Goldman presents The Rock'n Roll Ero-Manga
鬼才AV監督・ゴールドマンがお勧めのエロ漫画を熱く語る!
淫語インストラクターにして官能小説家、そしてベテランAV監督であるゴールドマン氏が「ズリネタ」として唯一活用しているモノ、それは「エロ漫画」だった! プロのエロ事師は何故、「エロ漫画」でなければヌケないのか、「エロ漫画」にしかない魅力とは、一体何なのか。ゴールドマン氏が実際にズリネタとして使用している大好物な作品たちについて、編集部がインタビューを敢行。好評につき続投中です!!ゴールドマン(以下「ゴ」) 『覗いてはいけないNEO!III』です。
編 版元はメディアックスさん。前回に引き続きアンソロジーなんですね。
ゴ なぜか続いてしまったけど、この中に以前紹介した早乙女もんどのすけ先生の作品が入ってて。早乙女先生単行本出さないかなぁと待ってたんだけど、待てど暮らせど出てこないから、早乙女先生のブログを見てたら、以前紹介したバレー部作品の続きをアンソロジーで描いていると知って、どうしても読みたいなと。それでアマゾンでポチッたんだよ、珍しく。近所の書店でこれ系は売ってないから(笑)。
編 早乙女もんどのすけさんはスカトロ系の作家さんで、その続編が載っている『覗いてはいけないNEO!III』もスカトロ系のアンソロジーなんですね。
ゴ そう。
編 早乙女先生の作品の続きを読んでみて、いかがでしたか。
ゴ 凄い大好きなのでよかったんだけど、他のまだ読んだことのない作家さんの作品も楽しんで読ませてもらったね。アンソロジーの良さというか、雑誌も昔はそうだったように、いろんな作家さんが描いていて、寄せ集めっちゃ寄せ集めだろうけど、新鮮な驚きとか発見があるよね。だから今回は早乙女もんどのすけ先生じゃない方の作品を紹介したいなと。
編 そして今回ご紹介頂くのは「同級生女子のお漏らし姿を見て俺は」という、ラノベっぽいタイトルの作品。作家さんは漢弾地(かんだんち)さん。
ゴ マニアっぽい名前だね。
編 絵柄が素敵ですね。輪郭が太いというか、独特の顔。最近ではあまりみないウェーブ系髪の毛女子です。
ゴ 見方が細かいね(笑)。
編 やっぱり黒髪ロングストレートみたいなのが男子の理想とされてるのか、ウェーブかかった系女子はあまり見ないので新鮮ですよ。
ゴ この作家さんの何かクセのある感じが出てる。
編 一筋縄ではいかないと。
ゴ まっすぐじゃないボールを投げてくる感じだね。
編 ではさっそく内容を見ていきましょう。
■清く正しい!? スカトロ純愛イチャラブ作品!
編 クラスで隣の席の女の子と仲良くなりましたと。「武下美咲 明るく元気でよくしゃべる」「そんな武下がある日の休み時間 具合が悪そうな様子で教室を出て行った」。主人公の小野寺君はちょっと気になって武下さんの後をついていってしまいます。すると「大教室の階? 普段は使われてないのに」「あ... 武下!」「え...小野寺? やだ... ダメ!」ということでページを捲ると「見ないで!」「やっ... やだあっ!!」の言葉と共にいきなり脱糞です。
ゴ 「ムリリッ」「モリモリッ」「ブッ... ブリ ブリッ」「プシャアアッ...」。パンツを穿いたまま大量脱糞だね。
編 その大ゴマの横は「うっ... うう」「見ないで 見ないで...」「モリモリッ」「ポタポタッ」。このポーズがなかなか......。
ゴ そうなんだよ。崩れ落ちながら。僕もこれ凄いキュンと来て(笑)。
編 崩れ落ちながらもブリブリいってるこの感じがヤバいですね。
ゴ まさしく漫画だね。
編 漫画じゃないとあり得ない描写。そこに「武下... 腹壊して?」「今 保険の先生呼んでくるから!」と小野寺君は凄い冷静な反応。すると「ううっ... お漏らし... 見られた」「やだ... やだぁ」という武下さんの泣き顔が......。
ゴ 脱糞パンツ越しの泣き顔というのがまたいいね。「ズシッ」と書いてあって、とにかく量が凄い。笑っちゃう。
編 そうして「武下はその後早退して それから学校に来なくなった」「武下が不登校になって五日後」ということで、武下さんの家を小野寺君が訪問します。「ピンポーン」「...はい」「あの...小野寺といいます」「ガチャッ」「うそっ!」「小野寺... なんで?」「いや... 見舞いに」ということでお茶を出してもらって、「なあ武下 不登校の原因は... 俺か?」「そりゃ... そうだよ」と泣きながら言います。「じわっ...」「あんなところ見られて...」「俺は誰にも話してない 学校来いよ 体調悪かったのなら仕方ないだろ」。
