Goldman presents The Rock'n Roll Ero-Manga
鬼才AV監督・ゴールドマンがお勧めのエロ漫画を熱く語る!
淫語インストラクターにして官能小説家、そしてベテランAV監督であるゴールドマン氏が「ズリネタ」として唯一活用しているモノ、それは「エロ漫画」だった! プロのエロ事師は何故、「エロ漫画」でなければヌケないのか、「エロ漫画」にしかない魅力とは、一体何なのか。ゴールドマン氏が実際にズリネタとして使用している大好物な作品たちについて、編集部がインタビューを敢行。好評につき続投中です!!ゴールドマン(以下「ゴ」) 笹森トモエ先生の『放課後の優等生』という作品です。
編 MEGASTORE COMICSということで、コアマガジンさんですね。笹森さんの初単行本、発行日が2017年11月10日で、10月発売。そしてお持ち頂いたこの本はすでに2刷目。大変売れている作品です。
ゴ そうだね。僕も書店で初めて見かけて、平凡と言えば平凡なタイトルなんだけどそれが逆にインパクトがあった。笹森先生の絵柄に品があるし。それで凄く気になって、思い切って買ってみようと何日かあとに書店に行ったら、もう売ってないと言われた。すると余計に欲しくなるじゃん。それで自転車で30分くらい行ったところのなんちゃら書店ってところに行ってもまた売り切れ。とうとう電車に乗って、3駅くらい先にあるエロ本の充実した本屋に行ったら、この本だけが売り切れ。
編 なんと3軒行ってもダメ!
ゴ その間ずっと勃起し続けてたよね。
編 (笑)。
ゴ 嘘です(笑)。
編 結局どうやって買ったんですか。
ゴ もう縁がなかったんだと。だからもっと変なヤツ紹介したほうがいいかなって諦めてたんだけど、未練がましくもう一度最初の店に行ったら1冊だけ入荷してた。
編 それがこの2刷目だったんですね。
ゴ そう。平積みに1冊だけ残ってました。
編 なるほど。という笹森トモエ先生の『放課後の優等生』ですが、表紙がシンプルなんですよね。
ゴ そうなんだよ。情報がない。それで見かけたときに即買いしなかったんだよね。
編 表4側の帯に「気持ちいいだけじゃ、ダメですか?」「新世代エロ漫画の真打 笹森トモエ 待望の初作品集 いつでも好きに使ってください!」とあるだけ。分かるのは女の子が大変可愛らしくて、尚且つ胸が大きく、スタイルがいいということ。
ゴ ありがちと言えばそうなんだけど、私の最近の傾向として、「優等生」という響きに目覚めてね。この間、何十年かぶりに高校の同窓会があるって連絡があって。地元の友達とは100パーセント交流がなかったんだけど、たまにはアルバムとか見てみなよって言われてさ。同窓会には結局行かなかったんだけど、アルバムを見てたら当時まったく口をきいたことがなかった優等生の女の子が凄く魅力的に映った。もちろん僕のキャラは昔からこんなだったから、真面目系女子とはほぼ喋ったことない。昔はヤリマンというかビッチ系というか、ちょっとエッチな匂いのする女子がなんとなく好きだったりするのが男子でしょ。でも今思うと、勉強ばっかりしてて、家も裕福で、いろんなものに恵まれてるが故にチャラけたこともできず、妄想だけが広がって、実は勉強の間にマンコを弄ってたり、もちろん僕の妄想だけどね。そういうことを考えるとやっぱり優等生のほうがエロいなって。汚されてない感じがね。みんな汚されてないとは思うけど(笑)。
編 中学生はね。
ゴ うん(笑)。そういう優等生だった子と同窓会で会って、意気投合して、そのままラブホに行ったら一番幸せだろうなって。絶対意気投合しないと思うけど。
編 優等生に対する妄想力がちょうど上がっていたところだったと。
ゴ そうだね。これがダメ人間の結論なのかな。
