Goldman presents The Rock'n Roll Ero-Manga
鬼才AV監督・ゴールドマンがお勧めのエロ漫画を熱く語る!
淫語インストラクターにして官能小説家、そしてベテランAV監督であるゴールドマン氏が「ズリネタ」として唯一活用しているモノ、それは「エロ漫画」だった! プロのエロ事師は何故、「エロ漫画」でなければヌケないのか、「エロ漫画」にしかない魅力とは、一体何なのか。ゴールドマン氏が実際にズリネタとして使用している大好物な作品たちについて、編集部がインタビューを敢行。好評につき続投中です!!ゴールドマン(以下「ゴ」)『純愛コラプス』(ヒット出版社)、流一本先生の最新作ですね。
編 2013年の5月発行です。帯には「満たされた純愛(ハッピーエンド)より、絶頂(イキ)狂える絶望を」、「人気のハードコア作家が描く甘美で歪曲した性衝動の奔流。読み応え満点の中編作品集!!」と書かれています。
ゴ 煽ってますねえ。
編 煽りが非常に利いてますよね。ゴールドマンさんの今回のオススメは、表題にもなっている「純愛コラプス」前後編ですね。
ゴ この本の中には二作品、「純愛コラプス」と「さようならまた明日」というフタナリものが収録されてるんだけど、表題作の「純愛コラプス」はね......最近「純愛」という言葉に胸を掻き毟られるような衝動を覚えるんだよ。
編 前々前回の『MISSING LOVERS』 の時も純愛というか、愛するが故に受け入れるという話がありました。
ゴ 愛に餓えてるんでしょうね。
編 (笑)。目次を見ると掲載月号が書いてあって、結構面白い順番になってます。「純愛コラプス」の前編が、2012年9月号掲載で、「コラプス」の後編は2013年5月号とかなり間が開いてます。その間に「さようならまた明日」、フタナリものの中篇4話があるんです。
ゴ なるほど、フタナリものの最終話を描いた後に「純愛コラプス」の後編を描いていると。
編 そういう意味では掲載順に収録されているんです。なかなか変わった印象を受けるんですよね。というわけで「純愛コラプス」です。
■エロ漫画ならではのダイナミックレンジの広さ
ゴ 流一本先生はほとんど読んだことがない。10冊くらいコミックが出てるよね。有名な方だと思うんだけど縁がなくて、以前から出てる本も読んでないし、この作品も単行本になるまではぜんぜん知らなかった。新宿の「COMIC ZIN」に調査へ行った時、たまたまこの本を見つけて。このジャケットが凄く僕好みというか、ちょっと垂れ目で優等生っぽい主人公がね、マン毛を丸出しにして、自分でショーツを食い込ませて、切ない表情で僕を見てる。そしてバックには純愛という文字。
編 いかにも無理やりやらされてる感というか、ちょっと切ない顔してるんですよね。
ゴ そうなんだよ。だから昔のレコードのLPで言うと、ジャケ買いに近い。とても素敵な、彼女にするならこういう子だなって、そういう表紙の女の子だね。
編 そして物語なんですが、表紙の女の子はやっぱりちょっとお嬢様系の清楚な感じ。
ゴ 最近のエロ漫画には出てこない感じのね。どこにでもいるんだろうけど、育ちが良さそうで、フェミニン系というか女性らしいいでたち。
編 童貞の男が好きになっちゃいそうな感じの女の子で、黒髪ロング、ワンピース。。
ゴ 学級委員長とかかな。こういう子と付き合いたかったね。
編 (笑)。彼氏にデート当日すっぽかされた彼女が、今日で終わっちゃうどうしても観たかった映画を、偶然会った彼氏の友達と一緒に見ることになります。
ゴ 『愛のキセキ』というラブストーリーの映画で涙して、遠くを見て呟くわけですよ。一人の男性を思い続けて生きるのって素敵です。私も覚君、彼氏とあんな一途な恋愛がずっとできたらいいなあって。こういうのエロ漫画にはないよね。
