Goldman presents The Rock'n Roll Ero-Manga
鬼才AV監督・ゴールドマンがお勧めのエロ漫画を熱く語る!
淫語インストラクターにして官能小説家、そしてベテランAV監督であるゴールドマン氏が「ズリネタ」として唯一活用しているモノ、それは「エロ漫画」だった! プロのエロ事師は何故、「エロ漫画」でなければヌケないのか、「エロ漫画」にしかない魅力とは、一体何なのか。ゴールドマン氏が実際にズリネタとして使用している大好物な作品たちについて、編集部がインタビューを敢行。好評につき続投中です!!ゴールドマン(以下「ゴ」) 活火秀人先生の『じょりく!』という陸上もの。
編 男子陸上部に対する女子陸上部ということで「じょりく」。こちらはBAMBOO COMICS、竹書房さんです。発売日を見ると2016年10月が初版で、もう2刷目。売れてるということですね。
ゴ そうだね。
編 表紙から凄いことになってます。
ゴ 巨乳でクビれ、腹筋。帯にも「この腹筋がすごい!」とある。
編 「おっぱいが大きくても速く走れますか????」「今、女子陸上が熱いッ!! エロいッッ♥♥♥♥♥♥」と煽っています。
ゴ 煽られるとそんな気がしてくるね。
編 作品の詳細へ行く前に、わりと以前から陸上女子のコスチュームがエロいっていうのは囁かれてると思うんです、ネット上では。
ゴ 福島ちさとさんという足の速い方がいてさ。
編 実際の選手の方で。
ゴ そう。コスチュームの面積が小さくてね、スピードのために。で、腹筋ね。贅肉のない腰回りが凄く魅力的だし、観衆に晒されたど真ん中で、エロ目的ではないのにそれだけ露出面積があるって凄く卑猥な感じでね。
編 わかる!
ゴ 腹筋も凄いんだけど、観衆に応える時に両手を挙げて腋の下を丸出しにしたり、無防備な感じがエロい。本人は別にエロさをアピールしてはいないけど、そこがまた抜ける。
編 私事にて恐縮ですが、陸上コスが大好きでして......。
ゴ そんなに変態じゃないね。
編 そう言われると返す言葉もないですが。で、この女子陸上コスチュームみたいな、腹筋凄い系女子って、アダルトビデオのジャンルでも認知されつつありますよね。古くは乃亜さんが腹筋女子として知られてましたし。
ゴ あと小森美樹さんとか、新体操の人で体が柔らかい人。でも結局ね、私の観点からすると、アダルト業界に移行してきてしまった時点で価値は下がってしまってるんだよね。
編 なるほど、ガチのリアルアスリートだからこそ。
ゴ そう。エロの世界を見下してるような、下に見てるような感じで、逆にズリネタにされちゃってるっていうところがさ。
編 そのアンビバレントな感じが魅力的だと。
ゴ そうだね、その背徳感。
編 あくまで彼女たちはエロのコンテンツを我々に用意してくれているわけではない。でもそこを我々がエロいものとして見るところが背徳的で素晴らしいと。
ゴ そこがセンズリ勝者になってくるよね。
編 ちょっと待って下さい。誰が勝者なんですか。
ゴ ズリネタになるために体を鍛えてるわけじゃないのに抜かれてしまっていることが、ある種の敗北だし。体育会系になり得なかった卑屈な青春時代を送ったセンズリ中高年である我々からすると、やはりある種のリベンジでもある。
編 この場において勝者になることが、体育会系リア充たちへのリベンジにもなっていると。かなり複雑な性欲の発露ですね。
ゴ そうだね。自分はそこまで頑張れないけど、超望遠レンズを何十万も出して買って競技場に行ってね。
編 いっぱいいるんですか、そういう人。
ゴ いっぱいいますね。そういうのをネットにあげたりしてる方々。執念だなぁという気がするね。
編 やっぱりエロというか、性欲への執着って凄まじいものがありますね。
ゴ それももう、陸上競技なんて一瞬じゃない。10秒で終わっちゃったり、高跳びであれば飛んでる空中の何秒間で股間と脚の開き方と、抜けるアングルでバシッと決めるなんて、かなりの努力の賜物だよね。
編 その瞬間に命をかけていらっしゃる。
ゴ それをまた現像して見て、コイたりするわけだから。凄いなと思うよね。
■陸上コスと腹筋への熱いこだわりが迸る「非」成年エロマンガ
編 ということで三次元における陸上女子の話をしてきたわけですが、これを二次元に置き換えましょう。最初の出会いって、表紙を見て「女子陸上ものの漫画かー」と思って手に取るわけですよね。
ゴ そうだね。なんでこれを手に取ったのか......。
編 三次元の女子陸上、福島さんいいなみたいなところから?
