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「町内会で飼われる少女」【13】

「ここには二十四人もの男がいるんだよ。そのチンポを全部口でイカせられるというのかい? だいたい愛美ちゃんはフェラチオをしたことがあるのかな?」

ニヤニヤ笑いながら北村が尋ねる。愛美の顔は羞恥と屈辱で真っ赤になっている。

「あ、ありません......」

フェラチオどころか、勃起した男性器を見たのだって今日が初めてなのだ。

「いくら可愛い愛美ちゃんが舐めてくれるといっても、そう簡単に男が射精できるはずもないんだよ。あきらめてお尻を犯されたほうが楽なんじゃないかな」
「い、いやです。がんばります。がんばりますから、どうかお口で......」

愛美は再び頭を床にこすり付けるようにして、北村に懇願する。

「そこまで言われちゃしょうがないね。それじゃあ、愛美ちゃんの記念すべきリップバージンをいただくのは誰かな」

すると、男たちは一斉に手を上げた。その勢いに、愛美は怯える。

結局、ジャンケンで順番を決めることとなった。勝ち抜いたのは、タカハシ文具店の若主人である武史だった。奇しくも温泉で、愛美に初めて勃起した男性器を見せた男だ。

「ふふふ、おれが愛美ちゃんのその可愛いお口の処女をもらうことになったよ。よろしく頼むよ」

床に正座している愛美の前に立った武史は勢いよく浴衣の前をはだけた。白いブリーフ越しにも、それが十分に勃起しているのがわかる。

「ひっ」

愛美は思わず目を逸らした。

「せっかくだから、愛美ちゃんが脱がせてくれよ」
「で、でも......」

躊躇する愛美を北村が叱咤する。

「ちゃんとチンポを出さないとフェラチオは出来ないぞ。それともお尻に無理矢理突っ込まれるほうがいいのか?」
「わ、わかりました......」

半泣きになりながら、愛美はおずおずと武史のブリーフに手をかける。唇を噛み、目をそむけながら、ゆっくりと引き下げようとするが、完全に勃起した武史のそれが引っかかってしまい、上手く下ろせない。

「ははは、それじゃあ脱がせられないよ」
「おい、武史。少し小さくしてあげないとダメだぞ」

男たちがヤジを飛ばす。武史は自慢気な表情で愛美を見下ろしている。

苦労して、なんとかブリーフを引き下げると、武史の男性器が勢いよく飛び出した。そのあまりの大きさに、愛美は怯み、顔を真っ赤にしてうつむく。

「ほら、ちゃんと見てくれよ。これから、愛美ちゃんはこれをペロペロしなくちゃいけないんだからね」
「は、はい......」

愛美は涙で潤んだ瞳で、目の前に突き出された巨大な肉棒を見た。勢いよく天を突くかの如くにそそり立つそれは、恐ろしくグロテスクな生き物のように思えた。こんなものを自分の口に入れるなんて......。

「さぁ、まず触ってご覧。見てるだけじゃ、どうにもならないよ」
「......はい」

愛美は意を決して、そのほっそりとした指を武史の肉棒へと伸ばした。指先が触れた瞬間、その温かさに驚いて、一瞬手を引っ込める。

「ほら、だめだよ。ちゃんと握らないと」

武史は愛美の手首を握り、引き寄せる。愛美はあきらめて、それに触れる。

「どうだい、初めて触る男のおちんちんは?」

横から覗き込んでいた橋崎が興味深げに愛美に尋ねた。

「あの......大きいです」

その返事に男たちはドッと笑った。

「そうだよな。武史のチンポは人一倍大きいからな」
「これをちゃんと口でイカさないと、愛美ちゃんのお尻に突っ込まれちゃうんだぞ。こんな太いの入れられたら、裂けちゃうよ、きっと」
「ああ......」

