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【2】夢幻邂逅

行列は冬の真夜中の、水よりも透明な空気の中を泳ぐように、ゆっくりと進んでいた。空気があまりにも澄んでいるせいだろうか、たいまつの火は、火というにはあまりにも赤かった。まるで溶きたての紅みたいな鮮烈な色だ。満天にまばゆく散った星々は、神がかって見えるほど厳粛に進む彼らの吐く息が寒さに固まり、粉々に砕けて散ったもののようだった。

――俺は夢を見ているのか……?

それを確かめるためにももう少し近づいてみたいと思ったが、まだ明ける気色もない夜中のこと、もしも人ならぬものであったら……という不安もどこかにあった。それでも、いうほど恐ろしくなかったのは、ここが京を離れた荒野だったからだ。おそらくは自分の知らない特殊な風習に基づいて行なわれているのだろうと、勝手に解釈した。

行列は一刻(※1)以上続いてもまだ終わらなかった。それでも、あまりに豪勢なので、衣に首もとを埋めて、重方は飽きもしなかった。ぼんやり眺めていると、千珠と結婚した当初の頃が思い出されてきた。

――あの頃はあいつも可愛かったなぁ。優しくて、慎ましやかで……。ときどき、俺の胸で寂しいと泣いたりして。

たった三年前のことなのに、もはやはるか遠い過去の出来事のようだ。

――もしもあいつが今も出会ったばかりのようなしおらしさで、出かかった文句を飲み込むような真似でもしてくれたら、逆に俺の浮気心も治まるかもしれないのに。

勝手な言い草だとはわかっているが、つい、そんなふうにも思ってしまう。

いつしか重方の目は、行列を追うのではなくなっていた。女の新たな門出を祝う長い長い蛇のような列の向こうに、初々しかった日の妻の面影がしっとりと立ち上っている。

――これからも俺は、あの妻の尻に敷かれて生きていかなくてはいけないのか……。

長旅が心身を疲弊させていたせいもあったかもしれない。重方は突然、何ともいえない空しさにおそわれた。それとともに、体が少しずつ水を吸うようにだんだん重くなってきた。最後まで行列を見届けたかったが、彼はついに小屋の中に引き返して、再び眠ってしまった。



翌朝、目を覚ましたときには、ずいぶん高くまで日が上っていた。漠とした空しさは消えていなかったばかりか、ますます強くなっていた。それは京に戻ったときには耐え難いほどになっていた。

――古女房の見慣れきった怒り顔を、今しばらく拝まずにいられるのなら。

そんな不満のもとに見出される相手の女は迷惑千万だろうが、考え始めるとそんなことも省みられない、何かに追われるような心持ちになった。

そうして夕闇の迫る洛中をうろつきだしたわけだが、しかし、見目麗しい女がそう簡単に見つかるわけもない。見当たった女といえば、明日の市の支度に駆け回る販女か、辻の隅に消え入りたそうな風情で立つ夜発(※2)ぐらいのものだった。それらしい垣根をさりげなく覗いてみても、どこも蔀がすっかり閉じられていて、女どころか人がいるかどうかすら窺えない。

――やはり帰ろう。今日は家でゆっくり体を休めて、千珠が留守にする隙でも狙って出直そう。

二条大路と朱雀大路が交わるあたりで、重方はとうとうあきらめた。もう足も痛い。もしも美女に会えたとしても、このままでは疲労のあまりやることもできずに眠ってしまいそうだ。

と、踵を返したそのときである。大路の向かい側に、夜目にも鮮やかな山吹の衣を重ね着した女が一人、しとやかに歩く姿があった。どこかの屋敷に勤める女房であろうか、重方と同じ方向に向かって少し遅れて歩いていた。つまり重方の後を追う形だったわけで、気がつかなかったのも無理はなかった。

――いつからいたのだろう。俺としたことが迂闊だった。

慌てているのを気取られないよう注意しながら、早足で大路を横切る。歩きながら垂衣の奥にほんの一瞬覗けた顔に、重方は目を見張った。

――うろついていた甲斐があった!