編 実際この辺まで、まったくエロ漫画の匂いがしません。まったくもって、普通の漫画の展開です。
ゴ そうなんだよね。そこが新鮮。僕は普通の漫画って中学生以降ほぼ読んでなくて、ほぼエロ漫画。99パーセントエロ漫画しか読んでない。だから非常に新鮮だったね。
編 (笑)。そして、お目当ての映画を観た後、二人は何故かお酒を飲んでしまいます。
ゴ 甘いカクテルだから、すーっと飲めるよと。
編 お酒を飲みながらも話題はやっぱり覚君、彼氏の話ですね。どういうふうに告白されたか、いかに彼女が彼のことを想っているかなどなど。
ゴ やっぱりね、女心というか、想い。詩的だよね。こういう恋をしてみたかったね。
編 彼氏のことを想う彼女が非常に可愛らしく描かれてますよね。
ゴ 彼氏を想って頬を赤らめたりする、ここら辺は秀逸だね。
編 そしてお酒を飲みすぎてしまった彼女は、休んでいこうということで、何故か二人でホテルに入るわけです。
ゴ この設定はかなり古いよね。もうなんか、昭和だよねぇ。
編 (笑)。彼女のろれつがちょっと回ってない感じで、やっとここからエロ漫画らしくなってきます。
ゴ 少し休むだけって言ったのにっていうね。
編 なんにもしないって言ったのに、って言いながら、彼氏の友達が体をまさぐってくるんですが、この辺りから彼女の主観でモノローグが入ってきます。
ゴ 乙女心ね。注目すべきは、ショーツの中に強引に手を突っ込まれてグチュグチュグチュと掻き回されるんだけど、膣の中に指が入ってる描写。それから表紙でもあったけど、陰毛が露になるところ。先ほどまでの、恋心を抱いて、彼氏に思いを寄せてる描写から、一転してこのギャップ感がね、従来のエロ漫画にはなかったんじゃないかなと。
編 ギャップですか。
ゴ そう。もしかしたら少女マンガでもあり得るんじゃないかというような、『愛のキセキ』という映画を観て涙するところから、膣の中に指を突っ込まれて掻き回されてるところまでのダイナミックレンジの広さ。ここは凄く注目すべきところだなと思ったね。
編 なるほど。これはエロ漫画でしかありえない振り幅の広さですね。
ゴ これがちょっとしたラブストーリーなら、まあ電気を消してね、朝になってシーツをまとってみたいな。
編 いわゆる「朝チュン」。
ゴ そうなるよね。しかしね、驚くほどグロテスクに、リアルに性器の描写がされてる。
編 実際にやられてしまうと何度も絶頂してしまいます。
ゴ 異常に感じやすい体でね。
編 またこの彼氏の友達がゲスな感じで、素敵なセリフがいろいろあるんです。「ホラホラどうスか? 天然の20cmオーバーっスよ!」とか。
ゴ 彼氏が粗チンで、このイヤな感じの友達がデカマラという対比。
編 そして挿入中の描写は、断面図じゃないんですね。先ほどの膣に指を突っ込んでグリグリという描写もそうでしたが、断面図じゃなく内臓だけ別のコマで描かれてます。
ゴ マンコ目線っていうのかな(笑)。このギャップが凄いよね、やっぱり。
編 彼女がだんだん堕ちていく様子を丁寧に描いてますよね。
ゴ うん。彼氏は凄くやさしくて、セックスしたことないわけじゃないけど、小さいチンコで優しく愛撫してくれて、というのとの対比だね。鬼畜とまではいかないけど、デカマラを無理やりブチ込んで、親友の彼女に無理やり生で挿入する。
編 なかなかのゲスっぷりです。
ゴ 彼女の人生からすると、相当な悪だね。そしてやっぱり彼女の表情がね、基本イヤなんだけど体が感じてる。
編 子宮が下がってきて突き上げられる描写だったり。
ゴ 恋愛体質の彼女と、子宮と性器の描写のギャップが凄く広いよね。
編 そしてそんな描写があったかと思えば、次のコマでは顎が上がって、「あっ、あ...お、ほっ...おお~」と快楽に身をゆだねてしまっている描写です。
