本家三行広告 2 女王様・M男動画サイト 1 ミストレスランド 2 Lovely-Candle 1
最新記事20件
乙女趣味のドウェイン・ジョンソン、携帯の留守電はスパイスガールズだ! 映画『セントラル・インテリジェンス』公開中!!
特選AVレビュー『女装娘アナル倒錯 陵辱テアトル痴態拡散、危険な発情期』(シネマジック)
ヤリヤリでキラキラな青春なんて妄想だ! でもできるなら一回くらい経験しといたほうがいい。映画「青春夜話」公開中!!
特選AVレビュー『AV女優あい変貌』(PINKARK)
シリーズ第3弾! 至高の被虐女優「神納 花」が今、満を持して登場!! 『女囚幻想 神納花』(大洋図書)
特選AVレビュー『肉虐メリーゴーランド いろはめる』(ドグマ)
特選AVレビュー『世界弾丸ハメドラーむちむちビキニ天国 松下美織』(HMJM)
特選AVレビュー『絶対的鉄板シチュエーション5 愛音まりあ』(PRESTIGE)
舐めて啜って溶かすが如く、骨の髄まで慈しむ縄。『蓬莱かすみ緊縛写真集』(大洋図書)発売中!!
特選AVレビュー『監禁くいこみ股縄弄虐 蠢く女たち』(シネマジック)
特選AVレビュー『むせかえる女の匂い 俺の嫁の母 したたる 華月さくら 篠宮千明 浦野明美』(Mellow Moon)
ゴールドマンのロックンロール・エロ漫画【37】『真珠色の残像 家族が寝静まった後で』 著者=clone人間 (コアマガジン)
特選AVレビュー『若妻の匂い それから.../君色花音』 (光夜蝶)
2ページまんが 酒場の女【12】
特選AVレビュー『オナ禁1ヶ月で全身性感帯になった男の娘の馬並み発射! 櫻井やえ』(僕たち男の娘)
男女関係において「ヤっているのか、ヤっていないのか、それが問題だ!」の結論を出さずには落ち着けない、これをハメレット症候群と名付けたい 映画『静かなふたり』公開中!!
特選AVレビュー『追撃のイクイク美少女レイヤー 003 香苗レノン』(ドリームチケット)
特選AVレビュー『やりすぎ家庭教師 本田岬』(h.m.p)
ゲーム音楽から転生した音質と音楽の魅力/『チップチューンのすべて All About Chiptune: ゲーム機から生まれた新しい音楽』著者=田中治久(hally) 文=三木学
「あぶらいふ」新着投稿作品展示室 2017年10月号
アクセスアップ
新刊情報
アップル写真館 Vol.11(大洋図書)
アップル写真館 Vol.11(大洋図書)
よろめきSpecial 艶 2018年1月号(大洋図書)
スナイパーEVE Vol.66(ワイレア出版)
着物妻の悶え(大洋図書)
漫画人妻の悶え Vol.16(ミリオン出版)
トーキョウ・バッド・ガールズ Vol.51(大洋図書)
よろめき 2017年12月号(ミリオン出版)
俺の旅別冊 全国(得)フーゾクEX(ミリオン出版)
投稿キング特別編集 投稿愛奴通信 Vol.2(ワイレア出版)
カテゴリー
特集記事
体験取材記事
お尻の学校
アーカイブス
フォトギャラリー
ニッポンの年中行事
食卓リンガフランカ
御菓子司 なゝた
あぶらいふ
雪村春樹・現代成熟交合
濡木痴夢男の猥褻快楽遺書
芳野流人生相談
官能小説
口中の獄
百鬼女衒とお化け医師
稲荷山デイドリーム
赤い首輪
監禁志願アリス
セックス・ムーヴィー・ブルース
セックス・マイナス・ラヴマシーン
レビュー
美少女ゲームの哲学
現場から遠く離れて
エロティカルパレード・ジャポン
オナニー平和主義!
やる夫がSM風俗に興味を持ったようです
カヲリチャンネル
青山正明の世界
舞姫爛漫
イベントレポート
女性向けAVの現在形
Twitter

月一更新!
I want to live up to 100 years
「長生きなんてしたくない」という人の気持ちがわからない――。「将来の夢は長生き」と公言する四十路のオナニーマエストロ・遠藤遊佐さんが綴る、"100まで生きたい"気持ちとリアルな"今"。マンガ家・市田さんのイラストも味わい深い、ゆるやかなスタンスで贈るライフコラムです。
 | 
■おばさんは、かわいいものが好き。