編 いや、でも優等生はいいですよ(笑)。
ゴ この会話がすでに下層階級(笑)。
編 いやいや、たとえばアダルトビデオでも真面目系女子とか地味系女子というジャンルが出来てるくらいじゃないですか。
ゴ そうだね。地味巨乳みたいなのは凄くいいよね。
編 案の定、表1は黒髪の女の子で、表4は眼鏡のボブ。で、やっぱり巨乳。
ゴ 実はね、僕はこの子に恋をしてしまったんだよ。
編 (笑)。
ゴ 初めて人を好きになったって自覚ができた。今までは好きっていう気持ちがなかったけど、彼女だったら結婚を前提にお付き合いしてもいいかなって。完璧だよ。
編 机の上にオッパイを載せているこの方と。
ゴ まあオッパイは丸出しにしなくていいけど、やっぱり眼鏡。中身でも紹介するけど異様にフェラチオに執念を燃やす方で、むっつりスケベ感がある。理想の女子だよ。
編 あんまりイケイケじゃない感じもね。
ゴ そう、1発ヤッた後でもちゃんと恥じらいを持っていらっしゃるという点では優等生中の優等生。
編 この連載を始めて、初めてゴールドマンさんが恋をなさったと。
ゴ 人を好きになるってこういう気持ちなのかと学んだね。
■シンプルな設定と怒涛のカラミシーンで魅せるエロマンガの王道スタイル!
編 今回、笹森トモエ先生の『放課後の優等生』から紹介して頂くのは「パラダイスファウンド」の前編・後編です。ストーリー的なものがあまりないんですよね。
ゴ 何かが起こるわけではない。
編 設定だけがほんのりあるような形式です。どういうお話か見ていきたいと思うんですが、ポニーテールの千都世ちゃんという女の子が上から男に跨って腰を振っているカットから始まります。そしてゴールドマンさんのお気に入りの彼女はその横で頬を赤らめながら見ています。
ゴ 見学的な。
編 不思議な状況ですね。そして男が「びゅーびゅるびゅる」と射精して、ズルンと出てくる精液がたっぷり入ったコンドーム。するとこの優等生ちゃんがやってきて、コンドームをパッと外すなり精液を舌の上に垂らして「はー♥」「んく こくっ」と飲みながら「お掃除しまふ...むっ ん♥」とお掃除フェラをしています。
ゴ 衝撃的だね。
編 彼女の股間は濡れ濡れで、下着の上からでも分かる濡れた股間を男の膝にスリスリと。
ゴ あるよね、こういうこと。
編 お掃除フェラも非常にネットリと「ぬるっ ぬろん ぬろっ」と、口の中で舌が円を描く様が断面図で描かれています。そして「夜澄(やすみ) そろそろバス来ちゃうわよ」ということで、「じゃあ」「学校行ってくるね」と、千都世ちゃんと一緒に制服を着て学校へ行きます。
ゴ 青春ストーリーの始まりだ。
編 ここでト書きが入ります。「僕はとある事情で学校を休学し」「南西諸島のある島で民宿を営む叔父の家でヘルパーとして居候している 間借りしているこの六畳間は」「たった1週間でこの二人とのヤリ部屋になっていた」ということなんですね。
ゴ ヤリ部屋っていう言葉も懐かしい。
編 さらに「ポニーテールの千都世さんは叔父さんの一人娘」であると。「歳は僕の二つ上」「一見Hなことなんて縁のなさそうな正統派美少女...」「のように見えるんだけど」「この関係を作った張本人...」ということで、お弁当を忘れた千都世ちゃんのところへお昼休みに届けにいったらですね、「ね......ちょっと時間...あるよね?」と校舎の裏手でいきなりチンコを咥えられてしまいます。
ゴ すぐヤッちゃう人なんだね。
編 「いいじゃない キミも」「そろそろ精液吐き出したいでしょ...?」「朝ヌイたばっかだけど」。「でも...か... 彼氏とかにっ こんなの 見られたら」と男が尋ねると「かれひ?」と言った後に「ぬるんっ」「ずるるる」と咽喉奥まで咥え込む凄いフェラチオで「ぢゅぽぢゅぽ」やっています。