ゴ エロ漫画の連載をしていると、定期的に新しいよきエロ漫画を探しに、狩りに行くんだけど、いつもの判型のA5版だとめぼしいものがなくて、もうちょっと軽めの小さい本を見てる時に『じょりく!』と書かれた背表紙を見て、なんだろうと。大抵、妹とか人妻とかJKとか分かりやすいワードが入ってるけど、『じょりく!』?と思って引っ張り出してみると、「今、女子陸上が熱いッ!! エロいッッ♥♥♥♥♥♥」っていう煽りがあって。あんまりイヤラしくない表1だったので......。
編 胸だけはデカいですよね。
ゴ 割と爽やか系。でもこういうのが逆に、エロ漫画のコーナーにあるとムラムラさせられる。常々思ってるのが、今売れ筋というのが、書店にしろ出版社さんにしろ、イチオシはだいたいエッチな女の子がすぐ本番して、中出しされて「好きー」みたいな、ホントにエロ漫画的な、何も考えるところがない内容も多いんだけど、陸上をテーマにして尚且つセックスシーンがなさそうな感じがしたので、これはイケるんじゃないかなと。
編 なるほど、あくまで熱血部活物ベースの中にエロがあることをちょっと期待したんですね。
ゴ そう。尚且つコスチューム的なものがたぶん強いだろうと。今も昔もそうなんだけど、全裸が苦手なので、このままでエロさをアピールしてくれるんだったらいいなと。
編 女子陸上ということで、コスチュームプレイは確定ですもんね。尚且つ「この腹筋女子がすごい!」と言ってることからゴールドマンさんの好きなスレンダー女子でもあると。
ゴ そうなんだよ。クビれ巨乳という、理想の一つ。
編 というこの『じょりく!』、もうお分かりかも知れませんが、成年マークがついていません。一般的な普通の漫画であって、成年コミックではないけど、ジャンルとしてはエロだぞと。
ゴ 微妙な、中学生くらいが鼻血ブーみたいな世界だね。
編 ではその内容を詳しく見ていきましょう。今回ご紹介頂くのは第2話、「飛ぶ♥エクスタシー」というお話です。その前に第一巻ということで第1話を読ませて頂いたんですけど、表紙にもなってるポニーテールの短距離走走者・遠野美咲さんを主人公にして、簡単な設定的な紹介がされてました。主人公は女の子たちかと思いきや、コーチの男が主人公なんですね。
ゴ 童貞男子ね。
編 「かつてはオリンピック候補にも選ばれた逸材... しかし度重なる不運なケガにより日の目を見ることのなかった 幻の男」「金田武蔵」。
ゴ この武蔵のお兄さんの奥さん、義理のお姉さんがこの学園の理事長をしてる。
編 金田涼子さん。この理事長が無駄にエロい。
ゴ 登場シーンからエロいね。
編 第2話の冒頭にも出て来ますけどエロいです。コーチの金田武蔵さん、デザインが某作品の某キャラにそっくりですね。
ゴ パロディと言えはパロディだね。
編 ということで第2話、この理事長がなぜかナースの恰好をしてヨーグルトを振ってるんですが、このナース服、いきなり乳が透けてます。
ゴ あり得ないね。
編 作者の活火秀人先生、スクリーントーンの描写が凄いですね。
ゴ マニアだね。
編 陸上部ということでコスチュームの描写がたくさんありますが、微妙な濃淡を表現していらっしゃる。このシーンも透けたナース服を着てヨーグルトをシェイクしながら金田コーチを待っていて、ヨーグルトを開けた瞬間に「ああんっ」。
ゴ 「ドプッ」。
編 ヨーグルトがまるで顔射しているような感じに。「ヤダ... ぶっかけられちゃったわ 元気がいいのね このヨーグルト」と、一コマだけ見るとどう見てもエロ漫画でしかない。
ゴ ただ一応、乳首は見えてないことになってるけど透けて見えてる。
編 乳首は露出してないんだけどディティールは描かれてます。でもここで金田君は「現役を引退したオレの新しい道は 一流アスリートを一人でも多く育てることなんだ!!」と、新任コーチとしての熱い思いを読者にアピールです。
ゴ 理事長に対してこのコーチは、自分はそういう淫乱の道ではなく、健全なスポーツマンマインドですよってことをアピールしてるね。
