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やんごとなき事情から町内会のスケベ親父たちに「飼われる」ことになった、薄幸の微乳美少女。彼女はどんな体験を噛み締めなければならなかったのか――。羞恥の鉄人・小林電人と気鋭のイラストレーター・浦野つかさが満を持して放つ官能ロリータ・ファンタジー!町内会の温泉旅行の朝、愛美は町から一駅離れた場所で待つように命じられた。男ばかりのこの親睦旅行に、愛美がたった一人の女として参加することは秘密になっているからだ。それを知れば、参加者の妻たちが黙ってはいないだろう。
愛美はできるだけ男たちの劣情を誘わないようにと、地味な服装を心がけた。デニムのジーンズに学校支給のジャージ。もともと派手な服を着ることのない愛美だが、これは持っている服の中でも一番地味で冴えないものだった。こんな服を着ていくのも、せめてもの愛美の抵抗だった。
夏の朝の空気は、清々しかった。今日もいい天気になりそうだ。しかし、愛美の表情は晴れない。それもそうだ。処女を守ることだけは約束してくれると言われたものの、「それ以外」のことは拒否できないのだ。この旅行の間、幼い頃から親しんで来た町内会の男たちに、いやらしいことをされてしまうことは間違いない。
それがどんなことなのか、性的に奥手な愛美には想像もつかない。
指定された時間から10分遅れて、貸切バスがやって来た。フロントガラスに「浦野町内会ご一行様」と書かれている。
愛美の前でバスは止まり、ドアが開いた。
「おはよう、愛美ちゃん。遅くなっちゃってごめんね」
満面の笑みを浮かべた武史が愛美を出迎えた。父親が急逝したために二年前から店を継いだタカハシ文具店の若主人だ。まだ三十歳になったかならないかのはずで、文房具を買いに行く度にいやらしい目でジロジロ見たり、下らない冗談でちょっかいを出してくるので、愛美は武史が好きではなかった。それでも町に一軒の文房具店なので、必要なものがあればタカハシ文具店に行かなければならなかった。
「お、おはようございます。よろしくお願いします」
愛美は顔をこわばらせながら、ぺこりとお辞儀をした。
「さぁ、さぁ、挨拶は後にして、早く乗って乗って。すぐに発車するよ」
「はい」
愛美がバスの中に入ると、大きな歓声があがった。客席には二十人以上の男たちがぎっしりと座っていた。
「おお、愛美ちゃん、いらっしゃい」
「今日も可愛いねぇ」
「久しぶりだなぁ。もうこんなに大きくなったのか」
車内はムッと酒臭かった。まだ出発したばかりだというのに、全員が缶ビールを手にしているのだ。もう顔を真っ赤にしている者までいた。
「愛美ちゃん、こっちにおいで。特別ゲストのお姫様には特等席を用意したからねぇ」
一番後ろの座席から、町内会長の北村が手招きをした。北村も、もう顔が赤い。
「はい......」
男たちから、あからさまに好色な視線を浴びせられながら愛美は最後部の座席まで通路を歩いて行く。
五人がけの後部座席の中央に愛美は座らされた。左には北村町会長、右には名誉顧問の橋崎が座っている。
橋崎は、県内では少し名前の知られた画家だ。エロティックな魅力を放つ裸婦画を得意としていて、80歳にならんという年齢にも拘わらず、未だにプレイボーイとして浮名を流している。確かにその肌が老人の物とは思えぬほどに、てらてらと脂ぎっていた。
「おお、愛美ちゃん、久しぶりだのう」
「はい、橋崎先生、ご無沙汰しております」
「愛美ちゃんには、二年前に振られて以来じゃなぁ」
「ええっ、橋崎先生、中学生の時に愛美ちゃんに手を出そうとしてたんですか?!」
さすがに北村も驚いた。
「わははは」
橋崎は大笑いしているが、愛美は慌てて弁解する。
「いえ、違います。あの、橋崎先生に絵のモデルにならないかと言われただけです」
「でも、橋崎先生のモデルと言ったら、ヌードってことだろう?」
「は、はい......。ですから、それはちょっと無理だと、お断わりしたんです」
「でも、それは正解だよ。橋崎先生はモデルにちょっかい出すので有名だからね」
前の座席から振り向いて八百新の新田が言った。橋崎はすっとぼける。
「それは昔の話じゃよ。もうセガレも言うことを聞かなくなってな。すっかり老人じゃよ、老人。もう安心じゃよ、愛美ちゃん」
「どうだか。この間、『梢』の朱美にも手を出したって噂じゃないですか、先生」
「さあて、どうだったかな。この年になると、細かいことは忘れてしまってのう。わははは」
「橋崎先生にはかなわないな」
男たちは大笑いした。愛美はそんな話にいたたまれなくなり、うつむく。
バスは目的地へ向かって走っていく。男たちは酒を片手にひたすら下世話な話に花を咲かせている。妻たちの目がないので、卑猥な話にも歯止めがない。愛美にとっては、耳を塞ぎたくなるような話題ばかりだ。
突然、橋崎が言った。
「しかし、愛美ちゃん、その服装はどうもいただけないな。せっかく可愛いのに、台無しじゃないか」
「すいません」
愛美は頭を下げる。
「まぁ、愛美ちゃんは真面目な子だから、大人しい服しか持ってないんですよ」
新田が助け舟を出す。
「しかし、のう。せっかく一番綺麗なお年頃なのに......。今、高校生だっけ?」
「はい。......高校二年生です」
