を思い出し、ようやく日常へ帰っていくことができるようになる。しかしそれも束の間、狂おしい夜はまたすぐにやってくる。
作=魚清
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