Lovely-Candle 2 女王様・M男動画サイト 2 ミストレスランド 2 本家三行広告 1
最新記事20件
とりあたまちゃんシーズン4 日常 【1】「弟持ち長女は変わらない」
「あぶらいふ」新着投稿作品展示室 2017年5月号
特選AVレビュー 『調教される母 媚薬アクメ恍惚絶頂・還暦母 山本遥 』(Global Media Entertainment)
特選AVレビュー『スチュワーデスin...(脅迫スイートルーム) 水野朝陽』(ドリームチケット)
環境が色を作り、色が感覚を育てる/『フランスの色景 ―写真と色彩を巡る旅』編著=港千尋、三木学 (青幻舎) 文=大野左紀子
真魚八重子とターHELL穴トミヤの映画の話にかこつけて!【5】前編
骨の髄まで慈しむ女流縄の美学――羽月希が初めて本格緊縛に挑んだ永久保存版の記録映像!『~緊縛~ 8 蓬莱かすみ×羽月希』(大洋図書)発売!!
特選AVレビュー『熟れたお尻 岐阜のどすけべ素人 羽島愛さん92センチ』(HMJM)
特選AVレビュー『女子校生の乳首健康診断2』(OFFICE K'S)
とりあたまちゃんシーズン3 わたしのすきなこと【11】「おじいちゃんとおじいちゃん」
特選AVレビュー『ドSのKAORIをドMのセックス・モンスター初芽里奈が犯す。 』 (レズれ!)
特選AVレビュー『デカ乳輪×マゾ乳首 G乳M妻密室乳嬲り/月本愛 』(光夜蝶)
ここは種々様々な性癖に対応したマニアックな風俗店――変態快楽の殿堂『牢屋に棲む淫女 川上ゆう』(大洋図書)好評発売中!!
絵を描く人々 第13回 「欲しい絵」と「なりたい絵」
特選AVレビュー『時間を止めて、いじめっ子の母親にいたずら中出し 篠宮千明』(STAR PARADISE)
ペロッ、この味は......、フジロックフェスティバル! 映画『夜は短し歩けよ乙女』公開中!!
ゴールドマンのロックンロール・エロ漫画【33】『じょりく! 1』 著者=活火秀人 (竹書房)
エルミタージュ美術館のヒドい目にあいすぎ具合がいい! 映画『エルミタージュ美術館 美を守る宮殿』公開中!!
特選AVレビュー『通りすがりのAV女優 05 新春マグロビッチ全員巨乳編』(HMJM)
イラストレーション・シリーズ「レイヤー百景2.0」第5話/ウキウキ温泉旅行の巻 ~前編~
アクセスアップ
新刊情報
BITTER 2017年7月号(大洋図書)
MEN'S KNUCKLE 2017年7月号(大洋図書)
ごぶさたな奥さん 2017年7月号(ワイレア出版)
G-COLLECTION 2017年7月号(大洋図書)
MAZI! 2017年7月号(ミリオン出版)
スナイパーEVE Vol.64(ワイレア出版)
おとなの点つなぎ100問 Vol.5(ミリオン出版)
よろめきSpecial 艶 2017年7月号(大洋図書)
アップル写真館 Vol.8(大洋図書)
人妻寝取られ(ミリオン出版)
カテゴリー
特集記事
体験取材記事
お尻の学校
アーカイブス
フォトギャラリー
ニッポンの年中行事
食卓リンガフランカ
御菓子司 なゝた
あぶらいふ
雪村春樹・現代成熟交合
濡木痴夢男の猥褻快楽遺書
芳野流人生相談
官能小説
口中の獄
百鬼女衒とお化け医師
稲荷山デイドリーム
赤い首輪
監禁志願アリス
セックス・ムーヴィー・ブルース
セックス・マイナス・ラヴマシーン
レビュー
美少女ゲームの哲学
現場から遠く離れて
エロティカルパレード・ジャポン
オナニー平和主義!
やる夫がSM風俗に興味を持ったようです
カヲリチャンネル
青山正明の世界
舞姫爛漫
イベントレポート
女性向けAVの現在形
Twitter

月一更新!
I want to live up to 100 years
「長生きなんてしたくない」という人の気持ちがわからない――。「将来の夢は長生き」と公言する四十路のオナニーマエストロ・遠藤遊佐さんが綴る、"100まで生きたい"気持ちとリアルな"今"。マンガ家・市田さんのイラストも味わい深い、ゆるやかなスタンスで贈るライフコラムです。
 | 
■幸せになりたい?

「君は、幸せになりたくないの?」

年上の男の人と飲んでいて、そう聞かれたことがある。10年くらい前だったろうか。実家でニート暮らしをしていた私が暇にまかせてAVのファンサイトを始め、頻繁に上京するようになった頃のことだ。
結婚もせず彼氏もいない30代半ばの無職女が「オナニー! オナニー!」と騒いでいるのを見て、こいつは一体大丈夫なのかと心配になったのだろう。

「お見合い話も断わってるんでしょ。今はいいかもしれないけど、将来のこととか考えると不安にならない?」

今考えると「大きなお世話じゃ!」と思うのだが、相手が真顔だったので私もつい真剣に考えてしまった。

「いや~、こう見えて今もけっこう幸せなんですよぉ」

その後には「見合い結婚に期待するなんてバクチみたいなことできないし!」とか「そもそも"幸せ"ってなんだよ、ムードで漠然としたこと言われてもわかんねえよ!」とかいろんな言葉が続くのだけれど、それをグッと呑みこむくらいの分別はある。