ゴ 心と体は別ものというね。それで、さっきのページからやたら性器だけっていうコマが増えてきてる。陰毛もしっかり描いて、具もしっかり描いてあるので、まさにビニ本的な、昭和を髣髴とさせるエロ描写だね。
編 このあと絶頂にいたるまでもしっかりモノローグが入って、心も体も堕ちていく様子がきっちり描かれてます。
ゴ ここら辺の乙女心をきちんと描いてるところが、キュンときますよね。
編 そして見事イかされてしまうわけですが、すると当然それだけでは終わりません。
ゴ なぜかこういうところに出て来るゲスな男は精力絶倫で、何回でも発射ができる。
編 エロ漫画に出て来るゲスいヤツは、本当に精力絶倫ですよね(笑)。
ゴ 漫画だからね。
編 そして案の定、またしても彼女は気持ちよくなってしまうわけです。
ゴ 中出しされたのにまたデカマラをブチ込まれて。すると彼女の体に変化が出てくる。乳首を抓られるだけで絶頂感が。
編 モノローグで、「また...きた...アレ...、ダメ、きちゃダメ!」と彼女の心情が描かれて、またイッてしまう。
ゴ 彼氏には見せたことのない絶頂だね。そしてやはり注目はね、初めてのフェラチオ。彼氏にはまだしたことがないのに、中出ししたチンポね、ザーメンまみれのチンポを無理やりしゃぶらされて、また尚且つブチ込まれる。
編 そしてこのブチ込まれる寸前に、いいタイミングで彼氏から電話が掛かってくるんですが、彼氏への裏切りに利用されてしまいます。こうやって一連の流れを見ていくと、普通の、エロ漫画だったら、ハメシーンというか、セックスしだしたらその流れで最後まで行くじゃないですか。でも最中にも物語の進行があるんですよね。
ゴ 段階を経て調教していくという。身も心もね。そこら辺が切ない。切ないけどエロいよね。
■ゲスな男による寝取られ感満載の後編
編 以上で前編が終了で、後編は、前半はその後の二人がいかにイヤラしくなっていったか的な話、後半は彼目線の話が描かれます。
ゴ 彼氏との対比が凄く出てくる。
編 彼氏主観になると、いわゆる寝取られものですね、大好きな彼女が寝取られてしまう。
ゴ ひどいよね。僕が一番好きなのは、彼氏と動植物園でデートした後に、ホントは彼氏は夜も一緒に過ごしたいと思っていたんだけど、彼女は門限が厳しくなってしまったからと言い訳して帰ってしまう。でも家には帰らないで、ヤツとホテルでねんごろになってる。どうだった?とか言われながら、局部をまさぐられて感じてしまう。
編 またこのゲスな男のセリフでいいのがあります。「楽しかったデートの思い出がオレのチンポで上書きされちゃうんスよ」。
ゴ 嫌な野郎だね。
編 このゲスな感じが素晴らしいですね。
ゴ 悪い男に犯されるっていうのがいいね。
編 そしてレイプされたあの日から、私たちは関係を持ち続けていましたというモノローグと共に、今、二人がどのような関係になっているか説明があるんですけど、約束をしてるんですよね、この悪い男と。
ゴ 一年間オレのチンポ奴隷になれば、彼氏には何も言わないでおくと。
編 ただしその間、彼氏とのセックスは一切禁止。
ゴ ひどいね。次のコマでは、彼氏とのデートで手を繋いでるところとその後のデカマラ野郎のチンポ握り締めてるシーンとか、彼氏とキスした後に、ゲス野郎と、こっちはディープキス。この対比がエゲツないよね。嫌な性格だよ。
編 というわけで、チンポ奴隷になっている彼女という展開が続くかと思いきや、ここで彼氏主観にお話が展開します。
ゴ ドラマチックだね。
編 ある日、彼のアパートに送られてくる郵便物は1枚のDVD。
ゴ これはエロ漫画的。
編 中に映っている女性は誰だかよくわからないけど、あられもない痴態が送られてくるんですね。
ゴ 一応顔を隠して、誰だか分からないようにしているけれども、彼女が彼氏にはしたことのないフェラチオをしながら、「私がペロペロしたのはこのチンポだけですぅ」とか淫語を連発してる。