編 すると次のページには走り高跳びをしている金髪のお姉様的な美女が。
ゴ このクビれがエロいね。
編 跳んでる姿もエロいんですが、その下の股間アップ。これもエロい。このひとコマにかかったスクリーントーンの濃淡がヤバいですね。
ゴ やっぱりジーッと執念を持って見ている、ある意味変質者的なもの。
編 偏執狂的なこだわりも感じます。股間のこの若干の膨らみの奥に何か描かれているんじゃないかと覗きこみたくなります。
ゴ 作家さんの力量を感じるね。
編 そして彼女は小手澤先輩という上級生でなんと1m70をクリアしたと。後輩たちも「カッコイイーっ!!」。次は1m75で、これが跳べればオリンピック強化選手に選ばれる可能性も高い。
ゴ 凄いね。
編 「...高校時代インターハイに出場しただけあってフォームもいい」とコーチ。早速1m75に挑戦するのか、というところで「ごめんなさい... 今日は そういう 気分じゃないの...」。
ゴ ちょっと憂いが生じてるね。
編 そんな彼女はなんと、医学部トップの成績で陸上部のエースでもあると。彼女は日曜日にだれもいないグラウンドで一人で練習しています。「ダメだわ... 何度やっても1m75が跳べない...」とハアハア言ってるこのカット。
ゴ 切ないエロだね。昔の日活ロマンポルノみたいな風情がある。
編 そしてユニフォームの光沢感と乳首感。
ゴ ブラジャーはしないのかね、スポーツブラみたいなの。
編 女子陸上部の下着事情。
ゴ でもこれだけ乳首が透けてる人はいないと思うんだけど。
編 そこは漫画ですから。
ゴ 理想だね。
編 そんなところに金田武蔵コーチがやってきます。「休みの日も一人で練習か?」「コーチ...」「一人きりじゃないと1m75にはチャレンジしないのか...」そんな問いかけに「みんなの期待を裏切りたくないので...」と彼女は答えます。医学部の成績トップということで、親からも病院を継ぐように言われていて、だから大学4年生の今年限りで引退。ただ1m75を跳べればオリンピック強化選手に選ばれて親も認めてくれるだろうと、もっと高く跳びたいと言っているんですが、そんな彼女にコーチが「もっと肩の力を抜け」と、肩に手を置きます。
ゴ いい展開だね。
編 「今のお前に一番必要なのはリラックスすることだ」といきなり走り出して1m75をポーンと跳んでしまいます。
ゴ 余裕で跳んでるね、素晴らしいフォームで。
編 小手澤先輩が登場したシーンもそうでしたけど、ちゃんとスポーツしてるカットがいちいちカッコイイですよね。
ゴ 単なる漫画家ではないね。
編 そして「お前はいろいろなものを背負いすぎてカラダが硬くなっている カラダがリラックスしていなければイメージには近づけないぞ!!」と後ろから肩を揉みしだくコーチ。
ゴ ドキッとしてるね。
編 ドキッと頬を赤らめて「コーチ...」。「...私 本当はここ最近 跳ぶのが怖いんです」「バーに引っかかってしまうイメージしかできなくて...」と言いながらなぜか乳輪が浮いてきています。さっきまでいいお話だったのが、いきなりエロスの匂いがプンプンしてきました。
ゴ イチャラブテイストが出てきたね。
編 さらにコーチが小手澤さんの手を握り締めて「自分を信じろっ!!」「オレが全力でサポートする!!」「一緒に空を飛ぶぞ!!」という凄くいい展開ふうなんですけど、「私のためにそこまで...」と胸が「プク」です。
ゴ 乳首がさらに勃起して。
編 乳輪もプクプクプク。ユニフォームを着てるんですけど、胸の描写がかなり鮮明になってます。
ゴ 逆にイヤラしいね。
編 イヤラしすぎます。でもお話的には「男の人にそんなこと言われたの初めてで... うれしいですコーチ」。
ゴ スポーツだけに打ち込んできた青春だったから、男子との交流もないし、彼氏がいたこともないし、デートの経験もないんだろうね。
編 そんなところに力強い励ましと支えを得てホロリと来てしまった彼女。
ゴ 初めて男の人にいろんなものを開いていく瞬間だね。