ゴ ネチッこいね。
編 たちまち「も...射精(で)そ...」となって「びゅるるるるっ♥」。その上で「私 彼氏なんていないわよ♥」と、射精した後に言うんですね。
ゴ ここがキュンと来るよね。
編 「島で恋人を作るというのはいろいろな柵(しがらみ)があるようで」「セックスしたいのに男と付き合うのは面倒 僕は抑圧されていた彼女の性欲のはけ口になったのだ...」「それでも僕は彼女との関係に夢中だった」ということで、一発ヌかれた後にバックから挿入しています。
ゴ タフだね。
編 その姿を眼鏡の夜澄ちゃんが見ています。
ゴ いつもそばで見てる。
編 そして場面は夜。シックスナイン状に絡み合って、「ね...そろそろ お父さん帰ってくる前に...しよ?」ということで挿入しようとしたらゴムが切れてるんですね。
ゴ ありがちだね。
編 ここで「いいよ...このまま生で...」となって初の生挿入です。「なか...っ ダメだから...ね...っ 外...にっ」「とは言っても」「ガッチリホールドされてたら...っ」。
ゴ 言ってる割には脚を絡めてる。
編 脚を絡めてガッチリホールド。「抜かないと...ッ」「早く...でないと」となって中出しです。「ドプッ」「びゅるるる♥っ」。
ゴ 精液が外に迸ってるね。
編 断面図もあります。「どく♥ どく♥ どくっ♥」と。次のコマも「どく♥ どく♥ とくどくっ♥」。
ゴ 笹森さんの素晴らしいところは、断面図で射精したのをきちんと描く。子宮に精子を流し込むのはみんなあるけど、ペニスに絡みついてるというね、そういう描写にグッと来るよね。
編 そして「うわあ...っ すごい出しちゃった」[キモチ良かった?」ということで、以降は「危ない日以外 生でするようになった」と。
ゴ イヤラしい。
編 そこへ「またしてたんですか...換気しないと...」と夜澄ちゃんがやってきます。
ゴ エッチな匂いが充満してるんだね。
編 ページ変わって千都世ちゃんと夜澄ちゃんの学校帰りでしょうか、「夜澄はさ...しないの?」「あんなに興味あったじゃない セックス♥」と千都世ちゃん。「それは...ちとちゃんみたいにはできないよ」と夜澄ちゃん。「「何で? みつるはきっと夜澄とシたいと思ってるわよ」「......やっぱり見られるのって はずかしいし...」と言いつつ、「昨日の中出しが頭から離れないのに...」というモノローグ。
ゴ (笑)。
編 そして「それじゃさ 明日は二人にしてあげるから」という千都世ちゃんのセリフです。ここでパートが夜澄ちゃん中心に移ります。みつる君のモノローグによると「夜澄さんは石渡さんの友達で はずかしがりでマジメな優等生...という感じ」「彼女と体の関係を持ったのは千都世さんとのしばらく後」ということで、千都世ちゃんの言っていた通りみつる君と二人きりになった夜澄ちゃんです。そして「すみません ちとちゃんは今日は部活で...」となぜか謝ります。
ゴ 「ドキ ドキ ドキ」
編 ドキドキしながらのこの顔がまたいいですね。
ゴ 顔を赤らめてね。
編 「私で 嫌じゃないようでしたら 溜まってると思いますし その...」「お口で...なら してあげられます...よ?」
ゴ 言われてみたいセリフだね。
編 ということで、夜澄ちゃんのフェラチオがこの後ガッツリ描かれます。
ゴ 「べろぉ」
編 いかに彼女が魅力的かというのはみつる君のモノローグが語っています。「それは清楚なイメージをひっくり返すくらい」「本当にチンポが好きっていううっとりした顔で」「味わうようにねっとりしたフェラで...」ということで、めでたく射精。この辺りの描写が大変イヤラしく素晴らしいですね。
