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「町内会で飼われる少女」【11】

ずらりと並んだ洗い場の中央に愛美は座らされた。男が胸を隠すのはおかしいと、タオルでは下半身の前を押さえることしか許されていない。

湯船に浸かっている圭一から見える愛美の背中と尻は、まぎれもなく女性のそれだった。白く繊細な肌、そしてなめらかな曲線。黄色いプラスティックのバスチェアに乗ったヒップは、小さめではあるが瑞々しい膨らみを見せていて、いかにも美味しそうだった。

なんで、女の子が男風呂にいるんだ......? 圭一は不思議に思う。ただ、その様子を見ていると、周りの男たちが無理矢理に彼女に男を演じさせて男風呂に連れ込んでいるようだ。少なくとも彼女は自分の意志で男風呂に入っているわけではないようだ。

それなら、助けてあげなくちゃ......。正義感の強い圭一はそう考えるが、それ以上に下半身は正直だった。初めて見る同世代の少女の裸身に、圭一のペニスは固くなりっぱなしなのだ。とてもこれではお湯から上がることはできないし、こんな状態で男たちを咎められるはずもなかった。

「さぁ、正夫君、おじさんたちが背中を流してあげるよ」
「は、はい。ありがとうございます」

舌なめずりをしそうなくらいに顔を緩ませた中年男たちが、ボディシャンプーを泡立てた手で「正夫」の背中を擦り立てる。いくつもの無骨な手が白くて小さな背中を這いまわっている。

「ああ、正夫君の肌はすべすべだねぇ。若いっていいことだねぇ」
「おじさんたちだって、昔はこれくらいすべすべだったんだけどねぇ、ははは」
「あっ、そこは......」

正夫が小さく悲鳴を上げた。男の手が前に回って乳首を触ったらしい。

「男がそんな声をあげたら不自然に思われるぞ」
「で、でも......」
「愛美ちゃんが女だとバレたら、大騒ぎになるぞ」
「は、はい。ごめんなさい......」

そんな小さい声でのやりとりがあり、その後は、中年男たちの手は容赦なく前のほうへと進んでいった。

「あん、ああっ......」

男たちの指は乳首を重点的に狙ってくるのだ。それも左右から同時に。声を出すまいと耐えていても、つい甘い吐息が漏れてしまう。さらに尻や内腿など、あらゆる部分にシャボンまみれの指が這いまわるのだ。耐えられるはずもない。

幸いに、タオルで隠した股間だけは、まだ攻撃は加えられていないが、それでも何人もの男たちに身体中を触られているのだ。愛美の肌は次第に上気してピンク色に染まっていく。

その頃になると、他の客たちも、さすがに「正夫」の正体に気づいてくる。男たちの手で身体を洗うという名目で、愛撫されている少女を遠巻きに取り囲んで、眺めていた。

「あっ、そこは、だめ......」

橋崎の手が、タオルの中へと滑り込んだのだ。

「何を言ってるんだ。ちゃんとここも洗わないとバッチイだろう?」
「そ、そこは自分で洗いますので......」
「なあに、気にするな。おじいちゃんが、ここも綺麗に洗ってあげるからな」

橋崎のシワだらけの指が、愛美の最も敏感な部分に触れた。愛美は小さくのけぞる。タオルの下で橋崎の指が動きまわる。

「あ、ああっ......!」

それは、もうあからさまに少女の悲鳴だった。

「ほら、そんな声をあげたら、みんなにバレちゃうよ」
「で、でも......。あっ、ああん......」

愛美は悩ましげな声を上げ続けてしまう。取り囲んだ温泉客たちも、息を飲んで見つめている。

その中から、一人の男が声を上げた。

「おいおい、もしかして、その子は女の子じゃないか? どうして女の子が男湯に入ってるんだ?」

真魚荘に宿泊している地元の組合長、三浦だった。固太りの中年男だ。

しかし、北村は慌てない。

「おや、おかしなことをおっしゃいますね。この正夫君は立派な男ですよ」

愛美はとっさに胸を隠そうとするが、男たちに腕をつかまれて阻止される。

「しかし、その声はどう聞いても女の子のようだが......」
「ほら、よく見て下さいよ。女の子だったら、こんなにぺったんこな胸をしているわけがないじゃないですか」
「あっ、いやっ」

