Goldman presents The Rock'n Roll Ero-Manga
鬼才AV監督・ゴールドマンがお勧めのエロ漫画を熱く語る!
淫語インストラクターにして官能小説家、そしてベテランAV監督であるゴールドマン氏が「ズリネタ」として唯一活用しているモノ、それは「エロ漫画」だった! プロのエロ事師は何故、「エロ漫画」でなければヌケないのか、「エロ漫画」にしかない魅力とは、一体何なのか。ゴールドマン氏が実際にズリネタとして使用している大好物な作品たちについて、編集部がインタビューを敢行。好評につき続投中です!!編 ゴールドマンのロックンロールエロ漫画、今回お持ちいただいた作品は。
ゴールドマン(以下「ゴ」) 『フェラピュア』(ティーアイネット、2013年)という作品。作家さんがFueと書いて、読み方はフエだそうです。これは初単行本で「COMIC MILF」という、どちらかというとフェラに特化したエロ漫画誌、そこで連載されていて。この単行本に収録されている三話目くらいから読むようになって、オナニーさせていただいてました。
編 ということは単行本ではなく、雑誌連載時にしっかりチェックされていたと。
ゴ そうです。連載時にチェックして、これは来るなと思ってね。早く単行本出ないかなと楽しみにしていました。今年の1月発売なんですが、去年の12月にリリースされて、自分へのクリスマスプレゼントとして買いましたね。
編 単行本になるのをかなり前から楽しみにしていたんですね。
ゴ この作家さんは本当に、そういう意味で特殊なので、逃しちゃいけないなと。
編 タイトルは『フェラピュア』、しかもティーアイネット発行ですから、これはかなりハードコアというかマニアというか、「快楽天」などのコンビニ誌連載作品とは一線を画する内容ですね。
ゴ 置いてある書店ももう少ないし、連載されていた雑誌もコンビニのような普通のところには置いてないので、マニアしか読んでないでしょうね。
編 ページ数も一話が非常に長く濃厚で、コンビ二誌のように18ページぐらいでは終わらないですね。ボリュームあるページ数でこってりと絡みとプレイが描かれてます。単行本はすべて連作なんでしょうか。
ゴ そう。珍しいくらい同じ設定の話が最後まで展開するんです。基本的にはお姉さんと弟さん。同じ学校へ行っていて、お姉さんは生徒会長。学校では真面目で正義ぶってるんだけど、実は小さい頃から弟のオチンチンに興味があって、弟のオチンチンをしゃぶるということに魅入られて、ずっとフェラチオしまくっている。で、なぜか両親が長期旅行に出かけていて、家には二人きりしかいない。
編 非常に都合のいい設定ですね。
ゴ はい。お姉ちゃんのなすがままにしゃぶられまくっている弟、簡単に言うとそういう話です。
編 タイトル通り、非常にフェラチオにこだわった作品で、さすがにちゃんと本番シーンもあるんですが、びっくりするほどフェラチオばかりですよね。
ゴ プレイに入ると延々......フェラチオというと女の子が咥えてるイメージだと思いますが、見てもらうとわかるけど、内部構造、口の中とノドのほうまで描いちゃってます。断面図と、何と言うんですか、ノドのほうから口の出口を見たみたいな(笑)。映画で昔あった『ミクロの決死圏』みたいな、ああいう世界になってる(笑)。よく本番して中出しする描写で膣の中にチンコが入ってて、ビューッと出る描写は最近の漫画では多いけど、口の中とノド、それもチンコが口から入ってノドのほうにいって曲がった状態まで描いて、そしてチンコの中を精子が流れていくところも描いてあったり、解剖図的な描写のほうが多いんじゃないかっていうくらいに描写されてるものは見たことがないですよね。
編 すさまじいですね......。
ゴ これがエロいかどうかはまた別の話だけど、ただやはり漫画史上に残る作品ですよ、間違いなく。殿堂入りです。