ゴ 口内に出されて、そこでまた根本から吸い出して。
編 丁寧な描かれ方ですよね。
ゴ そうだね。一見淡泊な人物描写の割には、舐め方とか精子とか肉感的な部分については非常にネバッこいものがあるね。
編 その一つ一つがまたイヤラしい。
ゴ メガネで頬を赤らめ、ベロの上にザーメン。
編 手の上に出して、それをもう一回「ちゅるっ♥」と。
ゴ これは常人ではできないね。ホントの精子好きじゃないと。
編 そしてこの夜澄ちゃんは、千都世ちゃんも巨乳ですが、それを上回るくらい巨乳だった。
ゴ 地味巨乳。
編 「Iカップ? みたいです一応...」ということで「夜澄さんはどんどん積極的になっていって...」「千都世さんと同じで もともと性欲が強いんだと思う」とみつる君。ここで、夜澄ちゃんにはパイズリシーンも出て来ます。
ゴ どこで覚えたのかねえ。
編 「中に...出してしまっていいですよ」「あ 中っておっぱいの中ですからね」という凄いセリフも飛び出します。
ゴ 乳マンコってやつね。
編 これがいかに凄いかはみつる君のモノローグで分かります。「し...絞られる... 気持ち良すぎて足がガクガクする」と、あっと言う間に「ドクドクドク」です。「すごい濃いにおい...」「体にしみついてしまいます...」とおっぱいを精液まみれにする夜澄ちゃん。というわけで「夜澄さんとはセックスはしなかったけど」「三人ですることは増えた」と3Pです。騎乗位で腰を振る千都世ちゃんに、みつる君とディープキスする夜澄ちゃん。
ゴ ネチッこいキスだねぇ。
編 それを見かねた千都世ちゃんが「ちょ...っと 夜澄っいつまでキスしてるのよ」と言いつつ自分は中出しされています。すると夜澄ちゃんはその様子を見ながら自分で指を突っ込んでグャチャグチャとやっています。
ゴ スケベだね、この人たちは。
編 そんな日々が続いたある日、「夜澄はまだなの? 初エッチ」というところで「あの...みつるさんは」「したい...ですか?」「私と.........その...エッチ...」と言って後編に入っていきます。するとすぐに初カラミのシーンで「いいんですか...?」「はい...生で...大丈夫です」と。
ゴ どうして生でいいってことになっちゃうのかね。
編 「あっ すみません痛いですか?」「い いえ...」と初回からいきなりガンガンハメています。
ゴ 「ビュク ビューッ」
編 そしてモノローグ。「その日は時間が許す限りハメまくった 僕の上手くないセックスでも」「初めてとは思えないくらい感じてくれて」。
ゴ 盛りのついたって感じ。
編 お掃除フェラも非常に吸いつきのよろしいやつです。
ゴ 顔もトロ顔になってるね。
編 トロットロです。そして「間違いなくエッチ ハマったって顔... 千都世さんと同じように 多分これから毎日...」と。この千都世さんと夜澄さんがいかに魅力的かということが、今度は学校の同級生たちの言葉で語られます。「石渡は気さくではなしやすい」「明日澤は優等生ってカンジで処女オーラ全開」「メッチャ付き合いてえー どっちでもいいから」「いや 可能性は考えたくない」「どうせ付き合えないなら...」「あれを揉める奴の存在を」「考えたくない!!」。
ゴ (笑)。やっぱり同級生で巨乳っていうともの凄い気になるもんね。
編 セーラー服がはち切れんばかりですからね。
ゴ なおかつ優等生。
編 そしてこの胸のアップからページを捲ると、これを揉み放題でバックでパンパンパンッとヤッてる描写です。「千都世さんは野外プレイが好きだった」ということで茂みでヤッてます。
ゴ 中で射精してるね、もちろん。