意外に思われるかもしれないが、私は子供が好きだ。
実を言うと、子供だけじゃなく動物も好きである。そのことに気付いたのはわりと最近だ。ここだけの話、テレビで『天才!志村どうぶつ園』や『はじめてのおつかい』を観ては「かわいいぃぃ~!」と身をよじるのが、ここ数年で覚えたささやかな楽しみだったりする。
先週の土曜日なんて、甥っ子(5歳)の保育園の運動会に往復8時間かけて参戦してしまった。ちょうど台風18号がやってきていて雨と寒さでひどい目にあったが、愛する甥っ子ちゃんのヘタクソなお遊戯や未満児ちゃんたちのおぼつかないかけっこの可愛らしさに比べれば、そんなことは屁でもない。
お母さんにもおばあちゃんにも見えない年齢なのに、チャラい格好で若いママさんたちに混じって応援の旗を振る私は、田舎の運動会ではかなり浮いていたと思う。でも、いいの。だってかわいいんだもん~!(←身悶え中)

40代の、いわゆる"おばちゃんゾーン"に入って数年。良かったと思うことはいくつかあるが、その一つはかわいいものを気負いなく「かわいい」と言えるようになったことだ。
ちなみにこの「かわいいもの」というのは、ひねりあるデザインの雑貨とか、ブランド物の小さなアクセサリーとか、フランスからやってきたばかりのスイーツみたいなセンスがモノを言う"カワイイ"じゃなく、赤ちゃんとか道端に咲いてる花とか子猫の動画のような、どこにでもある平凡きわまりない"カワイイ"のことである。

けっこう大人になるまで、私はそういうものを素直に「かわいい」と言えなかった。
思春期の青少年には、個性的であること=かっこいいと思う時期がある。誰でも身に覚えがある感情だと思うが、御多分に漏れずそういう感覚をこじらせていた。
世の中の景気が良く、サブカルという言葉が根付き始めた80年代後半。クラスメイト達が運動部で青春を謳歌したり、かっこいい先輩にキャーキャー言ったりしている中、私は横道活動に精を出していた。授業が終わると一目散に家に帰って『ドグラ・マグラ』や『家畜人ヤプー』を読み、布団にもぐって深夜ラジオを聞く。レンタルビデオでカルト映画を観たり、『宝島』を定期購読したりしてるのも私だけだった。今考えればどれもたいしたことじゃないが、当時うちの田舎では中高生が青林堂の漫画を読んでるだけで「面白い人、個性的な人」だと思われたのだ。
その頃は自覚していなかったけれど、今考えれば「自分は女の子の王道を行ける人間ではない」という屈折した気持ちもあったんだろう。しかしまあ、何はともあれ「個性的な子」と思われるのは悪い気分じゃなかった。

しかし。何年かするとその化けの皮が剥がれてきた。
サブカルチャーの持つパワーや怪しさが心から好きだという人もいるけれど、私はそうじゃなかったからだ。
サブカルをつきつめていくと必然的に過激なものやグロいものにもぶちあたるものだが、何を隠そう私は本質的に怖がりなのだ。子供の頃は『ウルトラマン』や『仮面ライダー』さえ最後まで観られず、『天才バカボン』で銃を乱射するおまわりさんが怖くて泣いていた。こんな人間がサブカルにどっぷり浸かれるわけがない。
今でもよく覚えているのは、大学に進学して少しした頃、丸尾末広が描く漫画の絵柄に慣れようと、友達から大量に単行本を借りたことだ。
『少女椿』に『DDT』に『丸尾地獄』。一人暮らしの部屋で、繊細かつ猟奇的な絵柄で繰り広げられるエログロナンセンスの世界に浸るのはメチャメチャ怖かった。でも、当時は芸術系の大学に通っていたこともあり「これを面白いと思わなきゃ大学の友達についていけない!と思って何度も何度も読み返した。
当時インディーズ映画館の草分けだった中野武蔵野ホールに『追悼のざわめき』という伝説のカルト映画(孤独な男が女性を殺して生殖器を切り取り、愛するマネキンの中に埋めるというすごいストーリー)を観に行き、吐きそうになって途中で出てきてしまったこともある。
『天才バカボン』を怖がっていた少女が、どうしてそこまでしてサブカルに寄り添おうとしたのか今となってはさっぱりわからない。でもその頃は、とにかく必死だった。過激なものが好きじゃないと、自分がものすごくダサくて平凡な人間だと認めてしまうことになる。深夜に一人で血まみれの映画を観るよりも、そのほうがずっと怖かったのだ。