ゴ 青春ドラマっぽいね。
編 すると武下さんの告白です。「...便秘薬を飲んだの」「えっ」「少しでも綺麗になりたくて... 多めに飲んじゃってお腹苦しくなって」「それで人の来ない階のトイレにこもろうと思ったんだけど」「間に合わなくて...」。すると小野寺君は冷静に「薬は用法容量守らないと!」。
ゴ (笑)。
編 そして「...って綺麗に? なんで?」。ここで武下さん、勢い余って告白です。「好きな人の前で... 可愛くいたいからに 決まってるでしょ!」。
ゴ このポーズがいいね。
編 指をさして真正面からという。
ゴ この前のコマがお漏らしですから、そのギャップがまたいい。
編 唐突な武下さんの告白に小野寺君も困惑です。「...俺のため?」「あんな姿見られて...もう会えないって思って 休んだのに...」「家来るんだもん 会っちゃったじゃない...」とここでほんわかするところも面白いです。
ゴ いい話なんだけど、結局ウンコの話なんだよね。
編 そんな武下さんの告白を聞いて小野寺君も切り返します。「武下... 俺は言うべきことがあってここに来た!」「俺は武下がウンコを漏らすところを思い出して 何度もオナニーした!」。すると武下さんドン引きです。「.........えっ .........は?」。
ゴ 頬を赤くしてるけどね。
編 ほんのり笑顔でもあるんですけど、引いている感じがよくわかります。そこへ「俺は女の子がウンコするところを想像するとエロい気持ちになる そういう性癖だ!」「それが... 好きな女の子のウンコ姿を見てしまったから... もう忘れられなくて!」「え... ええっ!?」。さらに武下さん困惑です。すると小野寺君は「俺は変態だ! そんな俺に見られたからって気にするな! この性癖を知られた俺のほうが明日から不登校になる!」「ちょっ何言って...」「...と言うために来たんだがまさか武下が俺を好きだとは」「そ そうだよ! あたしが学校行っても小野寺がいないんじゃ意味ないよ!」「両想いか... だったら武下」「俺の性癖を満たしてくれ! 俺のためにウンコしてくれ!」という凄い展開に。
ゴ そうだね。両想いではあったけど、ちょっとどうなんだろうね。
編 小野寺君が自分の性癖を暴露して、両想いなんだったらと迫るんですけど、性癖を暴露するバックにいちいち武下さんのお漏らし姿が(笑)。
ゴ そこがこの作家さんのマニアックなところ(笑)。
編 いちいち涙目を浮かべてパンツにモリモリしている武下さんの姿がプレイバックするように描かれてるんですね。
ゴ 恋愛感情と脱糞を混ぜ込んでるところが新しい。
編 そして性癖を満たすためなのかなんなのか分からないけど「ウンコしてくれ」と言って、武下さんの部屋にスカトロプレイ用のビニールなどを敷いて。
ゴ これは完全なマニアだね。高校生なのに。
編 まるでSMクラブでのプレイですよ。すると武下さんは「...言われた通り着替えたわよ」「なんで家で制服に...」と言って、制服にニーソ姿。さらにウンコをするためにノーパンです。それを診た小野寺君の満面の笑み(笑)。
ゴ 『ワンピース』の誰かみたいな顔だね(笑)。
編 「ウンコするならやっぱり制服! 制服ニーソでウンコ... やべぇ! やべぇ!!」「うわ テンション高っ」と引かれています。
ゴ 男子と女子の差だね。
編 ぴょんびょん飛び跳ねて「ひょーっ」と、喜んでる感じがよく伝わってきますね。すると武下さんもまんざらではない様子。「変態のフリして気づかってくれたのかもと思ったけど ガチなんだね小野寺」「ホントのこと言ってくれたんだ... ビックリだけど嬉しい...かな」と。
ゴ やっぱり女子っぽいね。好きな男子のためならっていう。
編 そこで「小野寺のために... ウンチするね」と言って、敷かれたビニールの上でM字開脚です。すると、肛門の目の前に小野寺君が顔をバッと持っていきます。「すごい... 生の武下の肛門!」「ひゃあっ 近いっ! 恥ずかしいよ!」という武下さんに小野寺君が詰めよります。「見たいんだ! 武下がウンコするところ!」。
ゴ いちいち名前を挟み込んでくるところがイヤな感じでいいよね(笑)。