北村は、愛美の両腕を後ろで束ね、胸を突き出させる。そうして胸を張る姿勢になると、微かに膨らんでいる乳房も、完全に平らになってしまう。

「どれどれ」

三浦は、愛美に近づき、そして胸を撫でる。その指が乳首に触れると、愛美はビクンと身体を震わせた。

「ふふふ、これは確かに年頃の女の子の胸にしては平らすぎますな」

そうは言っても、その微かな膨らみは少年の胸とは明らかに違うことは一目瞭然のはずだ。しかし三浦はわざと気づかないふりをして、愛美の乳首を嬲り続けている。

「しかし、貧乳の女の子というのもいますからね。胸だけでは判断できないですよ」
「それじゃあ、ここを見て判断してもらうのが一番ですかね」

北村は愛美の股間のタオルを指さす。愛美は血相を変えた。

「そ、そんな!」

股間を見られてしまえば、自分が女であることがバレてしまう。いや、そもそも、見も知らぬこの中年男に恥ずかしい部分を見られるのは耐えられない。いくら町内会の男たちにあれだけ見られたとは言っても、羞じらいが消えるわけではない。

「そうですね。それが一番でしょうな」
「さぁ、どうぞ。タオルを取って御覧ください」

北村に合図された上野が、愛美を背後から持ち上げて、膝を左右に割り開いた。まるで幼児におしっこをさせるようなポーズだ。大きく広げられた股間はタオル一枚で隠されているだけ。これを取られたら、何もかもがさらけ出されてしまう。

「いや、いや、やめて、離して!」

男を演じることなど、もうすっかり忘れて、愛美は悲鳴を上げる。

しかし、三浦は好色な笑みを浮かべながら、タオルに手をかけた。

「それじゃあ、拝見させてもらいますよ」
「い、いやぁっ!」

三浦は一気にタオルを取り去る。愛美の大きく広げられた股間が、浴場の男たち全ての前に晒された。さっきまでは遠巻きに見えていた客たちも、身を乗り出して愛美の股間を見つめた。

「......あ、あ、いや......」

愛美は顔を真っ赤に染めて、羞恥に喘いだ。こんな思いをするのは今日何回目だろう。何度体験しても慣れることなどない。男たちのいやらしい視線に貫かれる度に、死んでしまいたくなるほどの羞恥に襲われるのだ。