彼は女の行く手を塞ぐと、いきなりその手を取った。はっと重方を見上げた顔は、やはり美しかった。

「怪しいものではありません。どうぞ、お静かに……」

とだけ囁き、女の手を曳いて、すぐ脇の小路の暗がりへ連れ込んだ。

女は重方を盗人か何かだと勘違いしているのか、小刻みに震えていた。

「怪しいものではありません」

安心させるようにもう一度言うと、重方は垂衣をそっとかき分けた。霧が晴れ渡って陽光が差したように、冴々と白い顔があらわになる。己の美に惑いながら咲こうとする白い芙蓉のような、したたり落ちそうな憂いをひめた十八、九と見える女だった。長い睫毛が、逃げ場を探しておののく蝶の羽のように気ぜわしげにわなないている。

「このようにお逢いできたのもきっと何かの縁。決して行きずりの恋を求める戯言で申し上げているのではないと、ご理解下さいますよう」

重方はあくまでもやわらかに迫った。甘く優しい言葉を尽くしていると、そのうちに女もだんだん心を開いてきたようだった。装束も顔かたちも卑しくはない重方に、彼女のほうも興味を持ち始めたらしい。ついには、まだ初心なようにも見える唇から、

「でしたら、この近くに私が懇意にしている者の小さな家がございます。今は留守にしているはずですから、そちらでゆるりと話しませんこと」

と、ひめやかにも熱い誘いが漏れた。

家というよりは小屋のようだったその場所は、留守とはいっても、ほんのいっときのことのようだった。というのも、妙なる香が、今しがたまで誰かがそこにいたかのように部屋じゅうに充ち満ちていたのである。小さい家ながらも雅やかな心遣いに重方は感動したが、同時に、香りだけあって調度らしい調度が何ひとつないのが不可解でもあった。

――もしかしたら住んでいたのではなく、こういった逢瀬に使うための家なのかもしれない。

思って、重方は声を殺してひそやかに笑った。

翌朝は、鶏の声で目が覚めた。

「重方さま、これを限りと思し召さらず、また、ここで」
「あぁ、きっと、すぐに」
「本当でございますか。でなければ私……死んでしまうかも」
「それだけは困る。私は何を頼りに生きていけばいいのかわからなくなってしまう」

後朝の男女の命など、そのまわりにたちこめる朝霞もはるかに軽い。大げさなほどの語らいも、別れの味わいをより深いものにする。重方は、そしておそらくは女も、それを知って言葉を弄っていたが、何を頼りに生きていっていいのかわからなくなるというのは、重方にしてみれば多少は真実のつもりだった。女はいっとき現実を忘れさせてくれる甘美な幻のように思えた。最後まで自分がどこの何者かかたくななまでに語ろうとしなかったが、それもまたよかった。千珠から逃げて、重方はこの女に縋ろうとしていた。

二人はしかと抱き合うと、後ろ髪を引かれる気持ちを扇と扇の交換として、まだわずかに香の匂いの残る家を後にした。

しかし、それ以降、重方は女に逢えなかった。香の匂いを振り払うためにまたも碁盤の目の上をそぞろ歩き、昼前にやっと家に着いた重方は、千珠にあっさり、文字通り残り香を嗅ぎつけられてしまった。さらに悪いことには、胸元を掴み上げられたはずみに、懐にそっと忍ばせておいた女扇が落ちてしまった。

「何よ、これ」

荷解きもそこそこのまま、尋問が始まった。重方は結局白状させられ、両頬に紅葉型の痕をこしらえることになった。

「まったく貴方は病気なんじゃないかしら。その病気が治まるまでは、しばらく外出禁止です! お仕事からもまっすぐに帰ってくること。お帰りが遅いときには、ご退出された時間をお友達に確認させていただきますからね」

千珠が言い渡した以上は、使用人の目も厳しくなる。夜中にこっそり抜け出すことも難しくなった。千珠自身も日中のちょっとした買い物などを除けば、どこかに出かける様子はない。抜け出す隙を見出せないまま、日々はいたずらに過ぎていった。

――これはまいった。あの女はきっと、俺が裏切ったと思っていることだろう。俺の心はもう、お前のもとだけにあるというのに……。

焦りか、罪悪感が、どちらかがもたらしたものだろうと思っているが……重方はそれから悪夢にうなされるようになった。



「このど阿呆もずくぅぅぅー! どこまで逃げる気!?」

山道の下から千珠の怒鳴り声が届いてくる。

女の足ではそう簡単に追ってこられないだろうと咄嗟に判断して山に引き返したのだが、甘かったようだ。古の清少納言などは歩いて上っただけで音を上げたそうだから、休み休みならともかく、駆け上がるなどもってのほかに違いないと踏んだのだが、声にはまだまだ活気が漲っている。重方は妻が思いのほかな体力の持ち主であることを、今日初めて知った。長い間、生活を共にしていてもわからないことはあるものだ。