編 そして「よし じゃあトレーニングルームへ行こう」「こう見えてもアメリカのマッサージ師の資格を持っているんだ... お前のカラダをほぐそう」と。
ゴ いかにもエロ漫画的な展開になってきたね。
編 アメリカのマッサージ師の資格っていうのが怪しくていいですね。
ゴ 胡散臭さが出てるね。
編 ページを捲ると、うつ伏せに寝た彼女が軽く股を広げて「...よろしくお願いします」。
ゴ 風俗店みたいになってきた。
編 マッサージもののAVを観てるような雰囲気です。そして「よし始めるぞ」と彼女の太腿に手を置いた瞬間「こ...この筋肉の柔らかさ...」「アメリカのトップアスリートたちと同じ――」という驚きをコーチは見せ、彼女は彼女で「あぁ... 自然に力が抜けていくわ...」「いつぶりだろう... カラダがこんなに軽くて安心する感じ...」。「あっ...」「んっ」と吐息も漏らします。コーチは「必ずお前を一流のアスリートにしてみせる...!!」とキリリッです。
ゴ ここはコーチの生真面目さと彼女のリラックス感にギャップがある。
編 ギャップがありつつもこれはいい展開なのかと思いきや。
ゴ 次のページで......。
編 なぜか喘いでいます(笑)。「あっ... あぁんっ...」「ん...? 小手澤?」。ハッと気が付くと「しっ...しまったぁーーっ 気合を入れすぎて 手が......」。なぜか胸丸出して、胸を揉みしだきながら片手は股間に。
ゴ 直撃してるね。
編 「すっ...すまん これは......」「や...やめないで......」とハアハア言いながら小手澤さんが言います。「え!?」とコーチ。
ゴ (笑)。
編 「このまま...最後まで続けてください」という彼女のお願いに戸惑いながら、この後のカットが素晴らしいと思ったんですけど、「小手澤をマッサージ... 小手澤マッサージ... 小手マ... 手...手マ... 手マン!?」。
ゴ このためにこの名前にしたんだろうね、漫画だから。
編 その状態から小手澤さんが四つん這いになって「ぬちっゅ ずちゅ」と。「よ...余計なことを考えるなっ... これは 小手澤の望むマッサージ...!!」「す...凄い...ぅあ コーチ...!!」。このカットでいったい何が「ジュポ ジュプ」言ってるのか。
ゴ 普通ならもっと股間をアップにするところだけど、やっぱり腹筋が描きたかったんだろうね。
編 彼女の顔はヨダレにまみれた口しか出ていません。
ゴ その一方で腹筋が力強く割れてるね。
編 腹筋も線で表現するだけでなくカラダの陰影にスクリーントーンを貼り巡らせています。
ゴ 非常に巧みだね。
編 腹筋+張りのある乳とクビれたウエストが見事に表現されてますね。そして「そう...っ この形だ!!」「この弓なりのフォームをカラダに刻み込むんだ!!」と言って、バックで両手を後ろに引っぱり、上半身が反りあがっています。
ゴ 海老反り。
編 勃起したコーチの股間が彼女の薄いユニフォーム越しの股間に密着。「コ...コーチ 何か硬いモノが当たって...」「あっ...うそっ 入って...!! あぁっ イッ...ク」「コ...コーチ 私...私っ!!」「飛べっ 小手澤ーーーっ!!」。コーチが「くわ」っと目を見開きて、大ゴマが出ます。
ゴ 「ビクビクビク」
編 「イクぅぅうううぅ!!!」「私...飛んでるぅ」というカット共に「うぅ...」と。
ゴ 左下に小さいコマで「ドプッ」とありますね。
編 これはコーチもイッてしまったということなんでしょうね。するとエロ漫画的な後日団で、無事に1m75をクリアした小手澤先輩が後輩に囲まれて笑顔を見せていると。「コーチ... 跳ぶたびに私―――」「イッちゃいます...♡」と。
ゴ いい話だね。
■卑屈な青春時代がオナニーへの情熱を後押しする!
編 ちなみに第1話は表紙の女の子、短距離走の子にコーチングするお話でしたが、この本は話数が進むほどにいろんなジャンルの女子選手が出てくる構成なんですか?