■ハードコアフェラチオ描写と女体のモノ化
編 そんな『フェラピュア』は、ゴールドマンさんの趣味というか、傾向でいうとエクストリーム、ハードコア担当ですね。
ゴ (笑)。これがハードコアじゃなかったらどこまでいくというのか(笑)。ただ救いとしては家族愛ね、お姉さんと弟なので。それも絵柄としては割と可愛いらしい、綺麗な可愛いお姉さんなので救われてる。やっぱり音楽でいうとゴリゴリのハードコア、ノイズに近い感じ。だからこれ本当は、体の弱い人は読まないほうがいい気がします。具合の悪くなる人が続出するかもしれない。
編 珍しいくらい、あまりキャラクターが出てこない作品ですよね。しかもその同じキャラの連作になっていて、それもこのハードコア感に一層の拍車をかけている気がします。
ゴ そうなんですよ。マニアックな魂というか、自分に興味のないものは盛り込んでいかない人なんでしょうね。そういう意味では、ある程度メジャー感のある単行本でリリースできたのは奇跡だと思う。前に紹介したみきかず先生みたいに極端な作家さんはどうしても描く媒体がなくなるし、部数、売り上げも伸びないと思うので、なかなか陽の目を見られない。でもこの作家さんは女の子の描き方がいまふうだからね。でも内容的にはかなりヘビーな偏ったものだから、僕は大好きだけどいつまで描けるのかなって、ちょっと心配になりますね。
編 偏っている中でも、特にゴールドマンさんを惹きつけてやまなかった部分というのはどの辺りですか。
ゴ 「COMIC MILF」を買って読んだ時に載っていたのが、「姉弟はフェラピュア~4杯目だと...!? 自重しろっ~」という作品。旅行に行ってたお母さんが帰ってくる話で、最初は制服で弟とお姉さんが話をしていて青春っぽい感じなんです。するとお姉さんがいろんなことを考えてしまって、本屋さんへ行って「5分でなれる!! 肉便器」という本を入手して(笑)。売ってるわけねーだろって感じだけどね。で、隣同士の姉弟の部屋なんだけど、その真ん中に穴を開けて......これは何ホールって言うんですかね。
編 ありますよね、こういうの。
昔、ポルノ映画館のトイレに穴が開いてて、ここから出してもらえればしゃぶりますみたいな。
編 覗き部屋の類のハンドサービスみたいな。
ゴ たぶん映画館の場合はオカマのオヤジだと思うんだけど(笑)。このお姉さんは、いつお母さんが帰ってきても大丈夫なように、二人で一緒にいなくてもフェラできるようにということで、2人の部屋の壁に穴を開けて、ご丁寧に「ノボル専用便器」と書いてね。
編 自分のことを「便器」と。
ゴ そう。「便器」と書いて、お母さんがいつ帰ってきても、おしゃぷりできますよっていう状態を作ってくれたんです。ここまではかなり漫画っぽいので面白いんだけど......
編 面白いですよね(笑)。
ゴ でも実際にチンチンをスリスリ触ってしゃぶるという段階になると......一番すごいのはこのページなんですが、便器って書いてあるところの下から、穴からベロを出して、かぱぁって、チンコを入れてくださいみたいになっていて。
編 この絵ですね。
ゴ この絵が、やっぱり、なんだかわからないじゃないですか(笑)。
編 パッと見て、このカットはなんだかわからないですね(笑)。これ、カラーの扉でも使用されてましたね。
ゴ そう。最初のページをめくったところに、カラーでこれがある。どれだけマニアックなんだっていう(笑)。これだけ見たら何だかわからないし、あんまり興奮する人はいないと思うけど、このカラーページのところはちゃんと四隅にお姉さんの顔が散りばめてあって、ここでも抜けるようにしてくれてる。
編 ところが本編ではもう、穴に口。
ゴ 便器って上に大きく書いてある。それを見て弟が「ゴクリ」っていう(笑)。ツバを飲んで、チンコもドクンドクンって、ビンビンなんです。