編 武下さんがまた素直な子なんですよ。「人生で初めてできた彼氏が変態とか キスもまだなのに... こんなことするとか 思ってなかった...」「でも... 小野寺が見たいなら んっ...」と言って息みだします。
ゴ 「モリッ」「ブルブル...」と。
編 そして「ドキドキ ドキドキ...」として(笑)。小野寺君が「出てきた出てきた!」。
ゴ かなり近いね、ウンコにね。
編 ほぼほぼ出できたところで「あっ ダメッ! やっぱり見ないでっ!」。
ゴ 「見ないで」は効くよね。
編 はい、羞恥系の描写が入ってきました。でも言葉とは裏腹に「ドバッ」。
ゴ 凄い量(笑)。なんか違う動物みたいな、これだけの量のウンコって人間では不可能だと思うんだけどね。
編 そして排泄しながらのコミュニケーション。見ないでという武下さんに「いやだ! 見る! お... おおおっ!」「汚いのに!」「それがいいんだ!」「何それ分かんない!」という、このやり取りがエロ本ぽくなくていいですよね。
ゴ 素敵だね。
編 こうして排泄してる最中の武下さんに小野寺君が愛の告白をします。「俺だって分かんないけど 好きなんだ!」「武下も 武下がするウンコも!」。するとハートマークつきで「あっ...♥」「おっきいの出るっ...♥」。
ゴ 「きゅんっ♡」としてるね、割れ目がね。やっぱり好きとか言われると弱いんだね、女は。
編 語尾にハートマークがついちゃうんですよ。そして大ゴマで「あっ...♥」「いっぱい...出ちゃうっ♥」と言って、とんでもない量のウンコ。
ゴ これは超遠近法だけど、ウンコ舐めの凄いカットだね。見たことないような量。
編 羞恥の涙を浮かべて出し切った武下さんに小野寺君が声をかけます。「うおお! 武下! ありがとう! こんなに出してくれて!」。そして「...や... 見ないで...」と言いつつ「ヒクヒクッ♥」「クチュッ...♥」としている武下さんのお尻。「さっきからたっぷり見てるぜ! たまんない!」「そうじゃなくて...」「え?じゃあ何を見るなって... あ!お前濡れて...」「ひゃっ」「ウンコするところ見られて感じたのか?」。小野寺君のストレートな一言(笑)。
ゴ 「かあああっ」と真っ赤になっちゃう。
編 「なんで分かっちゃうの?」「『見ないで』とか言うから」「うう... 自爆だった...」という武下さんの可愛らしさ。それと同時にお尻とアソコも「ジュプッ♥」「トロ...♥」「ヒクッ...♥」という。
ゴ ここはちょっとエッチな描写だね。
編 はい。すると小野寺君が「武下! 俺もほらこんなになってる!」といきなりペニスを出します。
ゴ デカいね。
編 「俺! お前と...」「小野寺... えっと 今...ここで?」「ウンチがそこにあるのに?」「それがいいんだ!」(笑)。することここに武下さんの非常に可愛らしいセリフが。「もう変態! ...うんいいよ♥ ブレない小野寺男らしくて好きかも♥」。
ゴ ちょっと勘違いしてるところが可愛い。
編 「でも その前にお願い... キスして♥」ということで一応キスをします。
ゴ 言われたから一応してみたっていう感じだね。
編 するとなんと武下さん、「...それと お尻拭いて」「俺に拭いて欲しいの?」「うん...」と、ちょっと変態気質を出してきます。
ゴ そうだね。
編 「なんでだろう... ウンチするところ見られたら ペットになったみたいな気分」「すごく... 甘えたい」と。
ゴ (笑)いいセリフだね。キュンと来る。
編 ちょっとラブな感じがありますが、小野寺君はぶっきらぼうに「武下も変態に目覚めた!」。
ゴ デリカシーのない感じがまたいいね。
編 ラブな乙女心を忘れない武下さんと、ぶっきらぼうな爽やか変態の小野寺君というカップルなんですね。
ゴ まあ青春してるよね。
編 そうしてお尻を拭いてもらうんですが、「武下お尻感じるのか?」と。「え... だって」「そんなに触られたら...」「お尻がいいならこっちでするのもいいな!」「ふぇっ!? 待って! 今回は普通にしようよ! せめて今日は!」。
ゴ なんせ初めてだからね。
編 「お! ということは尻穴セックスOKなんだな! 後日やろう!」「うわ... また自爆かも...」。
ゴ デリカシーのなさというか、男らしさが好きなんじゃないかな、彼女は。
編 四つん這いになった武下さんは「何でも言うこと聞いちゃいそう...」ということで「マジで!? じゃあフェラしてくれる?」「うん...♥」と。こういうやり取りがある中、画面の端にいちいちウンコが描いてあるんですよね。