編 「ケツ穴グリグリされるのは気持ちいいっスか?」「気持ち...いいですぅ」とか。
ゴ 彼氏には決して見せたことのない痴態を。
編 DVDの中で見せつけるわけです。「彼にも見せたことのない、恥ずかしい穴です」と言って、お尻の穴を見て下さいと言ったり。
ゴ ひどいね。彼氏も最初は興奮してるんだけど。
編 非常に興奮しながらこれを見て、自分のチンポを握ったりもします。ところがだんだん、いろんなお話が暴露されいくわけです。彼と初めて会ったのは、同じ大学のゼミで告白は彼のほうからだとか。初めてのキスは三回目のデートの時で夜の公園の噴水の前とか。誕生日には何をプレゼントしたとか。こうした情報のひとつひとつで、彼氏である覚君、ひょっとしたらこれは俺のことじゃないかと。ということはこれは、彼女ではないかと。
ゴ 確信してしまう。
編 この辺で、寝取られ要素が満載になってきます。
ゴ そして彼女はDVDの中でアナルにザーメン中出しされて。
編 それだけじゃ終わらず、フェラさせられて「うんこまみれでもちんぽは美味しいっスか?」と。
ゴ ひどい、ひどいよこれ。
編 そうすると今度は鬱々とした彼氏の主観が出てきます。そして清純な彼女の昼間のデートの場面。
ゴ この挿入の仕方、イヤな作家だね(笑)。
編 素晴らしいですね(笑)。
ゴ うん。そして彼氏と待ち合わせの直前まで、イヤな野郎と本番して中出しされまくっている。
編 しかも野外でハメていて、その模様も撮影されている。
ゴ ひどいね。
編 そしてその度にDVDが送られてきて。
ゴ あれだけ清純派で、恋愛を大事にしてきた彼女が、「ザーメンうんこブリブリ出ちゃうのぉ」って。
編 「おひっこしながらいぐぅう」です。
ゴ ここまで変わるのかという......ひどいね。傷ついたよ僕も。
編 そして10枚目、最後のDVDが届いて、もうすぐ1年の約束が終わります。
ゴ すっかり出来上がってしまったと。
編 あの頃の清純な彼女のかけらもないですね。
ゴ 「私もうすぐちんぽ中毒のメス豚奴隷から解放されまぁす」とか言ってる。ピースしてるから。
編 「ほんとは極太ちんぽの方がスキだけど、彼氏の小っさなホーケイチンポでも愛せるからぁ」と言っています。
ゴ ああ......。
編 そして、「私......、今日から門限がなくなったんです」と言って下着をジュクジュクに濡らしている彼女のそれと、彼氏の表情が見えないところで、物語は終わります。
ゴ 何か遠くを見つめてるのかな。思わせぶりな結末だね。
■エロマンガにおける寝取られ文化と逸脱のエロス
編 という後編ですが、エロ漫画での寝取られについてはいかがですか。ゴールドマンさんは寝取られ作品に親しんでらしたのでしょうか。
ゴ 僕は昔から、実は中学1、2年から読んでる三条友美さんが、やはり陰湿な方でね。
編 ですよね(笑)。
ゴ 近年は若妻みたいなのが多いけど、昔は『少女菜美』に代表される女子高生、凄い優等生で純な子で素敵な彼氏がいてチュッとキスしたりとそういう段階で、何故かキモいオヤジにね、ホームレスみたいなオヤジにさらわれて調教されるっていう作品が結構多かったんだよね。心は、タカシ君愛してる、今でも好きよと言ってるけど、ザーメンまみれでドロドロになってる。
編 なるほど。それはあくまで凌辱で、自分から欲しがる描写はないんですか。
ゴ 今回の『純愛コラプス』に似てるニュアンスとして、体は淫乱なんだよね。心は否定してるけど、体は否定しきれないし、自分でも想像してなかったような肉欲に狂っていく。変態マゾだったのよって。だから昔から読んでるってことだね。
編 三条友美さんの他にもそういう作品はあるんですか。
ゴ たとえば人妻ものは、旦那以外が「奥さん!」って、「でも私は主人を愛してますから」みたいな関係から始まるじゃない。
編 人妻ものは基本的に寝取られものなんですね。
