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毎週月曜日更新!
小林電人の禁断アブノーマル小説、待望の第三作目がついに登場!!
やんごとなき事情から町内会のスケベ親父たちに「飼われる」ことになった、薄幸の微乳美少女。彼女はどんな体験を噛み締めなければならなかったのか――。羞恥の鉄人・小林電人と気鋭のイラストレーター・浦野つかさが満を持して放つ官能ロリータ・ファンタジー!「今回の旅行で、町内会会員の皆様が親睦を深め、よりよい関係を......」
浦野町町内会会長である北村が立ち上がって、長々と挨拶を始めると、しびれを切らした男たちが野次を飛ばす。
「わかった、わかった。もうおれたちは言われなくても十分仲がいいんだからさ」
「さっさと飲ませてくれよ」
「そうだそうだ。もう始めようぜ」
誰もが幼い頃からの顔なじみ同士だ。遠慮などする者はいない。いつものことなので、川村も苦笑するだけで、特に気を悪くもしない。
「少しは町会長らしいところも見せさせてくれよ、お前たち......。まぁ、いいか。それじゃあ、乾杯だ」
大広間に並んだ男たちは一斉にグラスを掲げた。
「かんぱーい!」
その後は、自分の前に並べられたご馳走に舌鼓を打つ。煮物、焼き物、汁物などが並べられているが、温泉旅館の夕食につきものである刺身だけは、なぜかなかった。
「ねぇ、町会長。なんで愛美ちゃんいないの? せっかくだからお酌してもらいたいんだけどな」
「そうだよ。恥ずかしい格好でお酌してもらいたいよな。いひひひ」
サンライズクリーニング店の遠藤と、坂田寝具店の坂田に言われて、北村はにやりと笑う。
「まぁ、ちょっと待ちなさいよ。今、愛美ちゃんは準備をしてるんだから」
「おっ。というと、裸エプロンかなんかで、お酌してくれるのかい?」
「ふふふ、それは来てからのお楽しみということで......」
宴会も進み、男たちのいい具合に酔いが回ってきた。誰もが顔を赤らめ、だらしなく浴衣の前をはだけている。うるさい女房もここにはいない。男たちは思う存分にくつろいでいた。
やがて大広間の奥の襖が開き、この旅館の女将が現われた。薄桃色の和服を粋に着こなした艶やかな女だった。どこかわけありといった感じの表情も、また色っぽい。
「本日のメイン料理の準備が出来ましたわ」
女将がそう言うと、北村は嬉しそうに手を叩く。
「よっ、待ってました」
女将が襖を全開にした。すると大柄な板前たちが、台車を広間の中へと押してくる。
台車の上には、大きな皿が載せられ、そこには鮮やかな魚介の刺身が並べられていた。
「おおっ!」
男たちは一斉に歓声を上げた。それはその刺身の見事さに対してではない。その刺身が載せられているのが、白く初々しい少女の裸体だったからだ。
「ん、んぐぅ......」
刺身を載せられている全裸の少女は、もちろん愛美だった。仰向けで、巨大な台車を背中で抱え込むようにして両手両足を拘束されている。そのため両腕も、そして股間も大きく左右に広げられている。肌の上にはびっしりと刺身が載せられているので、恥ずかしい部分は隠れているが、ある意味でこれは全裸以上に、少女としては耐え難い姿だった。口には手ぬぐいで猿轡が噛まされ、声を上げることもできない。
「おお、愛美ちゃんの女体盛りか!」
「女子高生の女体盛りなんて、滅多に見られるもんじゃないぞ!」
男たちは目をギラつかせながら立ち上がり、愛美の周りを取り囲んだ。その手には、それぞれ箸が握られている。
「ふふふ、どうですか、このメイン料理は。みなさん気に入ってもらえましたかな」
男たちは歓声で答える。
「では、みなさんでいただこうじゃないですか」
北村がそう言うと、男たちは一斉に箸を愛美の身体に伸ばした。それはまるで川に落ちた動物に襲いかかるピラニアのようでもあった。
「んっ! ん~っ!」
愛美は猿轡の奥で悲鳴を上げる。本当に自分の身体が男たちに食べられてしまうような気がしたのだ。
四方八方から箸は伸びる。その先端は刺身をつまみ上げると同時に、愛美の肌を刺激する。
「ふふふ、おっぱいが小さい愛美ちゃんだから、刺身も安定して載せられるわけだ。愛美ちゃんは女体盛り向けの身体なんだね」
「いやいや、やっぱり女体盛りってのは、女体の曲線にそって立体的に刺身が盛られるのがいいんだから。もうちょっと盛り上がりが欲しいところだよ」
「じゃあ、我々で少し刺激してあげて、ホルモンの成長を活発にしてあげましょうか」
そんな勝手なことを言いながら、箸の先で愛美の乳首を摘む。
「ん、んぐっ!」
がっちりと拘束された愛美の身体がビクンと反応する。
「ははは、これは面白いな」
男たちは、関係ない場所の刺身を取る時も、愛美の乳首をつまんでいく。箸先で脇腹をくすぐるように触る者もいる。その度に愛美は呻いた。猿轡をかけられた唇から、涎が溢れる。
「やっぱり、愛美ちゃんの可愛い声が聞きたいからね。猿轡は外してあげよう。でも、あんまり大声を出さないでくれよ。他にもお客さんはいるんだからね」
北村が愛美の口に食い込ませて縛ってあった手ぬぐいを解く。そして口の中にも押し込んであった手ぬぐいを引っ張りだす。それは唾液でぐっしょりと濡れていた。
「はぁ、はぁ、はぁ......。ありがとうございます......」