編 時にはおじさんが家にいる時に部屋の中でもぱちゅぱちゅヤッてます。「こんな風に起こされることもよくある」ということで、寝起きの朝勃ちしてるところへ騎乗位で跨られて「ものすごい腰振りで...」「先っぽ子宮口にこすりつけてしごかれる」。
ゴ チンコを使ってのオナニー。
編 そして朝一から「ドクドクドク」。
ゴ ハメてハメて出しまくる。
編 「控えなきゃ...と思っていても中に出してしまう」「我ながら遠慮のない量の精子...」。一方「夜澄さんは一度関係を持ってからもやっぱりシャイで」「千都世さんほど積極性はない...」「ように見えるけど」。
ゴ 実は。
編 「一度スイッチが入ると...」。
ゴ 「ぶぽっ♥ ぶっぽ♥ ぶぽっ♥」
編 こうしたモノローグの合間にも非常に濃いイヤラしい描写が怒濤の勢いで展開されます。ほぼカラミのシーンばっかりなんですよね。
ゴ 舌の絡め方とか、夜澄さんの髪の毛に頭上からザーメンがぶっかかるという描写、なかなかないよね。
編 そして「全部お顔で受け止めてくれる よくない性癖に目覚めそう...」。
ゴ 尚且つザーメンまみれの黒髪でお掃除フェラ。
編 さらにそのまま「トロトロになった彼女の下半身を」「夜澄さんの好きなバックで奉仕する」。
ゴ 「ぱん ぱんっ ぱんっ」
編 「お尻の弾力に何度もねじ込んで」「イっくイグっ...」「ビク♥ ビクン♥」。さらにまた展開していきます。「島外に用事があって数日島をあけた時は...」戻ってきたみつる君を顔を赤らめた2人が船着き場で待っていて「そのまま人気のない公園の休憩所で」搾り取られるという。
ゴ 欲望の塊だね。
編 「毎日こんな生活をしているのに...」「2人とのHは止められなかった」ということで、2人と絡んでる描写が延々と続きます。2人とも当たり前のように中出しでズルズル。そして「でもこんな事ずっと続けていいわけはない」「僕は現実に戻るべきだし」「彼女達だってずっと僕とじゃ...」と思っていると、「私たち来年ね 本島に進学しようかなって」「ルームシェアできるし 色んなコト経験したいし」「この島出てみたいもんね」と言い出します。「ですね...僕もそろそろ...家に...」みつる君がそう言うと「だからね 2人で決めたんだけど」「もし良ければだけど...」ということで1年後です。
ゴ うん。
編 島から出た2人とみつる君がマンションの部屋にいます。「ちとちゃん遅刻しちゃうよ♪」「うん...っ 待って あと少し...っ♡」「ドクッ ドク ドク」「充さんもお仕事あるんだからムリさせすぎちゃダメだよ」「夜澄も昨日の夜はお楽しみだったみたいだけど?」ということで、大学に通ってると思われる2人と3人暮らしをしているらしい情景が描かれています。
ゴ 洗面所のコップに歯ブラシが3つささってる。
編 そしてハートマークつきの「行ってきます♡」。
ゴ まあ幸せな結末だね。
編 幸せなハーレムが出来上がりました。パラダイスを見つけたということでタイトルが「パラダイスファウンド」。
ゴ 島という楽園の意味もあるだろうね。
編 物語としてはシンプルで、中出しして子供が出来ちゃったということもなく、島の人にバレて寝取られるということもない。女の子2人との甘い関係が延々と続いていきます。
ゴ 性欲の限り。復活するのも早いからね。
編 展開も早く、朝は千都世ちゃん、夜は夜澄ちゃんとというふうに、この作品のページ中7.5割から8割くらいはカラミのシーンしか描かれてないんですよね。しかもその絵が全て美麗に描かれています。
ゴ そう、これだけカラミが羅列されててもウンザリするということがない。
編 メリハリ利いてるからなんでしょうか。
ゴ やっぱり画力もそうだし、あとは笹森先生の柔軟さというか。