そして、自分が女だということも、バレてしまったと観念する。もしかしたら、警察を呼ばれてしまうのだろうかと、愛美は不安になる。

しかし、三浦の言葉は愛美が予想しないものだった。

「ほほう。これは失礼しました。これは本当に男性でしたな。可愛い顔に似合わずに立派なモノをお持ちじゃないですか」

三浦は愛美の股間を覗きこんで、そんなことを言う。驚いて、愛美は三浦の顔を見た。三浦はニヤリと笑う。

「男の子に、恥ずかしい思いをさせて、申し訳なかったね。ふふふ。こんなに立派なおちんちんを持っているのにねぇ」

三浦はそう言いながら愛美の肉芽を指先で摘んだ。

「あっ、いやっ」

その刺激に愛美は身悶える。

すると後ろから声がした。

「おれにも確認させてもらおうか」

初老の男が近づき、そして愛美の股間を覗きこむ。鼻息がかかるほどの至近距離だ。

「あ、いや......」
「うん、確かにこれは男の子だな。ちゃんと毛も生えて、大人の男だよ。ふふふ」
「おれにも見せてくれ」
「おれもだ」

真魚荘の温泉客たちは次々を愛美の股間を覗きこみ、「これは男だな」とあからさまなウソを口にしていく。

そうなると圭一も見たくなる。さっきまで助けなければなどと思っていたはずなのに、性欲と好奇心には勝てない。

取り囲んだ男たちに混ざって、愛美の裸身に少しでも近づこうとする。

「うわ、これが女の子の......」

それは圭一が初めて肉眼で目にする女性器だった。以前にもネットなどで無修正のポルノを見たこともあったが、グロテスクな印象を受けたそれよりも、愛美のその部分は、ずっと可憐だった。漆黒の陰毛はみっしりと茂っていたが、その中に潜んでいる肉の亀裂は小さく薄く、ぴったりと口を閉ざしていて、可愛らしいという印象だった。色も淡いピンク色で、ネットで見た赤黒いそれとは全く違っていた。

「ふふふ、愛美ちゃん。お前と同じくらいの年の男の子が見つめているぞ。きっと初めて女のおまんこを見るんだろうなぁ」

北村に耳元で囁かれて、愛美は思わず伏せていた顔をあげる。血走った目で自分の股間を覗きこんでいる少年の顔が目に入った。同年代の少年に見られるのは、また違った恥ずかしさがある。愛美はイヤイヤと首を振った。

「この男の子にサービスしてやりなさい。やり方は教えただろう?」
「そんなこと、できません......」
「言うことを聞かないなら、この男風呂に放置していくぞ。この男たちは、約束なんてしていないから、喜んで愛美ちゃんを犯すだろうな。何人もに犯られまくることになるぞ」
「あ、ああ......」

どうせ北村には逆らうことは出来ないのだ。愛美は涙を浮かべながらコクンと頷く。

背後で束ねられていた腕が解かれる。愛美は自分で腿の下から手を回す。そして北村に耳元で囁かれた恥ずかしいセリフを口にする。

「ねぇ、君。僕が男だってこと、よく見て確認してよ。ほら、僕、こんなに男らしいでしょ?」

そして、尻肉を左右に引っ張った。つられて肉裂がぱっくりと口を開いた。

「うわっ!」

思わず圭一は声を上げた。

可憐な亀裂の内側に、鮮やかなピンク色の肉壁が露になった。幾層にも折り重なった複雑な肉の構造。そしてそこはキラキラと濡れ光っていたのだ。

肉の扉が開いた瞬間にとろりとこぼれ落ちるほどに濡れていた。

「す、すごい......」

そう呟いた次に瞬間、圭一は小さな声を上げて、タオルで隠した股間を押さえた。しばらくしゃがみこみ、そして照れくさそうな表情で、後ろへ下がっていった。

「ふふふ、あいつ、愛美ちゃんのアソコを見ただけで射精してしまったらしい。無理もないな」

北村は愉快そうに笑った。しかし、愛美の様子も少しおかしかった。

「あ、ああ......」

目の焦点が合わず、潤んでいる。息が荒い。そして腰がふるふると震えていた。

「あっ、あっ、いやぁ......っ」

上野に抱え上げられている愛美の華奢な裸身が跳ね上がった。その後も細かく痙攣が止まらない。

「なんだ、愛美ちゃんも見られただけでイッちゃったのか......。ふふふ、こりゃあ、たいしたもんだな」

それから愛美はぐったりと上野に身体を預け、深い快楽の余韻に浸っていた。

(続く)

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著者=小林電人  長年夢見ていた自分の「理想のSMビデオ」を自主制作したことがきっかけで、AV&SM業界のはじっこに首をつっこむことになった都内在住の40代自営業。小説「赤い首輪」をモチーフにした作品など、自分の嗜好に正直な自主制作DVDを鋭意製作中。詳細をお知りになりたい方、購入ご希望の方は「羞恥専門小林電人公式サイト」をご覧下さい。
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