確かにこんなものを入れたら、自分のお尻の穴は裂けてしまうだろう。なんとしても、それは回避したい。愛美はゆっくりと、それを握り上下に動かした。

「ちゃんと手の動かし方もわかってるじゃないか。でも、それだけじゃ男はなかなかイカないぞ。ちゃんと舐めてあげないとな」
「アイスキャンディーを舐めるみたいに、ペロペロっとしてやるんだ」

愛美は目をつぶり、舌を伸ばし、そして顔を武史の男性器へと近づけた。自分は、もうこうするしかないのだ。

舌先が、肉棒の根本に触れた。風呂あがりなので、特に嫌な匂いも味もしなかった。それでも、あのおぞましい形状の器官なのだと思うと、気持ちが悪い。

「そうだ。もっとペロペロしてごらん」
「舌をちゃんと出して、そうだ、その調子で」

男たちは周りから好き勝手に声を飛ばしてくる。

「男はその先っちょが気持ちいいんだよ。先のところを舌で舐めてあげなさい」
「こ、こうですか」

それがおぞましい行為であるという思いは変わらないが、次第に愛美は舐めることに熱中してきた。とにかく、舐めて射精させなければ、大変なことになるのだ。

男たちに言われるがままに愛美は舐め上げていく。男性器の先端の部分へと舌を這わせた。それが尿道口に触れた時だった。

「う、やばい......」

武史が声を漏らした。その一瞬後、それはビクンと脈動する。

「あ......」

先端から、勢いよく白い液体が噴出した。

「きゃっ!」

愛美は驚いたが、避ける間もなく、その白い液体は顔にかかってしまう。ドクンドクンと、びっくりするほどの量の精子が、愛美の顔を真っ白に汚した。

生臭く、温かいその感触に、愛美は目をぱちくりとするしかなかった。

「なんだよ、早すぎるぞ、武史」
「とんでもない早漏だな、おい」

取り囲んでいた男たちがゲラゲラと笑う。武史は頭をかいて弁明する。

「いや、だって、こんな可愛い女の子が生まれて初めてフェラしてくれてるんだと思ったら、たまらなくなっちゃってさ......」
「それにしたって早すぎるよ」

武史の精子で顔をドロドロにした愛美に、北村はタオルを手渡す。

「ほら、拭きなさい。さっさと次のチンポをしゃぶらないと終わらないぞ」
「は、はい......」

二人目は共栄堂の主人、吉田だった。さすがに武史ほど若くはないので、それほど勢いがあるわけでもないが、きっちりと勃起したそれを、愛美の顔の前に突き出す。

愛美は黙ってそれに舌を這わせた。チロチロとピンク色の舌先が動く。

「ほら、舐めるばっかりじゃなくて、ちゃんと咥えて口の中に入れるんだ」
「は、はい」

愛美は口を開け、その先端を口に含んだ。相変わらずつらそうな表情は消えていなかったが、顔一面に精子を浴びて、何か吹っ切れたのか、最初に武史のものに舌を這わせていた時に比べると、だいぶ和らいでいる。

「そうだ、上手だよ、ううむ......」

吉田は、愛美の頭を手で押さえて、前後に動かした。乱暴な動きではないが、愛美は苦しげな呻き声を漏らしている。

「んぐ、んんん......」

そして吉田の発射も意外なほどに早かった。愛美の口の中でその先端が膨らみ、一気に放出される。生臭い液を喉の奥にまで放たれ、驚いて吐き出そうとしたが、吉田が頭を押さえたままなので無理だった。

