Goldman presents The Rock'n Roll Ero-Manga
鬼才AV監督・ゴールドマンがお勧めのエロ漫画を熱く語る!
淫語インストラクターにして官能小説家、そしてベテランAV監督であるゴールドマン氏が「ズリネタ」として唯一活用しているモノ、それは「エロ漫画」だった! プロのエロ事師は何故、「エロ漫画」でなければヌケないのか、「エロ漫画」にしかない魅力とは、一体何なのか。ゴールドマン氏が実際にズリネタとして使用している大好物な作品たちについて、編集部がインタビューを敢行。好評につき続投中です!!ゴールドマン(以下「ゴ」)めぷちん☆先生の『耳袋さんの知恵袋』です。
編 版元は秋田書店さん。「ヤングチャンピオン烈コミックス」です。
ゴ 純粋なエロ漫画として描かれたのではない、エロい漫画。
編 「成年コミック」ではない、エロい漫画ですね。こうした漫画も歴史がありますよね。
ゴ 普通の青年漫画の中にエッチなのも入ってて。年端も行かない青少年が読んでしまう(笑)。あと女の子がそういう漫画でオナニーしたりっていう話をよく聞くね。
編 91年に黄色い楕円の成年コミックマークが初登場。なのでそれ以前は明らかにエロ漫画的な内容のものが一般作品として流通してました。こうしたエッチな青年漫画は本当にたくさんあって、『実験人形ダミー・オスカー』とか。
ゴ あー『ダミー・オスカー』ね。オナニーしたなぁ、中学生ん時。あれ「GORO」って写真誌に連載してたんじゃなかったかな。
編 そうそう。あれは凄くエロいんですけど、エロ漫画として売られてたわけではなかった。
ゴ そっか、エロ漫画じゃなかったんだ。でも男も女も洋ピンのアクターみたいで。人格が豹変して凄いファックを展開するという(笑)。
編 なんせ実験人形ですから(笑)。
ゴ 人間じゃないからか。
編 といったように、エロ漫画じゃないんだけどエッチな漫画というのは、実は昔からいろいろありましたよね。
ゴ 僕は結構年寄りなので、まだ青年漫画っていうジャンルがない、少年漫画の時代に、エッチというか下ネタの漫画が結構あって読んでたね。とりいかずよし先生の『トイレット博士』っていう、エッチじゃなくてウンコがいっぱい出てくるやつとか。あとは山上たつひこ先生の『がきデカ』。下品な下ネタのギャグが連発されるけど、学校の女教師とか女子はみんなエッチっぽい(笑)。その時にオナニーしたかは覚えてないけどで、ムラムラしたのは間違いないね。
編 永井豪さんとかもそうですよね。
ゴ 永井豪先生はダメなんだよね。すぐ全裸になっちゃうでしょ。やっぱり小さい頃から全裸が苦手で。
編 着衣じゃないと萌えない(笑)。
ゴ そうなんだよ。だからキューティーハニーが変身する時にビリビリみたいなのはまだいいんだけど。ただ永井豪先生は美しい裸体を描いているので、やっぱりワイセツではなかったのかな。
編 永井豪さんではオナニーできなかったと。
ゴ そうだね。やっぱり子供ながらに派閥が出来てるんだと思う。山上先生の作品では『がきデカ』がメジャーだけど、「月刊少年チャンピオン」に連載してた『快僧のざらし』っていうお坊さんの子供の話があって、これがまたドロドロしてていやらしかったんだよね。
編 秋田書店繋がりですね。
ゴ それってホントに初期のオナニー人生だから。自分が意識してエロ漫画を買う以前の話。
編 そんな秋田書店から出ている『耳袋さんの知恵袋』を今回は取り上げます。
■耳年増な耳袋さんは昭和心をくすぐる地味巨乳女子!
