あぶらいふ読者投稿不定期連載 北陸在住マニア画家の美少女羞恥緊縛図絵
Specially selected abnormal maniac exhibition!
北陸在住のマニア絵師が描く背徳的な鉛筆画と掌篇バックストーリー。責められる肉感美女たちの恥じらいと諦観は、どこまでもあいまいで広大深淵なファンタジーを紡ぎだす――
子供の頃、近所にあった肉屋の主人が怖くて仕方がなかった。大柄で、目付きが悪く、ツルツルのスキンヘッド。あまつさえ店の天井から巨大な肉を吊るための鉤が下がっていて、その不気味さが彼のキャラクターと合い過ぎていた。もう50代と見えるのに奥さんらしき人はいなかったが、それがまた青髭じみたホラーを連想させる。
どこかから若い女を攫ってきては、夜な夜なあの天井の鉤に吊るして責め苛んでいるのではないか――そんな想像が徐々に真実のように思えてきたのは、たぶん私の願望によるものだろう。母親が肉を買ってくると、恐ろしいことを考えて、肉をじっと見てしまう。そのくせ料理されるとペロリとたいらげてしまう。栄養は私の精液となり、妄想と自慰のスパイラルに拍車をかけていった。
作=魚清
関連記事
新・淫マニア異端ノ図
【特別篇】美少女羞恥緊縛図絵『北陸の秘画礼賛』
【妖魔】
【花も恥じらう】
【責めの設計図】
【モズの早贄】
【スワルニダ】
【エイリアン】
【シスターズ】
【新人急募】
【差異の海】
【二次障害】
【夏の匂い】
【夜の戒め】
【カブに乗った男と少女】
【ルーティン】
【成人式】
【ひと夏のゆばり】
【餓鬼への供物】
【好奇の視線】
【モデルを使う愉しみ】
【初めて縛るとき】
【人と性癖】
【拷問器具】
【竈馬のポーズ】
嗚呼、赤満講猟奇譚 絵と文=大園喜八郎
ABLIFE INFORMATION 『あぶらいふ』が貴方からの投稿を待っています!