編 絵柄や、描かれているキャラクターの掴み方というか。お尻や胸の柔らかさも特徴的ですね。
ゴ 気持ちのいい体ってことなんじゃないかな。
編 あまりディフォルメされていないこの肉感的な体のいろんなカットがあるんですが、たとえば中出しが終わって大股開きで中から精液が出てくるシーン。最初の中出しの後なんですけど、後ろに手をついて大股開きでしている千都世ちゃん、凄くいい感じで描かれてますよね。
ゴ ハメてなくても見られるというか。ドロリ~と精液が垂れ落ちて動的な要素もある。
編 腰回りの肉付き感が凄くいい。びっくりしますね。
ゴ 覗き見してる夜澄さんが顔を赤らめてるのもいいね。
編 いいですねぇ。彼女たちの表情も豊かです。「お口でならしてあげられますよ」と言う夜澄さんのこの表情。
ゴ 好きになっちゃうよね。
編 また夜澄さんの場合はフェラチオの時の顔がいっぱいあります。
ゴ しゃぶりだしたら人格が変わっちゃう。
編 ひょっとこみたいに吸いつく顔も正面からと真横、どちらもあり。汁のダクダク感とか、チュルッと飲んだりという描写の芸も細かいです。
ゴ 笹森先生はやっぱりフェラチオマニアというか、それでイキたい人なんじゃないかな。
編 単純に今どきの流行りの絵ということでもないですよね。
ゴ 情緒があるよね。ヤリ漫画なのに凄く情感があるというか。
編 そうですね。ヌキ系のアダルトコンテンツなのは間違いないんですけどね。
ゴ カラミのシーンを羅列していて、逆にストーリー重視を好むユーザーからはヤッてるだけじゃないかと。
編 そう言われても仕方がないんですけど、要所要所に登場人物のモノローグや台詞が挟まれています。そして何せエロい。
ゴ 基本的なエロのポテンシャルが違うよね。
編 やっぱり夜澄ちゃんの髪の毛にベットリかける顔射のシーンの......。
ゴ 精子がしぶいてる感じとか、髪の艶とメガネのレンズ。
編 正面からだけでなく横からのカットもあるんです。
ゴ そう、だからやっぱり凄くマニアックなんだよね。
編 顔のアップから結合部のアップ、抜いた後のアップもありますよ。
ゴ やっぱり性描写の中にドラマ的な要素が含まれていることもポイントなんじゃないかな。
編 島に帰ってきて、先に夜澄ちゃんにバック。その後に3人で絡むシーン、本当にハメてる絵しかないんですけどね。何とも言えないイヤラしさがあります。
ゴ これが才能というやつかな。
編 そうなんでしょうね。
■笹森先生の描くエッチな優等生の魅力!
編 この単行本は出たばっかりなんですが2017年に描かれてるのは「パラダイスファウンド 後編」と第1話だけ。あとはここ5年くらいの作品が載ってるんですね。
ゴ 単行本としては珍しいのかな、5年前の作品を収録というのは。
編 なので初の単行本なんですが、この本を全体として見た時に、新しい作品ほどいいというのがゴールドマンさんのご意見なんですよね。
ゴ そうだね。作家として成長してるということだろうけどやっぱりキレが素晴らしくて、バランスもよくて先が楽しみ。ただ逆にこれがピークのような気がしちゃってね。だから余計なこと考えずにこれでヌケって感じ。
編 あとがきにも書かれていますが、アダルト系の作品ではかなり寡作な作家さんだということで、年に1~3本掲載じゃないと描けないんだけど、やりたいネームはまだまだあるということなので、本当に2冊目の単行本が楽しみですね。
ゴ そうだね。要注目の作家さんだね。
編 こうやって見るとこのエロ漫画、もの凄く純粋にオカズになってますよね。
ゴ ピュアな気持ちで優等生をオカズにできる。気持ちのいいストレートで空振り三振みたいな。
編 何の外連味もないし、物語的にフックもあるわけじゃない。でもただただエロい。
