The ABLIFE January 2014
あぶらいふ読者投稿小説作品
共和国の思想改造所に送り込まれたA国人の「私」は、そこで思想教育を受けながら屈辱の体験を重ね、かつてない自分自身へと生まれ変わっていく――。あるマニア男性読者が想像する、硬質で冷たいサディズムの絶望と黒光りするエロス。
指を亜紀の体内に差し込みます。
途端、ひっ、という悲鳴とともに、
亜紀の括約筋がギリギリ締め付けます。
驚愕と屈辱が、
指先に伝わってきました。
途端、ひっ、という悲鳴とともに、
亜紀の括約筋がギリギリ締め付けます。
驚愕と屈辱が、
指先に伝わってきました。
【3】亜紀という女
亜紀と初めて会ったのは、この検診の時です。いつも通りに部屋に呼び込まれると、ベンチの上で若い女がうずくまっていました。全裸の丸まった四つん這いの姿勢です。その真正面から、レモンのような肛門に体温計を挿されています。
不審に思ったのは、この形のよい肛門の持ち主が、私同様剃毛されていたからです。
恥丘の真ん中にのぞいた女性器が隅々まではっきり見えました。看護婦は、面倒なので特別な収容犯しか剃毛しません。不思議に思っていると、例のボク看護婦が「肛門に力をこめて、体温計が抜けないようにしな!」と、A国語で声をかけて、不審の念は解けました。
私と同じA国人の女なのでした。
やはり、排尿・排便検査があり、その後、私と一つの浣腸器で浣腸されました。どうしようもありません。翳りをなくした人間同士、仲良くオマルをあてがわれて、横に並んで排泄しました。
放屁の証が立ちこめ、放尿の音が響きます。屈辱と羞恥で、顔を伏せてすすり泣いていたその横顔をちらりと覗き込むと、細作りなびっくりするほどの美人でした。
女の名前は亜紀と言いました。翌日から亜紀も、所長公室の使役作業に加わりました。私が力仕事、亜紀が台所仕事や縫い物です。
亜紀のおかげでリ婦長の手があいたので、監視がきつくなりました。使役作業でヘマをすると 遠慮なく物差しで尻をたたいて懲罰されます。亜紀も私もTバック1枚でしたので、物差しで尻を何度も叩かれると、猿のような真っ赤に腫れた尻になりました。
後で知ったのですが、亜紀は誘拐されて共和国へ連れて来られたのでした。この女は元々はA国の欧州美術専攻の留学生だったのです。欧州留学中に知り合ったA国人に誘われて共和国に来て、そのまま帰国できず、失踪扱いになってしまった人間でした。信用した友人に裏切られて、いつもめそめそ泣いていました。
そんな亜紀を見るたびに、リ婦長が苛立って、びしびし焼きを入れていました。足をがに股に開き、Tバックの尻を後ろに突き出した姿にさせて、ばんばん尻をたたくのです。亜紀はひいひい悲鳴を上げていました。
とうとうある日、リ婦長は爆発しました。
医務室で亜紀が検診姿勢で肛門検温されていました。そのとき、陰唇を開いて膣を検査しようとしたのか、婦長の指が亜紀の性器に触れたのです。
婦長にすれば何でもないことだったのでしょうが、
「ひ、いやっ」
亜紀はぶるっと腰をひねって、その指先を振り払いました。その振り払い方が邪険すぎたので、婦長がかっとしたのです。
「コノヤロ!」
婦長は亜紀の尻を平手ではたくと、抗う亜紀を医務室のベンチに縛り付けました。悲鳴をあげられないように口に猿グツワをかませて、両手両足をベンチの脚に固定したのです。
亜紀が暴れてベンチがひっくり返らないように、私に命じて亜紀の尻の上に跨がらせました。Tバックの私の尻が なめらかな肌に、かぶさります。
身動きを封じてしまうと、もがいている亜紀の臀たぶを、私の両手で広げさせました。白い尻のあわいから、ピンクの性器が剥き出しになります。左手を伸ばして、それを割り、剥き出た紅色の肉に 右手の2本指で潤滑油を塗り込むのです。
十分に塗り込み終わると、そのまま、ふしくれだった指を膣の中に挿入しました。
「気取ルト、承知シナイヨ」
婦長は膣を探ります。私が両手で広げている臀たぶの裂け目で、亜紀の肛門が、ひくっ、ひくっと、痙攣しているのが見えます。
「フン、あなるノ穴ガ、キミヲ、サソッテ、イルヨ、モンデ、ヤリナ」
婦長の指示で、震える亜紀のアヌスに触れてみました。汗で濡れた、こりこりした可愛いアヌスです。肉のすぼみの先を、指先で揉んでやります。
「ツッコメ!」
指を亜紀の体内に差し込みます。途端、ひっ、という悲鳴とともに、亜紀の括約筋がギリギリ締め付けます。驚愕と屈辱が、指先に伝わってきました。
「カキマワセ!」
婦長がじれったそうに叫びます。私は指を動かしました。軟らかい粘膜の中で、動かします。亜紀の膣の中の、婦長の指遣いが薄い肉越しにもそもそと伝わってきます。
やがて、ぐえっ、という押し殺した悲鳴とともに、亜紀の下腹で、ぴちゃっ、という湿った音が立ち、真っ白な躯がぐっと反るのがわかりました。体が潤ってしまったのです。
一度濡れだすと、もう止め処がありませんでした。婦長が指を遣うたびに、ぴちゃ、ぴちゃと、猫が水をなめるような音がし始めます。亜紀は口の猿ぐつわから、絞め殺されるような声を吐いています。
そのうちに亜紀は激しく号泣し始めました。情け容赦なく動く指の先で、これから我が躯に起きる事態を予感したからでしょう。躯が反っていき、しきりに尻をくねらします。全身の汗が跳ね散らかります。
どんなに意地を張っても無駄でした。亜紀が堅く瞑目したまま、全身を激しく痙攣させて昇りつめたのは、それからしばらくしてのことでした。
(続く)
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