編 『耳袋さんの知恵袋』は端的に言うと、ちょっと耳年増な耳袋さんというIカップの女の子と、いちゃいちゃしながら性的なお勉強をしましょうという漫画ですね。
ゴ そう。青春学園ストーリー。純愛ドラマだね。
編 版型もいつものエロ漫画より一回り小さいです。
ゴ エロ漫画として売られているわけではないからね。帯には「真面目にHなお勉強」。「目隠しされると聴覚と触覚が敏感に」「乳首で達すると子宮にくる」「"くすぐったい"は開発されてない性感」「キスでオキシトシンの濃度が倍加」。耳袋さんの耳年増ぶりが遺憾なく発揮されていて、紛れもなくエロ漫画だよね。
編 その下に「巨乳メガネっ娘と一緒に快楽を大追究~!!」と書いてます。こういうトリビアと言いますか、屁理屈、僕は好きなんですけど、ゴールドマンさんは。
ゴ 僕は屁理屈オナニストって苦手で。知り合いに凄い性愛を研究していて、オーガズムについて語ったりする方がいるんだけどね(笑)。それはそれでいいんだけど、僕はそういう人たちもいるんだなと思って柱の陰から眺めてる。
編 では耳袋さんの特徴のひとつである屁理屈とは別のところに魅力を感じていると。
ゴ そうだね。でも逆に言うとね、実践派の、いわゆるヤリマン系女子も好きじゃない。これだけやってますよみたいなさ。肉食系だのなんだのってあるけど、やっぱり基本はこじらせてて、耳年増じゃなくてもいいけどムッツリスケベっていうのが、昭和の僕らからするとムラムラくる。尚且つメガネっ娘。
編 はい(笑)。
ゴ で、図書室通い。
編 地味子ですね。
ゴ 地味めの巨乳女子。完璧だね。
編 最近ゴールドマンさんは、三次元ではちょいブスじゃないと勃たないって仰ってますよね。
ゴ 昔からそういうところはあったんだけど、年々地味とかちょいブスの、悶々とした青春を送ってて、今でもちやほやされることもない(笑)、でも素敵な恋愛に憧れてたりする女子ね。
編 そういうキャラがだんだんツボにハマッてきたと。
ゴ だからこのめぷちん☆先生と同じ感性じゃないかな。
編 というヒロインが登場する『耳袋さんの知恵袋』、早速見ていきたいと思います。中扉のカラーの絵、塗りは今風な感じですね。
ゴ これは肌の露出が多くてイマイチだね。本の内容を的確に表現してない。
編 それよりは見返しの、胸を強調するただの立ち絵のほうがいいと。顔は微笑んでるんだかなんだか分からないくらいで、地味な印象。
ゴ スカートも長めで、膝下まである。いいね。
編 目次をみると「乳首責めによるオキシトシンの分泌」「乳首の刺激による前立腺の収縮」「乳揉みによるシリコンと天然の対比」「ロケーションによる恋愛相乗効果」などなど、いかにも屁理屈めいたタイトルが並んでいます。
ゴ 堅い言葉だね(笑)。
編 第1話です。教室で、主人公の男の子が同級生と口論してます。尻がいいのかおっぱいがいいのか。そこでおっぱいだと主張する主人公に対して、友人は尻だと。「動物の生殖器はどこについてる? 尻だ!!」「尻に欲情するのが動物として正しいんだよ」と、わずか冒頭の3コマから理屈っぽい漫画であることが分かります。
ゴ ここからそういうワールドに引き込んでいく。
編 でも彼の言動は中学生じみたもの言いでしかないということが、このあと耳袋さんによって明かされるわけですが、この耳袋さん、やっぱりクラスの中でも地味キャラというか、真面目キャラというか、そういうポジションですよね。
ゴ あまり他の生徒とは話さずに、図書館から借りてきた本を机の上にならべて。
編 そして自分のおっぱいの上に本を載せて読んでいる。
ゴ ここ、なんかイヤラしいよね。地味に挑発してる。
編 あっさりとしたアニメっぽい絵面で、線もはっきりしてるんですが、胸のボタンが弾けそうな感じとか、Yシャツがピーンと張ってるけど微妙に出来てる皺とか、スクリーントーンの陰影で描かれてます。
ゴ 作者の執念が感じられるね。おっぱいには妥協しないぞと。
編 そんな彼女のことがちょっと気になる主人公、ちょっとしたことから彼女と仲良くなって、彼女がたくさん借りてる本を一緒に図書館へ返しに行きます。
ゴ これがまた、返す本を重ねて、その上にIカップの乳を載せてる絵が素晴らしいね。表紙になってるだけあって、これだけでも買い。