相手はそれ以上追及してこなかった。でも、比較的自由な考えを持っているだろうエロ業界の人にも自分みたいな女は不幸に見えているんだなと、能天気な私にもそれだけはわかった。そんなことないのに。正直、少し傷ついた。

それから数年が経ち、40歳のときに予想外の結婚をした。
自分でも驚いた。というのも、それまで「結婚願望」というものがまるでなかったからだ。
たぶん、実家暮らしだったのが大きいのだと思う。実家はとにかくラクだ。食うに困らないし、家に帰れば必ず誰かがいてくれるから寂しくもない。まあ「私がいなくなったら祖母や老母が寂しがるだろうな」という気持ちも30%くらいはあった。
とにかく、先々のことを考えれば早めに結婚したほうがいいんだろうなとは思うけれど、この生活がずっと続くならそうしていたい......というのが、ぐうたらな私の正直な胸のうちだったのだ。

10年近くもニートをしていただけあって、私はたぶん他の人よりも危機意識が薄い。それがどうして、40歳という微妙な年齢になってからいそいそと結婚することになったのか。
何回か前のコラムに書いたように、直接の理由は老母に背中を押されたからなのだが、そうなるまでの過程を一言で言い表わすならそれはきっと「流れで......」だ。

これを言うと驚かれることが多いので今では半ば持ちネタみたいになっているのだけれど、夫は私よりも10歳年下。けっこうガチなM男性である。最初に会ったときは、たしかまだ大学生だった。
地方在住のAV好きアラサー喪女と東京のマゾ大学生がどういうきっかけで知り合ったかは御想像にお任せするが(まあ、あんまり褒められた感じじゃないです)、AVサイトを始めるまで女友達としか遊んだことのなかった私にとって、10歳年下でしかも内気なマゾ青年はすごく打ち解けやすい相手だった。
仲間うちの飲み会で隣に座ったり、2人でパフェを食べに行ったり。それまで男の人とマンツーマンで遊ぶことなんてなかった私に、初めてできた男友達。
いろいろあって途中で連絡をとらなくなった期間も何年かあったけれど、誰よりも気を使わなくてすむ相手なことはずっと変わりなかった。
お見合い相手に言われてもなかなかしっくりこなかった「結婚」という言葉が、彼からならスッと入ってきた。それはきっと、家族といるときのような安心感があったからだと思う。

祖母の喪中にかこつけて結婚式は省略したけれど、東京へ出てきて最初のお盆には2人で区役所へ行き、入籍届を提出した。後で気づいたのだが、初めて会った日からちょうど10年目の同じ日だった。
おかげさまで、今のところ毎日快適である。M男とエセM女(私です)のカップルのいいところは、なんといっても喧嘩をしないことだ。どちらも人に謝ることに慣れているから、たまに衝突してもこじれることがほとんどない。小さなことを気に病むしつこいタイプの私にとって、これはすごくありがたいことだ。

「君は、幸せになりたくないの?」

昔、そう聞かれたときに感じた違和感はなんだったのか。今ならわかる。
あのとき私は、結婚さえすれば幸せになれるのに......と頭から決めつけられた気がしたのだ。
もちろん、そんなの幻想だ。
結婚、事実婚、お一人さま、不倫の恋。すべての物事にはいい面と悪い面がある。どれが一番だとか、どれを選べば絶対だなんていうマニュアルはない。そしてどの形が自分にあっているか、見分けられるのは自分だけだ。
子供の頃は、両親と同じようにお見合い結婚をするんだろうと思っていた。30歳を過ぎて「お見合いは向いてない」とようやく気づき、こりゃずっと一人かも......と半分覚悟を決めた。
そんな強情で臆病でぐうたらな私が40歳になって結婚に踏み切ったのは、幸せになりたいとか、幸せにしてもらえると思ったからじゃない。この人となら、結婚してもこれまでと同じ自分のままで、機嫌良く暮らしていけると思ったからだ。
じっくり考えすぎてやたらと時間がかかってしまったけれど、そのぶん大事にしていきたいと思っている。

このあいだのGWは、私と私の女友達と3人で台湾に行ってきた。
ギャーギャーうるさい四十路女に混じってマンゴーかき氷の列に並び、小籠包の美味さに顔を赤らめ、初めてのスパ&マッサージ体験に感動するわが夫。
結婚してもう4年。いろいろうまくいかないこともあるけれど、そんな姿を見るたびに、非マッチョ系男子の素晴らしさを噛みしめる私なのである。

文=遠藤遊佐




関連記事

100まで生きたい。
I want to live up to 100 years
遠藤遊佐(C)花津ハナヨ
(C)花津ハナヨ
遠藤遊佐 AVとオナニーをこよなく愛するアラフォー女子。一昨年までは職業欄に「ニート」と記入しておりましたが、政府が定めた規定値(16歳から34歳までの無職者)から外れてしまったため、しぶしぶフリーターとなる。AV好きが昂じて最近はAV誌でレビューなどもさせていただいております。好きなものはビールと甘いものと脂身。性感帯はデカ乳首。将来の夢は長生き。
遠藤遊佐ブログ=「エヴィサン。」

市田 ブログのコミック化や新書等で活躍するマンガ家。
著書に『家に帰ると必ず妻が死んだふりをしています』(PHP研究所)、『日本霊異記』(KADOKAWAメディアファクトリー新書)など。
ウェブサイト=「http://urban.sakura.ne.jp」
 | 
15.06.20更新 | WEBスナイパー  >  100まで生きたい。
文=遠藤遊佐 | 市田 |