編 スゴイですね......。
ゴ 僕が最初にオナニーしたページっていうのは、実はその次のページにあって。次を開くと見開きで、全部チンコと口だけ。女の顔が一切出てない。
編 (笑)。
ゴ こんな漫画ないでしょ(笑)。
編 たしかに(笑)。
ゴ 男のペニスしか描いてない。口が穴からちょっとだけ出てるけど。これはですね、やっぱり女の子のモノ化というか、完全に人格を無視したオナホール的な扱いで、なおかつ姉弟というところのギャップ感が興奮させてくれるんですよ。
編 なるほど。マゾ嗜好の女性で、モノとして扱って欲しい、なんていう方がたまにいたりしますけれども。
ゴ そんな感じでしょうね、踏んづけて欲しいとかありますけどね。
■作者が語るフェラチオの魅力
編 これはもう、モノというか壁というか......。
ゴ 何だかわからない。この左上なんか、巨大なチンポがね、ボーンと描かれて「ぶりュ、グボッ、ブボッ、ブリュブ」って、ホントに何の世界なんだろうという。今までの流れを読んでなくて、これだけ見ても意味不明じゃないですか。
編 そうですね(笑)。
ゴ そこがね、痺れましたね。
編 なるほど。ここが最高の......。
ゴ 最高ですね。で、次のページはまた気をとり直して。
編 今度は壁の向こうのお姉ちゃん側。
ゴ はい、お姉ちゃんの顔を中心に描いてる。ここがこの作家さんの極端なところで、すごい好きなんです。普通、半分ずつ混ぜればいいじゃないですか(笑)。
編 それを極端に、ページで顔と性器、顔と性器とページめくりを楽しむような構成になってるんですね。
ゴ どちらのファン層にもアピールできるっていうことなのかな。マニアですよね。常識のある人だったらこうは......顔と性器を反復して描いていくと思うんだけど......。
編 これは18ページくらいじゃ絶対できないですね。
ゴ うん。
編 本当に、延々とこのシチュエーションが続くんですね......。
ゴ それでのどのね、奥のほうからこう、精子が口内発射されてるのを、内臓側から描いていたり。
編 口の奥にカメラがある設定で、射精しているところを描き、今度はそれを逆にチンコ側から、のど奥に精子が向かっていくところを描くという。
ゴ こんな場面は見たことないじゃないですか。
編 見たことないですね(笑)。
ゴ ホントこれ、ジョージルーカスが見て、映画化しようなんてことになったらすごいと思うんです(笑)。実写版で見てみたい。一応サービスとして、口だけだとまたクレームくるかなということで、マンコを同じように差し出して。そしたらお母さんが帰ってきちゃうんですね。チンコを入れようとしてるときに。
編 はい。
ここがまたね、いい。エロ漫画ではよくありそうな感じだけど。
編 趣が変わって、いいシーンだと思いましたね。
ゴ うん。お母さんとお姉さんが会話してるところで、弟が我慢できずに穴からお姉さんのマンチョに挿入して、即中出し。
編 横にお母さんがいるのに。
ゴ そうなんです。そこがやっぱりまた、精液便所として扱われている姉というところに興奮する。やはり人格無視の交尾が、そういう意味では新しい。
編 しかもそれが、姉であるという。
ゴ そして仲良しという。仲良しであるがゆえに、モノ化して欲しいということなんですね、これは。
編 そういう、いわゆる姉萌え的なものプラス、ツンデレっていうんじゃないんですが、なんせお姉さん生徒会長ですから。
ゴ そうですね(笑)。
編 学校ではガチガチの厳しい生徒会長なんですが、それが......。
ゴ 家では上の口、上の穴はもちろん、下の穴まで......そういうふうな物語が何篇も入ってる。そして最後のほうは、二人でデートしようってことになって、姉と弟なので外ではイチャイチャできないけど、初めて外でデートをしてプリクラを撮るのに、お姉ちゃんはチンコを出して、一生懸命フェラしてる写真を撮るんですね。こんなことをする必要がまったくないじゃないですか。
