あぶらいふ読者投稿不定期連載 北陸在住マニア画家の美少女羞恥緊縛図絵
Specially selected abnormal maniac exhibition!
北陸在住のマニア絵師が描く背徳的な鉛筆画と掌篇バックストーリー。責められる肉感美女たちの恥じらいと諦観は、どこまでもあいまいで広大深淵なファンタジーを紡ぎだす――
少年にとって、年上の女は神秘そのものだ。年上の女が身につけているものは何もかもが美しく、何もかもが艶めかしい。少年には意味の分からない複雑なレース模様が彼を奮い立たせ、また怖気づかせもする。年上の女は、そんな少年の全ての反応を見抜いている。
縛ったところで、年上の女の顔からは余裕の笑みが消えない。ついに失禁させて屈服させようと思ってみても、その気持ちすら見透かされているという羞恥が少年の声をか細いものにしてしまう。救いがたいことに、少年はそんな切り札としての責めを嘲笑されても尚、年上の女を崇めたまま神秘の前に畏れおののいているのだ。
しかし、少年が青年となった暁には、その限りではない。経験を積み、青年となった彼には、女の神秘のからくりを見抜くことができる。故に、今度は女の側が己を暴かれる羞恥に怖気づくことになる。女が年上であればあるほど、その傾向は高まるのではないだろうか。
一対一の濃厚な絡み合いが好きな筆者にとって、立場の逆転は貴重なドラマになりえる。いつか青年となった少年が再びこの女に挑む時、彼女はどんな表情を見せるのだろうか......。この絵のヒロインが責め絵としてはあまりないタイプの表情になっているのは、本作がそんな空想のもとに描かれた一枚だからである。
作=魚清
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