――本当にしつこい女だ。大体、何故もずくなんだ。俺はわかめのほうがよっぽど好きだ。旦那の好物ぐらい覚えておけ。

重方は舌打ちした。

行く先を仰げば、あちこちに点々と奉納された大小さまざまな鳥居が、初春の陽光に朱をすがすがしく光らせている。どこからか聞こえてくる鶯の声に梅の香りが重なって、こんな状況でなければ、この陽気をのんびり満喫したいところだった。

やがて、重方の息も切れてきた。その頃には千珠の声もさすがに聞こえなくなっていたが、このまま山を上っているのは危険だと思われた。道を逆回りされたり、麓で待ち伏せをされてしまったら、結局は顔を合わせることになってしまう。

――そうだ。山中に踏み込んで、そっと山を下りてしまおう。

重方はそう心を決めて、道なき道の雑草の中に分け入った。そのまま薄暗い巨木の林立に飛び込む。どちらがどの方角なのかは枝々を透かして太陽を仰げばだいたいわかったが、正確なものではない。が、この小さな山を下りるだけならそれでも問題ないだろう。

……問題ないと思っていた。

――いかん、迷った……。

四半刻(※3)もしないうちに、ここが山のどのあたりなのか、まるで見当がつかなくなった。下っていることは間違いないのだが、木々をかい潜って進んでいるため、まっすぐに歩めているのかどうかわからない。

「わっ!」

日の光の当たらない部分にはぬかるみもあり、足をとられて滑った。腰をさすりながら体を起こす。袴が泥だらけになり、尻まで濡れてしまった。家に帰ったら、これにも千珠は文句を垂れるだろう。

そのとき、あの香の匂い、がした。

――ん? この匂いは……。

名も知らない女と一夜を共にしたときに、部屋に揺らいでいた匂いだ。

重方は首を左右に巡らせて、匂いがどこから来るものなのか確かめようとした。まさかこんなところにあの女がいるとは思えないが、そうでないにしても何があるのか知りたい。ひょっとしたら、近くに人の住む小屋でもあるのだろうか。

匂いは次第に強くなってきた。それと同時に、眠気ともだるさともいえないものが、骨に染みこむような感覚で押し寄せてきた。が、不快感はなかった。それどころか、大きくあたたかな腕(かいな)で何者かに抱かれているような心地好ささえ感じられて、重方はうっとりと目を細めた。

「おや、椿」

ふと周囲に視線を流すと、椿の花が含み笑うように咲いていた。白い地に赤い小蛇がのたくったような模様が花びらに浮いている。見たことのない種類のものだった。

ひとつを手に取ってみると、模様は仮名文字のように見えた。やさしげな筆跡(て)の、女の文字を彷彿とさせる。

「……れ」
「ね」

何となく面白くなって、重方は次々手にしては、模様を仮名文字として声に出して読んでみた。





「これは……『む』か!」

他にも探したが、模様はその三種類だけだった。それでも、仮名文字をただ読むという単純な行為が呆とした頭では無性に楽しくて、重方は椿に示されるままに三種類の発声をさらに続けた。

「む」「れ」「れ」「ね」「む」「ね」「れ」「ね」「ね」「む」「れ」「ね」

深閑とした森の中に重方の声が響く。自分のものではなく、木々や椿の花そのものが語りかけているようだった。

何度か繰り返すうちに、重方は気がついた。

「ね」「む」「れ」
(…………眠れ?)

途端に何か冷たいものが背中をぞくりと駆け上がって、思わず大きく息を吸い込んだ。すると、いつの間にか濃く漂っていたあの香の匂いが腹の底深くまで達して、ぐらりと頭が揺れた。視界が白くぼやけていく。重方はゆっくりとその場に崩れ落ちた。

(続く)

※1  約2時間

※2  街娼

※3  約30分

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上諏訪純 フェティシズムと日本史と妖怪・人外と幻想文学をこよなく愛しすぎて、 全部足さずにはいられなくなった水瓶座・A型。 好きな歴史上の人物は世阿弥。
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常春 2010年より少しずつ活動開始した新米絵描きです。1988年生まれ。和モノ怪奇モノ大好物です、座右の銘は【いやらしければなんでもいいわ!】です、宜しくお願いいたします。
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11.08.28更新 | WEBスナイパー  >  稲荷山デイドリーム
文=上諏訪純 | 絵=常春 |