編 (笑)。
ゴ でも自分がチンチンを咥えてるプリクラを嬉しそうにハートでデコレーションして。またなんか、ファミレスに入ったらファミレスのテーブルの下でしゃぶったり。またアナル処女をここで喪失したり。
編 そういう仲良しな姉弟が、ちょっとSM的なというか、ちょっとプレイチックな......SMじゃないんですよね、プレイチックな野外調教っぽい雰囲気の野外プレイが展開されてますね。
ゴ 普段コミュニケーションをとりすぎているがゆえに、断絶するようなプレイ内容にしていくんでしょうね、この二人は。それでファミレスのトイレでアナルとか、ハメ放題、出し放題。
編 ページ数が多いので、見開きにあるシズル感と、手書き文字のふき出しの擬音がすさまじいですね。
ゴ うっとうしいですよね(笑)。
編 (笑)。これはゴールドマンさんも、うっとうしいと思いながら見てるんですか。
ゴ 世界に入りこまないとキツいんじゃないかな。
編 没頭して読み込まないと厳しいと。そしてもうひとつ話題として取り上げたいのは、お姉さんが弟のチンポにしゃぶりつくときに、解説的なくだりがあります。イク時に、フェラチオの魅力的なことを言いながら、徐々に咥えていくような描写があって、これが素晴らしいなと思いました。
ゴ なるほど、フェラチオの魅力についての講釈ね。
編 はい。講釈を垂れながらお姉さんがするんですけど、本編のそれだけに留まらず......。
ゴ このカバーを外すと......。
編 中表紙というやつですか。
ゴ 中表紙にですね、「御手洗恵子はかく語りき」ということで、お姉さんが口淫の魅力について「素晴らしさについて話そうと思う」っていきなり語りだして。「口淫がなんと言っても、顔と男性器がもっとも近くなる点が素晴らしい。なぜなら男性器を口内に含み、一体になった時、人間の五感の全てを強く感じる事が出来るからだ」って、延々と口淫の魅力について語っていて。で、裏表紙には「口淫は口とオチ○チンが一つになるから...声を直接送れる。オチンチンが美味しいとか、気持ち良いという声までも...空気に乗せて耳に届けるよりずっと早く私の中から昇の中に染み込ませることができる点が性器に勝る」っていう、スゴイへ理屈(笑)。
編 奥付のところにもありましたね。この奥付上の半分のカット。
ゴ 「口で妊娠しないぞ」とか「リスクが低く安全」とかね、一言多いとかじゃなく、とにかくフェラチオについて語りたいという、マニア特有のですね、うっとうしい感じ。あとがきもね、一応お詫びはしてるけど(笑)。「本番が少ないぞ!とご不満の方が居ましたら本当に申し訳ないです」って書いてあるけど、その下に「口淫が本番じゃないなんて知らなかったんです。だってちゃんと穴じゃないですかあぁ」とかね。いいですよね(笑)。
編 執着というか......。
ゴ 粘着質というか(笑)。そういう人じゃなかったらこういう漫画は描かない。素晴らしいと思います。
■エロマンガのようなフェラ好き女性は実在する?
編 ゴールドマンさんは実際に、アダルトビデオの現場でフェラチオをしょっちゅう女性とやってらっしゃると思うんですが、エロ漫画の中での夢のある、ファンタジーのあるフェラチオと、まあ夢が壊れかもしれないですが、実際の女性とのフェラチオというものの間にある、差みたいなものを教えてください。
ゴ エロ漫画は男の都合のいい妄想ですからね。女の気持ちで書いてるわけではないので。でも実際にフェラチオが好きな女性と、そうでない女性っているじゃないですか。で、何人か会ったことあるけど、フェラだけでスゴイ感じるっていう女性、口が性感帯っていう子はいますよね。
編 エロ漫画のような女性が!