ゴ そう、ホントにマニアなんだよ。ここがやっぱり僕らの胸を鷲掴みにしてくるんだよね。普通の商業作家ではない。こだわりというか、うっとおしさというか。これがマニアのマニアたる所以だね。
編 こうしてフェラチオシーンに入ります。「良かったら... おっぱい見せて」「うん♥」「おお... 武下のおっぱい!」ということですけど、この辺は普通ですか。
ゴ そうだね、頭悪いカップルっぽくていい(笑)。「オチンチン♥なんか おいしい...♥ これ楽しい♥」って、最近こういうのないよね。
編 気持ちいいくらい頭悪い感じ。
ゴ ノー天気だね。
編 そんな様子に小野寺君も「何か雰囲気が... 違ってきてない?」と言うんですけど、「だって...オチンチン舐めてたら 鼻で息するじゃん?」「そうするとウンチの匂いがすごくして...」「恥ずかしさとか息苦しさとかで 変な気分になってあたし...」。
ゴ マニア特有の解釈だね(笑)。
編 ウンコの匂いで発情してきちゃう。そんな彼女の様子を見て小野寺君もたまらなくなります。「武下!」と押し倒します。もちろん押し倒した頭の横にはウンコです。「あっ 小野寺!」「好き... あたし好きなのっ!」と言ってる横にもウンコがあります。「俺もだ! 武下!」と小野寺君も言ってセックス描写に入るんですけど、余りエロ本らしからぬ描写ですよね。構図もそうですし、しずる感みたいなものとかはもう......基本的なところは押さえてるんですけど、やっぱり頭の横にウンコがあったり。
ゴ 結局ウンコにしか興味がないって感じが凄く伝わってくるね(笑)。
編 そしてやっぱり小野寺君が「なるべく優しくしたいけど そこに武下のウンコが...」「武下のウンコが!」と言って「ズドッ ズンッ ズブッ」。ここのセリフがヤバいくらいに変態で凄いですよね。「武下がウンコする姿ずっと頭に残ってる... 興奮して止まらない! 武下ゴメン! 俺...変態で!」。
ゴ 脳内のイメージが巨大なウンコを排出してる彼女と共にハメてる。目をつぶって、脱糞してるところを思い浮かべてるんだろうね。
編 武下さんも「ビクンッ♥」と顎が上がってしまっています。「いいよ! 小野寺 変態でも好きっ♥ あたしウンチ漏らしたの見られてショックだった... なのに今 エッチしてる...」「ホントにいいの? ウンチ漏らしたあたしでいいの!?」と、自嘲的ですね。
ゴ 説明的なところがまたマニアらしい。
編 「いいに決まってる! 俺はウンコする武下が大好きだ!」で、顔射です。
ゴ 「ビュルルルッ」。これも普通は顔にかけるだけなんだけど、ちゃんとウンコにかかるように射精してる。
編 小野寺君にとっては性の対象でもあるウンコ、というのがよくわかりますね。
ゴ ホントはウンコにだけかけたかったのかも知れないね。でもそれだとバツが悪いので顔にかけるついでにかかっちゃった的な感じを出したんじゃないかな。
編 この挿入シーン自体は非常に少なくて、8コマしかないんですよ。
ゴ これは編集者に言われてカラミもとりあえず入れなくちゃということで描いたんじゃないかな。
編 そして「小野寺が変態で良かった...♥」ということで後日談。学校の廊下でウンコして、ウンコをしたままアナルセックスです。学校の廊下での排便プレイ......。
ゴ 人に見られたらどうするのかな。
編 それでも「武下だってウンコ姿見られると感じて ウンコの匂いの中で尻穴セックスするとイキまくる」「立派な変態になってるじゃないか!」「あたしまで変態になっちゃった...♥」。
ゴ (笑)。
編 「思い切って性癖を告白して 武下がまた学校へ来るようになって」「本当に良かった!」「あふ...♥ 小野寺...」「好きぃ...♥」という満面の笑顔で終わります。
ゴ なんかいい話になってるね。
編 内容はスカトロなんですけど、さわやかラブコメとして成立してるんですよね。
ゴ 憂いのない明るい感じ。
編 たまたまウンコが好きだっただけという。
ゴ そう、凄く健全なカップルの話で好感が持てたね。
編 読後感がとてもよく、武下さんのキャラも好ましく描かれて、小野寺君のキャラも爽やか変態に描かれていて。
ゴ 何も問題はないね。
■マニア性癖を受け入れてくれる理想の彼女、武下さん