編 この「たぷ たぷ」なんですけど、「ぷ」の半濁点の○が凄く大きいんです。
ゴ 躍動感というか、揺れてる感じ。
編 それがこの○の大きさに表われてますね。彼女が持ってる図書館で借りてきた本なんですが、これがなかなか凝ってます。「源氏物語」「人体の不思議」「フロイトの心理学」「ヌードデッサン」「砂の女」「かなまら祭り」、春画全集的なものもチラッと見えてます(笑)。
ゴ もうこれだけでヌケるね。
編 そして耳袋さんの耳年増的片鱗が見えてきます。「男の人の視線が女性の胸に行くのはオスの習性だから...」。ここから薀蓄ワールドになっていくんですが、薀蓄を言いながら彼女が少し照れてたり、赤くなってるこの感じ。
ゴ そうなんだよ。自分でドツボにはまっていく。
編 だんだん彼女が自分のブラウスを取って、胸がお尻に見えるでしょなどと彼を誘惑するかのようになっていきますが、こういうプレイというか、こうしたやり取りの合間合間にも屁理屈をどんどん言っていきますよね。で、言いながら彼女は自分でも興奮してるじゃないですか。こういうのって淫語プレイに近いのかなと思いました。
ゴ 自分で自分を洗脳しつつだよね。もともと脳で感じる人種というか、それを初めて図書準備室で現実のものにしてる。何プレイっていうんだろうね、これ。
編 淫語プレイでは相手に下品な言葉を言わせたりだと思うんですけど、彼女は自分の中に溜め込んだ性的な知識、たとえば乳首で達すると子宮に来るとか、そういうことを言いながら、どんどん自分自身も興奮していきます。
ゴ ムッツリスケベのムッツリを開放するというか、扉を開け放つというか。
編 彼女自身がどんどん快楽を望んで、そういう方向に自分を導いていく過程がとてもエロく描かれていると思いました。
ゴ そういう意味ではナルシストかもしれないね。あと願望が人一倍強い。初めて自分の巨大な乳房を曝け出して「むにむに むにゅむにゅ」。理屈では分かっていても、実際にしゃぶられたり揉まれたりすると、顔を真っ赤にして、耳まで真っ赤にする。これはたぶん耳袋だから耳まで真っ赤にしてるんだと思う。
編 そしておっぱいを吸われる。「ぢゅるるるるる」。
ゴ 大きいコマでね。
編 これをエロ漫画ではないと言われても、描き方とか擬音とか、そういうものはエロ漫画そのものです。
ゴ そうだね、エロ漫画でしかない。
編 彼女のアヘ顔的な描写といい、胸にまとわりつく汗と唾液のしずる感といい。
ゴ むしろエロ漫画以上のイヤラしさがあるね。
編 こうしておっぱいを吸われていて、乳首をつままれると「キュンキュンしちゃう」ということで、「乳首でイッたら子宮にキちゃった...」。
ゴ (笑)。凄くいいよね。輝いてるじゃん、子宮が。これカッコイイなと思って。
編 何か新しい世界が開けた感じがありますよね。
ゴ 魔法少女的な(笑)。
編 周りにはハートマーク付きの「キュン」が5つ円形に配置されてます。凄まじいですね。
ゴ ちょっと見たことがない、ドリームな感じがする。
編 そして彼女のイッちゃったアへ顔があるんですが、するとこの主人公がこんなこと言うんです。「耳袋さん...やばい...おれ...でてる...」「えっ!? なにが!?」「すごいでてる...」。てっきり射精をしてしまったと思いきや、次のページで「オキシトシン」。「愛情ホルモンでてる」と。
ゴ これでまた感じちゃう。
編 ここでイマドキの若者が欲する純愛イチャラブ系、決して陵辱じゃないイチャラブ系の漫画なんだってことが分かります。耳元で言われた耳袋さん、「まことくんの声が奥に響いてッ」「くっ...くるぅッ...」ともう1回キュンキュンしちゃう。
ゴ 耳袋さんは耳でも感じる。
編 「こんなのどの本にも書いてなかった...」「人体って不思議...」「勉強になりました!!」。
ゴ いろんな体験をしてイキまくったりしてたけど、やっぱりお勉強するのが好きだったのかなぁ、耳袋さんって。
編 あんなに濃密にエロ漫画っぽく描かれてても、最後はお勉強しましたみたいなオチがつくわけです。
ゴ 耳袋さんのキャラがブレないところが素敵だね。
■純愛イチャラブがますます加速する第2話!
