あぶらいふ読者投稿不定期連載 北陸在住マニア画家の美少女羞恥緊縛図絵
Specially selected abnormal maniac exhibition!
北陸在住のマニア絵師が描く背徳的な鉛筆画と掌篇バックストーリー。責められる肉感美女たちの恥じらいと諦観は、どこまでもあいまいで広大深淵なファンタジーを紡ぎだす――
京都の東本願寺は、明治初期の再建時、事故なく巨大な木材を運搬するために信者の女性が寄進した髪の毛と麻を撚り合わせて編んだ毛綱を用いた。今でも東本願寺に展示されている黒々としたその毛綱は太さが30センチもあり、両手で掴んだ感触を想像してみるとたちまちゾクゾクと鳥肌が立ってくる。その薄気味悪いような衝撃は物理的な迫力によるものばかりではないだろう。
古来日本では髪の毛を神に通じるものとして扱ってきた。胎毛筆しかり、髪供養しかり、髪は魂の象徴であり、故に願掛けや呪いにも使われてきたのだろう。絵に命を宿したい絵師にとってその霊力は禁断の麻薬だ。念を込めながら一本、また一本と描き足していく。
作=魚清
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