ゴ そうだね。最初に出てくる美咲ちゃんという、おっぱいが大きくてなかなか速く走れなかった子が一応メインで出て来るけど、さっきの小手澤先輩、走り幅跳びの井口すずさん、部長さんだね。あとはメイドつきのお嬢様ハードラーの早川めいちゃんとかキャラは振り分けてある。基本的には最初にエッチな理事長さん。3話目だと、必要ないのに発泡スチロールにフランクフルトをブスブス刺して、「フランクフルトパーティーよ♪」とか言いながら、たくさんのオチンチンに囲まれてしゃぶしゃぶしてるみたいな絵。
編 この第3話の扉の絵はひどいですね(笑)。
ゴ 「やっぱフランクフルトはこの食べ方が一番よね」って。
編 「もっとよ もつと 来てぇ~~!!」という酷い絵柄。
ゴ まったく陸上とは関係ないエロシーン。たぶんこれは、いわゆるエロ漫画的なものをド頭に持ってきて、でもそこでバシッと切り替えて。
編 エロい淫乱な理事長と真面目なコーチ。
ゴ そしてスポコンテイストという、ギャップ感でエロじゃないんだよってところを一回見せておいて、逆説的にコーフンを誘ってる気がするね。その後も、美咲ちゃんがライバルたちにおっぱいを揉まれたり吸われたりして、なぜか母乳が出る体質だったり。
編 (笑)。
ゴ 「母乳シャワー」とか、凄いエロ漫画的なんだけど、あとはナマ乳丸出しで最後に美咲さんが競り合って、パイ差で優勝とか、サービスカットがある。
編 試合のシーンもちゃんとあるんですね。
ゴ 一応ちゃんとしたスポーツ漫画だから。そこら辺のバランスが絶妙な感じだね。
編 エロとスポコンの配分が素晴らしいと。
ゴ 基本的にエロ漫画ではないというところのエロさ。
編 何も大事なところが見えてない着エロのほうがエロく見えたりする、それに近いものでしょうか。
ゴ そうだね。特に僕らのようなエロにまみれた人生......自分でズリネタを探して網羅してるわけだけど、ヤルのが当たり前、股を広げて突っ込まれるのが当たり前みたいなところで生きてると、どうしてもそこにストレスを感じてしまう。やはり現実の世界ではそんなことできないわけじゃない。外を歩いてる人は当然着衣なわけだし。漫画だからリアリティを求めてもしょうがないとは思うけどね。でも、やはり初期の自分のオナニー人生を考えてみると、手の届かないところを目指してオナニーを始めたような気がするから。
編 なるほど。
ゴ そうすると、身近なところで学校......中学生なり高校生なり、女子とかやっぱり運動部の人。あとマラソン大会の時におっぱいの大きい子がね。
編 ブルンブルンと。
ゴ その子はやっぱりおっぱいばっかりジロジロ見られてイヤっていう感じでいたわけだし。
編 ゴールドマンさんの中のノスタルジックなところも刺激してくる作品だと。
ゴ そうだね。あとがきにも書いてあったんだけど、活火先生自身が、中学の時に陸上部に入っていた時があって、部で一番足が遅くて大会にも出られなくてっていうちょっと卑屈な青春を送ってる。その時に男子と女子に分かれていて、女陸を横目で眺めながら悶々としていたと。その気持ちがこの一冊に昇華されてるんだね。やはり我々のオナニーに対する情熱は、そういう卑屈な青春が後押ししてるとしか思えない。
編 卑屈な青春だったからこそ、このユニフォームの描写一つにも非常なこだわりを感じさせるんだと。
ゴ そうだね。美しくもあり、華麗で、何もなくてもエロティシズムを醸し出している。普通はスポーツを愛する人は陸上競技で勃起したりしないわけだから。
編 当たり前ですけどね(笑)。
ゴ そこら辺の、オナニスト心の分かる作家さんだね、活火先生は。我々のセンズリリーダー的な存在だよね。
編 活火さんはこれが初の単行本になるんですかね。その割には余りにもクオリティが高いのでもしかしたら別の名前で......。
ゴ エロじゃない仕事もしてるのかなって感じもしますね。
編 その辺りも今後注目していきたいと。
ゴ 陸上だけじゃなくて、他のスポーツでもいい気がする(笑)。水着とかはよくあるし。
編 大変よくありますね。
ゴ でもそれだと腹筋が見られないから、陸上もののほうが評価は高いね。
編 コスチューム的にも。
ゴ あと重量挙げとかもやって欲しい。ぜんぜん関係ないけどね(笑)。
編 女子のキバってる姿がいいと。
ゴ そう、一番力が入ってて、何百キロっていう重さを支えてる時にエッチないたずらをしたりとか、そういうのもいいかなと思いつつ。
編 という妄想を披露して下さったところで、今回ご紹介した作品は活火秀人先生の、『じょりく!』でした。来月には第2巻も発売されますよ。
ゴ 爽やかなオナニーができますね。
(続く)
『じょりく! 1』(竹書房)
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17.05.03更新 |
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