編 第2話も「乳首の刺激による前立腺の収縮」で、耳袋さんと主人公の藪坂まことくんが、お互いの乳首を舐め合うという展開になりますが、大筋は一緒ですね。
ゴ 作者の趣味だと思うんだけど、巨乳と乳首への刺激、それでイッて欲しいということなんじゃないかな。
編 なるほど。第1話から違いがあるとすれば、第2話では耳袋さんが藪坂くんに、以前とは違って堂々と薀蓄をひけらかすようになっています。ドヤ顔で「にぱっ」と。この表情が可愛らしいですね。
ゴ そうだね。個人的にはあまり開放的な耳袋さんは好きじゃないけど、心を開いてくれたということだね。
編 そういう違いがありまして、イチャラブ度が増しているので、2人でデートの約束をしたりしてイチャイチャする。すでに恋人同士のような会話とイチャイチャ具合です。
ゴ デートに誘う方法をどうしようかと乳を丸出しにして、尚且つお互いの乳首を吸い合って。
編 乳首を吸い合うというのがまた凄い。
ゴ 盛り上がり方がいいね。「わらしも ちくび ちくび ちくびぃぃぃ」ここの書き込みね。
編 フォントじゃなくて書き込みの擬音とセリフで凄いことになっています。
ゴ エロ漫画以上にエロい。
編 この大ゴマも凄いですよ。
ゴ ひとつの理想形だね。
編 シックスナインの乳首版っていうんでしょうか。お互いが膝を曲げてキュッと抱き合って。
ゴ この上履きもいいよね。
編 はい。まるで胎児がお互いに抱き合ってるかのような、謎の雰囲気。やっぱり乳首を舐める、おっぱいを吸うみたいなところが胎児っぽく見えるのかもしれません。
ゴ そうだね。
編 そして背景には分割されたグリッド状の......これ全部乳首を舐める絵になってるんですよね。
ゴ これは本当にマニアックだよ。
編 ところどころに吹き出しがあって「おいしくってきもちぃぃ...」「うんうん 耳袋さん わかる わかるよ」といったやり取りなど、非常に濃密なエロスが漂ってます。
ゴ もはやアートだね。
編 そして一緒に「イクイクイクイク」「まことくんとデート」。今回はなんと、藪坂くんのほうが、耳袋さんに勃起したチンポをピンッと指ではねられて「イクイクイクイク」と出しちゃう。
ゴ これも青春って感じがしていいね。
編 「おれが先にイッちゃった...」って言ったら「わっ...私のほうが先に昇天(イ)っちゃったの...だから...その...一緒にイケなくてごめんね...」っていう、なんともイチャラブ。
ゴ このもどかしい感じがいいよ。
編 はい。こうして第2話が終わるんですが、2人の物語はこの単行本丸々1冊で終了ですか?