「そうか。それならば、やっぱりセーラー服で来て欲しかったなぁ。女子高生が一番美しいのはセーラー服姿じゃよ。最近のブレザーとか、そういうのは、ちっとも可愛くない。愛美ちゃんみたいな、おさげの子がセーラー服姿になったら、本当に清楚で似合うと思うんじゃがなぁ」
「ごめんなさい。......言って下されば、着てきたんですが」
その時、北村が自慢気な顔で言った。
「ふふふ、そんなこともあろうかと」
傍らのバッグから、何やら取り出した。
「じゃーん。ほら、セーラー服をお持ちしましたよ。私もね、愛美ちゃんにはセーラー服が一番似合うと思っていたのでね」
北村が夏服の白いセーラー服を愛美の前に掲げると、バスの中には喝采があがった。
「せっかくなんで、これに着替えてよ、愛美ちゃん」
愛美は驚いて目をぱちくりさせるばかりだ。
「え、え? 今、ですか?」
「そう。せっかくの旅行だからね」
「はい......。でも、どこで着替えれば......」
無理やり手渡されたセーラー服を持って、愛美はオロオロする。
「いいじゃないか。ここで着替えれば。バスは車高が高いから、外からは見えないよ」
「そんな! だって下着が......」
北村が耳元で囁く。
「なんでも言うことを聞く約束だよね。愛美ちゃんがそういう態度なら、ここですっぱだかになってもらってもいいんだよ」
猫撫で声ではあるが、その言葉には反抗を決して許さない強さがあった。逆らったら、本当に裸にされてしまうかもしれない。愛美は震え上がった。
「わ、わかりました。でも、せめてバスタオルか何かありませんか?」
「下着くらい見られても恥ずかしくないだろう? ここにいるのは、みんな愛美ちゃんが子供の頃から知ってる町内の者ばかりなんだよ。愛美ちゃんがパンツ丸出しで遊んでいた姿だって見てるんだ。今更、恥ずかしがることなんてないよ。それとも......」
「わかりました。......着替えます」
逆らうことなど、出来るはずがないのだ。北村たちがいよいよ牙を剥きだしてきた、愛美はそう思った。
「せっかくだからね、立って、真ん中に行ってご覧」
愛美はセーラー服を持たされたまま、よろよろと通路の中央に立たされた。前後左右から、酔っ払った男たちが愛美に視線を浴びせる。
「よっ、女子高生の生着替えショーか! いいぞ、いいぞ!」
「思い切って全部脱いじゃったっていいんだぞ、愛美ちゃん」
卑猥な野次が飛ぶ。愛美はぶるぶる震えながら、立ち尽くしている。
「それじゃ、いつまで立っても着替えられないぞ。早く、脱ぐんだ」
北村が怒鳴った。
「は、はいっ!」
その声に怯えて、愛美は慌ててジャージの前のジッパーを引き下ろす。下には青いTシャツがあった。これも無地の垢抜けないデザインのものだった。
ジャージの上着を脱ぎ捨てると上半身はTシャツ姿だ。胸元にはあまり膨らみが見られない。
「あれぇ、愛美ちゃん。おっぱい、まだ膨らんでないの?」
「なんだ、男の子みたいだなぁ」
男たちの野次に愛美はビクっと震えて、慌てて胸を腕で隠した。
高校二年生になるのに、確かに愛美の乳房は発育がよくなかった。ほんの申し訳程度にしか膨らんでいない。どんどん大きくなっていく友人たちの胸を羨ましく眺めている愛美にとって、自分の小さな乳房は強いコンプレックスとなっているのだ。
「ほら、隠してたら、いつまでたっても着替えられないぞ。さぁ、ジーパンも脱ぐんだ」
「で、でも......」
ジーパンを脱いだら、ショーツが見えてしまう。羞恥心の強い年頃の愛美にとって、二十人以上もの男の前で、下着姿を晒すなど、考えられないことだった。しかし、愛美はやらなければならないのだ。
思い切って、ジーンズを引き下ろす。フルーツの皮が剥かれたように、瑞々しい下半身が男たちの目に晒された。薄ピンクのシンプルなデザインのショーツに包まれた愛美のヒップは、ボリュームには欠けるものの、初々しい張りに満ちたものだった。すべすべとした白い肌は10代の少女ならではの魅力だった。男たちは息を飲んで、愛美の下半身を見つめた。スラリと伸びた肢もまた、うっとりするほどに美しかった。
愛美は顔を真っ赤に染めながら、車内の揺れに苦労して、なんとかジーンズを脱いだ。Tシャツに下はショーツというその姿は、なんともエロティックだ。
「綺麗なアンヨをしているねぇ、愛美ちゃん。うーん、創作意欲が湧くなぁ。ぜひ君の肉体を描きたいなぁ」
橋崎がニヤニヤ笑いながら言う。その表情からは創作意欲ではなく、卑猥な下心しか読み取ることは出来ない。
愛美はTシャツの下を引き下ろすようにして、ショーツを隠してモジモジしている。男たちの視線に耐えかねているのだ。
「ほら、Tシャツも脱がないと、着替えられないぞ」
「は、はい......」
愛美はのろのろとTシャツをめくりあげ、脱いだ。ショーツと同じ薄ピンク色のブラジャーが露になる。それはあまりにも小さく、可憐な膨らみだった。
脱いだTシャツは、横の座席の上原が取り上げる。老舗酒屋のリカーショップうえはらの店主だ。
愛美はブラジャーとショーツだけの下着姿になってしまった。男ばかりの満員のバスの中で、下着姿を晒している。愛美は恥ずかしさで気が遠くなってしまいそうだった。
しかし、こんなことはこの温泉旅行では、羞恥のうちに入らないほどであったことを、愛美は後に思い知るのだった。
(続く)
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