編 気になるのは、僕にスカトロの性癖がないからかも知れないですけど、この作品が実用に耐えるのかどうかなんですが、ゴールドマンさんはどうなんですか。
ゴ どうなんだろうね(笑)。僕も初めて読むタイプの漫画なので、これが官能的なのかどうかは謎だけど、ただウンコの描写が凄い。3D感覚というか、ウンコなめのところとか。
編 小野寺君の目の前で初めて脱糞姿をさらす部屋の中のシーンですね。
ゴ ここまで来ると気持ちいいよね。気持ち悪いものを気持ちよく見せるというところは、映画でもホラー映画とか、スプラッターとか、切株ものとか、ああいうのもある意味で気持ちよさがあるじゃない。スパーンと首が飛んだとか。
編 血がドバーッと出たとか。
ゴ そんな訳ねぇじゃねえかっていう、そこら辺がエンターテインメントしていて。あとは武下さんのキャラが魅力的だから。
編 表情も豊かですよね。
ゴ 変態だと分かっても好きという気持ちが萎えなくて、あわせてくれる。
編 受け入れてくれる。
ゴ そうなんだよ、こんな変態な僕でも受け入れてくれる。
編 そして自分も彼の趣味にあわせていく。
ゴ 日本古来の健気な、三歩下がって歩くみたいな女性で好感持てるよね。珍しいというか、スカトロとかマニアックなものってもっとジメッとしてたりするから。
編 陰鬱な話が多かったりしますよね。
ゴ ある意味ダークサイドになってしまうから、その良さもあるけど、読後感っていう意味では、独りでそんなの読んであーあってため息ついちゃうところもあるから(笑)。それに比べるとこの作品は気持ちよく、AKBの握手会に行ってルンルン気分で帰るみたいな。
編 読後感もそうですし、読んでる途中でもクスッと笑えたりしますよね。
ゴ 大事だよね。
編 スカトロ的な性癖はなくとも、武下さんが感じてる羞恥感がお好きな方は、かなりそそられるのではないでしょうか。
ゴ そうだね。武下ファンがこれで急増するのは間違いないね。
編 その辺りの、脱糞する女子の羞恥感というものが素晴らしいです。
ゴ なんだかんだ言って、出す時は「見ないでぇ」って叫んでしまうという、ここら辺が最近のジャパニーズ・ポルノに欠落してる部分なので、特に私ら昭和せんずり世代からすると、まず否定をして頂きたい。
編 なるほど。
ゴ でもやっぱり受け入れて欲しい。
編 はい。
ゴ でも否定はして欲しいみたいなね(笑)。
編 ややこしい感じ(笑)。さらに小野寺君の性癖に目を向けると、たとえば冒頭のほうでも執拗なまでに武下さんの脱糞姿を思い出していたり、実際にハメてる時でもやはり脱糞シーンを思い浮かべていたり、結局セックスは二の次三の次で、あくまでウンコしてる武下さんが好きというところがブレないんですよね。
ゴ そうだね。そのブレない小野寺が好きと言われてるくらい、やっぱり漢気あるよね。
編 そういう意味でも、最初にゴールドマンさんが仰った、見たことのない系の漫画ですね。あんまりエロ漫画らしくない作りです。
ゴ どちらかと言うとスポコン的な感じがするよね、まっすぐな。
編 エロ漫画の世界の奥深さを感じました。
ゴ やはり新しい作家さんには新しい力が備わっているなと感じるよ。とにかくダークサイドであるはずのスカトロ漫画が、こういう明るくまっすぐな精神性を備えてるというのは、2017年でなければ出会えなかったのかなと思うよね。
編 なるほど。という訳でユーモアもありながらしっかり女の子の羞恥にもだえる姿も見られて、さらにスカトロファンであれば間違いなく抜けるであろうウンコのボリューム。
ゴ 巨大なウンコとイチャラブ要素もありつつ。
編 読後感もよいと。
ゴ うん。オススメの漢弾地さん、電子書籍はあるみたいだけど、これからコミックも出るかもしれないので要チェックでお願いします。
編 最近は成瀬川あおば名義でエロマンガを描かれているそうですよ。という訳で今回ご紹介したのは、メディアックスさんから出ているスカトロのアンソロジー『覗いてはいけないNEO!III』より、「同級生女子のお漏らし姿を見て俺は」漢弾地先生でした。
ゴ エロ漫画の未来を拓く1冊です。
(続く)
『覗いてはいけないNEO!III』(メディアックス)
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17.03.29更新 |
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