ゴ そうだね。旦那とヤッてるのを見てもつまらないから。でも、それは犯されるという前提であればなんだよ。女性の立場から、欲求不満で旦那以外とやりたいとかだと寝取られとはまた違うと思うけど。基本的には禁断の、してはいけないとか、そういう突破しなきゃならない要素がないと面白くないよね。
編 そうした視点からすると、今回は彼氏に見せ付けるという要素があります。
ゴ そういう意味では一歩、踏み込んでるよね。そしてこの女の子自身が凄く清純派でいい子だったのに、そういう悪に加担していくという部分が、エグいよね。
編 体裁的には彼氏が好きだから、ということになってますよね。
ゴ そういうことなんだけど、歪んでるよね。好きだったらこういうことしないじゃない。そこが現代の病根なのかね。でもこの主人公の彼女の清純さに救われてるというか、これが単なるスキモノとかやりマンとか、単なるヤリたがりの女だと面白くないし、逆にうんざりする感じ。やっぱり最初に『愛のキセキ』というラブストーリーで涙を流したという描写があるから、最後に盛り上がるんじゃないかな。
編 こういう清純な彼女の姿があってこそ。
ゴ そう。女性のキャラ設定というものは、非常に大切だということだよね。嘘でも。
編 たとえ嘘でも(笑)。
ゴ うん。だから男は騙されたいんだろうし、今のAVに欠けてる要素というかさ、そういう点もあるんじゃないかなと思うけどね。
編 90年代くらいまでのアダルトビデオは、いわゆるドラマパートを若干用意してましたけど、たとえば今の若妻ものだと、一応若妻っぽい状況だけはありますよね。そこをちゃんと見せながら、裏切ることが重要だと。
ゴ そうだね。否定していく文化みたいなものがないとね。今のAVって余分なものは入れられないので即カラミ。それもモタモタしてちゃいけないから、フェラも一生懸命やるし、ハメたらイッちゃう。でもどこか否定して欲しいわけじゃないですか。
編 なるほど。
ゴ あと昔あったのは、上手くいかないというかぎこちないセックス。であるがゆえに生々しさ、リアリティがあったと思うんだけど。
編 最近はさっぱり観ないですね。
ゴ ないね。逆にアスリートみたいな、見やすくて、きちんと長々と同じ体位でセックスしてる。そこら辺が、つまんないとは思わないんだろうけど、面白味がないってことになっちゃうんじゃないかな。
編 そういう意味では、少し人間らしさがあって、それが崩されていくような要素があるといいと。
ゴ ぎこちないとか、ゆらいでるとか、はみ出していく部分がないと、魅力って感じないんじゃないかな。
編 なるほど、するとこの『純愛コラプス』は、心情などを上手く絡めつつ、非常によくできた堕ちもの&寝取られものですね。
ゴ うん。日本人の情緒に合った作品だと思いますね。
編 これくらいの物語性があるエロ漫画のほうが、ゴールドマンさんはいいと思いますか。中には、気がついたら延々8割くらいハメてるエロ漫画もありますよね。
ゴ はいはい。
編 話が早いエロ漫画といいいますか。
ゴ ある意味、それは漫画ではなくイラストでもいいよね。でもそこは趣味が分かれて、我々のように情感やギャップで興奮してること自体が古いのかもしれない。だからそこは好みだと思うけどね。ただやっぱり、ちょっとしたことで勃起するし、実際の女子と付き合うにしてもさ、ちょっとしたリアクション、言葉や表情でキュンとしたり興奮したりするわけじゃない。そういうのは大切にしていって欲しいなとは思うよね。
編 というわけで、今回は流一本先生の『純愛コラプス』をご紹介してきました。
ゴ ロックンロールというか、昔で言うニューミュージック的な、切なさの香るエロ漫画だね。
(続く)
『純愛コラプス』(ヒット出版社)
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