自分は刺激よりも安定した日常を愛するタイプだと本当に自覚できるようになったのは、数年前、弟に子供が生まれてからだと思う。
それまでは「赤ちゃんって超カワイイ!」と口に出すことに、ちょっと抵抗があった。AVライターなんてとんがった仕事をしてる人間が母性を口にするなんて気恥ずかしかったし、「そんなにカワイイなら自分で産めばいいのに」なんて言われて傷つくのも怖かった。まあ、平たく言えば「柄じゃない」と思っていた。
でも、実際に姪っ子が産まれたら、もう一気にメロメロになってしまった。ブサイクでも肉まんみたいに太ってても、そこがたまらなくかわいい。不思議なもので、そうなるとまったく関係ないよその赤ちゃんまでかわいく見えてくる。
名実ともに「おばちゃん」になって、やっと開き直れたのかもしれない。

おばちゃんの醍醐味は、なんといってもずうずうしさだ。
「いいのよ、だって私おばちゃんだもの」
そうつぶやくと、センスがないことも、すぐテレビやネットの情報に左右されることも、取るに足りない平凡な人間であることも、不思議と怖くなくなる。
必要以上に好かれなくても、すごいと思ってもらえなくてもいいの。これがありのままの私なんだから。
「年とってあきらめがついただけだろ」と言われるかもしれない。
でも、私はそう言えるようになったら、肩の力が抜けてバカみたいに生きやすくなった。
よく「30代にもなって自分のこと女子っていう女はイタい」という人がいるが、そういう話を聞くと「まだまだだな!」と思う。
30代なんてまだ甘い。見た目はともあれ、30代よりも40代、40代よりも50代のほうが女は女子化していく。
かわいいものが大好きで、わがままで、あさはかで、自分の世界が一番大事。おばさんこそ究極の乙女、女子なのだ。

トトロのついた旗を振りながら大声で甥っ子ちゃんを応援するとき。小猫や縫いぐるみをみて大袈裟に「かわいい~!」と叫ぶとき。大衆向けの俗っぽいテレビドラマを観て号泣するとき。私はいつも、なんともいえない解放感に包まれる。
かわいいものをかわいいって言うって、なんて楽しいんだろう。
人目を気にせず好きなものを好きと言えるって、なんて自由なんだろう。

運動会観戦を終えた後、スタバでコーヒーを飲みながらバスを待っていたら、一緒に応援に駆けつけた老母が人目もはばからず大声で言った。

「ねえ。みんな可愛かったけど、うちのTくんのダンスが一番キレがあったわよね~」

いやあ、あれはキレがあるというんではなく、一人だけ音がはずれていたと言うのでは......。
そう思ったけれど、ベタベタの方言で飽くことなく喋り続ける老母を見て反論するのをやめた。10代の頃はこのマシンガントークが泣くほど嫌だったのに、自分が現役のおばさんになった今はそれが微笑ましく思える。
「あんたが頼んでくれたこのコーヒー、甘いねえ」と言ってバッグからよくわからない揚げ煎餅の小袋を取り出し、スタバの真ん中で平気でそれを食べ始める彼女。
あまりにしつこく勧めてくるので、恥ずかしいなと思いながらも素早く煎餅を口に放り込む。すると、甘ったるかったカフェモカが何倍もおいしくなった。
うーん、やっぱり、おばさんは無敵である。

文=遠藤遊佐




関連記事

100まで生きたい。
I want to live up to 100 years
遠藤遊佐(C)花津ハナヨ
(C)花津ハナヨ
遠藤遊佐 AVとオナニーをこよなく愛するアラフォー女子。一昨年までは職業欄に「ニート」と記入しておりましたが、政府が定めた規定値(16歳から34歳までの無職者)から外れてしまったため、しぶしぶフリーターとなる。AV好きが昂じて最近はAV誌でレビューなどもさせていただいております。好きなものはビールと甘いものと脂身。性感帯はデカ乳首。将来の夢は長生き。
遠藤遊佐ブログ=「エヴィサン。」

市田 ブログのコミック化や新書等で活躍するマンガ家。
著書に『家に帰ると必ず妻が死んだふりをしています』(PHP研究所)、『日本霊異記』(KADOKAWAメディアファクトリー新書)など。
ウェブサイト=「http://urban.sakura.ne.jp」
 | 
14.11.01更新 | WEBスナイパー  >  100まで生きたい。
文=遠藤遊佐 | 市田 |