ゴ はい(笑)。フェラチオでイクっていうのも、実際にイッてる人は見てないけど、いるとは思いますよ。キスが好きな子はやっぱり口が感じるっていう。尚且つその、膣とかクリトリスがあまり感じないような人であれば、体全体の中では口が一番っていう可能性があるじゃないですか。あと奉仕する気持ちが強い人、やってあげたいっていう子もいますよね。そういう子はもう精神的な部分でイッちゃってるようなことがあると思うので、『フェラピュア』に出てきそうな子は、本当に存在するとは思います。まあAVはビジネスでやってるので、そんな子は出てこないと思いますけど。ただホントに奉仕型の子で、口が性感帯という子であれば、それだけイッちゃえるというのはあるんですよね。僕はそういう子だったら結婚したいです(笑)。でも困ったことになるかもしれないね。
編 (笑)。
ゴ 男のエゴとしては、イヤなのにしゃぶらされてるみたいなのもいいよね。
編 いいですね。
ゴ そこが難しいところで。もっともっとっていうと、ちょっと萎えるところもあるじゃないですか、男の性欲として。そこが微妙ですね。
編 先日の「ロックンロールSMクラブ」では、久しぶりにイラマチオも飛び出したんですが。
ゴ あの子はホントに吸い付きがよかったので、イラマじゃなく普通のフェラで抜いてもらったほうが、あれは幸せだったかなと(笑)。
編 (笑)。なるほど。
ゴ でもM女の人って、そういう意味では向かってくるフェラをするんで。アナル舐めとかそういうのも含めて、気持ちいいですよね。そこがMと言いつつ、そういうことではないのかな、とも思います。
編 あくまでエロ漫画の中のフェラチオは......。
ゴ だから『フェラピュア』も素晴らしい、そういう種類のものだけど、前に紹介した飛野俊之さんなんかのフェラは強制的なイラマチオで、被虐感も凄くいいじゃないですか。これは、比べようがないよね。
■最先端のズリねたでオナニーするということ
編 今回は、お姉さんということもあって、被虐感みたいなものはあまりないんですよね。
ゴ そうなんですよ。最近の、それは昭和と平成の問題になるのかもしれないけど、被虐とかね、光と影みたいなバランスで考えると、現代的なものはそういう表現が薄れているし、そういう意味ではみきかず先生みたいな親子であることの背徳感みたいなものが加味されると、多少はそういう要素が出てくるのかなと思います。
編 一応この人たちは姉弟なんですよね。だから背徳感があってもいいんでしょうけど、この作品の中には背徳的な表現が一切なく、非常に明るいですね。
ゴ そう。仲良しだからですね。二人はフェラピュアで、まあ「プリキュア」のパロディでしょうけど、どっちかがイヤだっていうのがもうちょっと出ると......。
編 物語も違うほうへ展開していくんでしょうね。
ゴ でもそれは作家さんの趣味なので、これはこれでいい感じですよ。不幸な感じがなくてね。後味は悪くないけど、我々昭和のオナニストからするともうちょっと被虐スパイスがあると、勃起度が上がるのかな。
編 やはり我々昭和のオナニストは、いまの時代の、背徳感ではない信頼感、仲良し感や明るさ、そういう表現をベースに持ったアダルトなセックスに慣れるのは難しいんでしょうか。
ゴ もともと思春期に擦りこまれたものだから、イメージとして。今の10代がこれを読んでいれば、どちらかというと実質主義的な、我々のムード歌謡的なオナニーとは違う、もっと実のあるものになるんでしょうね。でも総合的には妄想だし、ロマンスだと思うので、いろんなドラマの要素が盛り込まれていたほうがいいとは思うけどね。
編 昭和のオナニスト代表であるゴールドマンさんがですね、一週間とあけずに、常に最新のエロ漫画を探索してるわけじゃないですか。そういう昭和の匂いのするものって非常に数が減ってると思うんですが、そういう時代のなかで新しいエロのものに、ついていくっていったら変ですが、常に意識して消化しようということを、自ら最先端を消費していくことをやってるじゃないですか。
ゴ 最先端のオナニーを目指して(笑)。いま2013年、平成25年になりましたけど、この時代に生きてるということは、いまの新しいズリねたでオナニーするために、いままで生きてきたっていうことでもあると思うんです。だから過去をふり返って昔の古き良きズリネタで抜くのは簡単だけど、やっぱり交通事故で亡くなったり、病気になったり、そういう人もいるので、今まで自分が生かされてきた意味を考えると、最新のエロ漫画でオナニーすることを、日々心がけていきたいなと。これしかないんじゃないですか、死ぬまで。
編 まさにそれこそがロックンロールであると。
ゴ そう(笑)。ロックな生き方、ロックなオナニー。後ろをふり返らないっていうことでしょう。
編 素晴らしいですね! というわけで、今回ご紹介したのは、ティーアイネットさんから発行されている『フェラピュア』。
ゴ 最高です。買ってください。
編 2013年1月付けの作品でした。
ゴ 最先端のズリねたでした(笑)。
(続く)
『フェラピュア』(ティーアイネット)
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