ゴ そこが根本的に、いわゆる可愛い子が出て巨乳でエッチしまくりでーすっていう、ありがちな売れ筋の漫画とは違うとこだね。
編 この笹森先生とおなじくらいカラミばっかり描かれてるエロ漫画ってあると思うんですけど、そっちって面白くないじゃないですか。
ゴ やっぱり途中でもう、最初のカラミだけでいいんじゃね?ってなる。
編 この本はぜんぜんそんなことないですよね。
ゴ そこがエロの才能ということなんだよね。だからお話も何回ヤッてもヤリ足りないってことになってるわけだよ。
編 情報もそこまで多くなくて、キャラも、たとえば夜澄ちゃんは控えめなんだけど一旦スイッチが入るとフェラチオが大好きなネットリ系とか、深く掘らずにちょっとした設定だけがポンポンと置かれてるだけなんですけど、そこがまた想像を刺激していいのかも知れないですね。
ゴ そうだね。余計なというか、説明過多になりすぎないところが深みとして感じられるのかも。
編 何度も楽しめるし。
ゴ 人間もそうだよね。あんまりよく知らないほうが魅力的だったり。女は特に知れば知るほど好きじゃなくなるじゃない。それは僕だけかも知れないけど(笑)。
編 街ですれ違う女性が一番魅力的だというアレですね。
ゴ そうそう。素性も知らないし、パンツにたまにウンコがついちゃうとか、そういう悪いところを知らない。表面だけを見てあいつはエロいんじゃないかとか言ってる。あと実際にセックスして、何回もヤリたい女と、もういいやみたいな女と分かれるじゃない。食べ物と同じように。
編 なるほど。
ゴ 笹森さんの作品は一回味わうとルーティンでハメまくりたくなる。やっぱりそれは、女としての魅力ってことなんだろうね。いくらお金を持ってても、性格がよくても買えないものというか。もう一回ヤリたい、今ヤッたんだけどまたハメたいと思わせるのは、やっぱり個体の持ってる魅力でしかないんじゃないかな。
編 思わず執着したくなる魅力。
ゴ 肌の質感とか。AV女優で言えばいくら頑張ってあんなこともこんなこともして、潮もいっぱい吹いて、いっぱいイッて、精子もいっぱい飲んでってしたところでウンザリされちゃう女優もいるわけだよね。逆に大したことできなくて、体も固かったりぎこちなかったりしても凄いエッチみたいな場合もある。そういう個体の持ってる魅力ってことなんじゃないかな。
編 笹森先生の描く女の子にはそういう魅力が宿っていると。
ゴ そう、それが優等生なんだよね。優・等・生。
編 なるほど(笑)。
ゴ 同窓会のことを思い出して、クラスの女っていうと凄いブスか、ヤンキー系でエッチさせてくれそうな感じか、優等生か。あるいは中間層のどうでもいい......そう言っちゃうとあれだけど(笑)。
編 その他大勢みたいな。
ゴ そう。その他大勢はたぶん、2回くらいハメたらもういいかなっていう感じで。
編 ひどい(笑)。
編 電話がかかってきても出なくなっちゃったりね。でも優等生の優れてる側面は、やはりいつまで経っても優等生。憧れの対象なんだよね。ハメてもハメても手の届かない何かを常に醸し出してる。
編 素晴らしい優等生に恋をしたと。
ゴ そうだね。やっぱり死ぬ前に一度は優等生タイプの人と交わってみたいね。
編 2018年はしょっぱなからゴールドマンさんの欲望が爆発しましたね......。
ゴ 生まれ変わって優等生的なオナニーを目指します。
編 2018年は優等生オナニー。
ゴ うん(笑)。
編 というわけで、今回ご紹介したのは笹森トモエ先生『放課後の優等生』でした。
ゴ 売り切れちゃうんで、早く買って下さい。
(続く)
『放課後の優等生』(コアマガジン)
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