ゴ そうだね。これ以上あったらウザいというかクドいというか。
編 これが第1巻というわけではなく、この1冊で完結ですよね。
ゴ うん。この後は恋のライバルが出てきたり、感動的なファーストキスがあったり。
編 すでに乳首を舐め合ってるのにファーストキスが感動的に描かれるんですか(笑)。
ゴ 凄い感動的だよ(笑)。これは本当にゆっくり、仕事じゃなくて読んで(笑)。
編 わかりました(笑)。
ゴ その後はね、あんまり言うとあれだけど、ファミリー的な、幸せな方向に行ってしまうので、ある意味このWEBスナイパーの読者からしたら、チッみたいな感じで。
編 リア充爆発しろってやつですか。
ゴ そう。やっぱりやさぐれてるオナニストからするとちょっと嫌な感じがするかもしれない。
編 純愛イチャラブ漫画として、ちゃんとしたハッピーエンドになる。
ゴ ハッピーすぎるエンドだね。たまにはこういうのもいいかなと思って。
■エロ漫画ではないところでエロいものを描くということ
ゴ 最近はエロ漫画に行き詰ってるところがあって、Iさんからエロ漫画やりますよってオファーが来るけど、これまでたくさんいい作家さんを出してしまったので、あんまりネタがないんだよ(笑)。ライターの安田君も指摘してるけど、すぐハメて、すぐアナルとかも入れちゃう、ほとんどカラミみたいなのがAVでも漫画でも多すぎるから、うんざりなんだよね。
編 (笑)。
ゴ 昔からのオナニストである我々からすると性器の結合だけじゃねぇだろうって思うから、作家さんは性器を出さない状態でヌケるものを描けないと。チンコを出しゃいいとか、そういうことではなくね。そんなメッセージをこめてもしょうがないけど(笑)。
編 セックスシーンのしずる感とか、断面描写とか、擬音埋め埋めとか、アへ顔とかトロ顔とか、いろいろなエロ漫画的なセックスシーンの表現技術は、どんどん共有化されてと言ったらおかしいですけど、どこでも見られるものになりつつありますよね。
ゴ そうだね。ジョン・K・ペー太先生とか、断面図の魔術師みたいな方がいたお陰で、今はいろんなところで実用的に散りばめられてたりするけど、あまりにもそういうものが増えすぎてしまった。精神性とか、この耳袋さんが図書室に本を返しに行く時の、本の上に載せたぷにゅぷにゅの大きいおっぱい、そしてIカップのおっぱいが「片方2キロなの」みたいな吹き出しがあったりして、これだけで僕らからするとオナニーできる。ということは、僕は今年53歳になるけど、10代20代30代40代の方もオナニーできると思うよ。
編 そうですね。
ゴ それをムリに修正も少なくして、女性器男性器を大きく描いたりして、入れたり出したり、後ろも前もお口も、ズビュビュビュビューンって、派手なね......。
編 直接的な肉の描写じゃなく......。
ゴ そう。日本文化的なわびさびとか、おくゆかしさとか、そういう部分も描きつつやってもらえればいいと思うんだけど。
編 この耳袋さんは、表紙に成年マークがついてない、つまり誰でも手にとって買える漫画になってるんですが、ある種の制限があるからこそ手の込んだ表現が出来る部分もあったりするんでしょうか。
ゴ 受け手からするとね、制限があったほうがそこを超えていきたいという気持ちがね......。禁止って描いてあると見たいじゃない。本当はそういうほうがいいと思うけど(笑)。だって小学生の時にこういうもの読んでたらダメでしょ、人間として。
編 自分の性欲をそこまで理性的にはコントロールできないでしょうから、猿になっちゃうでしょうね。
ゴ それに耳袋さんみたいな素敵な女性はいないから。
編 どこにも。
ゴ そうなんだよ。50年以上生きてきたけど、どこにも存在しないからね。こういう方は。だからこうやっていまだに漫画を読んで、勃起したりするわけだけど。
編 はい(笑)。
ゴ やっぱり18禁にしたほうがいいのかな、これ(笑)。
編 でも18禁にしないからこそ、こういう奥ゆかしいエロ表現が出来ている側面もあるでしょうね。
ゴ エロ漫画をリリースしてる出版社だったら、ちゃんとチンコも描けよと、そして最後は中出しドピューで孕ませてくれよって、編集者から注文がつくだろうね。
編 エロ漫画じゃないからこそ、ステレオタイプにならないで済む点が見受けられるということですね。
ゴ そうだね。エロ漫画ではないところでエロいものを描くというのは、実は凄く挑戦的でもあるし、ある種の革命的なものができたりして、僕は面白いと思うね。
編 というわけで今回ご紹介したのは『耳袋さんの知恵袋』。ゴールドマンのロックンロール・エロ漫画という枠の中で紹介するのはどうかと思いつつ、これはエロいですから。
ゴ 普通のエロ漫画よりエロいから、是非お金を出して買って下さい、皆さん。
(続く)
『耳袋さんの知恵袋』(秋田書店)
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16.03.31更新 |
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