「ほうら、おじさんのザーメンを飲み込むんだ、愛美ちゃん。たっぷり出してあげたからねぇ、ふふふ」
「んぐ、んぐう!」

苦しげに呻くが、口の中の肉棒はまだ膨らんだままだ。吐き出すことも出来ず、仕方なくそれを飲み込む。

生臭いその液体が喉を駆け下りていく。あまりの気持ち悪さに涙が浮かんでくる。

全部飲み込んだことを確認すると、ようやく吉田が愛美の口から、肉棒を抜き取った。しかし、それをまた愛美の顔の前に突き出す。

「お掃除しなさい、愛美ちゃん」
「......?」

無理矢理精液を飲まされて、むせている愛美に、吉田は命令する。

「舌で舐めて、おちんちんを綺麗にするんだよ。残ったザーメンを舐めとるんだ」

愛美が躊躇していると吉田は再び愛美の頭を掴んで、自分の肉棒へと押し付ける。

仕方なく、愛美はそれを舐め始める。表情は悲しげだが、舌の動きは滑らかになってきている。

そうして、男たちは次々と愛美の口に肉棒を突っ込んでいき、欲望を放つ。目に涙を浮かべながらも、愛美は必死に舌を動かす。少しづつコツを掴んできたようだ。

それでも、生まれて初めてフェラチオをしたばかりの少女である。すぐに限界はやってくる。

「すいません、ちょっと......休ませて、下さい......」

5人目となるハイライズ電器店の店主、大林の順番になった時、愛美は許しを乞うた。息が荒い。細い肩が激しく上下している。

「なんだよ、やっとおれの番だと思ったのに」

大林が不満気に言う。

「ごめんなさい。もう、顎が、痛くて......」
「まだ4人しか終わってないんだぞ。やっぱりお尻で済ませたほうがいいんじゃないのか?」
「い、いやです。それはいや......」

北村がネチネチと愛美を追い詰める。

「そんなことを言ったって、初めてじゃ、もう限界だろう。ほら、女将。浣腸を用意してくれ」
「わかったわ」

女将が大きな声で返事をして、わざとらしく席をたとうとする。あわてて愛美が叫ぶ。

「ああっ。それはいやです。がんばります。がんばりますから、お尻は許して......」

目にいっぱい涙を浮かべたままで、愛美は大林の肉棒を咥えた。懸命に頭を前後させる。

「ふふふ、がんばるね、愛美ちゃん。そんなにお尻はいやなのか」
「どうですか、大林さん。愛美ちゃんのフェラチオは」
「ううん、これくらいじゃ、ちょっと物足りないねぇ」
「大林さんは風俗通ですからねぇ」

二年前に離婚した大林は、町内でも有名な風俗好きだった。町内会の男たちは、風俗街に遊びに行く時は、いつも大林にアドバイスを聞くほどなのだ。

そんな大林にとっては、確かにぎこちない少女のフェラチオなど、物足りないだろう。

「ほら、もっと舌をからめるようにして、下のほうまで舐めなさい」
「はい、ごめんなさい......」

愛美は大林に言われるがままに、一生懸命舌を動かすが、何しろ今日初めてフェラチオをする少女なのだ。百戦錬磨の大林を満足させられるわけがない。ただでさえ、遊び過ぎで遅漏気味になっている大林なのだ。

「ほら、全然気持ちよくないから、おじさんのおちんちんが元気なくなってきちゃったぞ」

愛美の口から抜き出した大林の肉棒は、確かに少ししぼんでいた。

「ああっ、ごめんなさい、ごめんなさい」

愛美は慌てて、その先端に舌を這わせる。しかし焼け石に水だった。大林のそれは、どんどん勢いを失っていく。

「やれやれ、この調子じゃ、朝までかかっても24人分気持ちよくさせることなんて、出来ないぞ。どうするつもりだ、愛美ちゃん」

北村のそんな言葉を聞きながらも、愛美は必死に舌を動かすしかなかった。

(続く)

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著者=小林電人  長年夢見ていた自分の「理想のSMビデオ」を自主制作したことがきっかけで、AV&SM業界のはじっこに首をつっこむことになった都内在住の40代自営業。小説「赤い首輪」をモチーフにした作品など、自分の嗜好に正直な自主制作DVDを鋭意製作中。詳細をお知りになりたい方、購入ご希望の方は「羞恥専門小林電人公式サイト」をご覧下さい。
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