「どうだい、これが日本の伝統的なお座敷遊びである女体盛りだよ。実はこの旅館の密かな名物でね。本当は専門のコンパニオンを使うんだが、今回は無理を言って愛美ちゃんを台にしてもらったんだよ」
さっきから妖艶な笑顔を見せて愛美を眺めていた女将が言う。
「うちのコンパニオンのほうがおっぱいもお尻も大きくてスタイルはいいけど、やっぱり若さよね。肌もピチピチしててたまらないわ。それにこんなに可愛らしい女の子は、なかなかいないわよね」
東桜館は大きな混浴温泉が自慢の老舗旅館だが、観光地不況を生き抜くために、十年ほど前から宴会向けのピンクサービスも充実させていた。
そして公式には出していない裏メニューとして、SMチックなサービスも用意していたのだ。これは若い女の子を辱めることが何よりも好きだというサディスティックな性癖を持った女将のアイディアによるものだった。
マニア仲間からこの旅館を教えてもらった北村は、これまでにも何度か訪れ、裏メニューを堪能していたのである。
このSMチックな女体盛り用の拘束台車も女将の特注品なのだ。
「本当、可愛い子ね。食べてしまいたくなるわ」
女将は愛美の顔をじっと見つめて、頬をぺろりと舐めた。
「あっ」
身体中を箸でいじくり回されて敏感になっている愛美は、女将の舌の感触にも激しく反応した。
「ははは、女将。食べるのは刺身だけにしておいてくれよ」
「おれならいくらでも食べていいぞ、女将」
そんな下品な野次にも、女将は平然と答える。
「食べてあげてもいいけど、それは別料金よ。高いわよ」
その芝居のかかった言い回しに、男たちもどっと笑った。
二十人以上の男たちが群がったために愛美の身体を覆っていた刺身はアッという間になくなってしまった。しかし、股間の部分に置かれたアワビの刺身だけは、誰も手を出していない。そこだけは取っておこうというのが暗黙の了解だったのだ。全裸で大の字にされた少女の股間だけがアワビの刺身で隠されているというのは、ユーモラスであり、たまらなく卑猥だった。
「さあて、それじゃあ、最後のこれをいただくかな。そうだ、これは橋崎先生に食べていただきますか」
北村に薦められ、橋崎は箸を片手に左右に大きく開いた愛美の股間の前に立った。
「それじゃあ、遠慮なくいただきますか。ふふふ、これは寿命も伸びそうじゃな」
橋崎が箸を伸ばすと、愛美は本能的に怯えた声を上げた。
「あ、いや......」
橋崎の箸はアワビの刺身をつまみ上げた。再び愛美の恥ずかしい部分が露になる。
「おやっ? これはこれは......」
橋崎は思わず声を上げた。つまみ上げたアワビの刺身と愛美の秘裂の間に透明な糸が引いていたからだ。
「愛美ちゃん、またこんなに濡らしてたのかい。こりゃ、驚いた」
「うわぁ、本当だ。ビショビショじゃないか!」
「あふれちゃってるよ、愛美ちゃん!」
男たちの言葉に、愛美は半泣きになりながら頭を振る。
「違います。違うんですっ」
「何が違うんだい、愛美ちゃん?」
「愛美ちゃんは女体盛りにされて、そんなに興奮しちゃったんだ」
「こんなことって、よくあるのかい、女将?」
「あるわけないじゃないですか。こんなことでそんなに感じるなんて、よほどの変態ですよ。可愛い顔して、ずいぶんいやらしいんですね、この子は」
女将はわざとらしく呆れてみせる。愛美はうわ言のように「違います」を繰り返すばかりだ。しかし、どんなに否定しても、溢れるほどに愛液で濡れた秘裂を隠すことは出来ない。
「ふふふ、それじゃあ、これでたっぷりと味付けさせてもらうかな」
橋崎はアワビの刺身を愛美の秘裂に押し付けた。その刺激に愛美は声を上げる。
「あっ、ああっ」
「あらあら、こんなことでもしっかり感じちゃうのね。本当にいやらしい子だわ」
「あっ、あんっ、あんっ、だめ、やめてぇ......」
女将の冷ややかな声も、もう愛美には聞こえていなかった。橋崎がアワビを摘んだ箸で、執拗にいじくり回していたからだ。女遊びに長けた橋崎は絶妙な箸さばきで、愛美の官能を刺激する。
生まれて初めて他人によってそこを愛撫される快感に、愛美はもうどうしていいかわからない。懸命に喘ぎ声を押し殺そうと努力しながらも、だらだらと透明な蜜を垂れ流してしまっていた。
どっぷりと愛美の蜜を絡めたアワビを、ようやく橋崎は口に入れた。
「ほほほ、こりゃあ愛美ちゃんのエキスが満点だ。間違いなく寿命が伸びそうだわい」
橋崎は満面の笑みを浮かべて、アワビを噛み締めていた。
「いやぁ、特別料理を堪能させてもらったよ、女将」
「いえいえ、ご持参の器が素晴らしかったせいですわ」
「しかし、我々はこうやってお腹いっぱい食べたわけだが、愛美ちゃんはまだ何も食べてないからね。何かご馳走してあげたいんだが」
「そうですね。それじゃあ、東上橋温泉の隠れた名物を食べさせてあげましょうか」
女将がポンポンと手をたたくと、中居がお盆を持ってきた。そこにはドロリとした液体のようなものが入ったすり鉢が載っていた。
「今夜は愛美ちゃんも、がんばらないといけないみたいだから、体力の付くものを用意したわ。これは東上山でしか取れない特別な山芋で作ったトロロ汁なの。とっても精力が付くのよ。これを食べさせてあげるわ。でも、上のお口じゃないところからね。ふふふ」
女将はすり鉢を抱え、添えられた筆を手に取った。
(続く)
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